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第8話 「添い寝はしたけど俺にそんな趣味は無い!」などと供述しており……
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顔をさらに真っ赤にしたセレナに何故か顔面を殴られた……どうしてだ?。
自分の口から言うのは恥ずかしいと思ってわざわざ察してやったのに!!?。
なんて奴だ! 俺ほど女心を分かっている奴は他に少ししかいないぞ、まったく!。
「なにするんだ! 口に出すのが恥ずかしいと思ってせっかく察してやったのに……少しは上品にだな……分かった分かった! 俺が悪かったからまた殴ろうとするのはやめろ!」
「お、お前、年頃の乙女に……だ、大とか小とかよくそんなことが言えたな!!」
夜中だというのにまったく遠慮せずに大声を出すセレナを注意しようと思っていると。
先ほどまでとは違い蚊の鳴くような声でつぶやき。
「ひ、一人だと寂しいから一緒に寝てくれないか……?」
「別にかまわないけど、もしかして言いたかったことってそれだけか?」
また顔を真っ赤にしたセレナがこちらに歩み寄ってくる。
「それだけってなんだ! 私のようないたいけな美少女が添い寝をしてやろうと言っているのに! 普通は飛んで喜ぶところだろうが!」
一体そんな美少女がどこにいるのだろうか? 大食いで食い意地が張っている魔女もどきなら目の前にいるが。
「分かったから、あんまり大声出すなよ? 宿屋から追い出されたら今日は野宿だぞ」
野宿はさすがに嫌だったのか口を閉ざして俺の布団に入ってくるセレナに一言。
「やっぱりお前……」
「な、なんだ? 今ごろ私の魅力に…………」
「ちょっと太ったか?」
この日は二発のパンチと女将お説教を喰らい就寝した。
この様子じゃ明日の依頼が心配で仕方がない。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「おい! そろそろ起きろ!! 朝だぞ!」
これから毎日こんな起こされ方をするのか……のんびりライフが遠のいていく……。
そんなことを思い、朝から元気なセレナの声でベットから起き上がるとセレナが旅の支度を整えて待っていた。
「お前……もう支度してるのか? 早すぎないか?」
「なにを言っているんだ! 私はもうお腹が減ってしょうがないんだ! 早く起きて朝ごはんを食うぞ!」
本当に……どんだけ食い意地が張ってるんだ。
成長期……にしてはまったくその気配がない体つきをしているな。
急かされながら俺は朝ごはんを食べ、セレナに引っ張られる形で森の中にある北の遺跡に向かった。
「おお! あれ、遺跡じゃないか!? 冒険っぽくなってきたな!」
「あんまりはしゃぐなよ? 魔族って言ったら一部を除いて人族を見下しているような奴らだからな……出会ったらほぼ間違いなく戦闘になる」
確かに、セレナはずっと森の中で暮らしてきたんだし外の世界は新鮮なのだろう、俺も初めて聖剣のダンジョンに入った時はワクワクしたからな。
はしゃぐセレナの横で魔族の襲撃を警戒していた俺は、こちらを監視しているような視線に気付く。
この絡みつくような視線は魔族か。
「セレナ近くに来い、俺から離れるなよ」
俺が静止をかけると、どこからか声が聞こえてくる。
「ほう! 人間にしてはやるじゃないか! 私の気配に気付くなんてな」
「ああ、いかに俺がイケメンだからってそこまでの熱視線を送られたら嫌でも分かる」
この状況で冗談を言う俺を気に入ったのか上機嫌そうに言う。
「ハハハッ! 気に入ったよ! 人間! お前の勇気に免じてすぐにここから立ち去れば許してあげるよ!」
嘘を言っている感じではないな……本当に逃してくれそうだが、そういうわけにはいかないよな……こっちは今後の生活がかかっているんだ。
「本当はそうしたいところだがお前をここから追い出さないと俺の今後の生活が大変なことになるんだ、ここから出て行ってはもらえないか?」
「それはできん、私にも事情があるのだ……仕方がない、これは戦って決着をつけるしかないようだな!」
面倒だな、おそらく人間に対してそこまで敵対的ではない魔族だ。
普通なら問答無用で襲い掛かってくるはずなんだがな。
できれば話し合いで解決したいところだ。
「とりあえず、面と向かって話をしようじゃないか? 戦わなくても済むならお互いにとっていいことがあるはずだ」
「……いいだろう、私も話し合いで解決できるならそうしたいしね」
“バサッ”と木の上から影が落ちてきた。
「しかし、魔族と対面で話し合いがしたいなんて、なかなか度胸のあるニンゲ…………」
「なかなかいいもの持ってるな!」
「な、何だ??」
女魔族はスタイルが良く服の露出が多い、これは見ないと失礼というものだ。
予想通りの服装で喜ぶ俺と困惑する魔族。
というかコイツは……。
「お、お前!! あの聖剣のダンジョンにいた……!!」
「お前は確か……レーウィン……だったか? 」
どこの魔族かと思ったらまさかの顔見知りだった、どうしてこんなとこにいるんだコイツ?。
自分の口から言うのは恥ずかしいと思ってわざわざ察してやったのに!!?。
なんて奴だ! 俺ほど女心を分かっている奴は他に少ししかいないぞ、まったく!。
「なにするんだ! 口に出すのが恥ずかしいと思ってせっかく察してやったのに……少しは上品にだな……分かった分かった! 俺が悪かったからまた殴ろうとするのはやめろ!」
「お、お前、年頃の乙女に……だ、大とか小とかよくそんなことが言えたな!!」
夜中だというのにまったく遠慮せずに大声を出すセレナを注意しようと思っていると。
先ほどまでとは違い蚊の鳴くような声でつぶやき。
「ひ、一人だと寂しいから一緒に寝てくれないか……?」
「別にかまわないけど、もしかして言いたかったことってそれだけか?」
また顔を真っ赤にしたセレナがこちらに歩み寄ってくる。
「それだけってなんだ! 私のようないたいけな美少女が添い寝をしてやろうと言っているのに! 普通は飛んで喜ぶところだろうが!」
一体そんな美少女がどこにいるのだろうか? 大食いで食い意地が張っている魔女もどきなら目の前にいるが。
「分かったから、あんまり大声出すなよ? 宿屋から追い出されたら今日は野宿だぞ」
野宿はさすがに嫌だったのか口を閉ざして俺の布団に入ってくるセレナに一言。
「やっぱりお前……」
「な、なんだ? 今ごろ私の魅力に…………」
「ちょっと太ったか?」
この日は二発のパンチと女将お説教を喰らい就寝した。
この様子じゃ明日の依頼が心配で仕方がない。
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「おい! そろそろ起きろ!! 朝だぞ!」
これから毎日こんな起こされ方をするのか……のんびりライフが遠のいていく……。
そんなことを思い、朝から元気なセレナの声でベットから起き上がるとセレナが旅の支度を整えて待っていた。
「お前……もう支度してるのか? 早すぎないか?」
「なにを言っているんだ! 私はもうお腹が減ってしょうがないんだ! 早く起きて朝ごはんを食うぞ!」
本当に……どんだけ食い意地が張ってるんだ。
成長期……にしてはまったくその気配がない体つきをしているな。
急かされながら俺は朝ごはんを食べ、セレナに引っ張られる形で森の中にある北の遺跡に向かった。
「おお! あれ、遺跡じゃないか!? 冒険っぽくなってきたな!」
「あんまりはしゃぐなよ? 魔族って言ったら一部を除いて人族を見下しているような奴らだからな……出会ったらほぼ間違いなく戦闘になる」
確かに、セレナはずっと森の中で暮らしてきたんだし外の世界は新鮮なのだろう、俺も初めて聖剣のダンジョンに入った時はワクワクしたからな。
はしゃぐセレナの横で魔族の襲撃を警戒していた俺は、こちらを監視しているような視線に気付く。
この絡みつくような視線は魔族か。
「セレナ近くに来い、俺から離れるなよ」
俺が静止をかけると、どこからか声が聞こえてくる。
「ほう! 人間にしてはやるじゃないか! 私の気配に気付くなんてな」
「ああ、いかに俺がイケメンだからってそこまでの熱視線を送られたら嫌でも分かる」
この状況で冗談を言う俺を気に入ったのか上機嫌そうに言う。
「ハハハッ! 気に入ったよ! 人間! お前の勇気に免じてすぐにここから立ち去れば許してあげるよ!」
嘘を言っている感じではないな……本当に逃してくれそうだが、そういうわけにはいかないよな……こっちは今後の生活がかかっているんだ。
「本当はそうしたいところだがお前をここから追い出さないと俺の今後の生活が大変なことになるんだ、ここから出て行ってはもらえないか?」
「それはできん、私にも事情があるのだ……仕方がない、これは戦って決着をつけるしかないようだな!」
面倒だな、おそらく人間に対してそこまで敵対的ではない魔族だ。
普通なら問答無用で襲い掛かってくるはずなんだがな。
できれば話し合いで解決したいところだ。
「とりあえず、面と向かって話をしようじゃないか? 戦わなくても済むならお互いにとっていいことがあるはずだ」
「……いいだろう、私も話し合いで解決できるならそうしたいしね」
“バサッ”と木の上から影が落ちてきた。
「しかし、魔族と対面で話し合いがしたいなんて、なかなか度胸のあるニンゲ…………」
「なかなかいいもの持ってるな!」
「な、何だ??」
女魔族はスタイルが良く服の露出が多い、これは見ないと失礼というものだ。
予想通りの服装で喜ぶ俺と困惑する魔族。
というかコイツは……。
「お、お前!! あの聖剣のダンジョンにいた……!!」
「お前は確か……レーウィン……だったか? 」
どこの魔族かと思ったらまさかの顔見知りだった、どうしてこんなとこにいるんだコイツ?。
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