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CASE.1
前編
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「はい、じゃあここに名前書いてね。割り印とか朱印みたいな使い方するから」
二枚ズラして重ねたプリントに、黒のボールペンで名前を書いてもらう。離せば意味不明な線だが、ぴったりとくっつければ二枚の書類が言わばニコイチだということがバカでも分かる。
「んじゃ、読み上げるよ。『私、《井出千鶴》は貴殿《光井みとも》から金《10,000》円を確かに借用しました。月利の《20》%を承諾し、《立成19年7月9日》までに返済が出来なかった場合、以降は完済まで利息を支払います』……うん。これでよし。今日が6月10日だから、一ヶ月だね。にしても何で一万円も?」
今日の依頼者、星花女子学園中等部三年の少女――井出千鶴は愛らしい少女だった。大人しそうで、およそ金遣いが荒そうには見えない。
「その……友達と、ゲームがしたくて。それで、ハードとソフト、高くて……」
「あぁ、あれね。高騰化している今買うの? 親に買って貰えばいいのに」
言ってて自分で胸が痛んだ。どの口でそんなことを言うんだ、なんて。
「うちの親……ゲームとか、買ってくれなくて……」
「そうなんだ。ま、返してくれれば使い道なんてどうでもいいよ。ちゃんと返せる? 遅れる度に2000円ずつ膨らむけど」
自分からふっかけておいて心配そうな態度を取る。こちらはあくまでも善意で貸しているのだと思い込ませるためだ。
「はい、奇数月の始めに10000円のお小遣いがもらえるので」
月平均で5000円か。中3としては多めなのだろうか。まあ、星花には普通に金持ちもいるから分からないが。というか、すぐもうじきお小遣いがもらえるなら借りずに一ヶ月待てばいいのに、ふとそんな言葉が口をつく。
「……友達と、早くゲームしたくて」
「まぁ、半月あればゲームはけっこう遊べるからな」
あたしは遊ばないけど。にしても、ちゃんと返済されちゃうならこっちは儲けなしかあ。せっかく可愛い女の子にありつけると思ったのに。
「まあ、困ったらまた頼ってよ。返せなくなっちゃったら、身体で払ってもいいからさ」
「だ、ダメですそれは……私、紗那と付き合ってるから……」
「一緒にゲームしたい相手かな? まあいいや、ちゃんと九日までに返してね」
そう言うと、千鶴ちゃんは一礼して部屋を後にした。
世の中、結局は金だ。金がなければ生きていけない。
あたし、光井みともは産れた時は裕福だった。持つ者の家に生を受けた。なのに……小学校に入る少し前、そう……ランドセルを買いに行ったその日、両親は居眠り運転で正面からぶつかってきたトラックに潰され、死んでしまった。あたしは六歳で持たざる者へと急落した。
あたしを引き取った叔母は、転がり込んだ大金に目がくらんで……あたしを育てようとはしなかった。元々、名家の一人息子だったらしい父を叔母は嫌っていたらしい。いや、叔母は母も実の姉だというのに嫌っていた。それは単に、母が美しく、叔母が不細工だったから。そして、母が名家に嫁ぎ、叔母が農家に嫁いだから。ひどい嫉妬があったものだと思った。
あたしは両親の形見となったランドセルを背負って小学校へ行き、ギリギリまで学校に居残った。叔母と養父の家にいるのは辛かった。特に高校生だった従兄が嫌いだった。ガサツで臭くて……。その上、従姉もあたしを邪険にした。まあ、あたしが叔母夫婦に引き取られた時、従姉は高校受験を控えていた。神経を尖らせていたとしても仕方ない。
叔母はあたしの進路にとやかく言わなかったし、別に暴行を加えたり食事を与えなかったりはしなかった。無関心なだけだった。私服も従姉のお下がりだったり、適当買った安物だったり……。自分はブランド品で肥えた全身を覆っていたというのに。
六年生になったあたしは寮のある女子中学校を探し、星花女子学園をみつけた。金回りのいい企業が母体のその学校は、奨学金が給付型で、しかも条件が緩かった。五年生の時に養父が病死し、ちょうど片親でもあったあたしの申請はあっさり通った。奨学待遇の受験で、あたしはあっさり星花女子学園に合格した。
養父の死はおそらく叔母による毒殺。農家だ、ヒ素や殺鼠剤などそれらしいものは普通にある。加えて、養父は叔母同様に太っていたし、喫煙家で酒豪だった。いつ死んでもおかしくはなかったが、けっこういいタイミングだった。
学費がかからないことに喜んだ叔母は、意気揚々と制服や教科書類を買ってくれた。あたしが家から出て行くのが嬉しくて仕方ないといった様子だった。……養父、つまり夫に入れていた生命保険の保険金もあって、あの頃の叔母は確かに羽振りが良かった。にしても、あの養父が入れた保険があったとは、今思い出しても驚きだ。
何はともあれ、星花女子学園に入ったあたしはとにかくお金を欲していた。お金持ちそうな先輩を見付けては媚びを売って取り入った。昼食を奢って貰うために。そして結局、媚びを売るだけでは足りず花……身体を売って高校生の“お姉さま”からお金を頂いていた。姉活とでも言えばいいのか。
そうして稼いだお金は人に貸して、色をつけて返してもらうようにした。自力の稼ぎがある生徒の方が希有だ。ある程度、借りたがる人がいて、時折とはいえ滞納する人がいる。そうやってあたしは自分の懐を潤していった。あまりに返済が滞っては今後の人間関係や信頼関係の問題に発展する。そういった場合は無理に取り立てないようにしていた。そういった焦げ付いた案件については、債権をあたしよりよっぽど金を持っている上級生に、あたしの身体を差し出して買い取ってもらった。
上級生になると、それこそ高等部一年になった今年からは、無邪気で幼気なそれでいて金持ちの中等部生に金を無心したり、時には真面目に家庭教師まがいのことをして対価を貰ったり、そうやって過ごしている。同級生相手でも、露骨に金を無心せず、小さな恩を売って、食事をおごらせたり、時には化粧品を使わせて貰ったり、そうやって過ごしてきた。
媚びを売って、恩を売って、色を売って、時には技術を売って、あたしは何が欲しいんだろう。ゲームはしないし、本は図書館にあるものしか読まない。スマホすら持っていない。洋服への拘りも終ぞ芽生えなかった。大学に行きたいかと言われれば微妙だ。その先の展望を描けない。
この学校に入って知ったことと言えば、自分が生粋の同性愛者だということくらいか。加えて、星花女子にはけっこう女同士の性行為を求めている人が多い。火蔵宮子や御所園咲瑠みたいな、こちらから払ってでも一晩……! みたいな大物はさておき、わりとお金を払うことで性行為を正当化しようとする上級生がいた。……高校を卒業したら、そういう働き方もいいかもしれない。
世の中にはキャストもゲストも女性しかいないという風俗店があるといつぞや聞いた気がする。……うん? 男子禁制のメイド喫茶だったかな。まあ、どっちもあるか。とはいえ、そこで働くために何が必要かは分からない。だが、もう少し美容に拘るというのもいいかもしれない。
高校生になってからは、学校経由で真っ当なアルバイトもし始めた。障害のある子供達が入所している養護施設だ。幸い、あたしは五体満足だが……もしあんな叔母とはいえ、あの叔母がいなかったらあたしも児童養護施設で育てられていたかもしれない。そう思うと、しんどいし実入りも悪いが、あの仕事は嫌いにはなれない。……大人になってからも続けようとは思わないが。
「取り敢えず、詔書は金庫へ入れておかないと」
卒業した金持ち先輩に中身ごともらった手提げ金庫から茶封筒を取り出し、四つ折りにした借用書を入れる。それから、また別の先輩にもらった高級財布を取り出す。中にはざっと十万円。それとは別に債権の状態で三万円ほど……。シミやシワの発生は十代の振る舞いによって変わるというし、もうじき夏だ。
「高い日焼け止めでも買おうかな」
どういったものがいいかは、詳しい人に聞けばいい。使える物は何でも使おう。知恵も、ゴマすりも、身体も。あたしはきっと、そういう生き方を宿命付けられた星だから。
二枚ズラして重ねたプリントに、黒のボールペンで名前を書いてもらう。離せば意味不明な線だが、ぴったりとくっつければ二枚の書類が言わばニコイチだということがバカでも分かる。
「んじゃ、読み上げるよ。『私、《井出千鶴》は貴殿《光井みとも》から金《10,000》円を確かに借用しました。月利の《20》%を承諾し、《立成19年7月9日》までに返済が出来なかった場合、以降は完済まで利息を支払います』……うん。これでよし。今日が6月10日だから、一ヶ月だね。にしても何で一万円も?」
今日の依頼者、星花女子学園中等部三年の少女――井出千鶴は愛らしい少女だった。大人しそうで、およそ金遣いが荒そうには見えない。
「その……友達と、ゲームがしたくて。それで、ハードとソフト、高くて……」
「あぁ、あれね。高騰化している今買うの? 親に買って貰えばいいのに」
言ってて自分で胸が痛んだ。どの口でそんなことを言うんだ、なんて。
「うちの親……ゲームとか、買ってくれなくて……」
「そうなんだ。ま、返してくれれば使い道なんてどうでもいいよ。ちゃんと返せる? 遅れる度に2000円ずつ膨らむけど」
自分からふっかけておいて心配そうな態度を取る。こちらはあくまでも善意で貸しているのだと思い込ませるためだ。
「はい、奇数月の始めに10000円のお小遣いがもらえるので」
月平均で5000円か。中3としては多めなのだろうか。まあ、星花には普通に金持ちもいるから分からないが。というか、すぐもうじきお小遣いがもらえるなら借りずに一ヶ月待てばいいのに、ふとそんな言葉が口をつく。
「……友達と、早くゲームしたくて」
「まぁ、半月あればゲームはけっこう遊べるからな」
あたしは遊ばないけど。にしても、ちゃんと返済されちゃうならこっちは儲けなしかあ。せっかく可愛い女の子にありつけると思ったのに。
「まあ、困ったらまた頼ってよ。返せなくなっちゃったら、身体で払ってもいいからさ」
「だ、ダメですそれは……私、紗那と付き合ってるから……」
「一緒にゲームしたい相手かな? まあいいや、ちゃんと九日までに返してね」
そう言うと、千鶴ちゃんは一礼して部屋を後にした。
世の中、結局は金だ。金がなければ生きていけない。
あたし、光井みともは産れた時は裕福だった。持つ者の家に生を受けた。なのに……小学校に入る少し前、そう……ランドセルを買いに行ったその日、両親は居眠り運転で正面からぶつかってきたトラックに潰され、死んでしまった。あたしは六歳で持たざる者へと急落した。
あたしを引き取った叔母は、転がり込んだ大金に目がくらんで……あたしを育てようとはしなかった。元々、名家の一人息子だったらしい父を叔母は嫌っていたらしい。いや、叔母は母も実の姉だというのに嫌っていた。それは単に、母が美しく、叔母が不細工だったから。そして、母が名家に嫁ぎ、叔母が農家に嫁いだから。ひどい嫉妬があったものだと思った。
あたしは両親の形見となったランドセルを背負って小学校へ行き、ギリギリまで学校に居残った。叔母と養父の家にいるのは辛かった。特に高校生だった従兄が嫌いだった。ガサツで臭くて……。その上、従姉もあたしを邪険にした。まあ、あたしが叔母夫婦に引き取られた時、従姉は高校受験を控えていた。神経を尖らせていたとしても仕方ない。
叔母はあたしの進路にとやかく言わなかったし、別に暴行を加えたり食事を与えなかったりはしなかった。無関心なだけだった。私服も従姉のお下がりだったり、適当買った安物だったり……。自分はブランド品で肥えた全身を覆っていたというのに。
六年生になったあたしは寮のある女子中学校を探し、星花女子学園をみつけた。金回りのいい企業が母体のその学校は、奨学金が給付型で、しかも条件が緩かった。五年生の時に養父が病死し、ちょうど片親でもあったあたしの申請はあっさり通った。奨学待遇の受験で、あたしはあっさり星花女子学園に合格した。
養父の死はおそらく叔母による毒殺。農家だ、ヒ素や殺鼠剤などそれらしいものは普通にある。加えて、養父は叔母同様に太っていたし、喫煙家で酒豪だった。いつ死んでもおかしくはなかったが、けっこういいタイミングだった。
学費がかからないことに喜んだ叔母は、意気揚々と制服や教科書類を買ってくれた。あたしが家から出て行くのが嬉しくて仕方ないといった様子だった。……養父、つまり夫に入れていた生命保険の保険金もあって、あの頃の叔母は確かに羽振りが良かった。にしても、あの養父が入れた保険があったとは、今思い出しても驚きだ。
何はともあれ、星花女子学園に入ったあたしはとにかくお金を欲していた。お金持ちそうな先輩を見付けては媚びを売って取り入った。昼食を奢って貰うために。そして結局、媚びを売るだけでは足りず花……身体を売って高校生の“お姉さま”からお金を頂いていた。姉活とでも言えばいいのか。
そうして稼いだお金は人に貸して、色をつけて返してもらうようにした。自力の稼ぎがある生徒の方が希有だ。ある程度、借りたがる人がいて、時折とはいえ滞納する人がいる。そうやってあたしは自分の懐を潤していった。あまりに返済が滞っては今後の人間関係や信頼関係の問題に発展する。そういった場合は無理に取り立てないようにしていた。そういった焦げ付いた案件については、債権をあたしよりよっぽど金を持っている上級生に、あたしの身体を差し出して買い取ってもらった。
上級生になると、それこそ高等部一年になった今年からは、無邪気で幼気なそれでいて金持ちの中等部生に金を無心したり、時には真面目に家庭教師まがいのことをして対価を貰ったり、そうやって過ごしている。同級生相手でも、露骨に金を無心せず、小さな恩を売って、食事をおごらせたり、時には化粧品を使わせて貰ったり、そうやって過ごしてきた。
媚びを売って、恩を売って、色を売って、時には技術を売って、あたしは何が欲しいんだろう。ゲームはしないし、本は図書館にあるものしか読まない。スマホすら持っていない。洋服への拘りも終ぞ芽生えなかった。大学に行きたいかと言われれば微妙だ。その先の展望を描けない。
この学校に入って知ったことと言えば、自分が生粋の同性愛者だということくらいか。加えて、星花女子にはけっこう女同士の性行為を求めている人が多い。火蔵宮子や御所園咲瑠みたいな、こちらから払ってでも一晩……! みたいな大物はさておき、わりとお金を払うことで性行為を正当化しようとする上級生がいた。……高校を卒業したら、そういう働き方もいいかもしれない。
世の中にはキャストもゲストも女性しかいないという風俗店があるといつぞや聞いた気がする。……うん? 男子禁制のメイド喫茶だったかな。まあ、どっちもあるか。とはいえ、そこで働くために何が必要かは分からない。だが、もう少し美容に拘るというのもいいかもしれない。
高校生になってからは、学校経由で真っ当なアルバイトもし始めた。障害のある子供達が入所している養護施設だ。幸い、あたしは五体満足だが……もしあんな叔母とはいえ、あの叔母がいなかったらあたしも児童養護施設で育てられていたかもしれない。そう思うと、しんどいし実入りも悪いが、あの仕事は嫌いにはなれない。……大人になってからも続けようとは思わないが。
「取り敢えず、詔書は金庫へ入れておかないと」
卒業した金持ち先輩に中身ごともらった手提げ金庫から茶封筒を取り出し、四つ折りにした借用書を入れる。それから、また別の先輩にもらった高級財布を取り出す。中にはざっと十万円。それとは別に債権の状態で三万円ほど……。シミやシワの発生は十代の振る舞いによって変わるというし、もうじき夏だ。
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