魔物使いの異世界大陸平定記(改訂版)

ボルトコボルト

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第一章 深淵の樹海

第11話 雷獣2

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ゴブリン達を倒した仲間達がレベルアップして、何人かは進化可能になった。

後ろでゴブリンメイジを倒したハクとゴブリンリーダーを倒したスパがこちらを見ていた。

ハクから念話がきた。
(大丈夫そうね。)
(危なかったよ。)

リザが心配そうに、
(危ない、だったの?)
(そう。俺は人間だから、今防具もないし、切られたら死ぬかもね。)

(切られた、死ぬ。・・・私、ヒロト様、盾、なる。)
(有難う。)

俺はライゾウを向いて念話を飛ばした。
(ライゾウ、俺はヒロト、宜しくね。)

(ライゾウだ。助けて貰った様だな。
眷属・・・になったのか。
素早くなって力も増した。)

ハクからライゾウに念話が飛ぶ。
(凄く強いのにどうしたの?ゴブリン達なんて余裕でぶっ飛ばせるでしょ。)

(実はエルフから逃げてきたのだ。)

(エルフから?)

ライゾウは不満が溜まってたのか、会話に飢えていたのか一気に話始めた。
(エルフは酷い奴等さ。
精霊や幻獣を強制的に契約して使役する。
待遇は奴隷以下。
食事も自由も全くない。
普段は真っ暗な精霊の腕輪に封印されている。
そして魔法が必要な時だけ呼ばれ、魔法を放つとまた封じ込められる。
敵を倒しても経験値はエルフが取得するので成長もしない。

最近契約していたエルフがゴブリンとの戦闘で死亡したんだよ。

通常は精霊の腕輪に封印されて、別のエルフに回収されるけど、戦闘中に偶然精霊の腕輪が壊れて解放されたのだ。

これ幸いと逃走したさ。

それで追っ手のエルフと精霊と戦いながら逃げていた。

途中で何度もゴブリンとも戦ってたらMPが切れて御覧の通りだ。)

俺はライゾウを撫で撫でした。
(そうか~。苦労したんだな。)

ハクがライゾウに説明する。
(眷属になっても、封印される事もないし、自由だよ。)

(そうみたいだな。
仲間達の顔を見れば分かるぞ。
活き活きしてる。)

うんうんと頷く仲間達。

自由ではないぞ、言う事は聞いてよ。
敢えて否定はしないけどね。
苦笑いを浮かべる俺です。

そしてレベルアップと進化。

ハクが嬉しそうに。
(私、久しぶりにレベルアップしたわ。
眷属になって良かったぁ。)

スパも嬉しいみたい。
(私もです。)

ライゾウも嬉しそうに。
(俺もだ!何百年ぶりだろう。
精霊契約が解けて眷属になって良かったよ。
レベルアップして、いつかエルフに捕まってる仲間達を解放するぞ。)

(頑張れぇ。)
ハクがライゾウを応援した。

(俺のスキルのお陰だよ。
眷属の経験値が2倍で全員に共有する。
だから一人で今倒したゴブリン6匹分の経験値と、更にもう6匹倒した分の経験値が入る。)

ハクとライゾウがニコニコして。
(すっご~い!お得だわ。レベルが上がりまくりね。)
(うむ。素晴らしいな。)

そして、進化は、次の話で・・・。
今日はここまで。
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