名無しの龍は愛されたい。

だいきち

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ジルガスタント編

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ダラスはまるで、踊るように両手を開いた。着ていた白のカズラがふわりと広がる。首から流れた血が、ストラのように裾まで流れた。

「この世は!!!ずっと息苦しく、そして、救いがない!!」

カツンと靴音を立てて、祭壇の上に立つ。
ステンドグラスから漏れ出る光が、優しく包み込むようにして、ダラスの纏う白を染めあげる。
喉を震わし、まるで嗚咽をこらえるかのような悲痛な叫びが教会に響く。

「何故争いが起こる。それは奪い合うからだ!何故奪い合う、それは平等ではないからだ!!
その卑しい人外が、こうして狂わせた。死んだから責はないのか?そんなわけはない、貴様の思いつきの偽善が!!俺の友を殺し、そして俺の人生を狂わせた…!!」

ぶしゅりと吹き出していた首の血液が、ゆっくりと広がるようにしてダラスのカズラに染みていく。赤が、模様のように生地に広がる。血が染み込む事で浮かび上がったのは、古代文字による陣だった。

「お前、残りの土を自分に使ったのか…!!」

ダラスの足元にも、同じような陣が浮かぶ。怪しい輝きを放ちながら、そのうちの光の一本が真っ直ぐにダラスとナナシを繋ぐ。
頭のいい男だ。陣を浮かせることで、消される可能性を潰す。それを可能にしたのがダラスの体である。
体内に埋め込んだ呪いの土、それがナナシの体と共鳴したのだ。
エルマーの金眼が見開かれた。龍を再構築するための足りない分の魔力を、自身の身体を贄にして補おうというのだろう。
着ているカズラに描かれた血の陣は、エルマーが古書で見たものと同じだった。

ダラスの瞳は狂気を宿す。パチリと指を弾いた瞬間、ナナシの足元に陣が広がった。

「頭のいいエルマー。空間移動のおさらいだ。」

ダラスの顔がニヤリと歪む。この体には、ナナシの血が染み込んだ土の魔力で満たされている。ジクボルトにほどこしてもらったのは、土人形を作る容量で形成されたゴーレムの体に、ルキーノの体の一部を移植したものだ。固定の術で腐らないようにしているが。聖石の魔力によって無理に動かしていた為に、時間はもうなかった。
ダラスの立っている大きな陣にナナシを、小さな陣は足りない魔力を補うための補佐的な役割を持つものを置く。

「俺の体と、そいつの体を入れ替えれば、陣は発動する。なに、一人でなんて死なせない。俺も贄となるのだ。3人分の命を背負って生きる覚悟はあるかエルマー。」
「わりいけど、そんなつもりははなからねえわ。」

ダラスを見上げたエルマーの目は凪いでいた。ナナシの足元に光る陣は、逃げるのを許さぬと言わんばかりに無粋な光の鎖によってナナシのその身を捉えている。
エルマーは目に焼き付けるかのようにナナシを見つめた。ぴくんと震えたナナシは、エルマーの表情が決意をしたものに変わったことに、小さく息を呑んだ。

「だめ、だめだよう…!」
「まあみてろや。」

ダラスは、ずっと龍眼ありきの話をしていた。
先見の瞳は間違いなく国を動かす驚異だ。そして、それを持つ龍を蘇らせて、神託を下すつもりだったのだろう。後のことは、蘇らせたルキーノにたくして。

「てめえは本当に生き汚えやつだな、ダラス。」
「どうせ、贄になる身。ならば己の身分を偽っても罪にはなるまい。」
「確認するけど、最初は弟を蘇らすんだっけ?」

エルマーの言葉に反応したダラスは、なぜ目の前でこの男が楽しそうに笑っているのかがわからなかった。

「じゃあ、てめえにはやんね。」
「は…?、まて…おまえ、っ!」

カチャリとエルマーが短剣を逆手に持った瞬間、それを勢いよく左眼に突き刺した。

「な、…にして…!!!!」

悲鳴混じりにダラスが叫んだ。驚愕の色に顔を染め上げた瞬間、エルマーのよろけた体を後ろから駆け上がってきたレイガンが片手で支えた。

「お前は本当に馬鹿野郎だ。」
「んだ、かっこいい…だろうが、」
「言っていろ。」

レイガンは絶望の色を伺わせるダラスに向かって、勢いよく振りかぶった。その手にあるのは、ルキーノの魂だ。ダラスの狼狽えで陣が外れたナナシが走り出したと同時に、レイガンの手からそれが離れた。

ー兄さん!!
「あ、…、ルキーノ…!」

きらきらとした結晶が、ステンドグラスの光を反射しながら自由落下に身を任せる。
ダラスはその魂に弟の気配を悟ると、なりふり構わずに走り出した。
拘束が解けたナナシすら気にせず、ただ真上を見上げながら、ルキーノだけを見つめながら。

「どれ、これはサービスですよ。」

マダム·ヘレナがそっと手を差し伸べる。瞬きのような光がその結晶の膜を撫でたかと思うと、生前の姿を象ったルキーノの体が、ダラスの手によって抱きとめられるかのようにして地上に足を付く。

結晶に使われた僅かなナナシの魔力を使い、数分間だけ触れるようにしたのだ。

「どいてえ!!」

ナナシの凛とした声が、立ち塞がるミュクシルを土に返す。手を広げ、縋り付くかのようにしてエルマーの体に抱きつくと、慌てながらその左目に触れた。

「なんでえ…!」
「わり、お前の目玉こわして…」
「え、える…えるがいたいの、やだっていった…!!」
「そうかあ?…神経切ってっからそこまで痛くねえよ、でも、ごめん。」

その胸に体当りするようにして、ナナシが胸元に顔を埋める。エルマーはその頭を撫でると、すっと前を向いた。

「まったく、めんどくせえ奴らだ。」
「それをお前が言うのか。」

レイガンが呆れたように言う。後ろから、サジたちが駆け寄る気配がした。
エルマーは、ルキーノをきつく抱きしめながら肩を震わせるダラスを見て、ため息を付く。
弟の皮を被った兄が、同じ姿の弟を抱きしめる。丸く見開かれた眼からぼたぼたと涙を零す姿を見て、ああ、人間だったんだなあと思った。

「僕が…僕がどんな思いで見ていたと…!!馬鹿!!あなたはいつも、いつも一人で先走って…!!」
「ルキーノ、ルキーノ…!!俺は、俺はお前に汚い世界を、見せたくなかった…!!」
「いくら過酷な世界でも、僕は兄さんと共に生きたかった…!!貴方の手で、死にたくはなかった!!!」

ルキーノはダラスの顔を包み込むようにして叫んだ。瞳に映る自分の体に宿った兄の魂は、姿が違えどルキーノにはきちんと見えていたのである。

「粗忽者!!恥を知りなさい!!僕は貴方が憧れだったのに、自分で自分を追い詰めるなんて、…なんて愚かな兄ですか!!あなたが行ったことは、何も変わりません!!結局こうして、争い事をおこしたではありませんか…!!」
「俺は、…お前を…!!」

御使いがなし得なかった、争いのない美しい世界で生きてほしかった。
ダラスは、怖かったのだ。友を失った時、最愛の弟が、目の前から消えてしまったらと考えた。だから自分の手で殺した。弟の骸を誰にも奪われないために。そして、いずれ弟を生き返らせるために。

「僕は、ずっとみていました。あなたの事を、ずっと。本の中から、無力な自分を憎しみながら。」
「あの子供が生き返ったんだ、お前だって可能なのだ。今からでも遅くはない、俺の体とあいつを贄にすれば、」
「僕は貴方と二人で死ぬ!!」

ルキーノの言葉に、ダラスが声を失う。愛した兄に殺された無念を、そして責任を取ってもらいたかった。

「これは呪いです、兄さん。僕の皮を被ってまで執着してくれた貴方が、僕の願いを断るわけはないでしょう。」
「ルキーノ、」
「死ぬときは一緒がいい。血肉を分けた兄弟ならば、そこに愛があっても許されるでしょう。」

ルキーノが下手くそに笑う。涙をこぼしながらのその笑みが、ダラスの心を締め付けた。
ずっと弟の為を思って走り抜けてきたのに、自分の背後には死体しか積み上がっていなかった。
目指していたはずの平和な世。血まみれの手で積み重ねた小さな理想は、弟の手によってあっけなく崩された。

何を憎めばいいか、わからなくなってしまったのだ。

「俺は、この手でお前を殺したのに、お前の腕の中で死ぬなんて贅沢を出来るのか。」
「ええ。と言っても、僕だってもう死んでいるので、あの世でも一緒です。」
「そうか、」

ダラスが柔らかく微笑んだ。もう体が少しずつ言うことを聞かなくなっていた。ゆっくりとエルマー達の方を見つめると、左目から血を流したままのエルマーをみて言った。

「つかれた。俺はもう寝る、あとは、…好きにしろ」
「てめえ言うに事欠いてそれかい。」
「尻ぬぐいは次代を生きる貴様らの仕事だろう。ルキーノがともに逝く今、もう国なんてどうだっていい。」

はっ、と不遜な態度で笑うダラスに、エルマーは引き攣り笑みを浮かべる。

「ナナシに謝れ!お前の全部は、それで帳消しにしてやらあ。」
「謝りはせぬ、必要なことだったからな。しかし、まあ…残された聖遺物を使えば、この俺のまとう陣で左目は治せる。はずだ、」
「兄さん…」

ナナシはむすくれた顔で立ち上がると、ずんずんと歩みを進めた。エルマーが止めるまもなくダラスとルキーノの目の前に行くと、跪いてそっと朽ち始めたダラスの身に手を当てる。

「なにを、」
「うるさい!」
「ナナシさま?」

ナナシから聞いた、初めての反抗の4文字。ジルバだけはなぜだかわかっているようで、少しだけホッとした顔をする。

ナナシの周りを、ふわりと光が降り注ぐ。ジルガスタントが保有するのは、頭蓋と浄化の牙であった。それらは奪われないために細かく砕かれ、教会のステンドグラスに練り込まれていた。
息を呑むような美しい光景だ。スポットライトのように三人を照らし、その聖遺物の魔力をその身に戻したナナシは、自分の魔力を使ってダラスの体を修復していく。

「おまえ、俺は死ぬつもりで…!!」
「まだだめ、ここ、ふたりのしにばじゃない。」
「は…?」
「グレイシス、たすけてからにして。」

むすくれたままのナナシは、そう言って立ち上がるとマダム·ヘレナに向き直る。
宝石の輝きを宿した鱗を浮かせた美しい顔で見つめられた夜の女王は、傅くようにカーテシーで答えた。

「ヘレナ、シュマギナールとみちをつなげて。おまえのいとしごのつがいをたすけます」
「賜りました。」

いつものおっとりとした口調ではなく、鈴とした佇まいで威厳を持って指示を出す。
ナナシの姿に息を呑んだのはエルマーだけではなかった。

「まじの御使いであったのか…」

サジの呆気にとられた声に、ナナシが振り向く。慌てて傅くと、思わずつられたようにレイガンやアロンダートまでもがひざまずいた。

「セフィラストス、よんでほしいよう。あのこはさいしょのこだから」
「ぎ、御意…」

ナナシはそっとエルマーの元に歩み出ると、その左目をみて痛ましそうに顔を歪めた。
ひっく、と喉を鳴らす様子は雰囲気が多少変わろうともナナシのままだ。その腰を抱いて引き寄せると、素直に身を寄せた。

「えるのばか。ナナシのなのにじぶんでいたいことした。」
「だから、どうってことねえって」
「だめ、もうちからはやどさないけど、おめめはナナシがなおします。」
「え、」

ぺたりとナナシの手が、エルマーの左目に添えられる。ふわりと温かい風がエルマーの周りを包んだかと思うと、うず、と左目の奥がむずがゆくなった。

「っ、」
「だめ、かゆいのがまん。」

エルマーはわきわきと手を動かしながら地団駄を踏んでしまうくらいにはむずい。うぎぎ、となっているその様子を見て、レイガンは治癒してもらってるくせに元気だなあと感心した。

「痒い!!」
「もおお!うごかないでえ!」
「うぐっ、」

きゅうっ、とサジの出した蔦で絡め取られたまま、エルマーは数分間のかゆみに耐えた。もう、左目から涙が止まらない。使えなくなった元の眼球が溶けるようにぼたぼたと足元を汚すと、それは乳白色の聖石へと姿を変えた。

「おわた、」
「すげえ、マジになおっている。」
「痒い…」

ナナシがぶすくれたまま手のひらを離す。目の周りは赤くなっているが、確かに失った筈のエルマーの左目は再生された。
サジが覗き込むようにして見てくるのを顔をそらして拒むと、ジルバの隣のマダム·ヘレナを見て片眉を上げた。

「赤毛、復元はなされた。御使い様に感謝なさい。」
「治癒じゃねえの?」
「潰れた龍眼の魔力を元に左目を戻したのです。足元に散らばっているのはその残り。」
「はあん」

マダム·ヘレナはシュマギナールへと繋げた影の道に続く扉を出現させる。ルキーノとダラスは背後に現れたその重厚な扉にビクリと肩を揺らすと、心底嫌そうな顔でダラスが振り返る。

「まて、そんな術が許されるなら転移などいらぬではないか。」
「民が神の真似事をしただけ。私達は何者にも縛られぬ。」
「先に外の争いを止めねえとだめだな。騒がしくてほっとけねえ。」

マダムとダラスのやり取りに耳を傾けつつ、地響きのような爆発音にエルマーの眉間にシワが寄る。
ナナシはサジの方を向くと、わかっていると頷いた。

「ユルグガング·セフィラストス」

サジが久方ぶりに超えに魔力を乗せながら御名を紡ぐ。
伸ばた手に絡みつくようにぐわりと出現したのは、恐ろしいほど太い緑色の蔓だ。それがサジの手をすくい上げるようにして体に蔦を這わせながら、ぐんぐんと高くまでその身を絡ませながら育っていく。
やがて人の形のようなものを象ると、その腕の中にサジを抱き上げた不機嫌顔のナナシと同じ色を持つ男が舞い降りた。

「セフィー、おしごと」
「…わかりました。」
「嘘だろ…お館様が言うことを聞いただと…!?」

セフィーと愛称でよばれた生命の大樹の神は、ふわりと飛んできたギンイロがじゃれつくのを片手でいなすと教会の扉を開け放った。
銀の髪を靡かせながら指先一つで一気に教会の外側に蔦を這わせると、その蔦から咲いた花からふわりとした芳香を放つ。

甘い香りだ、落ち着くようなその香りは魔物の理性に直接浸透する。諍いを起こしていたものや、刃を合わせていたものは、思わずその手を止めてしまうほどの異様な光景であった。

ジルガスタントの由緒正しき教会が、まるで妖精の城の様に蔦で絡め上げられていたからだ。
魔物の体が硬直する。攻撃の手を止めると、みなその教会から遠ざかるようにして、ギャイギャイと叫びながら、侵入してきた門や壁の穴の中へと逃げ帰る。

魔物の本能から怯える香りを震わせたその花は、生命の花だ。
セフィラストスしか操れないそれは、傷つけずに魔物を追い返すための唯一の手段であった。

「いずれアイツラも、死したあとは俺のもとに戻るのだ。何も今殺さずともよいだろう。人間、つまらない諍いで俺の手をわずらわせるな。」

セフィラストスの神性に、なにか恐ろしいものが現れたと悟ったらしい。頭に月桂樹の冠を飾り、酷く冷たい目線でそう呟いた男神は、ナナシをベースに始祖によって最初に作られた神であった。

「まさか、死ぬ間際に始祖神の最初の一柱を拝む日が来るとは。」
「マダム·ヘレナがおわします、兄上、二柱ですよ。」

ダラスの言葉にルキーノが訂正をする。セフィラストスはくるりとダラスを見つめると、その獰猛な瞳に剣呑な光を宿した。

「虚ろの間の迷い子か。人としての倫理を犯してまで手に入れようとした御使い様の血はさぞ甘美だろうな。」
「セフィー、ナナシはきにしてない、だから、セフィーもきにしない。」
「…賜りました。」

ぐぬ、という渋い顔にサジが二度見する。
ナナシが首から下げていたネックレスに触れると、ふわりと魔力を浸透させてダラスとルキーノを結界の内側にとじこめた。

「お前、それはナナシの為にやったんだぜ?」

むすくれるエルマーをきょとんと見上げると、頬を染めながら小さく頷く。ナナシはそれをきちんとわかっていた。しかし、自分の結界で見を守るすべを得た今は、これから過酷な旅路になる二人のために使ってあげたかったのだ。

「ナナシさま、これは?」
「ヘレナのみちは、たましいはとおれないのう。だから、まもらないときえちゃう。」
「私は生者のみを通します。死人の魂はすぐに冥府への扉に吸い込まれる。なさねばならぬことがあると御使い様が申した今、終わるまでは目を瞑りましょう。」

まだダラスにはやることがある。シュマギナールに戻らねば、グレイシスを助けれない。自分が犯した罪の清算の第一歩を、ナナシは与えたのだった。

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