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第1章 始まり
1.憧れの異世界転生
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光り輝くその道を抜けるとどこかの部屋であった。強い光が不意に弱くなり、俺はそこで立ち止まった。
向こうの部屋から女性がやって来て、俺の目の前で立ち止まった。小さな風が起きた。その女性は俺の顔の前で手を振りながら、
「永井さーん」
羽衣を纏っている目の前の女性は、汚れ一つない真っ白な服に身を包み、俺の名前を呼んでいた。
ふと我に返った俺は状況の把握を試みた。辺りを見ると白い部屋に女性と俺の2人だけだ。
すると
「永井さん、すみません、今から地球とは異なる世界に行ってもらいます」
え、地球と異なる世界に行けってことは異世界転移ってこと?
「残念ながらちょっと違います。正確には転生です。」
「心読みました?」
「はい、そのくらいは意識せずともできますから」
「じゃんけんぽい」
「ぽい」
「ぽい」
「ぽい」
「ぽい」
5戦全敗まさか1度も勝てないとは
「本当に心が読めるんですね。疑ってすみません」
「大丈夫ですよ」
「ところで転生ってことは、赤ん坊からやり直すんですか?そもそも、何で異世界転生しなきゃいけないんですか?俺は、ラノベで異世界ものをよく読むんで嬉しいんですが、理由は教えて欲しいです」
「あ、すみません。説明するとですね。誰でも良かったんですけど異世界に憧れている人の方が楽しんでくれるかと思いましてですね、お願いできますか?」
「いいですけど。結局何をすればいいんですか?」
「自由に暮らしててください」
「自由に暮らしていいんですか?」
「はい、でも犯罪は犯さないでくださいね」
「でも言語の読み書きやお金などは?」
「安心してください、私の力でなんとかします」
「ありがとうございます」
「じゃあ、特殊能力を選んでください」
________________________________________________________________
〈鑑定〉:どんなものでも価値がわかる
商人に向いている
〈不死〉:どんな攻撃を受けても死なない
戦闘職に向いている
〈創造〉:イメージしたものを、自分の心臓から半径10m以内に創り出すことができる(消すのは自由)
商人にも戦闘職にも向いている
〈瞬間移動〉:念じた場所に一瞬で移動できる。触れている物や人も一緒に移動可能(地球以外)
配達職に向いている
________________________________________________________________
この中だとこれかな?
《SA〈創造〉を習得しました》
うわっ、声が直接頭の中にきた。ラノベの主人公はこんなのを体験してるのかー
「ステータスオープンと念じてみてください」
ステータスオープン
————————————————————————————
名前:永井 和馬
性別:男
年齢:16
Lv:1
HP:100
MP:150
攻撃力:10(装備によって増減)
防御力:20(装備によって増減)
[スキル]
なし
[魔法]
なし
[SA]
〈創造〉
————————————————————————————
これが俺のステータスか、意外と普通だなぁ
「ステータスの確認はできたようですね。他に何かありますか?」
「特にありません」
「あ、異世界転生しても記憶はそのままなので安心してください」
「ありがとうございます」
「では、異世界転生生活を存分にに楽しんでください」
俺の周りに魔法陣が現れ俺の意識は遠のいていった
向こうの部屋から女性がやって来て、俺の目の前で立ち止まった。小さな風が起きた。その女性は俺の顔の前で手を振りながら、
「永井さーん」
羽衣を纏っている目の前の女性は、汚れ一つない真っ白な服に身を包み、俺の名前を呼んでいた。
ふと我に返った俺は状況の把握を試みた。辺りを見ると白い部屋に女性と俺の2人だけだ。
すると
「永井さん、すみません、今から地球とは異なる世界に行ってもらいます」
え、地球と異なる世界に行けってことは異世界転移ってこと?
「残念ながらちょっと違います。正確には転生です。」
「心読みました?」
「はい、そのくらいは意識せずともできますから」
「じゃんけんぽい」
「ぽい」
「ぽい」
「ぽい」
「ぽい」
5戦全敗まさか1度も勝てないとは
「本当に心が読めるんですね。疑ってすみません」
「大丈夫ですよ」
「ところで転生ってことは、赤ん坊からやり直すんですか?そもそも、何で異世界転生しなきゃいけないんですか?俺は、ラノベで異世界ものをよく読むんで嬉しいんですが、理由は教えて欲しいです」
「あ、すみません。説明するとですね。誰でも良かったんですけど異世界に憧れている人の方が楽しんでくれるかと思いましてですね、お願いできますか?」
「いいですけど。結局何をすればいいんですか?」
「自由に暮らしててください」
「自由に暮らしていいんですか?」
「はい、でも犯罪は犯さないでくださいね」
「でも言語の読み書きやお金などは?」
「安心してください、私の力でなんとかします」
「ありがとうございます」
「じゃあ、特殊能力を選んでください」
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〈鑑定〉:どんなものでも価値がわかる
商人に向いている
〈不死〉:どんな攻撃を受けても死なない
戦闘職に向いている
〈創造〉:イメージしたものを、自分の心臓から半径10m以内に創り出すことができる(消すのは自由)
商人にも戦闘職にも向いている
〈瞬間移動〉:念じた場所に一瞬で移動できる。触れている物や人も一緒に移動可能(地球以外)
配達職に向いている
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この中だとこれかな?
《SA〈創造〉を習得しました》
うわっ、声が直接頭の中にきた。ラノベの主人公はこんなのを体験してるのかー
「ステータスオープンと念じてみてください」
ステータスオープン
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名前:永井 和馬
性別:男
年齢:16
Lv:1
HP:100
MP:150
攻撃力:10(装備によって増減)
防御力:20(装備によって増減)
[スキル]
なし
[魔法]
なし
[SA]
〈創造〉
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これが俺のステータスか、意外と普通だなぁ
「ステータスの確認はできたようですね。他に何かありますか?」
「特にありません」
「あ、異世界転生しても記憶はそのままなので安心してください」
「ありがとうございます」
「では、異世界転生生活を存分にに楽しんでください」
俺の周りに魔法陣が現れ俺の意識は遠のいていった
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