徒然日記

残業は悪

さて、タイトルで残業は悪だと断言してしまっているが私としては最後に「？」を付けたい。
理由は順を追って説明しよう。


そもそも残業とは定時内に終わらなかった仕事を延長して終わらせる。
延長した分に関しては手当が支払われる。
これが本来の残業であろう。

しかしながら、世の中には全ての仕事を終わらせて定時で帰ろうとすると他人の仕事までを押し付けて残業させようとする輩が居たり、残業したにもかかわらず手当を支給しない会社があるらしい。

また、仕事もないのに残業をして手当を稼いでいるのもあまり感じは良くない。

これらの要素を踏まえて「残業は悪」と言われる事が多い。
加えて言うならば海外では残業する奴は
「能無し」だとする風潮があるのに日本では残業した方が「優秀」に見られるのが残業することを助長しているのも言われている。


しかしちょっと待って頂きたい。
私自身も残業は出来ればしたくない。
したくはないがやらなければいけない理由がある。
それは給与形態が「残業ありき」ということだ。
つまり、残業をすることを前提に考えられているので残業をしないと非常に給料が少なくなる。
私自身結婚をしいるので妻と息子、更に言えばペットの猫を養わなければいけない。
そうなると必然的にやる事があろうがなかろうが残業をしなければならない。


どうであろうか？
よく言われてる意見と逆行しているとは重々承知しているが私と同じ境遇の人はこの日本において決して少なくない。
もし仮にタイトルの様に「残業は悪」として残業をさせない世の中にするのであれば
各企業の給与形態の見直しをして貰ってから実施して欲しい。
でなければ生活を維持出来ずに最悪の場合
路頭に迷う人が沢山出てしまう事であろう。

ですから、どうか、「残業は悪」と決めつけ排除するのではなくこういった事情の人も居ることを分かって欲しい。