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後日談
70話 戦闘準備
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ライルが帰還した時、村は異様な雰囲気に包まれていた。
何やら村の人達は忙しなく動いており、ピリピリとした空気を感じる。
不思議に思ったライルは、近くを通った漁師のおじさんに声をかける。
「おやっさん」
「ん? あぁライル、戻ってきたのか」
「何か、みんな変な感じっすけど、何かあったんっすか?」
ライルが尋ねると、漁師のおじさんは一瞬、神妙な表情を見せてから答える。
「……実はさっき、海岸でマオが倒れているのが見つかった。どうやら盗賊に襲われたらしい」
「盗賊!? マオは無事なんですか!?」
「酷い怪我で衰弱もしていたが命に別状はない。今は自宅で眠っている。怪我は捕まえられそうになった時に受けたものだけだから、大丈夫だろうよ」
マオが無事であることを知り、ライルは胸を撫で下ろす。
だが、漁師のおじさんは硬い表情で言葉を続ける。
「それで詳しい話を訊いたんだが、盗賊団が今夜、この村を襲撃しようとしているらしい。人数はマオが確認しただけでも、二、三十人はいたとのことだ。そんな人数が一気に攻めて来られたら、この村はひとたまりもない。すぐに隣町に救援要請を出したが、到着するのは早くても明日になる。夜までには、どうやっても間に合わない。いや、マオに見られたから、もっと早いかもしれない。今この瞬間、来ても、おかしくないんだ」
危機的状況であることを知り、ライルは絶句する。
「老人や身重の人もるから、今から全員を村から逃がすのは無理だ。だから、皆で相談して迎え撃つことにした。正直、かなり厳しい戦いになる。ライルは戻れる故郷があるなら、今からでも、また戻った方がいい」
「いや、俺は……」
「お前は元々、この村の人間じゃないんだから、無理に戦うことはないぞ」
漁師のおじさんのその顔は、まるで死地へ赴くような表情であった。
村の戦力では、盗賊団から守り切ることは難しい。
撃退できても、大半の村人は死ぬであろうことは、村人達自身も分かっていた。
漁師のおじさんの表情を見たライルは、魔獣災害でのことが頭を過る。
相手や規模は違うが、あの時と同じくらいに、生死に関わる激戦になるであろう。
当時の恐怖、村での思い出、故郷での出来事が交差する。
様々な感情が渦巻くが、やがて、それらは一つの固い決意に集約した。
そしてライルは真面目な表情で、漁師のおじさんに告げる。
「おやっさん、俺も戦うよ。ここが俺の故郷だ」
「……そうか。じゃ、いっちょ気合入れて頑張るぞ」
漁師のおじさんはライルの強い意志を汲み取り、改めて村の一員として受け入れた。
(今度は最後まで戦う。俺はもう逃げない)
ライルは心の中で強く誓った。
――――
盗賊団を迎え撃つ準備として、村人達は一つに柵の強化を行っていた。
村の周りには、既にモンスターや野生動物の侵入を防ぐ為の柵が建てられている。
強化すれば、要塞とまではいかなくても、簡易の砦ぐらいにはなるのだ。
そして一つだけ開かれた村の入口の前方では、村人達が野生動物用の罠を仕掛けていた。
これで少しでも相手の戦力を削ろうという算段である。
他にも、武具の手入れや治療場所の確保など、村人達はそれぞれ出来ることをやっていた。
ライルは柵の強化作業を手伝いながら考える。
盗賊団は数十人規模の大所帯である。
盗賊の強さは未知数であるが、荒事で生計を立てているということで、並みの冒険者か、それ以上の腕があると考えられる。
村人では、相手にならない可能性が高い。
戦うなら、ライルが先頭に出なければならないだろう。
だが、ライルもそれほど実力がある訳ではない。
この村では一番であっても、ヴィルメローでは良くて一般冒険者レベルである。
盗賊の中に、ライルよりも強い奴がいても何らおかしくない。
それどころか、盗賊全員がライルよりも強い可能性だってあった。
(ふ……死に場所には、丁度いいかもしれねえな)
絶望的な状況であったが、ライルは顔に笑みが出る。
ヴィルメローでのことで、半分自棄になっていた。
ライルが作業を続けていると、子供達がやってくる。
「ライルおじさん帰ってたんだ。全然、戻ってこないから、もう帰ってこないかと思ったんだぞ」
「あぁ、悪い。そういえば帰る予定のことは言ってなかったな」
子供達は少し怒ったような表情であった。
子供達もマオと同様に、ライルが戻ってこないことを不安に思っていたのだった。
少年はライルの手に持つトンカチに目を移す。
「ライルおじさんも戦うの?」
「勿論、お前らのことは、ちゃんと守ってやるからな」
ライルは少年の頭を撫でるが、子供達は神妙な表情になる。
「……俺達も戦いたい。マオ姉ちゃんに酷いことした奴ら、絶対に許せない。ぎたんぎたんに倒してやりたいのに、おとーちゃんや村長さんに言っても、みんなダメって言うんだ」
「そりゃあ、そうだろう」
「ライルおじさんもダメって言うの?」
子供達は縋るような目でライルを見てくる。
「……いや、お前達には重要なところで戦ってもらうことになる」
「! 何処で!?」
「宿屋の中だ。もし、敵が中まで攻めてきた時、お前達が、そいつらを撃退するんだ」
ライルの言葉を聞いた子供達は一様に、がっかりとした表情になる。
宿屋は戦えない人達を避難させているところであった。
「それ、避難してるのと同じじゃん。何も変わらないよ」
「いいや、そこの防衛が一番重要なんだ。宿屋には戦えない人達が集まっている。皆のおじいちゃんおばあちゃん、弟や妹がいる子もいるだろ。もしも、そこまで入られたら大変なことになる。いや、もしもじゃない。はっきり言って、外の守りはそんなに厚くないから、宿屋の中にまで入られる可能性は高いんだ」
ライルの言っている意味を理解した子供達は、一転真剣な表情になる。
宿屋が最後の砦。
絶対に死守しなければならない場所であった。
しかし戦闘員は外に出払っている為、いざという時は、中にいる人達だけで戦わなければならない。
その、いざという可能性が低くないなら、その場所の防衛は、非常に重要な役目であった。
「これは、お前達にしかできない重要な任務だ。みんなで団結して、マオ姉ちゃん達を守ってくれ」
「……分かったよ。俺、頑張る」
子供達は強く頷き、宿屋へと走って行った。
(何としても守らないとな……)
子供達と接したライルは自棄になっていた考えを改め、今一度、強く心に誓った。
引き続き作業を行っていると、突如、村中に鐘の音が鳴り響く。
「来たぞー!」
見張りをしていた人が、盗賊団の襲来を告げる。
南の山の方面から、盗賊団の集団が村へと向かって走ってきていた。
まだ日は暮れていない。
漁師のおじさんが予想していた通り、予定よりも早い襲撃だった。
村人達は、行っていた作業を中断して急いで配置に着く。
非戦闘員は宿屋に身を隠し、ライルを含む戦える村人達の多くは、正面門の後方で武器を持って構えた。
配置について間もなく、盗賊達が村の入口へとやってくる。
「ひゃははは! どうやら俺達を歓迎してくれるようだ。いっちょパーティと行こうぜ」
盗賊達が、入口の門に向って走ってきた。
しかし、門の前に来たところで、先頭を走っていた盗賊達が一斉に倒れる。
そして悲鳴を上げた。
「ぎゃああ」「痛ってえええ」
彼らの足は、大きなトラバサミに挟まれていた。
後ろを走っていた盗賊達は、慌てて足を止める。
そこで現場リーダーを務めていた漁師のおじさんが合図を出す。
「今だ、やれ!」
構えていた村人達は、一斉に遠距離攻撃を放った。
攻撃魔法や遠距離スキルが、盗賊達、目掛けて飛んで行く。
後方に居た盗賊達は慌てて飛び退くが、罠に引っかかっていた盗賊は、なす術もなく、その餌食となった。
「うちの娘に、よくもやってくれたね。あんたら絶対に許さないよ」
宿屋のおばちゃんも全力で魔法を放つ。
激しい遠距離攻撃に、盗賊達は慌てて門から離れる。
予想だにしなかった村人の戦略に、カズオは苦虫を噛み潰す。
「かっぺ共が……。仕方ない、火を放て!」
カズオが指示を出すと、部下達が村を囲む柵へ向けて火炎魔法を放った。
放たれた炎が柵に引火し、瞬く間に広がっていく。
「!? あいつら火をつけやがったのか! 何て、奴らだ」
盗賊の狙いは奴隷にする村人と物資である。
出来る限り無傷で手に入れようとするものだと、村人達は思い込んでいたので、火をつけられることは考えていなかった。
漁師のおじさんは慌てて指示を出す。
「水魔法が使える人達は消火に行ってくれ!」
「あいよ。あんたらも死ぬんじゃないよ」
魔法が使える村人は持ち場を離れ、消火作業を始めた。
懸命に消化を行うが、火の手は強く、手が回せていない部分が徐々に脆くなっていく。
やがて柵の一部が倒壊して、出来た隙間から盗賊が入ってきた。
そこへライル達が武器を向ける。
「皆! やるぞ!」
何やら村の人達は忙しなく動いており、ピリピリとした空気を感じる。
不思議に思ったライルは、近くを通った漁師のおじさんに声をかける。
「おやっさん」
「ん? あぁライル、戻ってきたのか」
「何か、みんな変な感じっすけど、何かあったんっすか?」
ライルが尋ねると、漁師のおじさんは一瞬、神妙な表情を見せてから答える。
「……実はさっき、海岸でマオが倒れているのが見つかった。どうやら盗賊に襲われたらしい」
「盗賊!? マオは無事なんですか!?」
「酷い怪我で衰弱もしていたが命に別状はない。今は自宅で眠っている。怪我は捕まえられそうになった時に受けたものだけだから、大丈夫だろうよ」
マオが無事であることを知り、ライルは胸を撫で下ろす。
だが、漁師のおじさんは硬い表情で言葉を続ける。
「それで詳しい話を訊いたんだが、盗賊団が今夜、この村を襲撃しようとしているらしい。人数はマオが確認しただけでも、二、三十人はいたとのことだ。そんな人数が一気に攻めて来られたら、この村はひとたまりもない。すぐに隣町に救援要請を出したが、到着するのは早くても明日になる。夜までには、どうやっても間に合わない。いや、マオに見られたから、もっと早いかもしれない。今この瞬間、来ても、おかしくないんだ」
危機的状況であることを知り、ライルは絶句する。
「老人や身重の人もるから、今から全員を村から逃がすのは無理だ。だから、皆で相談して迎え撃つことにした。正直、かなり厳しい戦いになる。ライルは戻れる故郷があるなら、今からでも、また戻った方がいい」
「いや、俺は……」
「お前は元々、この村の人間じゃないんだから、無理に戦うことはないぞ」
漁師のおじさんのその顔は、まるで死地へ赴くような表情であった。
村の戦力では、盗賊団から守り切ることは難しい。
撃退できても、大半の村人は死ぬであろうことは、村人達自身も分かっていた。
漁師のおじさんの表情を見たライルは、魔獣災害でのことが頭を過る。
相手や規模は違うが、あの時と同じくらいに、生死に関わる激戦になるであろう。
当時の恐怖、村での思い出、故郷での出来事が交差する。
様々な感情が渦巻くが、やがて、それらは一つの固い決意に集約した。
そしてライルは真面目な表情で、漁師のおじさんに告げる。
「おやっさん、俺も戦うよ。ここが俺の故郷だ」
「……そうか。じゃ、いっちょ気合入れて頑張るぞ」
漁師のおじさんはライルの強い意志を汲み取り、改めて村の一員として受け入れた。
(今度は最後まで戦う。俺はもう逃げない)
ライルは心の中で強く誓った。
――――
盗賊団を迎え撃つ準備として、村人達は一つに柵の強化を行っていた。
村の周りには、既にモンスターや野生動物の侵入を防ぐ為の柵が建てられている。
強化すれば、要塞とまではいかなくても、簡易の砦ぐらいにはなるのだ。
そして一つだけ開かれた村の入口の前方では、村人達が野生動物用の罠を仕掛けていた。
これで少しでも相手の戦力を削ろうという算段である。
他にも、武具の手入れや治療場所の確保など、村人達はそれぞれ出来ることをやっていた。
ライルは柵の強化作業を手伝いながら考える。
盗賊団は数十人規模の大所帯である。
盗賊の強さは未知数であるが、荒事で生計を立てているということで、並みの冒険者か、それ以上の腕があると考えられる。
村人では、相手にならない可能性が高い。
戦うなら、ライルが先頭に出なければならないだろう。
だが、ライルもそれほど実力がある訳ではない。
この村では一番であっても、ヴィルメローでは良くて一般冒険者レベルである。
盗賊の中に、ライルよりも強い奴がいても何らおかしくない。
それどころか、盗賊全員がライルよりも強い可能性だってあった。
(ふ……死に場所には、丁度いいかもしれねえな)
絶望的な状況であったが、ライルは顔に笑みが出る。
ヴィルメローでのことで、半分自棄になっていた。
ライルが作業を続けていると、子供達がやってくる。
「ライルおじさん帰ってたんだ。全然、戻ってこないから、もう帰ってこないかと思ったんだぞ」
「あぁ、悪い。そういえば帰る予定のことは言ってなかったな」
子供達は少し怒ったような表情であった。
子供達もマオと同様に、ライルが戻ってこないことを不安に思っていたのだった。
少年はライルの手に持つトンカチに目を移す。
「ライルおじさんも戦うの?」
「勿論、お前らのことは、ちゃんと守ってやるからな」
ライルは少年の頭を撫でるが、子供達は神妙な表情になる。
「……俺達も戦いたい。マオ姉ちゃんに酷いことした奴ら、絶対に許せない。ぎたんぎたんに倒してやりたいのに、おとーちゃんや村長さんに言っても、みんなダメって言うんだ」
「そりゃあ、そうだろう」
「ライルおじさんもダメって言うの?」
子供達は縋るような目でライルを見てくる。
「……いや、お前達には重要なところで戦ってもらうことになる」
「! 何処で!?」
「宿屋の中だ。もし、敵が中まで攻めてきた時、お前達が、そいつらを撃退するんだ」
ライルの言葉を聞いた子供達は一様に、がっかりとした表情になる。
宿屋は戦えない人達を避難させているところであった。
「それ、避難してるのと同じじゃん。何も変わらないよ」
「いいや、そこの防衛が一番重要なんだ。宿屋には戦えない人達が集まっている。皆のおじいちゃんおばあちゃん、弟や妹がいる子もいるだろ。もしも、そこまで入られたら大変なことになる。いや、もしもじゃない。はっきり言って、外の守りはそんなに厚くないから、宿屋の中にまで入られる可能性は高いんだ」
ライルの言っている意味を理解した子供達は、一転真剣な表情になる。
宿屋が最後の砦。
絶対に死守しなければならない場所であった。
しかし戦闘員は外に出払っている為、いざという時は、中にいる人達だけで戦わなければならない。
その、いざという可能性が低くないなら、その場所の防衛は、非常に重要な役目であった。
「これは、お前達にしかできない重要な任務だ。みんなで団結して、マオ姉ちゃん達を守ってくれ」
「……分かったよ。俺、頑張る」
子供達は強く頷き、宿屋へと走って行った。
(何としても守らないとな……)
子供達と接したライルは自棄になっていた考えを改め、今一度、強く心に誓った。
引き続き作業を行っていると、突如、村中に鐘の音が鳴り響く。
「来たぞー!」
見張りをしていた人が、盗賊団の襲来を告げる。
南の山の方面から、盗賊団の集団が村へと向かって走ってきていた。
まだ日は暮れていない。
漁師のおじさんが予想していた通り、予定よりも早い襲撃だった。
村人達は、行っていた作業を中断して急いで配置に着く。
非戦闘員は宿屋に身を隠し、ライルを含む戦える村人達の多くは、正面門の後方で武器を持って構えた。
配置について間もなく、盗賊達が村の入口へとやってくる。
「ひゃははは! どうやら俺達を歓迎してくれるようだ。いっちょパーティと行こうぜ」
盗賊達が、入口の門に向って走ってきた。
しかし、門の前に来たところで、先頭を走っていた盗賊達が一斉に倒れる。
そして悲鳴を上げた。
「ぎゃああ」「痛ってえええ」
彼らの足は、大きなトラバサミに挟まれていた。
後ろを走っていた盗賊達は、慌てて足を止める。
そこで現場リーダーを務めていた漁師のおじさんが合図を出す。
「今だ、やれ!」
構えていた村人達は、一斉に遠距離攻撃を放った。
攻撃魔法や遠距離スキルが、盗賊達、目掛けて飛んで行く。
後方に居た盗賊達は慌てて飛び退くが、罠に引っかかっていた盗賊は、なす術もなく、その餌食となった。
「うちの娘に、よくもやってくれたね。あんたら絶対に許さないよ」
宿屋のおばちゃんも全力で魔法を放つ。
激しい遠距離攻撃に、盗賊達は慌てて門から離れる。
予想だにしなかった村人の戦略に、カズオは苦虫を噛み潰す。
「かっぺ共が……。仕方ない、火を放て!」
カズオが指示を出すと、部下達が村を囲む柵へ向けて火炎魔法を放った。
放たれた炎が柵に引火し、瞬く間に広がっていく。
「!? あいつら火をつけやがったのか! 何て、奴らだ」
盗賊の狙いは奴隷にする村人と物資である。
出来る限り無傷で手に入れようとするものだと、村人達は思い込んでいたので、火をつけられることは考えていなかった。
漁師のおじさんは慌てて指示を出す。
「水魔法が使える人達は消火に行ってくれ!」
「あいよ。あんたらも死ぬんじゃないよ」
魔法が使える村人は持ち場を離れ、消火作業を始めた。
懸命に消化を行うが、火の手は強く、手が回せていない部分が徐々に脆くなっていく。
やがて柵の一部が倒壊して、出来た隙間から盗賊が入ってきた。
そこへライル達が武器を向ける。
「皆! やるぞ!」
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