名無しの龍は愛されたい。−鱗の記憶が眠る海−

だいきち

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行き場のない気持ち

 
「な、なんで、そんなこと言うの。」

 やっとの思いで声を絞り出したシューロのことを、ラトは穏やかな瞳で真っ直ぐに見つめていた。海の凪のような、静かな雰囲気のままのラトを前に、シューロは言葉が通じなくなってしまったのではと不安を覚えた。
 ラトの長い尾鰭が、シューロが卵を探しに行くのを拒んでいる。ラトにとっては、卵のことはどうでもいいのかもしれない。それでも、シューロにとってのラトの卵は、そんな蔑ろな扱いを受けていいものではないのだ。

「不要だからだ。」
「っ、どうして……!」

 シューロにとっての当然の行動を止められて、語気が強まった。ラトへ向けたその口調は、責めるような色すら含んでいた。しかし、それは仕方のないことであった。
 シューロにとっての卵とは、守り、そして大切に育てるべきものである。もしシューロの行動が責められるのならば、それは、羅頭蛇の卵について理解が及んでいないからだろう。例えそうだとしても、シューロの大切な番いであるラトの卵を放っておくことはできない。
 そんな、苛立ちを宿したようなシューロの姿を前にしても、ラトの考えは変わることはなかった。
 
「私と、シューロの種族は違う。」
「……っ、」

 淡々としたラトの言葉が、再びシューロの心を揺さぶった。そんなこと、口にされなくてもわかっている。ラトはきっと、己の種族に習っているだけだと言いたいのだろう。
 じんわりとシューロの目に涙が浮かぶ。俯いてしまったら、シューロを遮るラトの長い尾鰭が見えてしまう。それが悔しくて、シューロはグッと堪えたままラトから目を逸らさなかった。

 ラトが、ゆったりと鰭を動かした。口からボコリと泡を一つ浮かび上がらせると、ラトはシューロに噛んで含めるような口調で宣った。

「……海で生きていく多くのものたちが親を知らないように、私もまた、親を知らない。シューロのように親を知る種族もいるだろうが、羅頭蛇は生まれてから死ぬまで、個で生きるのが普通だ。私の卵は、海に委ねる。」
「でも、ラトは相手の卵を守ってる……。」
「無論、孵る時期がきたら安全な場所へと隠すつもりだ。私の存在は知られないように配慮はする。」

 なんで、諭されなきゃいけないの……。シューロは淡々と語るラトの言葉を黙って聞いていたが、それでもまだ、諦め切れるわけはなかった。理屈はわかる。それでも、ラトの卵を海に託して運命を委ねたとして、孵らなかったらどうするのだ。なんでそれを、シューロが助けたいと思っちゃダメなのだ。

「っ、ボクは、ラトの卵を放っておけない!」

 シューロが、ラトの前から飛び出した。食い下がったシューロの様子から、制止を振り切ることは予想の範疇だったのだろう。
 ラトは素早く長い尾鰭を滑らせると、シューロの体を囲うように引き留めた。
 シューロの向かう先へは行かせない。そういわんばかりに、邪魔をしてきたラトの尾を、水を切るようにして上へ逃げる。尾を体に巻き付けて、無理やり動きを止めることはできるだろう。
 しかし、力加減をされていることがありありとわかる拘束は、シューロに怪我をさせないための配慮に違いない。
 そんなラトの行動が、シューロ神経を逆撫でした。

「っなんで邪魔するの……!!」

 ラトのしなやかな尾から逃げるように、シューロの黒髪が扇状に広がった。明確な苛立ちを、ラトへと向けたのだ。
 しかし、ラトは動じなかった。己の番いのそんな様子を見ても、ただ淡々と諭すかのように、ラトは根気強く語りかけるだけであった。

「シューロ。私は種族としての生き方を曲げて、個ではなく君と共にいる。それは、私が選んだことだ。」

 ラトの瞳は、真っ直ぐにシューロへと向けられている。穏やかな口調で語られる内容は、シューロが一番よくわかっている。拳を硬く握りしめる。シューロの表情は未だ頑なで、うちに凝る飲み下せない想いに苦しんでいるようだった。
 放棄された卵は、掟によって、その運命を海に託す。個で生きる羅頭蛇はその常識の中で生き、今を生きている。故に生まれた卵の行く末を憂うものなんていないのだ。羅頭蛇はそうやって生きてきた。
 それなのにシューロは手を伸ばそうとしている。シューロよりもずっと長く生きるであろう、羅頭蛇の卵へと。

「シューロは優しい。君が私の卵を放っておけないと言う気持ちは、素直に嬉しい。」
「っ、じゃあ、」
「だけどな。私の卵はまだ孵ってはいないが、羅頭蛇としての生き方を尊重してくれないか。」

 ラトは一言ずつ、噛み締めるようにシューロに言った。そして、シューロは気がついてしまった。ラトが、どれだけ己を慮っているのかを。
 羅頭蛇は個で生きる。それは、彼らの中の本能だ。ラトはその本能を曲げてまで、シューロの側にいてくれた。そっちの方が、羅頭蛇の本能としては異常なのだ。
 戦った羅頭蛇でさえ、シューロを見えないものとして扱っていた。羅頭蛇同士は同じ体格のモノとしか戦わないからだ。無論シューロがラトの側にいる以上、これからまた同じことが二度起きないとは言い切れない。
 シューロが守ろうとしている魔物は、そういうものだ。ラトの卵を育て情が移れば、羅頭蛇の考え方とは違うシューロは深く悲しむ。羅頭蛇の本能として、ラトの稚魚がシューロの側に寄り添い続けることはない。他の羅頭蛇と争って命を散らす可能性だってあるのだ。
 シューロは優しい。だからこそ、本能の道を辿るラトの卵の側にいれば、その悲しみはきっと避けられない。そして何より、羅頭蛇の本能から逃れられないラトはきっと、シューロの悲しみへと寄り添ってやることが出来ないだろう。

 これは、ラトの懇願だ。穏やかな口調で語られた、シューロへの強い懇願であった。
 ラトにも少なからず思うところがあるだろうに、シューロはそれでも離れたくないと願ってしまった。もう、この先二度と会えないのであれば、ラトの卵を一度だけ抱かせて欲しいと願ってしまった。
 シューロはずるい。そう言って仕舞えば、優しいラトは断れないことを知っていた。知っていて、己の願いを突き通した。

 


 ラトの卵は、間借りしていた岩礁の寝床から、少し離れた場所にあった。シューロが知っているケルプの森とは違う、そこは岩場に囲まれた場所にあり、奥に進むにつれて細まる道幅を埋めるかのように、ケルプが自生していた。
 頭上を見上げれば、迫り上がった岩肌が覆い被さるようにして突き出ていた。ラトが言うには、流された卵はケルプの森の中にあるらしい。シューロはラトの背中の上から降りた。

「……その森のどこかにある筈だ。」
「うん、」

 ラトの声は、やはり少しだけ気乗りしない様子であった。シューロは一度だけラトの体に触れる。ごめんなさい、そう口にしたくても言えなかった。
 種族が違うからこそ、価値観だって同じではない。それは番いになってから痛いほど感じてきたことだった筈なのに、こうしてラトの反対を押し切ってまで起こした行動に、実りなんてないのだ。
 シューロは、単身でケルプの森の中に入って行った。長い海藻が、道を阻むようにして背を伸ばしている。シューロは身を滑り込ませるようにして泳いでいたが、やがて体に絡みつくケルプに痺れを切らして、海底に足をつけた。

 視界が悪い。シューロを笑うかのように、小さな魚たちが尾鰭を揺らしながら目の前を通り過ぎていく。シューロは視界を遮るケルプを掻き分けるようにして進んだ。ラトの卵を探すために。

 太陽の光が届いていれば、きっと卵は青い光を吸収して、辺りを照らしているかもしれない。そう期待をしていたシューロであったが、この場所は、シューロが知ってるケルプの森の中に比べて随分と薄暗い。
 こんな、暗い場所に置き去りにされたラトの卵を思うと、やはりシューロは胸が締め付けられてしまうのだ。
 
「どこに落ちたんだろう、……ケルプで全然見えないや。きっと、足元だろうけど、」

 時折、背をかがめながら岩場の隙間や、ケルプが密集している根本の部分を掻き分けるようにして探した。少しだけ開けた場所にくると、朽ちた珊瑚のテーブルが点在する場所に出る。ケルプの森は、正面から見たほど深くはなかったようで、シューロは拍子抜けをした。もっと深く、奥まで続いているとばかり思っていたのだ。
 
 この調子だと、ラトを長い時間待たせてしまうかもれないと思っていたが、思ったよりも早く見つけられそうである。とは言っても、まだ卵は見つかってはいない。
 シューロは辺りを見渡した。石灰化して朽ちた珊瑚が、海底の白い砂と同化するように埋もれている。ふかりとしたその砂に足を取られながら、シューロは珊瑚のテーブルの下を覗き込もうと膝をつく。
 ふわりと砂が白い煙のように浮かび上がる。不可視の水流に踊らされるように溶けて消えていくと、小魚が一匹、シューロに驚いて慌てて逃げていく。
 どうやら寝床にしていたらしい。小魚に怖い思いをさせてしまったと少しだけ申し訳なく思うと、シューロは探す場所を変えるべく立ち上がった。
 やはり、森の中に埋もれているのだろうか。もう、卵を見つけるというのは、諦めた方がいいのだろうか。シューロは煮え切らない気持ちを抱きながら、再びケルプの森へと視線を移したその時。ケルプに埋もれるようにして、隠された岩肌が目に入った。

 黒緑色のケルプの葉に紛れるように、岩礁はそこにあった。何かの寝床だったのだろうか。岩礁の下は窪んでおり、シューロ一人であれば入れそうな深さだ。
 振り向かなければ、見落としていたことだろう。シューロは期待で高鳴る胸を宥めながら、ゆっくりと歩み寄った。岩礁の根元を隠すようにして自生するケルプを掻き分ける。
 シューロは窪みに体を滑らせると、指先につるりとしたものが触れた。心臓がバクンと跳ね上がる。
 窪みは、シューロの頭が動かせるくらいの幅しかない。這いつくばって、上半身を岩礁の下に突っ込んでいる姿はさぞかし滑稽だろう。それでも、シューロは構わなかった。

「……あ、あった、」

 小さな声が、静かに水を震わせる。ああ、泣きそうだ。シューロは歯を食いしばるようにして込み上げるものを堪えると、その隙間に両腕を入れた。慎重に卵を押さえ、己の側へと引き寄せる。
 卵を腕に抱く。ずしりと重い。多分、シャコ貝くらいはありそうだ。そんな、丸く輝く青い宝石のようなラトの卵が、目の前にあった。
 
「……こ、んなところに、」

 見つからない筈だ。シューロは涙を滲ませながら、優しくその表面を撫でる。羅頭蛇の掟で、この卵は守られぬまま一人で孵化を迎える。
 この場所なら、きっと敵にも見つからぬままその時を迎えることができるだろう。シューロは少しだけ安堵した。そして、一粒涙を零すと、美しい宝石のような卵を、薄い胸に抱いた。

「がんばって、……頑張って生き延びて、ボクたちは、一生会えないかもしれないけど、無理を言ってラトにこの場所を教えてもらったんだ。」

 個で生まれて、個で生きていく。羅頭蛇の決まり事を曲げてまで一緒にいてくれる、ラトが親だ。本当は、今すぐにでもこの卵を持ち帰って、シューロの手で孵化させて、家族になって欲しかった。
 しかし、ラトから己の種族の生き方を尊重してほしいと言われて仕舞えば、シューロだってこれ以上は無理を通すことはできない。それは、ラトの生き方を捻じ曲げてまで、番いとして側にいることを許されたからだ。
 だから、シューロは最後のお願いで卵に会いにきた。腕に抱いた感触は、きっと忘れることは出来ないだろう。その表面に唇を寄せると、シューロは少しだけ笑った。
 ラトがこの瞬間を見ていたら、長い尾鰭でまたシューロを巻き付けてしまうだろうと思ったからだ。己の卵にまで嫉妬するであろうラトのイメージが容易く出来てしまって、切ない気持ちだったのにラトに邪魔された気分であった。
 しばらくの間、シューロは卵の側にいた。もう会えなくなってしまうし、孵化した姿を見ることも叶わないからだ。それでも、時間は待ってはくれない。シューロを探知しているらしい、ラトの過保護じみた魔力を微かに感じて、ひとときの巡り合いは終いとなった。

 無事に、孵化が出来ますようにと祈ると、元の場所にそっと戻した。シューロは卵が転がらないように砂で周りを囲うと、ゆっくりと窪みから抜け出した。
 その後は、もう振り向かないようにして真っ直ぐにラトの元へ戻った。目元を赤くしたままにしたのは、もしかしたらラトへの意味のない当て付けもあったのかもしれない。それでも、シューロがケルプの森を抜け出ると、離れた場所で待っていた筈のラトがそこまで来ていた。

「ここまできたの?」
「……また、帰ってこなかったらどうしようかと思っていた。」

 心なしか、ラトの様子が落ち込んでいるようにも見えた。どうやら己の元からシューロがいなくなってしまうのではと、ソワソワしていたらしい。
 そんな、珍しい番いの様子に数度瞬きをすると、シューロは無言でラトに近づいた。
 大きな鱗の一枚に手を添える。そっと寄り添うようにして額を重ね、両手を広げてラトに抱きついた。

「……ラトの卵は、ちゃんとうまく隠れてた。探すの大変だったけど、会えてよかった。……ありがとう。」
「そうか……」
「もう、ここには来ないようにする……、きっと、来てしまったら連れて帰りたくなっちゃうから、だから、もう行こう、」

 ラトは、大きな口を僅かに開いた。そして、私がいるだろうと言おうとして、やめた。まるで己の卵に嫉妬をしているかのようで、大人気ないと思ったのだ。
 それは正しくシューロの予想通りであった。取り繕うことがうまいラトは、シューロの体を鼻先で押し上げるようにして背中に乗せると、ただわかった。と一言だけ宣った。
 シューロの体温が少しだけ高い。ラトは背の上のシューロを気にかけながら、ゆったりと尾鰭を動かした。砂を巻き上げ、長い体を龍のように操りながら、シューロの望み通りにその場から離れることが己の役目だと、そんな下手くそな優しさで寄り添ったのであった。
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