魔法力0の騎士

犬威

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第一章 ガルディア都市

召喚士と人質

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 セレスが八十体近い数のゴーレム達を殲滅し、私達はさらに下へと続く階段を下りていた。
 地下二階から地下三階のエリアは、上の階層とあまり変わらないオレンジ色の大理石の鍾乳洞しょうにゅうどうが普段であったならあるはずであった。


「なんだよ…… これは……」


 トロンが驚きに顔をゆがめるがそれも無理はない。
 本来オレンジ色を放つ大理石の鍾乳洞はこの地下三階のエリアに入った瞬間に赤黒い大理石の鍾乳洞に代わっており、視界も若干暗い。
 まるで色を塗ったかのような赤黒い鍾乳洞は奥にまで伸びており、本来明かりを必要としない緋色ひいろのダンジョンが百八十度変わってしまったかのようだった。


「気味が悪いっすね……」

「この色は血の色なのか?」


 近くにあった赤黒い鍾乳洞に触ってみると手にべったりと赤黒い液体が付いた。
 匂いを嗅ぎ、よく触ってみるとどうやらこれは血ではなく単なる塗料のようである。


「血じゃないな…… 赤黒い塗料で間違いないが、なぜこんなことをする必要があったんだろうな」

「雰囲気は完全に血でしたよ! びっくりしたなーもう!」

「パトラは怖いの苦手なの?」

「ち、ちがうし! な、なーにいっちゃってんのかなセレス、私がこんなの怖いわけ……」

「あ! パトラ後ろ」

「ヒィイイイイイ!!」

「わかりやすいねパトラ」

「セーレース!!!」


 ぷんすかと怒るパトラはそう言いながらも若干手は震えていたままで、まだこの現状に恐怖を感じているのは確かなようだ。


「オォオオオオオ」

「ジャスティンもあんまりからかわないで……」

「オォオオオオオ」


 地面からドロドロとした体の人間ではない何かが複数、取り囲むように現れていた。


「あ…… あは…… こ…… こんにちは~……」

「迎撃しろっす! パトラ!」


パトラは思考停止に陥っている。


「なんというかお約束みたいにアンデットが出てきたな、普段この緋色ひいろのダンジョンに出ないはずなんだが」

「隊長、この塗料が原因じゃないでしょうか?」

「ああ、多分この塗料がアンデットを作り出す環境に適しているんだろう」

「ひぃいいやややああああ!」

「落ち着けっすパトラ! ちょ! なんで押すっすか!」


 ジャスティンの後ろに一目散に隠れたパトラはずいずいとジャスティンを前に押し出していた。


「土に帰って! 土に帰って! 土に帰って! 土に帰って!!」


 パトラは…… アンデットにはダメそうだな……
 いたるところで地中から、ドロドロした体のアンデットが出てくる。

 前衛にいたオクムラが目を輝かせながらトロンに話しかけた。


「自分の光属性の剣なら弱点もつけるし、経験値にもなるんでここはまかせてくださいよ!」

「お前だけに負担させるわけにはいかないから俺も半分受け持つぞ」

「トロンさん光属性じゃないんじゃないですか?」


 トロンは二階で戦っていた時は風属性を剣に付加していたのだ。


「まぁ魔物も待ってくれるわけじゃないからさっさとやるぞ!」

「まぁ…… いいですけど」

「「シャイニングエレメント!」」

「ええ!? トロンさん光属性使えたんですか!?」


 見るとトロンが抜き放った二本の剣は光輝いていた。


「元々俺は五属性使えるからな、これくらいはできるさ」


 トロンは五属性を扱える唯一の魔法剣士であり、敵の弱点を突いた二刀流での連撃の戦いを得意とする騎士である。
 この世界における属性に愛されている者は大体一つか二つくらいが一般的であり、例えばカナンは水属性が得意で覚えているのも水属性の魔法がほとんどだったりする。

 例外はトロンの他にもいる。 セレスはほぼ全ての属性を扱えるといっても過言ではない、それだけセレスは規格外の天才と呼ばれる由縁でもあった。


「しかも二刀流って、カッコいいな異世界!!」

「おいおい、敵いるんだぞ…… ここを切り抜けて早く追いつくぞ」


 呆れ気味なトロンはオクムラを置いてさっさと魔物の群れに切りかかって行った。


「あ!? 急がないと経験値が!!」


 慌ててオクムラは剣を振りかざし魔物の群れに突っ込んで行く。

 一方後衛のほうは私とセレスが機敏に動き、アンデット達を極力寄せ付けないように遠距離で攻撃を繰り出していた。


「次から次へときりがないな……」


 先ほどから現れては倒しての繰り返しで一向に数は減ってはいない。


「土に…… 土に…… 土が…… 土…… 土……」

「しっかりするっス! パトラ!!」


 しゃがみ込み虚ろな瞳で地面を眺め、ぶつぶつ喋っているパトラを見るとアンデットよりも恐ろしかった。
 ジャスティンとカナンもパトラを守りながらドロドロしたアンデットを迎撃している。


「隊長! 倒してもどんどん湧いてくるんですが何か手はないですか?」

「原因はこの塗料だよな……」


 この赤黒い塗料は地面だけでなく壁になっているところや上の大理石の鍾乳洞までも染めている。
 ぬぐうと簡単に取れてしまう塗料…… これは洗い流せるんじゃないだろうか……


「セレス! この洞窟内を水で洗い流せることはできるか?」

「やってみないことにはなんとも……」

「セレスならできそうっすね!」

「パトラもこのままだと動けそうにないから頼むよ」

「やってみます!」


 両手をぐっと握り力強く返事したセレスは、前で戦っているトロンとオクムラにむかって大声で注意を促した。


「トロンさん! オクムラさん! 危ないので横にそれていてください!!」

「やばいのがくるぞ! オクムラ! オクムラ!! 経験値はもういいだろ! 避けないと死ぬぞ!!」

「いまいいとこ…… すぐによけるから待ってくれ!!」


 すかさず飛びのいたオクムラとトロンは壁にしっかりとしがみついた。


「スプラッシュ!!」


 激しい激流がセレスの杖の前に渦巻き、一気に放出される。 大きな水の濁流が洞窟内を前へ前へアンデットもろとも押し流していった。
 まるで津波である。
 すさまじい水は洞窟内の塗料を綺麗さっぱり押し流し元のオレンジの輝きを取り戻していった。


「粗治療すぎるだろ……」

「溺れるかと思った……」


 トロンとオクムラはびしょびしょである。 二人とも壁に剣を突き刺し固定していたため流されずにすんでいた。


「さすがセレスだよー、もうセレス無しじゃ生きられないよー」

「わ!? パトラ抱き着かないで!!」


 パトラが泣きながらセレスに抱き着いていたが、セレスは恥ずかしいのか顔を赤らめてパトラを引きはがしていた。


「そろいもそろって化け物しかおらんのか」


 この場にいる誰でもない声。 憎しみの込められた声が響き渡る。

 突如地面から黒いフードを被った男や女が現れてくる。 ざっと見渡すと十人程いるようだ。


「どうやら追いついてきたみたいだな」

「このオクムラタダシが勇者としてお前たちの相手になってやる」


 トロンとオクムラが剣を構え、第四部隊も同じく武器を構える。 そして十人の相手と向かい合う形で対峙する。


「私らは所詮足止めだ、決してこの先には進ませぬぞ」


 黒フード達も各々武器を構えにらみ合う。


「アリア達はこのまま先に行ってくれ、こいつらはここで倒して後で合流するからよ」

「させると思うか! ぐっ! これは……」

「いや、あんたたちの相手は俺たちだけなんで!」


 一人の男が移動しようと陰に潜り込もうとしたが光の壁に遮られ潜ることができなくなっていた。
 オクムラは腰に手を当てて仁王立ちで満足げに言い放つ。


「いやー憧れのシチュエーションその一だわ! いやー異世界最高だな! ああ、今僕があることをしたからここから移動やアリアさん達に危害を加えることはできないですよ」

「なん…… だと、貴様…… 異世界人なのか」

「まぁあまり敵に話す情報じゃないんで、この力も秘密ですけどね!!」


 ドヤ顔でオクムラは言い放った。


「助かる! 先に待っているからな」

「ああ! サクッと終わらして合流するわ!」

「任せてください! アリアさん!」


 二人に別れを告げ、私達は奥にある階段に向けて走り出した。

 階段を下りるとそこには痩せぎすの細身の豪華な服をきた病弱そうな男と、大きな鬼が人質の親子を両手に持つように抱え、待ち構えていた。


「もう来たのデスカ、役に立たない足止めダナ」

「グゥウウウウウウ」

「うう……」

「この!! 母さんを放しなさい!!」


 よく見ると人質の女性の母親らしき人は頭から血を流していた。 その出血の量は早めに手当てしなければまずい状態だ。 娘である女の子は大鬼の手から逃れようとバタバタと動いていた。


「お前が奴隷商であり、召喚士だな! 人質を解放して投降しろ!」


 剣を持つ手に力が入る。


「ハァ…… こんなにも早くあそこを抜けられるなんて私の計算ミスデスネ、全く嫌にナル、投降するのも御免デスネ怒られたくないデスシ」

「引く気はないということか」


 皆武器を構えあたりを確認している。 この辺りの地形は先ほどの赤黒い空間とは違く、うって変わって黄土色であった。このフロアも奴によって塗られたのであろう。


「五人デスカ…… まぁいいでしょう、数はワタシのほうがマサル、キナサイオーガよ、デメントレプリカ!」


 突如地面から先ほど人質を捕えていたと同じくらいの大きな鬼が八体這い出てくる。

 これが召喚術か、生で見るのは初めてだな……


「オマエタチアイツラヲコロセ」

「「グゥオオオオオオオオオオ!!」」


 大きな雄たけびと共に大きな剣を持った大鬼達がアリア達に襲い掛かってきた。

 抱えられた少女が叫ぶ。


「卑怯者! あなたは自分で戦おうとしない卑怯者よ!」

「ワタシハ奴隷商ダ、ワタシの物をどう使おうがワタシの勝手ダ、少し黙ってイロ!」

「ぐうっ!!!」


 大鬼に地面に叩きつけられた少女は足を抱えうずくまった。
 

「これも余興ダ、お前も見てイロ、バインド!」

「ぐっ!! お…… 母さん」

「ううっ」


 親子二人まとめて地面に縫い付けられた状態で奴隷商は含み笑いをし、大鬼達とアリア達の戦闘を眺める。


「くそっ! わ…… 私に力があれば……」


 涙を流しながら赤い髪の少女は地面を強く叩いた。


 ■ ■ ■ ■


「「ディフェンド! オーバーパワー! スピーダー!」」


 カナンとジャスティンは能力を強化。 パトラが援護射撃をして迫る大鬼たちと渡り合っている。
 大鬼達の攻撃力はその見た目からもわかる通り大きな剣を振りかざし、地面を砕きながら、おお振りな攻撃を振るっている。


「ジャスティン!! 弾いてくれ!」

「任せろっす!」


 ジャスティンはおお振りにスイングする大鬼の正面に盾を割り込んで構え思い切り弾く、硬質な金属音と衝撃音とともに一歩大きく踏み出すと大鬼は大きくのけぞる。


「カナン! パトラ! いまっす!」

「ナイス! ジャスティン!」

「完璧なタイミング! ジャスティン!」


 大鬼の目をパトラが弓矢で潰し、カナンが水をまとった槍でがら空きとなった腹に大きな風穴をあける。
 大きな地響きを立てて大鬼が崩れ落ちていく。

 これで、大鬼は一体息絶えた。


「やったっす!」

「次来てるわよジャスティン!」

「うぉおおおおおお!」


 ジャスティンはとっさに盾でガードするも体制が十分でなかったために吹き飛ばされる。


「「ジャスティン!!」」


 そして転がった先に大鬼が剣を振りかざして今にもジャスティンに切りかかろうとしていた。


「ストーン!!」


 セレスの土属性の魔法により、ジャスティンの背後に迫っていた大鬼の足元に突如大岩がせり上がり、天井と大岩の間に挟まれてその身をミンチの如く潰す。


「皆は私が守る!」

「セレス! 助かった!」

「よかった!セレスがこっちにはついてる。 負ける気がしない!」

「隊長は!?」

「隊長はあっちで無双してるよ! 俺たちは俺たちの命を守るんだ!」


 そして四人は再び武器を取り大鬼達に向かって行った。


 ■ ■ ■ ■


 空を切る大きな剣の下をスライディングでくぐる。 次元収納からシルバーの長剣を引き抜くとそのままの勢いで大鬼の頭部にまで向かって剣を走らせる。

 衝撃波で地面がヒビ割れ、振りぬいた剣は大きな弧を描き大鬼を真っ二つにする。
 左右から二体、仲間の死を感じた大鬼達が私がいるその場所に向かって渾身の一撃を振り下ろしている。

 大きな音を立て地面は粉砕されるが、そこにはすでに姿は無く、あるのはさっきまでの仲間だった大鬼の真っ二つだった死骸がいまはミンチになっていることだけ。
 辺りを必死で探す大鬼は目の前に現れた手に頭を掴まれ、そのまま二体とも地面に頭から叩きつけられ頭をぜさせた。

意外と脆いものだな……

返り血で真っ赤になった顔を拭い、駆けだす。


「おいおいおいおいおいおい…… ナンだアイツは……」


 ガタガタと爪を噛む痩せぎすの奴隷商は叫ぶ。


「オーガダゾ! 危険度A判定のナゼあんなにあっさりヤラレル! お前は化け物カ」

「あの人…… すごい……」


 霞む瞼を開けしっかりと少女はその戦いを目に焼き付けていた。

 その間にも襲い来る大鬼の攻撃を全て躱し、全て一撃で切り伏せていく。


「クソ! クソ! クソ! クソ! こんな奴がいるなんて…… そういえばユーアールの奴が仕留めそこなったのか! 帰ったらもっといいやつを加えなくテワ……」


 爪をガジガジと噛む男はじろりと少女を眺めた。


「ひっ! やめろ!」


 バインドの魔法を解除し、少女の髪をつかみずるずると引きずっていく。


「モッタイナイが仕方ないでしょう一国の姫であれば、それなりにいい配下が生まれるでショウシ死んでワタシの役に立ってクダサイ」

「くっぅう…… 誰か…… 助け……」


 涙ながらに少女は訴えるがまともに体を動かすことが出来ないでいた。

 奴隷商の男は少女を放り投げると懐から十字架のナイフを取り出した。


「神よ、ワタシを助ける慈悲深い神よ、ドウカ、ワタシに新たなるシモベを与えたマエ」


 自らの手首を切り、血を流す奴隷商の顔は恍惚としていて狂気じみていた。
 十字架のナイフは奴隷商の血をふんだんに吸収し、肥大していきおよそ百五十㎝くらいの大きさに伸びていく。


「クフフフ…… さあ新しい命を生まれたマエ」


 男は少女に向かって十字架を振りかざした。

 切り伏せても前をふさぐように大鬼は次々と目前へ立ちふさがる。 


「邪魔だぁあああああ! お前らどけぇええええええええ!!!」


 最後の大鬼を一刀両断し、地面をえぐる程力強く大きく踏み込み、少女のもとへ向かう。


 その瞬間であった。 肉を切り裂く嫌な音と共に鮮血が舞う。


「!!!!!!!」


 少女をかばうように倒れる母親は背中から大きな傷と大量の血を流し、地面へと倒れ伏す。


「お母さん!!!」

「なんたる事だ、とんだ邪魔ヲ…… ぐぅううううううう!!」

「おぉおおおおおおお!!!!」


 剣を男の持つ十字架に叩きつけて奴隷商の男を吹き飛ばす。
 奴隷商の男は壁に体を打ち付け大きく咳き込んだ。


「ぅうう…… こんなハズでは…… まぁいい死にかけの体でも時間稼ぎにはナルカ」

「貴様!!!」


 剣を持つ手に力が入り、大きく踏み込もうとしたその時異変は起きた。


「か…… 母さん、……嘘だよね……」

「シェリ…… ア…… 逃げ…… なさい」

「嫌だ! 母さんをここに置いてなんて……」

「ダメ…… 時間が…… ない…… の」

「お…… お母さん…… 体が……」

「ごめ…… ん…… ね、 あい…… して……  る ぅおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

「危ない!!」


 咄嗟の判断で少女を抱きかかえその場から離脱すると、少女の居た場所は大きな腕が振り下ろされていた。

 その腕を振り下ろした人物。

 信じたくは無かった。


 変わり果てた少女の母親だったものらしき大型の魔物がそこにはいた。


「サア、精々時間を稼ぐのデス」

「この外道がぁああああああああ!!」

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