【闇魔法戦士】とかいう最弱職の俺、今までずっと【追放】されてきたけど最弱職を極めて【ソロ最強】になったので幸せになってみようと思います!

jester

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第3話 闇魔法の異常火力で盗賊掃除

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 馬は召喚獣扱いで簡単な命令なら聞いてくれる。

 “常闇の黒馬“(コシュタ・バワー)は戦闘力にも優れた馬だ 先程の盗賊程度なら遅れはとらないだろう。

「如何された?」

「ひ、一人で行くつもりなんですか!?」

「そのつもりだが?君が来たいなら一緒に来てもよいが・・・」

「い、いえそういう訳ではなくこの馬でなら応援を呼ぶこともできます!ひとりで砦を落とすつもりですか!?」

「そうだ、よく考えて見てくれ大量の応援呼んだら盗賊は何をすると思う?」

「に、逃げる?」

「半分正解だ」

「ではどうやって逃げると思う?」

「人質・・・!!」

「そうだ 君の仲間を人質にとって逃げるかもしくは盾にして戦うかだ そうなれば無用な犠牲も出るだろう」

「で、でも一人で砦を落とすなんていくら貴方が強くても・・・」

「問題ない 一人で行けば奴等は油断して不意をつけるだろう 君は仲間と再会した時の言葉でも考えおけばよい」

「では防護魔法をかけておく 

 “邪神の加護“(サタナス・ヴェール) 

 “存在消失“(ロスト)」


 “邪神の加護“(サタナス・ヴェール)の効果は攻撃してきた者に様々な状態異常を付与しその他にも攻撃力微上昇 防御力上昇 闇属性大幅軽減 の効果がある、まあ燃費は悪いのだが・・・。

「君の姿は盗賊達には絶対に見えないが仮にもし気付かれたら馬に乗って街まで逃げてくれ」

「でもこの馬は貴方の・・・!」

「気にするな 君が無事なら何の問題もない」

「ぁ・・・は、はい///」

「(なんか 顔が赤いけど意見を聞かないから怒らせちゃったかな)だが君の意見は普通なら正しい 今回が特殊なケースだっただけだ 気を落とす事はない」

「え、ええ ありがとうございます?」

 フォローしたのに何故か微妙な表情で返答してきた どうしてだろう?ま、まあ顔は赤くなくなってきたし怒りがおさまったようで何よりだ。

「“速度上昇“(ヘイスト)!ではすぐに戻る」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 砦の門まで歩き見張りの盗賊達の前に立ち声を掛けるとガラの悪い盗賊がこちらを向き獲物が来たと言わんばかりに返事をしてきた。

「君たち、私はこの砦の中に入りたいのだが門を開けてくれんか?」

「なんだ騎士様よぉ 道に迷ったのか クックッ」

「こんなところになんの用だ?金貨でも恵んでくれるのか?」

「天気なんて気にするより自分の心配したらどうだぁ~?ヒッヒッ!」

「開けないなら強引に入らせてもらう」

「あぁ!?お前この状況が分かってんのか!」

「ああ、分かっているとも ゴブリンにも劣る生き物が不愉快にも私に話しかけているというこの状況ならな」

 挑発すると盗賊達は簡単に逆上し俺を殺そうと剣を抜き切先を突きつけてきた。

「この野郎!ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!!!」

「おい!おまえら!上からコイツを撃て!」

 ここの指揮を任されているだろう男が声を荒げ城門の上にいる弓持ちの仲間に指示を飛ばすと俺に向かって”ギリギリ”と弓を引き絞り矢を放ってきた。

あれは・・・“木の矢”?。

「お前たち、あんな貧相な矢で私を倒せると思ってるのか?」

 「うるせぇ!!おい!とっとと撃て!」

 矢が飛んで来たが矢は体に当たる直前で見えない壁に阻まれ地面に”ボトボト”と落ちていく。

「なんだ!?矢が当たってない!?」

「何が起こった!?野郎何しやがった?」

「だから言っただろう?」

「次はこちらの番だな“深淵の禍穴”(ディープ・ホール)!」

 魔法を唱えると次の瞬間予期しない事が起こった。

「(!!なんだこれ?ゲームと違うぞ!?)」

 突如空間に空いた黒い球が辺りをの呑み込みながら際限なく拡大して巨大な門を完全に破壊し尚も拡大を続ける。

「なんだ!?敵襲か!!?なんだアレ・・・」

「助けてッくれッ!!!吸い込まれる!!!」

「お、俺の足が!!!いだい・・・!!」

「助けて・・・く・・・れ・・・」

「・・た・・・・け・・・・・・て・・・」

 “ゴゴゴゴゴゴッ“と暗闇は中にいる盗賊達をも呑み込み砦を半壊させるほど拡大した所で その侵食を止め徐々に縮小し最後には何も残す事なく消えていった。

「(なんだ・・・これ・・・ゲーム内では極小範囲の敵を吸い込み連続の極小ダメージを与え続ける魔法だったはず・・・)」

「(マズイ!クレア殿の仲間は・・・!)

”生命探索”(ライフ・サーチ)!」

「(ふぅ・・・よかった数は多いが地下に反応がある!おそらく盗賊の残党も地下に残っているんだろう)」

「ヴァルディさん・・・!!!」

「ん?クレア殿かどうした?なにかあったのか?」

「物凄い物音がしたので何かあったのではないかと思い駆けつけました・・・」

「うむ、少し予想外の事が起きたが問題はない、しかしクレア殿は優しいなわざわざ様子を見に来てくれるとは・・・」

「そ、そんな事///それにしても、この有様は・・・砦が半壊して・・・これをヴァルディさんがお一人で?」

「私としたことが魔法の加減を少し間違えしまってな」

「安心してくれ君の仲間は無事だ」

「あ、あの貴方様は一体何者なんですか・・・?このような広域破壊魔法は聞いたことがありません・・・これではまるで伝承にある勇者様・・・」

「勇者・・・?」

「いえ な、なんでもありません・・・」

「(勇者という存在は気になるが あの魔法はむしろ魔王だろ・・・)」



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