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第九章 俺様、ダンジョンに潜る
(閑話)あ、そういえば青野さん非公開シーンの映像集だなんて一言も言って無かったっす
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憧れの映画監督から謎のSDカードを貰い、中身を早く見たいと急かす瀬田に引きずられるように署に戻たっす。
部署のあるフロアまでにすれ違った人全員に瀬田が自慢と「一緒に見ましょう!」と声をかけまくったから、たまたま手の空いていた方がゾロゾロついてくるっす。進むたびに人が後ろについてくるとか、どこかのRPGの勇者みたいっすね。
こんなにはしゃいでいる瀬田は初めて見たっす。しばらくこのネタでからかえるっすね。
「黒木! いったいどこほっつき歩いて……あん? 何だ? いっぱい引き連れて」
「ちょ、秦野さん、何で俺だけ!」
「ん。日頃の行い」
部屋に入った途端秦野さんに問答無用で拳骨をもらったっす。俺だけ酷いっす。
こういうの、エコひいきって言うっすよ。
秦野さんは、後からついてきた皆さんを見てキョトンとしてるっす。
「秦野さん、秦野さん! ちょっと会議室のプロジェクター借りても良いですか?! 良いですよね! あ、むしろ秦野さんも一緒に見ましょう! そうしましょう!」
「ぁあ? どうした瀬田? 何か悪いものでも……ってオイ、引っ張るな!」
あぁ、秦野さんが瀬田に引きずられるなんて、珍しい光景っすー。
瀬田も後で拳骨もらうと良いっすよ。たまには。うん。
ついでに部屋にいた別の班の皆さんにも声をかけて、総勢で、えーっと、とにかくたくさんっす。会議室に入りきらずに立ち見になったっす。
「おい、瀬田。いったい何を始めようってんだ?」
「映画監督の青野さんから非公開シーンを集めた極秘ファイルを貰ったんです! 大勢で見てくれって」
「はぁ? くだらん! 何だか知らんが、こっちはそれどころじゃないんだ! 木下の逮捕状が取れ次第確保できるよう人員配置をだな!」
「え、逮捕状取れそうな証拠あがったんっすか?」
フンフンと鼻息荒くまくしたてる瀬田を一蹴する秦野さん。
俺らが証拠を探すってことになっていたはずなのに、ってことと、あんなに木下さんは犯人じゃないって思っていたのに裏切られて、面白くないっす。
悔しいから、秦野さんを暫く足止めするっす。少しでも逮捕を遅らせるっすよ。
「まぁまぁ。木下さんは逃げるとかしないっす。それに、まだ申請通ってないんすよね。なら、ここですこーし時間潰したって問題ないっす」
「あ、こら黒木てめぇ! 押さえつけんな!」
秦野さんを無理矢理座らせて、立てないよう肩に全体重をかけたっす。
俺別に太ってるわけでもないのに、振り解けないとかやばくないっすか?
瀬田から珍しくグッジョブって合図を貰ったっす。
意気揚々とプロジェクターのスイッチを入れ、電気を暗くする瀬田。さぁて。
『……秦野さん、前にお金渡した時にこれで最後だって約束してくれたじゃないですか。なのに今度は監視カメラの映像を加工しろって言うんですか』
『あぁ。CGデザイナーとして映画に参画している貴様なら簡単だろう?』
うん? 何も映らないっす。声だけが聞こえるっす。配線間違ってるっすかね?
瀬田を見ると、プロジェクターの光の中で配線を確認してるのが見えるっす。
でも、間違ってないみたい? となるとこれは元々音声だけってことっすね。
それにしても、この秦野って人の声、聞き覚えあるっすねぇ。
「なぁっ! 何だこれは!」
「しーっ。聞こえないっす」
秦野さんが騒ぎ出したもんだから、右手で秦野さんの肩を押さえたまま左手で口を押えて静かにさせたっす。
後ろでザワザワし始めたけど、上映中喋るのはマナー違反っす。聞こえないっす。
『証拠がないからCG加工で作るって、そんなの犯罪じゃないですか』
『嫌なら良いんだぞ? その代わり貴様を豚箱にぶち込むだけだ。そうなったら、今製作中の映画は当然中止だろうなぁ。話題の映画なんだって? 損害賠償いくらかかるんだろうなぁ?』
『そんな。これがバレたら、結局一緒じゃないですか』
『バレなきゃ良いんだよ。バレなきゃ。お前はつまんない万引きを見逃してもらえて今まで通り仕事ができる。俺は1年も追いかけてる事件の犯人を捕まえられる。Win―Winだろう?』
ふむふむ、よくわからないけどわかったっす。
つまり、秦野さんが偽の証拠映像で誰かの逮捕令状取ろうとしたってことっすね。
「秦野さん、これはいったいどういうことですか!」
「まさか、今朝動いていた令状の件って……」
「こんなこと、公になったら……」
おおう。後ろで見ていた人達がどっと秦野さんに詰め寄ってきたっす。
まだ何か音声入っているっぽいっすけど、何かみんなそれどころじゃなさそうっすねー。
「く、黒木! 放せ!」
「ん? ダメっすよ、は・た・の・さん? どういうことか、署長も交えてじーっくりお話するっす」
逃さないっすよ。
にーっこり笑って見せたら、秦野さん顔を青褪めさせてたっす。他人の笑顔見て怖がるとか、失礼しちゃうっす。
**********
「(もぐもぐ)それで、(もぐもぐ)結局どうなったかと(もぐもぐ)言うとっすね」
「黒木、食べながら喋るな。汚い」
おおう、瀬田ってば相変わらず俺に冷たいっす。
でも俺ってば知ってるっす。今日の瀬田はいつものキレがないっす。
まぁ、木下さん夫妻の明らかに情事の後って光景を見てしまったのだから仕方ないっす。こういうの、朝チュンって言うんすよね。俺知ってるっす。
まぁ、返事を待たずに扉を開けたのも俺なんすけど。
瀬田がルナさんに好き好き言ってたの、本気だったんすね。
俺? 俺は、ルナさんが幸せならそれで良いっす。木下さんもご飯も好きっす。どちらかと言うとお二人の子供になりたいっすね。
「(ごくん)秦野さ……秦野は脅迫と公文書偽造で収容所に入ったっす。他にも収賄やら暴行やら、色々出てきそうだって言ってたっす」
「秦野が申請していた木下さんの逮捕令状は無効だとして取り下げられました」
あ、俺が言おうとしてたのに!
安心してください、ってルナさんの手を握りながら言う瀬田。まだ諦めてないっすか。
それにしても、安心して顔を緩ませたルナさん、マジ女神っす。木下さんも嬉しそうで良かったっす。
「お前達は、どうなるんだ?」
「3ヶ月間の自宅謹慎と減俸、降格で済んだっす! また町のお巡りさんからっすね!」
「この近辺は俺達が巡回しますので安心してくださいね、ルナさん」
「あら。見回りと称してうちに上がり込んじゃダメよ? ちゃんとお仕事終わらせてからね」
「「うっ」」
ルナさんにニッコリと釘を刺されたっす。
あの上映会の後、俺達は当然SDカードの出所を聞かれたっす。
木下さんの交友関係者である青野さんからのタレコミって正直に答えたっす。そしたら何故か俺達がここに出入りしていたことがバレたっす。
不正捜査だということで処分されたわけだけど、軽く済んで良かったっす。
秦野さんの件は、警察内部で極秘に処理したかったみたいっすけど、その日の内に全国民が知ることになったっす。
青野さんがマスコミに同じものをバラまいたらしいっす。青野さんは自分の映画のスタッフさんから秦野の件で相談されて録音機持たせたらしいっす。
元々話題性のある事件だっただけに、警察が無実の人を犯人として検挙しようとしているってネタにどの番組も喰いついたっす。報道は連日このニュースで持ちきり。
署には市民からの苦情や真偽を確認する電話で回線がパンクするほどだったっす。
「なんか、すまんな」
「いえいえー、不正捜査してたのは本当っすから。木下さんが謝ることないっす」
「だが、最初に確認してみろって家の中入れたのは俺だし」
「でもその後チャイムも鳴らさず上がり込むようになったのは俺達っす」
正直、スッとしてるっす。本当に気にすることないっす。
まだまだ木下さんの周りにはマスコミが張り付いているし、事件の捜査は継続中みたいっす。
けれど、行方不明だった子も全員見つかって、捜査の規模は縮小されるっす。
しばらくすれば、木下さんの周りも生徒さん達の周りも静かになるっす。
だから、これからは友人として朝ご飯を食べに来るっす!
部署のあるフロアまでにすれ違った人全員に瀬田が自慢と「一緒に見ましょう!」と声をかけまくったから、たまたま手の空いていた方がゾロゾロついてくるっす。進むたびに人が後ろについてくるとか、どこかのRPGの勇者みたいっすね。
こんなにはしゃいでいる瀬田は初めて見たっす。しばらくこのネタでからかえるっすね。
「黒木! いったいどこほっつき歩いて……あん? 何だ? いっぱい引き連れて」
「ちょ、秦野さん、何で俺だけ!」
「ん。日頃の行い」
部屋に入った途端秦野さんに問答無用で拳骨をもらったっす。俺だけ酷いっす。
こういうの、エコひいきって言うっすよ。
秦野さんは、後からついてきた皆さんを見てキョトンとしてるっす。
「秦野さん、秦野さん! ちょっと会議室のプロジェクター借りても良いですか?! 良いですよね! あ、むしろ秦野さんも一緒に見ましょう! そうしましょう!」
「ぁあ? どうした瀬田? 何か悪いものでも……ってオイ、引っ張るな!」
あぁ、秦野さんが瀬田に引きずられるなんて、珍しい光景っすー。
瀬田も後で拳骨もらうと良いっすよ。たまには。うん。
ついでに部屋にいた別の班の皆さんにも声をかけて、総勢で、えーっと、とにかくたくさんっす。会議室に入りきらずに立ち見になったっす。
「おい、瀬田。いったい何を始めようってんだ?」
「映画監督の青野さんから非公開シーンを集めた極秘ファイルを貰ったんです! 大勢で見てくれって」
「はぁ? くだらん! 何だか知らんが、こっちはそれどころじゃないんだ! 木下の逮捕状が取れ次第確保できるよう人員配置をだな!」
「え、逮捕状取れそうな証拠あがったんっすか?」
フンフンと鼻息荒くまくしたてる瀬田を一蹴する秦野さん。
俺らが証拠を探すってことになっていたはずなのに、ってことと、あんなに木下さんは犯人じゃないって思っていたのに裏切られて、面白くないっす。
悔しいから、秦野さんを暫く足止めするっす。少しでも逮捕を遅らせるっすよ。
「まぁまぁ。木下さんは逃げるとかしないっす。それに、まだ申請通ってないんすよね。なら、ここですこーし時間潰したって問題ないっす」
「あ、こら黒木てめぇ! 押さえつけんな!」
秦野さんを無理矢理座らせて、立てないよう肩に全体重をかけたっす。
俺別に太ってるわけでもないのに、振り解けないとかやばくないっすか?
瀬田から珍しくグッジョブって合図を貰ったっす。
意気揚々とプロジェクターのスイッチを入れ、電気を暗くする瀬田。さぁて。
『……秦野さん、前にお金渡した時にこれで最後だって約束してくれたじゃないですか。なのに今度は監視カメラの映像を加工しろって言うんですか』
『あぁ。CGデザイナーとして映画に参画している貴様なら簡単だろう?』
うん? 何も映らないっす。声だけが聞こえるっす。配線間違ってるっすかね?
瀬田を見ると、プロジェクターの光の中で配線を確認してるのが見えるっす。
でも、間違ってないみたい? となるとこれは元々音声だけってことっすね。
それにしても、この秦野って人の声、聞き覚えあるっすねぇ。
「なぁっ! 何だこれは!」
「しーっ。聞こえないっす」
秦野さんが騒ぎ出したもんだから、右手で秦野さんの肩を押さえたまま左手で口を押えて静かにさせたっす。
後ろでザワザワし始めたけど、上映中喋るのはマナー違反っす。聞こえないっす。
『証拠がないからCG加工で作るって、そんなの犯罪じゃないですか』
『嫌なら良いんだぞ? その代わり貴様を豚箱にぶち込むだけだ。そうなったら、今製作中の映画は当然中止だろうなぁ。話題の映画なんだって? 損害賠償いくらかかるんだろうなぁ?』
『そんな。これがバレたら、結局一緒じゃないですか』
『バレなきゃ良いんだよ。バレなきゃ。お前はつまんない万引きを見逃してもらえて今まで通り仕事ができる。俺は1年も追いかけてる事件の犯人を捕まえられる。Win―Winだろう?』
ふむふむ、よくわからないけどわかったっす。
つまり、秦野さんが偽の証拠映像で誰かの逮捕令状取ろうとしたってことっすね。
「秦野さん、これはいったいどういうことですか!」
「まさか、今朝動いていた令状の件って……」
「こんなこと、公になったら……」
おおう。後ろで見ていた人達がどっと秦野さんに詰め寄ってきたっす。
まだ何か音声入っているっぽいっすけど、何かみんなそれどころじゃなさそうっすねー。
「く、黒木! 放せ!」
「ん? ダメっすよ、は・た・の・さん? どういうことか、署長も交えてじーっくりお話するっす」
逃さないっすよ。
にーっこり笑って見せたら、秦野さん顔を青褪めさせてたっす。他人の笑顔見て怖がるとか、失礼しちゃうっす。
**********
「(もぐもぐ)それで、(もぐもぐ)結局どうなったかと(もぐもぐ)言うとっすね」
「黒木、食べながら喋るな。汚い」
おおう、瀬田ってば相変わらず俺に冷たいっす。
でも俺ってば知ってるっす。今日の瀬田はいつものキレがないっす。
まぁ、木下さん夫妻の明らかに情事の後って光景を見てしまったのだから仕方ないっす。こういうの、朝チュンって言うんすよね。俺知ってるっす。
まぁ、返事を待たずに扉を開けたのも俺なんすけど。
瀬田がルナさんに好き好き言ってたの、本気だったんすね。
俺? 俺は、ルナさんが幸せならそれで良いっす。木下さんもご飯も好きっす。どちらかと言うとお二人の子供になりたいっすね。
「(ごくん)秦野さ……秦野は脅迫と公文書偽造で収容所に入ったっす。他にも収賄やら暴行やら、色々出てきそうだって言ってたっす」
「秦野が申請していた木下さんの逮捕令状は無効だとして取り下げられました」
あ、俺が言おうとしてたのに!
安心してください、ってルナさんの手を握りながら言う瀬田。まだ諦めてないっすか。
それにしても、安心して顔を緩ませたルナさん、マジ女神っす。木下さんも嬉しそうで良かったっす。
「お前達は、どうなるんだ?」
「3ヶ月間の自宅謹慎と減俸、降格で済んだっす! また町のお巡りさんからっすね!」
「この近辺は俺達が巡回しますので安心してくださいね、ルナさん」
「あら。見回りと称してうちに上がり込んじゃダメよ? ちゃんとお仕事終わらせてからね」
「「うっ」」
ルナさんにニッコリと釘を刺されたっす。
あの上映会の後、俺達は当然SDカードの出所を聞かれたっす。
木下さんの交友関係者である青野さんからのタレコミって正直に答えたっす。そしたら何故か俺達がここに出入りしていたことがバレたっす。
不正捜査だということで処分されたわけだけど、軽く済んで良かったっす。
秦野さんの件は、警察内部で極秘に処理したかったみたいっすけど、その日の内に全国民が知ることになったっす。
青野さんがマスコミに同じものをバラまいたらしいっす。青野さんは自分の映画のスタッフさんから秦野の件で相談されて録音機持たせたらしいっす。
元々話題性のある事件だっただけに、警察が無実の人を犯人として検挙しようとしているってネタにどの番組も喰いついたっす。報道は連日このニュースで持ちきり。
署には市民からの苦情や真偽を確認する電話で回線がパンクするほどだったっす。
「なんか、すまんな」
「いえいえー、不正捜査してたのは本当っすから。木下さんが謝ることないっす」
「だが、最初に確認してみろって家の中入れたのは俺だし」
「でもその後チャイムも鳴らさず上がり込むようになったのは俺達っす」
正直、スッとしてるっす。本当に気にすることないっす。
まだまだ木下さんの周りにはマスコミが張り付いているし、事件の捜査は継続中みたいっす。
けれど、行方不明だった子も全員見つかって、捜査の規模は縮小されるっす。
しばらくすれば、木下さんの周りも生徒さん達の周りも静かになるっす。
だから、これからは友人として朝ご飯を食べに来るっす!
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