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ルビーは一人で歩いていた。
ルビーの背丈ほどの高さがある大きな黒い犬が目の前にいた。
犬は伸びをして大きな口を開き欠伸をした。
犬はルビーの方を向いた。
青い色の瞳をルビーをじっと見つめた。
犬は話した。
「ずいぶん顔付きが変わってしまったな。時間がかかり過ぎて待ちくびれたよ。」
ルビーは犬の元に行って笑って答えた。
「お待たせ、クロマ。クロマもずいぶん姿が変わったね。」
クロマも笑った。
「欲しかったものは手に入ったか。じゃ、俺の上に乗れ。その方が早い。」
ルビーは首を横に振った。
「この世界に来た時からずっと歩いていたんだ。最後まで歩いて行くよ。」
二人は歩いて行く。
歩いている道は目の前に広がる大きな森へと続いている。
森に入るまでは草原だった。
「こんなにも森と草原が分けられてるのって久々に見たなあ。ルビーは、この場所覚えているか。」
ルビーは当たり前の様に言った。
「そんなの知らないよ。どこにでもあるんじゃない?」
ルビーの背丈ほどの高さがある大きな黒い犬が目の前にいた。
犬は伸びをして大きな口を開き欠伸をした。
犬はルビーの方を向いた。
青い色の瞳をルビーをじっと見つめた。
犬は話した。
「ずいぶん顔付きが変わってしまったな。時間がかかり過ぎて待ちくびれたよ。」
ルビーは犬の元に行って笑って答えた。
「お待たせ、クロマ。クロマもずいぶん姿が変わったね。」
クロマも笑った。
「欲しかったものは手に入ったか。じゃ、俺の上に乗れ。その方が早い。」
ルビーは首を横に振った。
「この世界に来た時からずっと歩いていたんだ。最後まで歩いて行くよ。」
二人は歩いて行く。
歩いている道は目の前に広がる大きな森へと続いている。
森に入るまでは草原だった。
「こんなにも森と草原が分けられてるのって久々に見たなあ。ルビーは、この場所覚えているか。」
ルビーは当たり前の様に言った。
「そんなの知らないよ。どこにでもあるんじゃない?」
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