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第二章
32話 イゴルド
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宣伝のおかげで、アリカの店の客足は回復の兆しを見せていた。
アリカ一家はシンに教わったレシピで、そのまま出すのは危険と判断して、敢えて品質を落としたものを販売していたが、それでも品質が良いと評判になっている。
客足が完全に戻るのは時間の問題なので、店の方は、これでもう解決したように見えた。
オルトライムのクランハウス。
メンバーの皆は、いつものように鍛錬や勉強を行っていた。
シンは今後、攻略するダンジョンの資料作成。
ガウルは腕立て伏せなどの筋トレ。
アリカはモコと一緒に知性を上げる為の勉強をしている。
クランに入る際に、いざこざは少しあったが、アリカは今では、すっかり馴染んでいた。
モコの方も猛反対した手前若干の、ぎこちなさはあるけど、仲間としてアリカを受け入れている。
みんなそれぞれのことに集中していると、アリカが教科書に目を向けたまま不意にシンに言う。
「そういえばさシン。前から聞きたかったことがあるんだけど」
「うん?」
シンは作業をしながら返事をする。
「前に、私とライルを返り討ちにしたことあったでしょ? あの時、起きたら衣服が乱れてたんだけど、シン何かやった?」
ガウルとモコが一斉にシンの方を見る。
「え!? い、いや、俺は何も」
突然とんでもないことを言われ、シンは動揺して答える。
反対にアリカは相変わらず教科書に目を向けたまま、平然とした様子で話す。
「そう? パンツまで脱げてたんだけど」
「ぬ、脱がしてない。ちょっと下げただけで全部は」
それはもう、自分が脱がせたと白状しているも同然の言葉だった。
「シンさん……」
モコは冷ややかな目でシンを見ていた。
ガウルも何をやっているんだと言わんばかりの顔をしている。
「別に責めてる訳じゃないのよ。私達から仕掛けたことだから、何されても文句は言えないしね。でも、もし出来ちゃってたら責任は取ってほしいわ」
「いやいやいや、本当に違うんだ。あれは金を取り返すつもりだったけど、全然足りなかったから、下着を売って足しにしようと思っただけで」
シンが必死に釈明する。
しかし、その釈明もあまり褒められたことではなかった。
「……それも、どうかと思うぞ」
ガウルが呆れた様子で突っ込みを入れた。
だが、その釈明を聞いたアリカは疑いの目をシンに向ける。
「下着、残ってたんだけど」
「それは他人が来たから止めたんだ。だから俺は何もやってない。未遂だ」
「本当に何もしてないの?」
「勿論。何かされたなら、自分でも分かるだろ」
「分かんないわねぇ」
否定するアリカだが、その口元は僅かにニヤけていた。
シンは、それに気付く。
「おまっ、本当は分かってるだろ」
「えー、そうやって逃げる気?」
アリカは、あからさまに恍ける。
脱がされたことに対しての、ちょっとした仕返しでもあった。
その後もアリカが面白がって恍け続けた為、シンは必死に弁解する羽目になった。
日が暮れ、実家で暮らしているアリカは帰る時間となった。
帰り際、玄関でシンと喋る。
「あの場で言うことなかったろ。絶対まだ疑われてる」
「ふふっ、私の裸見た料金よ」
「勘弁してくれ……」
結局、最後には何もなかったことを認めさせたものの、本当に他に何もなかったのかは、部外者であるモコ達には確認しようがないことであった。
「あ、そうそう、ところでさ、シンってミイのこと覚えてる?」
「勿論、覚えてるけど?」
「あの子、今、病院でリハビリやってるんだけど、リハビリ終わって退院したら、このクランに入りたいって」
「それはクランの方針を知ったうえでか?」
「ええ、ちゃんと説明しておいたわ」
「ふむ……」
シンはミイのことを思い出しながら考える。
ミイが攻略に使えるか否か。
技量はアリカと大差ないので鍛えることはできる。
しかし、性格面のことでシンは少し引っかかっていた。
シンは一度、共にダンジョンに行っただけなので、ミイのことは大して知らない。
それでも、あの時青銅ゴーレムと戦わなければならなくなったのは、ミイの失態によるところが大きかった。
いくら鍛えて技量が上がっても、肝心なところでミスをするようでは使い物にならない。
シンが考えていると、迷っていることを察したアリカが付け加えて言う。
「ライル達がいなくなって、ミイも行くところないの。あの子、結構適当だけど、リーダーの言うことは、ちゃんと聞くから迷惑にはならないはずよ」
「んー……それなら、いいかな。許可する」
言うことは聞くとのことで、シンは許可を出した。
実際、使えるかは分からなかったが、駄目なら攻略パーティとしてではなく、別働隊で素材集めなどをさせるということも出来る。
「ありがと。ミイも喜ぶわ。もう大分治ってるから近いうちに連れてくるわね」
話を終え、アリカは手を振ってクランハウスから離れた。
その帰り道。
アリカは小さく鼻歌を歌いながら歩いている。
アリカは最近の生活に楽しさを感じていた。
状況が一変したからということもあるが、それよりもクランのことを気に入っていた。
上を目指している割に、ほのぼのとした雰囲気でとても心地がいい。
ガウルは優しくて、色々親切にしてくれる。
モコはまだ少し隔たりがあるけど、とてもいい子であることは分かっていた。
それに小さくて、とても可愛いので、アリカは密かに愛でたい衝動に駆られていた。
シンは問題があるところもあるけど、何だかんだで良くしてくれる。
今の環境にしてくれたのは、紛れもなくシンのおかげなので、感謝しかなかった。
人間関係が良好で冒険も無理なく安全に行っている。
ライル達と一緒にやっていた頃とは大違いだった。
上機嫌で歩いていたアリカ。
だが、前方に立っていた人物を見て足を止める。
にこやかだった表情は消え、硬い表情となった。
「アリカちゃん」
待ち構えていたように立っていたその者は立ち止まったアリカに近づいてくる。
「おじさん……」
それはユアンの父、イゴルドであった。
アリカはユアン達の死を忘れて一人楽しんでいたことに罪悪感を感じ、気まずそうに顔を俯かせる。
そんなアリカにイゴルドは笑顔で話しかけてきた。
「こんばんは。最近見なかったけど、元気だったかい?」
「は、はい……」
「ところで、ちょっと小耳に挟んだんだが、最近、君があの人殺しと仲良くしているという話は本当かね?」
「……」
人殺しというのはシンのことを指していた。
尋ねられたアリカは、すぐには答えられず、顔を強張らせる。
何も言わないアリカに、イゴルドは言葉を続ける。
「ライル君とアリカちゃん、二人は良くやってくれていた。皆の為に奴の悪行を流布させ、不甲斐ないギルドや衛兵の代わりに罰を与えてくれた。奴が孤立し、嬲られる姿は実に、いい気味だったよ」
そこで穏やかに話していたイゴルドの表情が真顔になる。
「しかし何を間違ってか、あの魔獣災害以来、あいつは英雄などと呼ばれるようになってしまった。惨めたらしく日陰で生きていればいいものを、今では大手を振って出歩いている。私の息子を殺したくせに……。こんなこと絶対に認められない!」
イゴルドは怒りを露わにして声を荒げる。
その様子にアリカは怖々とするが、言わなきゃダメだと思い、勇気を振り絞って意見をする。
「あ、あの! あれは嘘だったんです。本当はシンは悪くなくて……
「嘘だと? まさか、あいつを庇おうとするのか?」
「いえっ、庇うとかじゃなくて、本当は事故だったんです。怪我で動けなくなったミイを助ける為に、みんなで頑張って戦ったんですが、力不足で……」
説明しようとするアリカの言葉をイゴルドは大声で遮る。
「君は! 裏切るつもりなのか!? 幼い頃から、ずっと一緒だった我が息子を!」
「ち、違いますっ。私は、ただ本当のことを……」
「この裏切り者め! 絆されていたというのは本当だったか!」
アリカは怯えながらも必死に弁明しようとするが、イゴルドは効く耳を持たない。
全く言葉が届かない様子に、アリカはそれ以上、言葉を続けることが出来なくなった。
アリカが黙ると、イゴルドは少し落ち着き、声のトーンを戻して言う。
「君には失望したよ。共に生まれ育っても所詮は他人。街の奴らみたいに息子のことなど、どうでもいいと思っていたのだろう。だがな。街の人間、全てが奴のことを許したとしても、私は絶対に許さない。誰も手を下してくれないというなら、私が奴を地獄に落としてみせる」
イゴルドは誓うように力強く言う。
目が本気であると物語っており、アリカは恐怖を感じる。
「アリカちゃん、君も奴に組するならば容赦はしない。今後の身の振り方をよく考えておくといい」
そう言い残し、イゴルドはアリカの前から立ち去って行った。
アリカ一家はシンに教わったレシピで、そのまま出すのは危険と判断して、敢えて品質を落としたものを販売していたが、それでも品質が良いと評判になっている。
客足が完全に戻るのは時間の問題なので、店の方は、これでもう解決したように見えた。
オルトライムのクランハウス。
メンバーの皆は、いつものように鍛錬や勉強を行っていた。
シンは今後、攻略するダンジョンの資料作成。
ガウルは腕立て伏せなどの筋トレ。
アリカはモコと一緒に知性を上げる為の勉強をしている。
クランに入る際に、いざこざは少しあったが、アリカは今では、すっかり馴染んでいた。
モコの方も猛反対した手前若干の、ぎこちなさはあるけど、仲間としてアリカを受け入れている。
みんなそれぞれのことに集中していると、アリカが教科書に目を向けたまま不意にシンに言う。
「そういえばさシン。前から聞きたかったことがあるんだけど」
「うん?」
シンは作業をしながら返事をする。
「前に、私とライルを返り討ちにしたことあったでしょ? あの時、起きたら衣服が乱れてたんだけど、シン何かやった?」
ガウルとモコが一斉にシンの方を見る。
「え!? い、いや、俺は何も」
突然とんでもないことを言われ、シンは動揺して答える。
反対にアリカは相変わらず教科書に目を向けたまま、平然とした様子で話す。
「そう? パンツまで脱げてたんだけど」
「ぬ、脱がしてない。ちょっと下げただけで全部は」
それはもう、自分が脱がせたと白状しているも同然の言葉だった。
「シンさん……」
モコは冷ややかな目でシンを見ていた。
ガウルも何をやっているんだと言わんばかりの顔をしている。
「別に責めてる訳じゃないのよ。私達から仕掛けたことだから、何されても文句は言えないしね。でも、もし出来ちゃってたら責任は取ってほしいわ」
「いやいやいや、本当に違うんだ。あれは金を取り返すつもりだったけど、全然足りなかったから、下着を売って足しにしようと思っただけで」
シンが必死に釈明する。
しかし、その釈明もあまり褒められたことではなかった。
「……それも、どうかと思うぞ」
ガウルが呆れた様子で突っ込みを入れた。
だが、その釈明を聞いたアリカは疑いの目をシンに向ける。
「下着、残ってたんだけど」
「それは他人が来たから止めたんだ。だから俺は何もやってない。未遂だ」
「本当に何もしてないの?」
「勿論。何かされたなら、自分でも分かるだろ」
「分かんないわねぇ」
否定するアリカだが、その口元は僅かにニヤけていた。
シンは、それに気付く。
「おまっ、本当は分かってるだろ」
「えー、そうやって逃げる気?」
アリカは、あからさまに恍ける。
脱がされたことに対しての、ちょっとした仕返しでもあった。
その後もアリカが面白がって恍け続けた為、シンは必死に弁解する羽目になった。
日が暮れ、実家で暮らしているアリカは帰る時間となった。
帰り際、玄関でシンと喋る。
「あの場で言うことなかったろ。絶対まだ疑われてる」
「ふふっ、私の裸見た料金よ」
「勘弁してくれ……」
結局、最後には何もなかったことを認めさせたものの、本当に他に何もなかったのかは、部外者であるモコ達には確認しようがないことであった。
「あ、そうそう、ところでさ、シンってミイのこと覚えてる?」
「勿論、覚えてるけど?」
「あの子、今、病院でリハビリやってるんだけど、リハビリ終わって退院したら、このクランに入りたいって」
「それはクランの方針を知ったうえでか?」
「ええ、ちゃんと説明しておいたわ」
「ふむ……」
シンはミイのことを思い出しながら考える。
ミイが攻略に使えるか否か。
技量はアリカと大差ないので鍛えることはできる。
しかし、性格面のことでシンは少し引っかかっていた。
シンは一度、共にダンジョンに行っただけなので、ミイのことは大して知らない。
それでも、あの時青銅ゴーレムと戦わなければならなくなったのは、ミイの失態によるところが大きかった。
いくら鍛えて技量が上がっても、肝心なところでミスをするようでは使い物にならない。
シンが考えていると、迷っていることを察したアリカが付け加えて言う。
「ライル達がいなくなって、ミイも行くところないの。あの子、結構適当だけど、リーダーの言うことは、ちゃんと聞くから迷惑にはならないはずよ」
「んー……それなら、いいかな。許可する」
言うことは聞くとのことで、シンは許可を出した。
実際、使えるかは分からなかったが、駄目なら攻略パーティとしてではなく、別働隊で素材集めなどをさせるということも出来る。
「ありがと。ミイも喜ぶわ。もう大分治ってるから近いうちに連れてくるわね」
話を終え、アリカは手を振ってクランハウスから離れた。
その帰り道。
アリカは小さく鼻歌を歌いながら歩いている。
アリカは最近の生活に楽しさを感じていた。
状況が一変したからということもあるが、それよりもクランのことを気に入っていた。
上を目指している割に、ほのぼのとした雰囲気でとても心地がいい。
ガウルは優しくて、色々親切にしてくれる。
モコはまだ少し隔たりがあるけど、とてもいい子であることは分かっていた。
それに小さくて、とても可愛いので、アリカは密かに愛でたい衝動に駆られていた。
シンは問題があるところもあるけど、何だかんだで良くしてくれる。
今の環境にしてくれたのは、紛れもなくシンのおかげなので、感謝しかなかった。
人間関係が良好で冒険も無理なく安全に行っている。
ライル達と一緒にやっていた頃とは大違いだった。
上機嫌で歩いていたアリカ。
だが、前方に立っていた人物を見て足を止める。
にこやかだった表情は消え、硬い表情となった。
「アリカちゃん」
待ち構えていたように立っていたその者は立ち止まったアリカに近づいてくる。
「おじさん……」
それはユアンの父、イゴルドであった。
アリカはユアン達の死を忘れて一人楽しんでいたことに罪悪感を感じ、気まずそうに顔を俯かせる。
そんなアリカにイゴルドは笑顔で話しかけてきた。
「こんばんは。最近見なかったけど、元気だったかい?」
「は、はい……」
「ところで、ちょっと小耳に挟んだんだが、最近、君があの人殺しと仲良くしているという話は本当かね?」
「……」
人殺しというのはシンのことを指していた。
尋ねられたアリカは、すぐには答えられず、顔を強張らせる。
何も言わないアリカに、イゴルドは言葉を続ける。
「ライル君とアリカちゃん、二人は良くやってくれていた。皆の為に奴の悪行を流布させ、不甲斐ないギルドや衛兵の代わりに罰を与えてくれた。奴が孤立し、嬲られる姿は実に、いい気味だったよ」
そこで穏やかに話していたイゴルドの表情が真顔になる。
「しかし何を間違ってか、あの魔獣災害以来、あいつは英雄などと呼ばれるようになってしまった。惨めたらしく日陰で生きていればいいものを、今では大手を振って出歩いている。私の息子を殺したくせに……。こんなこと絶対に認められない!」
イゴルドは怒りを露わにして声を荒げる。
その様子にアリカは怖々とするが、言わなきゃダメだと思い、勇気を振り絞って意見をする。
「あ、あの! あれは嘘だったんです。本当はシンは悪くなくて……
「嘘だと? まさか、あいつを庇おうとするのか?」
「いえっ、庇うとかじゃなくて、本当は事故だったんです。怪我で動けなくなったミイを助ける為に、みんなで頑張って戦ったんですが、力不足で……」
説明しようとするアリカの言葉をイゴルドは大声で遮る。
「君は! 裏切るつもりなのか!? 幼い頃から、ずっと一緒だった我が息子を!」
「ち、違いますっ。私は、ただ本当のことを……」
「この裏切り者め! 絆されていたというのは本当だったか!」
アリカは怯えながらも必死に弁明しようとするが、イゴルドは効く耳を持たない。
全く言葉が届かない様子に、アリカはそれ以上、言葉を続けることが出来なくなった。
アリカが黙ると、イゴルドは少し落ち着き、声のトーンを戻して言う。
「君には失望したよ。共に生まれ育っても所詮は他人。街の奴らみたいに息子のことなど、どうでもいいと思っていたのだろう。だがな。街の人間、全てが奴のことを許したとしても、私は絶対に許さない。誰も手を下してくれないというなら、私が奴を地獄に落としてみせる」
イゴルドは誓うように力強く言う。
目が本気であると物語っており、アリカは恐怖を感じる。
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