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梅田駅のコインロッカーに伝わる怨念

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(阪急梅田駅)


その話が報告されたのは、
1975年5月の夜8時頃でした。

とある女性がコインロッカーに荷物を取りに行った時、
辺りには嫌な空気が流れており、ほほを柔らかく湿った何かに触れられたといいます。

怖くなって逃げようとしても、何故か戻るための道が無くなっていて、帰ることができません。
困惑こんわくしていると、ロッカーの扉がパターンパターンと勝手に開き始めたのです。





その中から恨めしそうな顔をした子がい出てきて、追いかけらてしまったとのこと。

このコインロッカーは人目につかない場所にあり、
かつて赤ん坊の遺棄いき事件が多く発生した場所だったという。
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