魔物使いの異世界大陸平定記（改訂版）

第二章 ガラード王国

第31話 傭兵アリア

アイから護衛二人の鑑定情報の連絡があった。

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ゴブリンリーダー　　　１匹
ゴブリンメイジ　　　　２匹
ゴブリンアーチャー　　１匹
ゴブリン　　　　　　　４匹
倒れているのはゴブリン２匹。

護衛男
　職業：弓使い　レベル１５。

護衛女
　職業：剣士　　レベル１２。

護衛の男３人が倒れている。

職業は探索者、剣士二人。

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弓使いは矢が尽きたのか、ナイフで戦闘している。

剣士は怪我をしているようだ。

「助けます！」

一言叫んでリザに乗ったまま近づくとゴブリン達はこちらを振り向いた。

ゴブリンアーチャーにスラオの炎弾ファイアーバレット。

ゴブリンメイジ１匹にライゾウの雷撃。

もう１匹のゴブリンメイジには、アイの魅了。

アイは魅了の後にゴブリンリーダーのＭＰ吸収。

一番近いゴブリンをリザが爪で切り裂く。

ハクが次のゴブリンの首に巻き付いて切断。

ビーがニードルバレットでゴブリンを撃つ。

残り１匹のゴブリンと護衛の男女が戦っている。

魅了されたゴブリンメイジがゴブリンリーダーに炎弾ファイアーバレット。

ライゾウは護衛と戦っているゴブリンに雷撃。

スラオは護衛と戦っているゴブリンに炎弾ファイアーバレット。

ハクは魅了されたゴブリンメイジの首に巻き付いて切断。

レベルアップのメッセージが流れた。

倒れている護衛は死亡していたので、生き残った護衛にレイのエリアヒール。

リザから降りて護衛達の元へ駆け寄る。

スラオは鞍から変形して俺の身体に張り付いた。

アイは俺の左手に戻った。

「俺はヒロトと言います、亡くなった方は残念ですが、間に合って良かった。」

「私は傭兵のアリア、助けてくれて有り難う御座います。」

「俺は傭兵のレイク、助かったよ、有り難う。」

アリアは近づいてきて両手で俺の手を握る。

アリアは身長165cmぐらいのちょっと大きめの女性。

短めの赤い髪に青い目で、革の鎧を着ていた。

年齢２０才ぐらいかな？

うん、可愛い。

レイクは身長175cmぐらいで、ちょっと大きめの男性。

短い金髪で青い目のガッシリした体型。

３０才ぐらいかな？

革の鎧を着ている。

美男子・・・だな。

ゴブリンから助けた傭兵二人。

女性の傭兵アリアは俺の手を両手で握っている。

「火魔法と回復魔法、それに白い蛇のようなムチ・・・。

その服は・・・、君はいったい何者？」

「俺は魔物使いだよ。それ以外は秘密ね。」

ハクとスラオの攻撃は俺の攻撃に見えていたのか。

「魔物使い・・・。」

すると馬車の中から笑顔で男が降りてきた。