俺専用のメイド。〜小学最後はメイドと一緒に〜

シン(SIN)

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謎のメイドさん

8話 修学旅行②

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「ご主人様。楽しかったですね」

「そうだな。芸能人に会えなかったのが残念だったけどね」


 テレビ局では、実際に撮影しているスタジオは見せてもらえなかったものの、機材を見せてもらったり、アナウンサーの真似をさせてもらった。

 これで午前中が終わり、昼食になった。テレビ局の近くの大きなお店だ。
 バイキング方式で、班ごとにテーブルに着き食べる事になった。

 みんなは楽しく会話をしながら食べていたが、ここでも俺は孤立していた。
 この修学旅行で楽しみを見つけられるのだろうか?
 
 不安気になっている俺に美咲が優しい言葉を掛けてくれた。


「大丈夫ですよ」


 その一言を言って、俺の膝に手を置いた。

 
 次に行く電波塔は、ここからバスで15分ぐらいの所にある。赤い塗装が特徴的である。

 エレベーターで展望台に登ると綺麗な光景がそこにはあった。


「たっけーー……」

「ご主人様。ここに立ってみて下さい」

「えっそこはちょっと…」


 美咲が立っている所は、ガラスの床であった。100メートル以上、真下が見える事で有名だ。
 美咲の他に数名乗っていたが、流石に怖かった。
 美咲は俺の手を引っ張り、強引にそこに連れて行った。


「ちょちょちょっと美咲待ってよ…」

「どうかしましたか?」

「これは怖いよ……」


 ガラスが割れるのではないかと、不安になった。近くでぴょんぴょんと飛び跳ねる人もいて、俺は直ぐにでもこの場を離れたかったが、美咲が手を離してくれなかった。

 そんな俺を見てクラスの人たちは笑っていた。そこには光の姿もあった。


 電波塔で遊んだ俺たちは、今夜泊まるホテルに行った。
 ホテルの中は映画で見るような感じであった。

 キラキラと、複数のシャンデリア輝き、床には大理石であろうか?ツルツルとして、光に反射していた。

 部屋は班ごとに、男女別に決まっている。
 男は3階、女は4階である。

 部屋の鍵を先生が班の人に渡して、俺らは部屋に荷物を置きに行こうと階段を登った。

 3階に着くと女たちとは一時のお別れであるのに、美咲が当然の事の様に言った。


「何でご主人様と別の部屋なのですか?いつもの様に一緒に寝ましょう」

「み、美咲‼︎何言ってんだよ⁉︎」

「?私何か変な事を言いましたか?」


 美咲は首を傾げて不思議そうに言った。
 その会話を聞いた人は驚いていたが、直ぐにその場は笑いにの場になり、同じ班の女が美の手を引っ張り、無理矢理に4階の階段へと連れて行った。

 気まずくなった雰囲気の中、俺たちは部屋に向かった。
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