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序章 邂逅(であい)
序章-4:マヒコとマイコ、師弟の邂逅
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軽傷の少女が、くらくらと酔ったように揺れる頭を押さえ、口を開いた。
「う、うう……ここ、は?」
目を開けて立ち上がった少女が周囲を見回すと、いつの間にか荒れた道路から廃墟の屋上へと移動していた。
視界の端に、そびえ立つ白色の巨壁が映る。
魔獣を迷宮へと押し込め、人類を守護する壁、【迷宮外壁】であった。
見覚えのあるその巨壁を見て、軽傷の少女が目を潤ませる。
「迷宮防衛都市に、三葉市に戻って来られた。ううっ、良かったよぉ……」
魔獣に囲まれ、死にそうだった時のことを思い出したのか、さめざめと少女は泣いていた。
『壁を見て涙する前に、マヒコに感謝するべきでしょう? その頭、噛み砕きますよ、小娘』
「まあまあミサヤ、抑えて抑えて。そっちも、生きてる実感を感じてるとこ申し訳ねえけど、ここも一応端っことはいえ、まだ第1迷宮域だ。それを忘れんじゃねえぞ?」
少女の背後には、子犬姿の魔獣を肩に乗せた少年が立っていた。
少年の横で倒れている重傷の少女達に手を触れ、軽傷の少女は勢いよく少年に頭を下げる。
少女の涙が、ポロポロと落ちた。
「ありがとうございました! お2人のお蔭で、生きて……生きて帰って来れましたっ!」
「おう。今後は気を付けろよ? ここは【迷宮外壁】から100m圏内の、廃墟の屋上だ。壁の傍まで本当は転移したかったんだが、魔法具の効力……人数と距離の関係上、ここらが限界だった」
そう言って苦笑した少年は、少女が腰に巻いた革鞄を指差して言う。
「ポマコンを使って、自分の所属する依頼所に救援要請しろよ。ここまで近ければすぐに迎えが来る筈だ。この周囲は学科魔法士達もよく歩いてて、魔獣を討伐してるから、滅多に敵性型魔獣にも遭遇しねえし、一息つけるだろう」
少女は、採集道具を詰め込んだにしてはやたらと薄い特殊型魔法具の革鞄、〈余次元の鞄〉から、ポマコンを取り出すと、急いで操作して通信を始めた。
ポマコンでの通信をすぐに終えて、少女が子犬姿の魔獣とじゃれていた少年を見る。
「私の所属する依頼所と連絡が着き、すぐに迎えの魔法士さん達が到着するとのことです!」
「そりゃ良かった。これで俺達もお役御免ってわけだ」
『はい、さっさと帰りましょう。そう言えばマヒコ、自宅に連絡はしましたか? 予定した帰還時刻をやや過ぎているように思われますが……』
「あ、いけね。……うわっ! マズいぞミサヤ、姉さんと母さんから着信が。どうしよ?」
少年が、腰に巻いた自分の〈余次元の鞄〉からポマコンを取り出すと、ポマコンが待っていましたとばかりに振動した。端末画面を見て、顔を蒼くする少年。
子犬姿の魔獣は、少年の頬に自分の顔を擦り付けて、思念を発した。
『マヒコ、落ち着いて。以前のように着信履歴が埋まっていませんから、まだそこまで恐れる必要はありません。一報を入れて、然る後に早く戻りましょう。ただ……2人に怒られるのは確定だと思います。あの2人は、本当にマヒコのことを溺愛していますからね』
「むぅ……す、すぐに連絡しよう。母さんはともかく、姉さんは、俺が死んだら後を追うとか、平気で言うほどの溺愛ぶりだ。心配させたらまた家に閉じ込められちまうよ!」
「……あ、あのぅ?」
少年の焦りっぷりに気おくれしつつも話しかける少女。その少女を、少年は手で制した。
「すまんが急いで帰る必要があるから、俺達はこれにて失礼させてもらう」
「ええっ! で、でも……魔法具代の請求とかは?」
『別に私達がそちらの個人情報を知らずとも、魔法具代の請求はできます。自分の所属する依頼所へ、いつ、どの場所で、どういう魔法士を助けたか、報告書を出せばいい。あとは、依頼所が助けられた魔法士を捜索し、事実確認を行い、請求します』
「迷宮へ入る前に、【迷宮外壁】上の関所で出入り手続きしたろ? 迷宮へ出入りした魔法士達は、個人情報も映像記録も、依頼所が関所の人工知能に問い合わせれば、すぐ確認できるんだよ。助けられた魔法士が絞り切れねえ時も、探査魔法で個々に事実確認すればいい」
『事実確認時に使われる探査魔法は、記憶を読みます。事実を隠すことも、嘘をつくこともまず不可能。それと、自分の所属する依頼所へ救援要請を出した魔法士は、迷宮防衛都市に帰還後、要請を出した経緯を詳しく記した報告書の作成が、依頼所から義務付けられます。よって、報告書の照会だけでも当人達の特定が可能。請求を踏み倒すことはできませんよ?』
「し、しませんよ、そういうことはっ!」
「くくく……まあ、請求に関してはきっちり依頼所がやり取りしてくれる。心配要らねえよ。さっきも言った通り、〈転移結晶〉は貸しにしとくからさ? その代わりに、今後魔法具を買う時は、商業地区にある【精霊本舗】って店を贔屓にしてくれると嬉しい。俺の家が経営する店だったりする」
「は、はい……それでは分割ですけれど、依頼所からの請求を払った上で、お店で100万円分の魔法具を買わせてもらいますね?」
「こっちとしては余分に買ってくれた方が嬉しいんだが……まあいいや。またどっかで見かけたら、声でもかけてくれ。それじゃミサヤ、行こうか」
『はい』
少年が言うと、子犬姿の魔獣がまた薄緑色がかった魔法力場を展開して、少年の肩から空高く浮き上がり、一声咆えてその本性を現した。
突然早送りでもしたかのように、鯱や象ほどの体躯を誇る、真っ白い狼へ成長したのである。
空を飛ぶ魔法を使いつつ、子犬に化ける魔法を解除した、ということらしい。
屋上の床に足を付けず、少年の傍へ舞い降りた白狼が、乗れとでも言うように頭を下げた。
少年は操作したポマコンを耳に当て、フワフワと上下する狼の背にひょいと飛び乗る。
驚く少女の眼前で、天高く飛び上がった狼と少年。少年の話し声が、少女の耳に届いた。
「あ、姉さん? 連絡遅れてごめんよ、もうすぐ家に着くからさ。……いやいや、母さんのお遣いはすぐ終わったんだけど、帰り際に新人が困ってたから、手を貸してたんだよ。……まさか! 無傷だ、ホントだって。すぐ帰って説明するからさぁ、母さんにも……」
慌てた様子の少年の声が夕空に響き、すぐに遠のいて行く。
少年の姿を唖然と見送る少女は、突然思い付いたようにポマコンを操作し、耳に当てた。
「あ、依頼所の方ですか? 私、先ほど救援要請しました、ウタサキ・マイコです。……いえ、救助とは別件でお聞きしたいことがありまして。マヒコという、〔武士〕の学科魔法士をご存知ありませんか? 子犬に化けられる魔獣を連れた少年です。いえ、マイコは私です。紛らわしいですがその方は確かにマヒコと……ええっ、ご存知ですかっ! では今すぐに……」
早口で用件を伝え終えた少女は、ポマコンを耳から離した。
そして、嬉しそうに頬を緩ませ、少年の見送りを再開する。
白い狼の背に乗り、天を駆ける少年の姿を、少女はじっと目に焼き付けて、小さく問うた。
「……私を、弟子にしてくださいませんか?」
ポツリと呟かれた少女の問いかけは、夕空へすぐに溶けて、消えてしまった。
融和型魔獣を相棒にする少年が、関西迷宮【魔竜の樹海】の傍に作られた、巨壁で迷宮と仕切られた迷宮防衛都市、三葉市に帰還するまで、少女はじっと見送っていた。
「う、うう……ここ、は?」
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「まあまあミサヤ、抑えて抑えて。そっちも、生きてる実感を感じてるとこ申し訳ねえけど、ここも一応端っことはいえ、まだ第1迷宮域だ。それを忘れんじゃねえぞ?」
少女の背後には、子犬姿の魔獣を肩に乗せた少年が立っていた。
少年の横で倒れている重傷の少女達に手を触れ、軽傷の少女は勢いよく少年に頭を下げる。
少女の涙が、ポロポロと落ちた。
「ありがとうございました! お2人のお蔭で、生きて……生きて帰って来れましたっ!」
「おう。今後は気を付けろよ? ここは【迷宮外壁】から100m圏内の、廃墟の屋上だ。壁の傍まで本当は転移したかったんだが、魔法具の効力……人数と距離の関係上、ここらが限界だった」
そう言って苦笑した少年は、少女が腰に巻いた革鞄を指差して言う。
「ポマコンを使って、自分の所属する依頼所に救援要請しろよ。ここまで近ければすぐに迎えが来る筈だ。この周囲は学科魔法士達もよく歩いてて、魔獣を討伐してるから、滅多に敵性型魔獣にも遭遇しねえし、一息つけるだろう」
少女は、採集道具を詰め込んだにしてはやたらと薄い特殊型魔法具の革鞄、〈余次元の鞄〉から、ポマコンを取り出すと、急いで操作して通信を始めた。
ポマコンでの通信をすぐに終えて、少女が子犬姿の魔獣とじゃれていた少年を見る。
「私の所属する依頼所と連絡が着き、すぐに迎えの魔法士さん達が到着するとのことです!」
「そりゃ良かった。これで俺達もお役御免ってわけだ」
『はい、さっさと帰りましょう。そう言えばマヒコ、自宅に連絡はしましたか? 予定した帰還時刻をやや過ぎているように思われますが……』
「あ、いけね。……うわっ! マズいぞミサヤ、姉さんと母さんから着信が。どうしよ?」
少年が、腰に巻いた自分の〈余次元の鞄〉からポマコンを取り出すと、ポマコンが待っていましたとばかりに振動した。端末画面を見て、顔を蒼くする少年。
子犬姿の魔獣は、少年の頬に自分の顔を擦り付けて、思念を発した。
『マヒコ、落ち着いて。以前のように着信履歴が埋まっていませんから、まだそこまで恐れる必要はありません。一報を入れて、然る後に早く戻りましょう。ただ……2人に怒られるのは確定だと思います。あの2人は、本当にマヒコのことを溺愛していますからね』
「むぅ……す、すぐに連絡しよう。母さんはともかく、姉さんは、俺が死んだら後を追うとか、平気で言うほどの溺愛ぶりだ。心配させたらまた家に閉じ込められちまうよ!」
「……あ、あのぅ?」
少年の焦りっぷりに気おくれしつつも話しかける少女。その少女を、少年は手で制した。
「すまんが急いで帰る必要があるから、俺達はこれにて失礼させてもらう」
「ええっ! で、でも……魔法具代の請求とかは?」
『別に私達がそちらの個人情報を知らずとも、魔法具代の請求はできます。自分の所属する依頼所へ、いつ、どの場所で、どういう魔法士を助けたか、報告書を出せばいい。あとは、依頼所が助けられた魔法士を捜索し、事実確認を行い、請求します』
「迷宮へ入る前に、【迷宮外壁】上の関所で出入り手続きしたろ? 迷宮へ出入りした魔法士達は、個人情報も映像記録も、依頼所が関所の人工知能に問い合わせれば、すぐ確認できるんだよ。助けられた魔法士が絞り切れねえ時も、探査魔法で個々に事実確認すればいい」
『事実確認時に使われる探査魔法は、記憶を読みます。事実を隠すことも、嘘をつくこともまず不可能。それと、自分の所属する依頼所へ救援要請を出した魔法士は、迷宮防衛都市に帰還後、要請を出した経緯を詳しく記した報告書の作成が、依頼所から義務付けられます。よって、報告書の照会だけでも当人達の特定が可能。請求を踏み倒すことはできませんよ?』
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「は、はい……それでは分割ですけれど、依頼所からの請求を払った上で、お店で100万円分の魔法具を買わせてもらいますね?」
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『はい』
少年が言うと、子犬姿の魔獣がまた薄緑色がかった魔法力場を展開して、少年の肩から空高く浮き上がり、一声咆えてその本性を現した。
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