3 / 42
第1章 俺が少女漫画のヒロインに!?
俺はお前らを好きにならない!
しおりを挟む
なんとか午前授業をやり過ごした昼休み。
校舎中をうろついてようやく発見したのは、人気のない裏庭。
「はぁ……。ぼっち飯か……」
前世では部活の友達やクラスメイトと和気藹々と昼休みを過ごすことが多かったので、久しぶりのぼっち飯だ。
女子に転生したからと言って、急に女子だけの輪に入れるほど俺のコミュ力は高くなかったのだ。
木々の間から差し込む太陽光が眩しい。
風は少し冷たくて、春の陽気を感じさせる。
俺は比較的綺麗な木の根元に腰を下ろし、弁当を広げる。
「にゃあ」
学校にそぐわない鳴き声がどこからか聞こえ、辺りを見回すと、子猫が木陰からのそのそと出てきた。
目がくりっくりの三毛猫だった。
「学校に猫なんているんだ……」
前世の高校生活三年間では遭遇しなかったな。
「にゃお」
人を恐れていないのか、俺のすぐそばまでやってくると、ころんとお腹を空に向けて寝転んだ。
「か、可愛い……!」
こんな風に愛想を振りまけば人間から餌をもらえるなんて、誰から教わったんだ?
まったく、その通りである。
「何か食べたいのか?」
猫が食べても害のなさそうな食べ物が入ってないか、弁当の中身を物色する。
冷凍食品のオンパレードで、いかにも猫が腹を壊しそうなラインナップだった。
冷凍食品は美味いが、動物に与えるなら話は別である。
「ごめんな、お前が食えそうなもん、持ってないや……」
「にゃあ~!」
俺の言葉が分かるかのように、猫は不服そうに鳴いた。
「そんなこと言われても、お前も腹壊したくはないだろ……?」
「にゃお~ん!」
「えぇ……」
猫相手に一生懸命説明するが、鳴き声はさらに強くなるばかり。
……どうしたもんか。
俺は頭を悩ませる。
学校の購買に猫の餌なんて、売ってるわけないし。
今からコンビニにダッシュして、猫用の餌でも買ってこようか……?
先生にバレなければいけるか?
「にゃにゃぁ~ん!」
「わ、分かった! ちょっと待ってろ、コンビニ行ってくるから」
俺が猫の圧に負けて、通学路で見かけたコンビニまでダッシュしようとした、そのときだった。
「どけ!!」
──そうして、鬼塚が空から降ってきて冒頭に戻るわけだ。
……ん?
と、ここで俺は一つの違和感を覚える。
生徒会長と……仲が悪い不良……?
少女漫画……。
木の上で昼寝……。
──あっ。
点と点が線になった感覚が、俺の脳天をぶち抜いた。
「ああああああああああっ!!」
急に大声を出した俺に、高身長の二人組がびっくりした表情で俺を見つめていた。
「な、なんだよ急に……」
「驚かせるな……」
とち狂ったのか、とでも言いたげな二人の視線を浴びせられる。
しかし、こっちはそれどころではなかった。
……思い出した!
こいつら、昔、姉ちゃんから借りて読んだ少女漫画に登場するキャラだ!
「不良の鬼塚《おにづか》!」
びしり、と鬼塚を指差す。ビクッと鬼塚の肩が跳ねた。
「生徒会長の伊集院《いじゅういん》!」
次に、伊集院を指差す。伊集院もビクッとした。
「俺は、早乙女乙女《さおとめ おとめ》!」
少女漫画の主人公でありヒロイン!
つまり、俺は──!
少女漫画のヒロインに転生しちまったってことか!!
思い出せ、はるか昔、小学生の頃に途中まで読んだ少女漫画のストーリーを!
確か……確か……!
犬猿の仲の二人が、俺を取り合う物語だったはずだ……!
最終的にどっちとくっついたかは──覚えてない!
くそ、肝心なところを!
つまり、このまま流れに身を任せていたら……!
「こいつらに迫られちまうってことか……!?」
口をついて出た言葉に、事態の重さを再認識して俺は頭を抱える。
男に迫られるなんて、俺は絶対に嫌だ!!
まだ彼女ができたことも、告白したこともされたことも。
女の子と手を繋いだこともない!
それが、こんなところでイケメンかイケメンの選択を求められるなんて……!
「お、おい……」
「なんなんだ……?」
突如として叫んだかと思えば、頭を抱え始めた俺を本気で心配し始めた大男二人が、おっかなびっくり俺に手を伸ばしてきた。
パァン!
俺は、その手を払いのけた。
そして、再び二人に人差し指を突きつける。
「いいか! よく聞け!」
伊集院と鬼塚は俺に圧されるがまま素直に黙った。
「俺は! 絶対に! お前らのことを好きにならない!!」
「…………」
「…………」
はぁはぁ、と息切れしてから、とんでもないことを言ってしまったことに気づく
こいつらを本気で怒らせたら、普通にワンパンされちまう……!
「じゃ、じゃあ、そういうことだから!」
そう言って、俺は出せる全速力を発揮した。
「はぁ……?」
「どういうことだ……?」
突然のこと続きで、二人がまだ呆然としているのをいいことに、俺は食べかけの弁当を拾ってさっさとその場から退散した。
好きにならないって宣言する少女漫画のヒロインなんていないだろ……!
知らんけど!
***
伊集院と鬼塚は、走り去っていく早乙女の後ろ姿を、ただ見送ることしかできなかった。
二人とも、そのよく整ったルックスで、女子から言い寄られた回数は両手両足では数え切れず、バレンタインデーなどはほとほと憂鬱なイベントでしかない──そんな人生を歩んできた。
好意を寄せられた経験は星の数ほどあれど、わざわざ面と向かって『好きにはならない』と宣言されたのは、初めてのことで。
「なんだ、あいつ……」
と、鬼塚はつぶやいた。
心なしか、その口元は笑みを浮かべている。
「おもしれー女……」
鬼塚の言葉に、伊集院が小さくうなずいた。
「……ふっ。今日ばかりは、お前に同意する」
犬猿の仲の二人だったが、このときだけは、意見が合致したのだった。
校舎中をうろついてようやく発見したのは、人気のない裏庭。
「はぁ……。ぼっち飯か……」
前世では部活の友達やクラスメイトと和気藹々と昼休みを過ごすことが多かったので、久しぶりのぼっち飯だ。
女子に転生したからと言って、急に女子だけの輪に入れるほど俺のコミュ力は高くなかったのだ。
木々の間から差し込む太陽光が眩しい。
風は少し冷たくて、春の陽気を感じさせる。
俺は比較的綺麗な木の根元に腰を下ろし、弁当を広げる。
「にゃあ」
学校にそぐわない鳴き声がどこからか聞こえ、辺りを見回すと、子猫が木陰からのそのそと出てきた。
目がくりっくりの三毛猫だった。
「学校に猫なんているんだ……」
前世の高校生活三年間では遭遇しなかったな。
「にゃお」
人を恐れていないのか、俺のすぐそばまでやってくると、ころんとお腹を空に向けて寝転んだ。
「か、可愛い……!」
こんな風に愛想を振りまけば人間から餌をもらえるなんて、誰から教わったんだ?
まったく、その通りである。
「何か食べたいのか?」
猫が食べても害のなさそうな食べ物が入ってないか、弁当の中身を物色する。
冷凍食品のオンパレードで、いかにも猫が腹を壊しそうなラインナップだった。
冷凍食品は美味いが、動物に与えるなら話は別である。
「ごめんな、お前が食えそうなもん、持ってないや……」
「にゃあ~!」
俺の言葉が分かるかのように、猫は不服そうに鳴いた。
「そんなこと言われても、お前も腹壊したくはないだろ……?」
「にゃお~ん!」
「えぇ……」
猫相手に一生懸命説明するが、鳴き声はさらに強くなるばかり。
……どうしたもんか。
俺は頭を悩ませる。
学校の購買に猫の餌なんて、売ってるわけないし。
今からコンビニにダッシュして、猫用の餌でも買ってこようか……?
先生にバレなければいけるか?
「にゃにゃぁ~ん!」
「わ、分かった! ちょっと待ってろ、コンビニ行ってくるから」
俺が猫の圧に負けて、通学路で見かけたコンビニまでダッシュしようとした、そのときだった。
「どけ!!」
──そうして、鬼塚が空から降ってきて冒頭に戻るわけだ。
……ん?
と、ここで俺は一つの違和感を覚える。
生徒会長と……仲が悪い不良……?
少女漫画……。
木の上で昼寝……。
──あっ。
点と点が線になった感覚が、俺の脳天をぶち抜いた。
「ああああああああああっ!!」
急に大声を出した俺に、高身長の二人組がびっくりした表情で俺を見つめていた。
「な、なんだよ急に……」
「驚かせるな……」
とち狂ったのか、とでも言いたげな二人の視線を浴びせられる。
しかし、こっちはそれどころではなかった。
……思い出した!
こいつら、昔、姉ちゃんから借りて読んだ少女漫画に登場するキャラだ!
「不良の鬼塚《おにづか》!」
びしり、と鬼塚を指差す。ビクッと鬼塚の肩が跳ねた。
「生徒会長の伊集院《いじゅういん》!」
次に、伊集院を指差す。伊集院もビクッとした。
「俺は、早乙女乙女《さおとめ おとめ》!」
少女漫画の主人公でありヒロイン!
つまり、俺は──!
少女漫画のヒロインに転生しちまったってことか!!
思い出せ、はるか昔、小学生の頃に途中まで読んだ少女漫画のストーリーを!
確か……確か……!
犬猿の仲の二人が、俺を取り合う物語だったはずだ……!
最終的にどっちとくっついたかは──覚えてない!
くそ、肝心なところを!
つまり、このまま流れに身を任せていたら……!
「こいつらに迫られちまうってことか……!?」
口をついて出た言葉に、事態の重さを再認識して俺は頭を抱える。
男に迫られるなんて、俺は絶対に嫌だ!!
まだ彼女ができたことも、告白したこともされたことも。
女の子と手を繋いだこともない!
それが、こんなところでイケメンかイケメンの選択を求められるなんて……!
「お、おい……」
「なんなんだ……?」
突如として叫んだかと思えば、頭を抱え始めた俺を本気で心配し始めた大男二人が、おっかなびっくり俺に手を伸ばしてきた。
パァン!
俺は、その手を払いのけた。
そして、再び二人に人差し指を突きつける。
「いいか! よく聞け!」
伊集院と鬼塚は俺に圧されるがまま素直に黙った。
「俺は! 絶対に! お前らのことを好きにならない!!」
「…………」
「…………」
はぁはぁ、と息切れしてから、とんでもないことを言ってしまったことに気づく
こいつらを本気で怒らせたら、普通にワンパンされちまう……!
「じゃ、じゃあ、そういうことだから!」
そう言って、俺は出せる全速力を発揮した。
「はぁ……?」
「どういうことだ……?」
突然のこと続きで、二人がまだ呆然としているのをいいことに、俺は食べかけの弁当を拾ってさっさとその場から退散した。
好きにならないって宣言する少女漫画のヒロインなんていないだろ……!
知らんけど!
***
伊集院と鬼塚は、走り去っていく早乙女の後ろ姿を、ただ見送ることしかできなかった。
二人とも、そのよく整ったルックスで、女子から言い寄られた回数は両手両足では数え切れず、バレンタインデーなどはほとほと憂鬱なイベントでしかない──そんな人生を歩んできた。
好意を寄せられた経験は星の数ほどあれど、わざわざ面と向かって『好きにはならない』と宣言されたのは、初めてのことで。
「なんだ、あいつ……」
と、鬼塚はつぶやいた。
心なしか、その口元は笑みを浮かべている。
「おもしれー女……」
鬼塚の言葉に、伊集院が小さくうなずいた。
「……ふっ。今日ばかりは、お前に同意する」
犬猿の仲の二人だったが、このときだけは、意見が合致したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
日本一のイケメン俳優に惚れられてしまったんですが
五右衛門
BL
月井晴彦は過去のトラウマから自信を失い、人と距離を置きながら高校生活を送っていた。ある日、帰り道で少女が複数の男子からナンパされている場面に遭遇する。普段は関わりを避ける晴彦だが、僅かばかりの勇気を出して、手が震えながらも必死に少女を助けた。
しかし、その少女は実は美男子俳優の白銀玲央だった。彼は日本一有名な高校生俳優で、高い演技力と美しすぎる美貌も相まって多くの賞を受賞している天才である。玲央は何かお礼がしたいと言うも、晴彦は動揺してしまい逃げるように立ち去る。しかし数日後、体育館に集まった全校生徒の前で現れたのは、あの時の青年だった──
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
サンスクミ〜学園のアイドルと偶然同じバイト先になったら俺を3度も振った美少女までついてきた〜
野谷 海
恋愛
「俺、やっぱり君が好きだ! 付き合って欲しい!」
「ごめんね青嶋くん……やっぱり青嶋くんとは付き合えない……」
この3度目の告白にも敗れ、青嶋将は大好きな小浦舞への想いを胸の内へとしまい込んで前に進む。
半年ほど経ち、彼らは何の因果か同じクラスになっていた。
別のクラスでも仲の良かった去年とは違い、距離が近くなったにも関わらず2人が会話をする事はない。
そんな折、将がアルバイトする焼鳥屋に入ってきた新人が同じ学校の同級生で、さらには舞の親友だった。
学校とアルバイト先を巻き込んでもつれる彼らの奇妙な三角関係ははたしてーー
⭐︎第3部より毎週月・木・土曜日の朝7時に最新話を投稿します。
⭐︎もしも気に入って頂けたら、ぜひブックマークやいいね、コメントなど頂けるととても励みになります。
※表紙絵、挿絵はAI作成です。
※この作品はフィクションであり、作中に登場する人物、団体等は全て架空です。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる