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Re:episode 14
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ーーー……本当よ。私の気分次第で一日の長さが決まるの。
「そうだったのか?!」
ーーー私が退屈だったら一日が短いし、楽しいことがあれば長いしーって。でも、最近楽しいわ!
『それで最近一日が長いのね。』
「そうなのか?!」
ーーーここに置いてあったこの板のおかげね!
「板……?ちょっとそれ見せてくれないか?」
ーーーいいわよ。はい。
俺はリヴィーの細い手から板を受け取った。
「……俺の……スマホ!!!」
『リュートが探してたのってそれ?』
「ああ、そうだ!」
ーーーまあ!それはスマホと言うのね!
「そうだぞ!凄いだろ!」
ーーーええ!すごいわ!
「ところで……持ち帰ってもいいか?」
ーーーえっ……。いやだわ。
「えっ……。もともと俺のだけど……。」
ーーーいやよ!絶対渡さないわ!
『今もう渡しちゃったじゃ……。』
ーーーあっ!じゃあ、返してくれるまでここから出さない!
「えええええ。」
『リュート、早く渡して。』
「うう……わかったよ。その代わりに!」
ーーーなに?
「俺が使いたい時は貸してくれよな!」
もともと俺のだから貸してもらうと言うより、返してもらうの方が正しいか。でも、外にいる時は使い道が無いもんな。
ーーーそれくらいなら……。
それくらいならって……まあ、使わせてもらえるだけ良いのか?
『じゃあ帰るわよ。』
「もう1つ聞いていいか?」
ーーーなぁに?
「ここにいるあいだは時は止まってるんだろう?」
ーーーええ、そうよ?
「外の時間は変わっているのか?」
ーーー知らないわ。
「ええええええ。」
『まぁ、出てみればわかるじゃない。』
ーーー……あ!そうだ!
「どうした?」
ーーーあなた達は私を楽しませてくれたから、お礼に好きなとこへワープさしてあげる!
「まじか!」
『やったわね!リュート!』
ーーー好きなとこへ連れてってあげる!
「じゃあ、城が近くにある村の近くへ!」
ーーー……え?
『……なんで?どこでも行けるんだからそのままお城に行けばいいのに!』
「お前なぁ、お城に直接行ったら不法侵入者扱いされちまうだろ?しかもワープした事見られたらたまったもんじゃない!」
『そういうものなの?』
ーーー……かな?
「まあ、そういうことでよろしくな!リヴィー!」
ーーーわかったわ!じゃあいっくよぉー!
ブォン
ワープゲートが開いた。簡単に言うと、空間に穴が開いた。
「じゃあな、リヴィー!また来るよ!」
ーーーまた、来る……?
「あ、嫌だったか?」
まあ、自分から呼んどいてそれはないか。
ーーーううん!全然!毎日でも来てよ!
『毎日は来れないわ……。でも、私もまたくるわ。』
ーーーまってるわね!
「それまでにかまぼこの板をなんとかしといてくれよー!」
ーーー……善処するわ。
「それじゃあなー!」
『ばいばーい!』
こうして俺たちはリヴィーとわかれた。
そして、外に出た。
「……夜だな。」
『夜ね。』
あそこに居たのはどれくらいだろうか。下手すると一日以上いたかもしれない。太陽が見えない分、確かに時間感覚が分からなくなるな……。
「さて、夜動くのは危険だと思うから、今日も野宿して明日、村を見つけよう。」
『そうね。じゃあ、適当にお肉狩ってくるわ。』
「おう、よろしくな!」
『ただいま、リュート。』
そう言ってミユウが持ってきたお肉は……。
「そうだったのか?!」
ーーー私が退屈だったら一日が短いし、楽しいことがあれば長いしーって。でも、最近楽しいわ!
『それで最近一日が長いのね。』
「そうなのか?!」
ーーーここに置いてあったこの板のおかげね!
「板……?ちょっとそれ見せてくれないか?」
ーーーいいわよ。はい。
俺はリヴィーの細い手から板を受け取った。
「……俺の……スマホ!!!」
『リュートが探してたのってそれ?』
「ああ、そうだ!」
ーーーまあ!それはスマホと言うのね!
「そうだぞ!凄いだろ!」
ーーーええ!すごいわ!
「ところで……持ち帰ってもいいか?」
ーーーえっ……。いやだわ。
「えっ……。もともと俺のだけど……。」
ーーーいやよ!絶対渡さないわ!
『今もう渡しちゃったじゃ……。』
ーーーあっ!じゃあ、返してくれるまでここから出さない!
「えええええ。」
『リュート、早く渡して。』
「うう……わかったよ。その代わりに!」
ーーーなに?
「俺が使いたい時は貸してくれよな!」
もともと俺のだから貸してもらうと言うより、返してもらうの方が正しいか。でも、外にいる時は使い道が無いもんな。
ーーーそれくらいなら……。
それくらいならって……まあ、使わせてもらえるだけ良いのか?
『じゃあ帰るわよ。』
「もう1つ聞いていいか?」
ーーーなぁに?
「ここにいるあいだは時は止まってるんだろう?」
ーーーええ、そうよ?
「外の時間は変わっているのか?」
ーーー知らないわ。
「ええええええ。」
『まぁ、出てみればわかるじゃない。』
ーーー……あ!そうだ!
「どうした?」
ーーーあなた達は私を楽しませてくれたから、お礼に好きなとこへワープさしてあげる!
「まじか!」
『やったわね!リュート!』
ーーー好きなとこへ連れてってあげる!
「じゃあ、城が近くにある村の近くへ!」
ーーー……え?
『……なんで?どこでも行けるんだからそのままお城に行けばいいのに!』
「お前なぁ、お城に直接行ったら不法侵入者扱いされちまうだろ?しかもワープした事見られたらたまったもんじゃない!」
『そういうものなの?』
ーーー……かな?
「まあ、そういうことでよろしくな!リヴィー!」
ーーーわかったわ!じゃあいっくよぉー!
ブォン
ワープゲートが開いた。簡単に言うと、空間に穴が開いた。
「じゃあな、リヴィー!また来るよ!」
ーーーまた、来る……?
「あ、嫌だったか?」
まあ、自分から呼んどいてそれはないか。
ーーーううん!全然!毎日でも来てよ!
『毎日は来れないわ……。でも、私もまたくるわ。』
ーーーまってるわね!
「それまでにかまぼこの板をなんとかしといてくれよー!」
ーーー……善処するわ。
「それじゃあなー!」
『ばいばーい!』
こうして俺たちはリヴィーとわかれた。
そして、外に出た。
「……夜だな。」
『夜ね。』
あそこに居たのはどれくらいだろうか。下手すると一日以上いたかもしれない。太陽が見えない分、確かに時間感覚が分からなくなるな……。
「さて、夜動くのは危険だと思うから、今日も野宿して明日、村を見つけよう。」
『そうね。じゃあ、適当にお肉狩ってくるわ。』
「おう、よろしくな!」
『ただいま、リュート。』
そう言ってミユウが持ってきたお肉は……。
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