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2つの魂
2つの魂(作戦)
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柔らかな光も2つに分けられた。
目の前に居る光の玉。。。
自分と同じ光を放っていた。
それは柔らかな光だった。
「君、可愛いね。よろしくね」
『自分の分身に可愛いと言われても…』
自分が分身なのか?相手が分身なのか?
何故か?変なところにひっかかる。
「話し合いしよ!」
ピシャッと言ってしまった。。。
『あれれ?私こんなだったかな?』
「そうだね。よーく話し合おう」
穏やかな優しい声。
「さぁ!まずは…どこの国にするか?
からいこうか?個人的に日本が良い」
相手の魂の方がリードしてくれる。
「生を受けるならば男が良いな
君を絶対に しっかりと護るよ」
せっかく言ってくれている言葉に。。。
「オスだからって護る義務は無いよ」
『なんで?素直に言えないんだろ?
心配かけないように私も頑張るから
大丈夫だよ ありがとう なのに』
元々は1つだった魂なのだから
似ている所は たくさんあるが。。。
。。。性格は分けられている様だった。
「僕ね? 勉強が出来る環境に
産まれたいな 色々な知識を得たら
試練も必ずクリア出来そうな気が
するし、君を見付ける自信あるよ」
色々と気遣い 話を進めてくれる魂を
よそに。。。相変わらずなマイペースさ
「私!この人の子供として産まれたい」
「まだ独身だよ?この人???」
「この人が良いな。。。」
もう この頃から うちに秘めた
『不思議ちゃん』が発動していた。
「あっ!なるほど!」
前世、猫だった時に母親だった人と
相手の魂も気が付いた。
「僕は先に転生するよ?
神様うるさいから。。。
歳の差あくかもだけど。。。
猫まんま以上の獲物を抱えて
迎えに行くよ」
「うん あっ!でもね?
猫まんまも美味しかったよ?」
「ははっ 確かに」
きっと解る。解りたい。
。。。あれ?『愛』が解ったのでは?
いえいえ。。。
試練を乗り越え、本物の愛を手に入れて
魂の融合を果たすのです。
時には傷つき、時には周りを傷付け、
戦闘よりも大きな代償を払う。。。
己の幸せの為に?違う。。。
神の『色々な愛の形』をヒントに
不器用な2つの魂の恋物語が始まる。
【次回 最終話】
『この気持ち』に続く しばしの別れ
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「うん あっ!でもね?
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時には傷つき、時には周りを傷付け、
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