17 / 47
第二章
7 王太子殿下の求婚
しおりを挟む
「王太子様? ……お断りして欲しいわ」
渋面を作る父に対し、ミアはもう一度同じ返事をした。さっきそう言ったはずなのに聞こえなかったのだろうか。
「は?! 王太子殿下だぞ、いいのか?!」
「え……? ですからお断りを……」
なぜか慌てふためく父に、ミアは少々困惑気味だ。
今までと同じように断ったのだから、父が驚く理由が分からない。
「そうかそうか! いや、それならいいんだ! 王太子殿下からの申し込みなら、さすがのミアもうんと言ってしまうかと思ってな!」
先程までの仏頂面が嘘のように、父が喜色満面でカカカと笑う。
「私は地位で人を判断しません」
少しだけムッとしてそう言えば、父は満足げにウンウンと頷いた。
「そうだな、ミアは地位にも金にも靡かんからなぁ。それでいい。お父様がいずれちゃんと、ミアに釣り合うような結婚相手を見つけてくるぞ」
父はデスクに置いてあった酒のボトルを手に取り、機嫌よくコルクをポンと抜いた。
よかったよかったと尚も言い募る父に、ミアは心の中で小さくごめんなさいと謝る。
そんな大層な理由ではない、ただ既に心に決めた人がいるから断っただけだ。父の目に適う男性なんて、このまま現れなければいいのに。
こうして王太子からの縁談は片付いた、はずだったのだが。
「ミア、また殿下からの申し込みだ」
家族が集う居室で、父のこめかみに浮いた青筋がピクピクと痙攣する。
これは相当怒っている時の仕草だ。
それもそのはず、未だ会ったこともない王太子からの申し込みはもう既に片手では足りない数になっている。父が直々に拝謁して断りを入れても受け入れてもらえないばかりか、すぐにまた新しい書式の申込みがやって来るのである。
「ふふ、殿下は欲しい物があれば必ず手に入れる方ですからね。その粘り強いところ、幼い頃からお変わりにならないわ」
全く迷惑なだけの申し込みを見ながら、母はのほほんと笑っている。乳母として王太子の世話をしていた頃を思い出して微笑ましく思っているのだろうか。
「ミア、お会いするだけでもしてみたらどう? 気が変わるかもしれなくてよ?」
「お母様っ! 私は絶対いやです!」
思わず悲鳴のような声が出てしまった。ミアは慌てて声を取り繕い、『王太子妃など恐れ多くて私には務まりませんわ』などと言い直してみたが、母は面白そうに笑うだけだ。
「母上、ミアだって嫌がってるんですよ」
王太子と乳兄弟として育ったクラウディオはその気質を十分知っているのか、うんざりした顔付きである。
文官として王城に出仕しているクラウディオは、凱旋して以来国政に復帰した王太子と仕事上での繋がりがある。乳兄弟の気安さでミアを諦めるよう説得しても、いつも聞く耳持たず躱され続けていい加減辟易していた。
現在の国王夫妻が非常に民主的な考え方をしているため、百年ほど昔のように王族の権威を振りかざして無理やり妹を奪われないだけマシではある。
が、やはり王太子の求婚を断り続けているという噂が広まると外聞が悪い。今は内々の話に収まっているが噂が立つのも時間の問題だろう。
だいたい王太子はミアと全く面識がないはずなのに、どうしてこんなにこだわるのかクラウディオにはさっぱり分からない。
確かにミアはこの国で一番美しいと思う。自信を持ってこう言うと母が残念な物を見るような目をするが、クラウディオには本当にそう見える。
だが王太子の周りにだって、ミア程ではないにしろそれなりに見目麗しい女は何人もいたし、実際に彼はやり過ぎない程度にはつまみ食いしていた。
それが最近では全く女を寄せ付けず、熱心に妹にだけ求婚して来るのだ。
まさか先日の凱旋行列の見物の際に何かあったのではと疑ったが、ミアは王太子など、顔どころか装いすら覚えていなかった。
その事実に皆で唖然としたのも記憶に新しい。
そして今日は、更に頭の痛い議題が残っていた。
「例の王太子殿下のご来訪の件だが」
重々しい顔つきでミアの父がそこにいた面々を見回した。
「やはり、予定通りいらっしゃるそうだ。余程のことがない限り、全員で出迎えることになる」
母を除いた一同が、ぐったりとして溜息をついた。
求婚を断られ続けた王太子がとうとう次の手段に出てきたのだ。表向きは、しばらく会っていない乳母の訪問と臣下の労い。だが、その本当の目的がミアとの顔合わせであるのは明らかだ。
「お父様、私、どうしたらいいのですか……っ」
今まで王太子を避け続けていたミアにも危機感が迫る。
これだけしつこい王太子のことだ、実際会ったら何をされるか分からない。
ふと、かつて家庭教師から学んだ負の歴史がミアの頭をよぎった。
誘拐同然で娶られた貴族の奥方の話や、一族郎等を人質に取られて夫と離婚し、その後国王の愛人に収まった女性の話など。
まさかそこまで酷いことが起きるとは考えたくないが、一度会えばそのままなし崩しに恋人に仕立て上げられそうで怖い。
「あぁ、どうしようか……。風邪で寝込んでいる事にするか? それとも……」
父はイライラと足を揺らしている。
「父上、見舞いだと称して寝室を覗かれでもしたらどうするんですか!」
「それもそうだな。あぁ、ではどこかに避難でもするか……」
あれやこれやと話し合っても何も良い考えが浮かばない父と兄。
まさか本当に王太子殿下は女性の寝室を覗くような人なのかと恐ろしくなる。
だったら庭の物置小屋にでも隠れています! と思い余ったミアが叫ぼうとした時、助け舟を出してくれたのは意外にも母だった。
「ではダンドリー商会に行っていてはどう? ちょうど珍しいワインが手に入ったから、分けてあげようと思っていたのよ。そのお使いを頼まれてくれるかしら」
「え……、でもお母様は……」
てっきり母は、王太子殿下との仲を取り持とうとしているのだと思っていた。
ミアの事を手放しで可愛がり、いつまでも嫁にやりたくないと言い張る父や兄と違って、母はいつも冷静だ。悪い事をすれば叱るし、無責任に甘やかしたりもしない。
更に、結婚に関しても非常にシビアだ。
結婚適齢期を逃すと相手の条件も下がってくること、いつまでも実家にいる訳にはいかないこと、誰か好い人を探すため、社交に出るべきだということ。
縁談を断り続けているミアに、そういう厳しい現実を教えてくれたのも母である。
だから、王太子というまたとない相手が現れた今、母は必ず薦めてくるのだと思っていたのだが。
ミアの表情から言いたい事が分かったのだろう、母はゆったりと微笑んだ。
「ミア、私だってあなたの幸せを一番に考えているのよ。嫌なら無理強いはしないわ」
こうしてミアは、王太子が来訪する日には一人でダンドリー商会へと避難することになった。
渋面を作る父に対し、ミアはもう一度同じ返事をした。さっきそう言ったはずなのに聞こえなかったのだろうか。
「は?! 王太子殿下だぞ、いいのか?!」
「え……? ですからお断りを……」
なぜか慌てふためく父に、ミアは少々困惑気味だ。
今までと同じように断ったのだから、父が驚く理由が分からない。
「そうかそうか! いや、それならいいんだ! 王太子殿下からの申し込みなら、さすがのミアもうんと言ってしまうかと思ってな!」
先程までの仏頂面が嘘のように、父が喜色満面でカカカと笑う。
「私は地位で人を判断しません」
少しだけムッとしてそう言えば、父は満足げにウンウンと頷いた。
「そうだな、ミアは地位にも金にも靡かんからなぁ。それでいい。お父様がいずれちゃんと、ミアに釣り合うような結婚相手を見つけてくるぞ」
父はデスクに置いてあった酒のボトルを手に取り、機嫌よくコルクをポンと抜いた。
よかったよかったと尚も言い募る父に、ミアは心の中で小さくごめんなさいと謝る。
そんな大層な理由ではない、ただ既に心に決めた人がいるから断っただけだ。父の目に適う男性なんて、このまま現れなければいいのに。
こうして王太子からの縁談は片付いた、はずだったのだが。
「ミア、また殿下からの申し込みだ」
家族が集う居室で、父のこめかみに浮いた青筋がピクピクと痙攣する。
これは相当怒っている時の仕草だ。
それもそのはず、未だ会ったこともない王太子からの申し込みはもう既に片手では足りない数になっている。父が直々に拝謁して断りを入れても受け入れてもらえないばかりか、すぐにまた新しい書式の申込みがやって来るのである。
「ふふ、殿下は欲しい物があれば必ず手に入れる方ですからね。その粘り強いところ、幼い頃からお変わりにならないわ」
全く迷惑なだけの申し込みを見ながら、母はのほほんと笑っている。乳母として王太子の世話をしていた頃を思い出して微笑ましく思っているのだろうか。
「ミア、お会いするだけでもしてみたらどう? 気が変わるかもしれなくてよ?」
「お母様っ! 私は絶対いやです!」
思わず悲鳴のような声が出てしまった。ミアは慌てて声を取り繕い、『王太子妃など恐れ多くて私には務まりませんわ』などと言い直してみたが、母は面白そうに笑うだけだ。
「母上、ミアだって嫌がってるんですよ」
王太子と乳兄弟として育ったクラウディオはその気質を十分知っているのか、うんざりした顔付きである。
文官として王城に出仕しているクラウディオは、凱旋して以来国政に復帰した王太子と仕事上での繋がりがある。乳兄弟の気安さでミアを諦めるよう説得しても、いつも聞く耳持たず躱され続けていい加減辟易していた。
現在の国王夫妻が非常に民主的な考え方をしているため、百年ほど昔のように王族の権威を振りかざして無理やり妹を奪われないだけマシではある。
が、やはり王太子の求婚を断り続けているという噂が広まると外聞が悪い。今は内々の話に収まっているが噂が立つのも時間の問題だろう。
だいたい王太子はミアと全く面識がないはずなのに、どうしてこんなにこだわるのかクラウディオにはさっぱり分からない。
確かにミアはこの国で一番美しいと思う。自信を持ってこう言うと母が残念な物を見るような目をするが、クラウディオには本当にそう見える。
だが王太子の周りにだって、ミア程ではないにしろそれなりに見目麗しい女は何人もいたし、実際に彼はやり過ぎない程度にはつまみ食いしていた。
それが最近では全く女を寄せ付けず、熱心に妹にだけ求婚して来るのだ。
まさか先日の凱旋行列の見物の際に何かあったのではと疑ったが、ミアは王太子など、顔どころか装いすら覚えていなかった。
その事実に皆で唖然としたのも記憶に新しい。
そして今日は、更に頭の痛い議題が残っていた。
「例の王太子殿下のご来訪の件だが」
重々しい顔つきでミアの父がそこにいた面々を見回した。
「やはり、予定通りいらっしゃるそうだ。余程のことがない限り、全員で出迎えることになる」
母を除いた一同が、ぐったりとして溜息をついた。
求婚を断られ続けた王太子がとうとう次の手段に出てきたのだ。表向きは、しばらく会っていない乳母の訪問と臣下の労い。だが、その本当の目的がミアとの顔合わせであるのは明らかだ。
「お父様、私、どうしたらいいのですか……っ」
今まで王太子を避け続けていたミアにも危機感が迫る。
これだけしつこい王太子のことだ、実際会ったら何をされるか分からない。
ふと、かつて家庭教師から学んだ負の歴史がミアの頭をよぎった。
誘拐同然で娶られた貴族の奥方の話や、一族郎等を人質に取られて夫と離婚し、その後国王の愛人に収まった女性の話など。
まさかそこまで酷いことが起きるとは考えたくないが、一度会えばそのままなし崩しに恋人に仕立て上げられそうで怖い。
「あぁ、どうしようか……。風邪で寝込んでいる事にするか? それとも……」
父はイライラと足を揺らしている。
「父上、見舞いだと称して寝室を覗かれでもしたらどうするんですか!」
「それもそうだな。あぁ、ではどこかに避難でもするか……」
あれやこれやと話し合っても何も良い考えが浮かばない父と兄。
まさか本当に王太子殿下は女性の寝室を覗くような人なのかと恐ろしくなる。
だったら庭の物置小屋にでも隠れています! と思い余ったミアが叫ぼうとした時、助け舟を出してくれたのは意外にも母だった。
「ではダンドリー商会に行っていてはどう? ちょうど珍しいワインが手に入ったから、分けてあげようと思っていたのよ。そのお使いを頼まれてくれるかしら」
「え……、でもお母様は……」
てっきり母は、王太子殿下との仲を取り持とうとしているのだと思っていた。
ミアの事を手放しで可愛がり、いつまでも嫁にやりたくないと言い張る父や兄と違って、母はいつも冷静だ。悪い事をすれば叱るし、無責任に甘やかしたりもしない。
更に、結婚に関しても非常にシビアだ。
結婚適齢期を逃すと相手の条件も下がってくること、いつまでも実家にいる訳にはいかないこと、誰か好い人を探すため、社交に出るべきだということ。
縁談を断り続けているミアに、そういう厳しい現実を教えてくれたのも母である。
だから、王太子というまたとない相手が現れた今、母は必ず薦めてくるのだと思っていたのだが。
ミアの表情から言いたい事が分かったのだろう、母はゆったりと微笑んだ。
「ミア、私だってあなたの幸せを一番に考えているのよ。嫌なら無理強いはしないわ」
こうしてミアは、王太子が来訪する日には一人でダンドリー商会へと避難することになった。
0
あなたにおすすめの小説
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
つかれやすい殿下のために掃除婦として就くことになりました
樹里
恋愛
社交界デビューの日。
訳も分からずいきなり第一王子、エルベルト・フォンテーヌ殿下に挨拶を拒絶された子爵令嬢のロザンヌ・ダングルベール。
後日、謝罪をしたいとのことで王宮へと出向いたが、そこで知らされた殿下の秘密。
それによって、し・か・た・な・く彼の掃除婦として就いたことから始まるラブファンタジー。
捨てられた王妃は情熱王子に攫われて
きぬがやあきら
恋愛
厳しい外交、敵対勢力の鎮圧――あなたと共に歩む未来の為に手を取り頑張って来て、やっと王位継承をしたと思ったら、祝賀の夜に他の女の元へ通うフィリップを目撃するエミリア。
貴方と共に国の繁栄を願って来たのに。即位が叶ったらポイなのですか?
猛烈な抗議と共に実家へ帰ると啖呵を切った直後、エミリアは隣国ヴァルデリアの王子に攫われてしまう。ヴァルデリア王子の、エドワードは影のある容姿に似合わず、強い情熱を秘めていた。私を愛しているって、本当ですか? でも、もうわたくしは誰の愛も信じたくないのです。
疑心暗鬼のエミリアに、エドワードは誠心誠意向に向き合い、愛を得ようと少しずつ寄り添う。一方でエミリアの失踪により国政が立ち行かなくなるヴォルティア王国。フィリップは自分の功績がエミリアの内助であると思い知り――
ざまあ系の物語です。
月城副社長うっかり結婚する 〜仮面夫婦は背中で泣く〜
白亜凛
恋愛
佐藤弥衣 25歳
yayoi
×
月城尊 29歳
takeru
母が亡くなり、失意の中現れた謎の御曹司
彼は、母が持っていた指輪を探しているという。
指輪を巡る秘密を探し、
私、弥衣は、愛のない結婚をしようと思います。
不遇な令嬢は次期組長の秘めたる溺愛に絡め取られる。
翼 うみ
恋愛
父の会社を立て直す交換条件のため、ほぼ家族に身売りされた形で関東最大級の極道・桜花組の次期組長に嫁入りしたジェシカ。しかし母を亡くして以降、義母と義妹に虐げられていたジェシカは実家を出られるなら、と前向きだった。夫となる和仁には「君を愛することはない」と冷たく突き放される。それでもジェシカは傷つくことはなく、自分にできることを探して楽しんでいた。
和仁には辛い過去がありそれ故に誰のことも愛さないと決めていたが、純真で健気なジェシカに段々と惹かれてゆき――。
政略結婚から始まる溺愛シンデレラストーリー。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる