魔物使いの異世界大陸平定記(改訂版)

ボルトコボルト

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第二章 ガラード王国

第30話 救援

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拠点の充実を図った。

地下2階を森林のエリアとし、生け捕りした魔物や動物を解放。
非常用食料ね。放牧のイメージ。

地下3階にヒナの部屋を移し、俺の部屋と眷属達の部屋を増設。

俺達は、午前中に寝床を作成したりして、俺の部屋と眷属達の部屋の充実をはかる。

昼食後、昼寝をして夜にヒナのレベ上げを兼ねた狩りを実施。

拠点防衛をローテーションとし、コボルト達は、キラービーとダンジョンのゴブリンとゴブ1、オークのオク1、エリュマントスのイノ1~イノ3、アルミラージのアル、キラーマンテイスのカマ1達の拠点防衛メンバー達のレベ上げを兼ねた狩りを行う。

狩りは魔物を倒す以外に、イビルアイの鑑定を使用し、果実や食べられる野生の野菜の採取を行い食料の充実を図る。

スパには蜘蛛の眷属も増やすように指示し、警戒範囲も広げて行く。
ステュムパリデス5匹は、小蜘蛛達と一緒に人間の国探しだ。

そんな日々を何日か過ごしていたら、ステ3が樹海の南端から出て川沿いに人間の村を発見した。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

昼食を食べて、いつものお昼寝をしようとしたら、ステ3から念話がきた。

(ヒロト様、人間、巣、見つけた。)

(お!でかした。そのまま人間に見つからないように待機だ。)

(はい。)

眷属共有でステ3の位置を確認。

2日くらいで行けそうな距離だな。

(お昼寝中止!俺達は今から人間の国へ行くぞ。コボルト達は今までと同様レベ上げと狩りをしていてね。)

「私も行きたーい。」

「ヒナは太陽光に弱いから日中は外に出れないでしょ。」

「え~。そうだけどー。」

「町に着いたら夜に眷属召喚するよ。」

「やったー。味が薄い肉は飽きたのよ~。飲食店で夕飯宜しくー。」

「分かった。召喚するまで、レベ上げしててね。」

了解ラジャー!コボ1、レベ上げに連れてって。」

「コボ1達は夜の狩りにシフトだな。」

「承知しました。」

(ステ1とステ2、ステ4、ステ5は拠点に戻ってレベ上げに混ざってくれ。)

((((はい。))))

「人間の国へ出発だ。」

リザに乗りステ3がいる方角に向かった。

俺の他に人間の国に向かったメンバーは次の通り。

右手に白蛇の手甲、次元白蛇のハク。

左手にアルラウネの手甲、アルラウネのレイ。

鞍がわり、マジックスライムのスラオ。

左手の手甲の装飾、小さくなった土蜘蛛のスパ。

同じく左手の手甲の装飾、イビルアイのアイ。

俺を乗せるドレイクのリザ。

リザの頭に雷獣のライゾウ。

俺の後ろに女王蜂キラービークイーンのビー。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

途中で出会った魔物は戦う時間が惜しいので、かたっぱしからライゾウの雷で気絶させ異次元収納。

夜になったら、ハクの転移で拠点へ戻り、気絶させた魔物を地下2階に解放。

その後、夕食を食べて就寝。

次の朝、朝食を食べて、ハクのスキルでもとの場所に転移。

野宿しなくて良いので良かったよ。

ハクに感謝だね。

しばらく進むと、
アイから念話が届く。
(前方、左、ゴブリンと人間、戦闘)

アイは前方左に飛んで行く。

リザに乗ったままアイの後ろをついていく。

馬車をゴブリンの群れが襲っていた。

出た!テンプレの展開。

襲われているのは姫か?貴族か?

馬車は高級には見えないので商人かな。

ゴブリンは10匹、内2匹は倒れている。

護衛は3人倒れていて男女二人が必死に馬車を守っている。
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