18 / 31
春はあけぼの
春はあけぼの
しおりを挟む
「じゃあさ、みんなでLINE登録しようか?」
夏樹が皆を見回して提案する。
「ホントに?嬉しいィ教えて!」
好奇心旺盛な春海が興味津津な顔で覗き込む。
「わたしも知らな~い!」
そして真冬も輪に加わる。
「私も家族以外と使うのは初めて♪」
千秋もあまり詳しくは知らないみたいだ。
「グループで登録すると、スマホのネット使ってチャット通信が出来たり、グループ間の友だちには電話代掛からずに通話出来るんだ。」
「えーー!凄くない?でもおバカなあたしのスマホでも出来るかなぁ?」
春海が不安そうに呟く。
「春海はスイカ頭でもスマホはお利口だから大丈夫だよ。」
夏樹が慰さめてるんだか、茶化してるんだかよく判らない返答をする。
「ぷぷっ」
真冬と千秋が同時に噴き出した。
「な、何気にひどいわ夏樹もみんなも。スイカ頭は今後絶対禁句だからね!」
「冗談、冗談。ほら貸してみて、登録したげるよ。」
夏樹が春海からスマホを受け取る。
「夏樹、わたしのもやって~!」
「私も私もー!」
真冬も千秋も自分のスマホを差し出しおねだりした。
「ハイハイ、順番にやったげるから待ってて。」
夏樹はテキパキと作業を進めていく。
みんなは思った。
“機械に強いコがいて助かったァ。これからスマホのことは総て夏樹に相談しようっと”と。
そんなこととはつゆ知らず、ニコニコ顔の夏樹は早くもつぎのスマホに取り掛かっていた。
女同士とは、かくも腹黒い生物である。
夏樹が皆を見回して提案する。
「ホントに?嬉しいィ教えて!」
好奇心旺盛な春海が興味津津な顔で覗き込む。
「わたしも知らな~い!」
そして真冬も輪に加わる。
「私も家族以外と使うのは初めて♪」
千秋もあまり詳しくは知らないみたいだ。
「グループで登録すると、スマホのネット使ってチャット通信が出来たり、グループ間の友だちには電話代掛からずに通話出来るんだ。」
「えーー!凄くない?でもおバカなあたしのスマホでも出来るかなぁ?」
春海が不安そうに呟く。
「春海はスイカ頭でもスマホはお利口だから大丈夫だよ。」
夏樹が慰さめてるんだか、茶化してるんだかよく判らない返答をする。
「ぷぷっ」
真冬と千秋が同時に噴き出した。
「な、何気にひどいわ夏樹もみんなも。スイカ頭は今後絶対禁句だからね!」
「冗談、冗談。ほら貸してみて、登録したげるよ。」
夏樹が春海からスマホを受け取る。
「夏樹、わたしのもやって~!」
「私も私もー!」
真冬も千秋も自分のスマホを差し出しおねだりした。
「ハイハイ、順番にやったげるから待ってて。」
夏樹はテキパキと作業を進めていく。
みんなは思った。
“機械に強いコがいて助かったァ。これからスマホのことは総て夏樹に相談しようっと”と。
そんなこととはつゆ知らず、ニコニコ顔の夏樹は早くもつぎのスマホに取り掛かっていた。
女同士とは、かくも腹黒い生物である。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
せんせいとおばさん
悠生ゆう
恋愛
創作百合
樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。
※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる