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第四章 胃瘻造設・胃の噴門部結索 手術
7/9 終わらない告発
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ネムルーは怒りを通り越して、呆れたそうです。
ラクーはもう、ここの師長が変わらない限り、何があってもおかしくないとは思っていました。
病院から生きたままでリノを連れて帰ることが目標です!
(`・ω・´)ゞ
昨日の日勤の看護師は、ネムルーから「デンジャラス2号」という名前を拝命しました。
ラクーも昼間に会っているので、頼りなさそうな子だなとは思っていました。判断力がなく、人に尋ねようとする気力もなさそうな子でした。
ラクーが四回も五回も「ミルクを入れる時間を伸ばせば、心拍を上げずに全部入れられると思うよ」と看護師さんを指導し、背中を押すようにイニシアチブをとってやると、やっとしぶしぶと主治医に確認しに行きました。
そんな子ですから、こういうことも起きますわな。
なんと主治医から出ていた薬の増量分をネムルーに渡していなかったのです。
いいえ。
ネムルーは、その子に増量分だけではなく「病室に二日分プールしておく薬がまだきていませんよ」と親切に伝えてあげていたにもかかわらずです。
……………………笑うしかない。
ネムルーは主治医から伝えられていた薬の開始日を自分が間違って覚えていたのかな?と思っていたそうですが、夜勤帯の中堅看護師さんが来て、その子のスルーミスが発覚しました。
師長が今日も謝りに来ましたが、何と呆れたことに「薬が一袋ないな」ということは気づいていたそうです。
……気づいたんなら探せよ! 誰かわかる人に聞けよ!
こんな小学生でもできそうなことができないなんて……驚きを通り越して呆れますよね。
こういう人が看護師になろうと思ったというのが信じられません。
命を預かる高度なプロの仕事をするのが、看護師さんだと思っていました。
ラクーも「あの……あのぅ、本人に確認したんですが……」とおどおどと話す師長を、今日、初めて見ましたが、やっぱり「だめだこりゃ~」と思いました。
師長というのは医者をもビビらすくらいの存在でないといけません。
謝るのなら、自分の管理ミスを謝るべきでしょう。
「これからこういうことがないように、みんなと話をします」ではダメなんですよ。
人を変えようと思っても、変えられるわけがありません。
人を変えるには、自分自身が変わらなければならないのです。
「申し訳ありません。私の管理不行き届きでした。こことあそこのやり方を変えて、今後徹底していきます!」
と言える師長だったら、病棟は変わるでしょう。
ま、そういうことが言える人だったら、ここまで多くの役に立たないゆるゆるな看護師は育ってないでしょうね。
ネムルーが冷静に経営者のような立場に立って、再発防止のためにどうするべきかと、自分でも考えた改善提案を師長さんに伝えていましたが、糠に釘なんじゃないかな。(笑)
この人は師長の器じゃないね。
あの眼鼻の効くしっかりした主任さんが師長になった方がいいよ。
総師長と事務局長は人を見る目がないね。
はい、どーでもいい看護師さんのことはちょっとあっちに置いといて。
リノの朗報をお伝えします。
胃瘻造設手術の傷は癒えてきました!
執刀医の先生が、学会から帰ってこられて「よし、ミルクも入っているようだし、傷も順調に治っているからいいでしょう」と言って、最後に残ったMDチューブを抜くことを決定してくれました。
\(^o^)/♪
夕方、チューブが全部抜けたようで、すっぴんのリノの顔写真がラインで送られてきました。
何にも顔についてない「素」のままのリノの顔を見たのは、初めてです。
ここまで来るのは、本当に長かったねぇ。
ネムルーが先生に離乳食などの開始時期を尋ねました。
「この胃瘻チューブは14フレで細いから、トロミのある物を入れたら詰まりやすいんですよ。
16ぐらいになったら少しずつ。でも出来たら18になってから開始したいですね」
というお答えでした。
チューブの口径が18になるのは、一歳になる頃になりそうです。
まだまだ先が長いねぇ。
主治医は「普通の子と一緒の時期に離乳食が始められますよ」と言っていましたが、どうも外科医の見解は違ったようです。
そして今日の14時からのミルクの時に、ラクーは胃瘻への栄養ポンプのつなぎ方を教えてもらいました。
ネムルーが初めてやった手技をラクーが観察したのです。
半年前の退院前の日々を思い出しますね。
まだ持続栄養ミルクのままのようです。
速いスピードで入れるとリノの心拍が上がるから、今後もこのポンプや栄養ボトルとのお付き合いが続きそうです。(^_^;)
腹圧があるので、胃の中身が飛び出さないようにチューブの途中を折ることと、最後に流す水が10mlに変わることがポイントのようです。
リノは、昨日、注入時間を伸ばしてもらってから後は、心拍数を上げることなくミルクをお腹に入れられています。
ただ胃残が16mlほどあったので、これからはその辺りが課題でしょう。
ムコーは明日休みを取って、今夜、ネムルーと交代して病院へ行ってくれます。
ネムルーも家で一晩ゆっくり眠ったら、ストレスも軽減するんじゃないかな。
ラクーはもう、ここの師長が変わらない限り、何があってもおかしくないとは思っていました。
病院から生きたままでリノを連れて帰ることが目標です!
(`・ω・´)ゞ
昨日の日勤の看護師は、ネムルーから「デンジャラス2号」という名前を拝命しました。
ラクーも昼間に会っているので、頼りなさそうな子だなとは思っていました。判断力がなく、人に尋ねようとする気力もなさそうな子でした。
ラクーが四回も五回も「ミルクを入れる時間を伸ばせば、心拍を上げずに全部入れられると思うよ」と看護師さんを指導し、背中を押すようにイニシアチブをとってやると、やっとしぶしぶと主治医に確認しに行きました。
そんな子ですから、こういうことも起きますわな。
なんと主治医から出ていた薬の増量分をネムルーに渡していなかったのです。
いいえ。
ネムルーは、その子に増量分だけではなく「病室に二日分プールしておく薬がまだきていませんよ」と親切に伝えてあげていたにもかかわらずです。
……………………笑うしかない。
ネムルーは主治医から伝えられていた薬の開始日を自分が間違って覚えていたのかな?と思っていたそうですが、夜勤帯の中堅看護師さんが来て、その子のスルーミスが発覚しました。
師長が今日も謝りに来ましたが、何と呆れたことに「薬が一袋ないな」ということは気づいていたそうです。
……気づいたんなら探せよ! 誰かわかる人に聞けよ!
こんな小学生でもできそうなことができないなんて……驚きを通り越して呆れますよね。
こういう人が看護師になろうと思ったというのが信じられません。
命を預かる高度なプロの仕事をするのが、看護師さんだと思っていました。
ラクーも「あの……あのぅ、本人に確認したんですが……」とおどおどと話す師長を、今日、初めて見ましたが、やっぱり「だめだこりゃ~」と思いました。
師長というのは医者をもビビらすくらいの存在でないといけません。
謝るのなら、自分の管理ミスを謝るべきでしょう。
「これからこういうことがないように、みんなと話をします」ではダメなんですよ。
人を変えようと思っても、変えられるわけがありません。
人を変えるには、自分自身が変わらなければならないのです。
「申し訳ありません。私の管理不行き届きでした。こことあそこのやり方を変えて、今後徹底していきます!」
と言える師長だったら、病棟は変わるでしょう。
ま、そういうことが言える人だったら、ここまで多くの役に立たないゆるゆるな看護師は育ってないでしょうね。
ネムルーが冷静に経営者のような立場に立って、再発防止のためにどうするべきかと、自分でも考えた改善提案を師長さんに伝えていましたが、糠に釘なんじゃないかな。(笑)
この人は師長の器じゃないね。
あの眼鼻の効くしっかりした主任さんが師長になった方がいいよ。
総師長と事務局長は人を見る目がないね。
はい、どーでもいい看護師さんのことはちょっとあっちに置いといて。
リノの朗報をお伝えします。
胃瘻造設手術の傷は癒えてきました!
執刀医の先生が、学会から帰ってこられて「よし、ミルクも入っているようだし、傷も順調に治っているからいいでしょう」と言って、最後に残ったMDチューブを抜くことを決定してくれました。
\(^o^)/♪
夕方、チューブが全部抜けたようで、すっぴんのリノの顔写真がラインで送られてきました。
何にも顔についてない「素」のままのリノの顔を見たのは、初めてです。
ここまで来るのは、本当に長かったねぇ。
ネムルーが先生に離乳食などの開始時期を尋ねました。
「この胃瘻チューブは14フレで細いから、トロミのある物を入れたら詰まりやすいんですよ。
16ぐらいになったら少しずつ。でも出来たら18になってから開始したいですね」
というお答えでした。
チューブの口径が18になるのは、一歳になる頃になりそうです。
まだまだ先が長いねぇ。
主治医は「普通の子と一緒の時期に離乳食が始められますよ」と言っていましたが、どうも外科医の見解は違ったようです。
そして今日の14時からのミルクの時に、ラクーは胃瘻への栄養ポンプのつなぎ方を教えてもらいました。
ネムルーが初めてやった手技をラクーが観察したのです。
半年前の退院前の日々を思い出しますね。
まだ持続栄養ミルクのままのようです。
速いスピードで入れるとリノの心拍が上がるから、今後もこのポンプや栄養ボトルとのお付き合いが続きそうです。(^_^;)
腹圧があるので、胃の中身が飛び出さないようにチューブの途中を折ることと、最後に流す水が10mlに変わることがポイントのようです。
リノは、昨日、注入時間を伸ばしてもらってから後は、心拍数を上げることなくミルクをお腹に入れられています。
ただ胃残が16mlほどあったので、これからはその辺りが課題でしょう。
ムコーは明日休みを取って、今夜、ネムルーと交代して病院へ行ってくれます。
ネムルーも家で一晩ゆっくり眠ったら、ストレスも軽減するんじゃないかな。
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