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第4話 戦闘と解体
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ユゼルは手のひらサイズの石ころを見つけると、それを使って大きな岩を叩き始める。
カンカンと小気味の良い音が鳴り、うすらとひび割れていた部分が段々とはがれ始めた
「こんなもんかな?」
小さめの石の破片。先がとがっているのを見てホクホク顔を浮かべている。
それを先ほど学んだ枝と組み合わせ加工を行う。
『石の槍』
先端は石でできた木製の槍。耐久力、攻撃力は低い。
どうやらそれを手に持つことで攻撃力の数値が30程上昇するようだ。
ブンブンと振り回し槍の先が飛ばないか確かめてみるが、そのようなことはない様子。
「俺が自分でやったらこうはうまく作れないよな。こんな細かい結び目……スキル様々ってことか」
じーっと結び目を見ていたユゼルだったが、槍の先を指でツンツンと突いてみるとなんだか自分が強くなったような気がした。
同様に石を割り、先ほどしまいこんだ矢と組み合わせると石の矢というものができる。
『加工スキルのレベルが3に上昇』
「いやはや、サクサクと上がっていくね。とすると……採集なんかももっとしといたほうがいいか」
先ほど槍を作る時にツタに採集を行ってみたようだが、取得物は手で引きちぎった時と何ら変わりがなかったようだ。
手に細い跡がつかず手も汚れないのは便利だと言える。
今度は石ころを拾い上げるときに採集を試してみたようだが、何も起こることはなかった。
そこらに生えている草をちぎるときは採集で取得することができる。
「よく分からんが……使っていると何かが抜けていくような感じがするな」
同時に疲労感も溜まっていっているようだ。
ユゼルはそのことからスキルの使用には魔力が使われているのだと推測した。
なのでおそらくは使い続けることはできない。不必要なものに試すのはあまり得策ではない。
次は……と見回していると森の茂みがガサっと動く。
ドキリと跳ねる心臓。じっと目を凝らすと見えたのは緑色をした怪物だった。
「な……、いや、あれが、まさか、ゴブリンか?」
醜く歪んだ顔、長く伸びた鼻、曲がった背骨に緑の体色。
手には鉄製なのか小さなナイフのような物を所持しており、小汚いフードのような物で頭を覆っている。
「ぎきゃぁぁぁ!」
つんざくような金切り声をあげ、ユゼルに向かって迫ってくる。
当然ユゼル……というより、雄二に生前何かと戦った経験などはなかった。
精々が学校の授業でやった柔道程度の物。
だが、そんなもの何の役にも立とうはずがない。
持っている槍を握りしめる力が強くなる。
ザッザと落ち葉を踏みしめ迫ってくる緑の怪物。
一つ幸いなことと言えばユゼルの身長の半分程度しかないことだろうか。
ここで選ぶ選択肢は二つ。
槍を一度置き弓矢を取り出し矢を放つか、このまま槍を使用し迎えうつかだ。
そして選択したのはそのまま槍を使用することだった。
弓矢は命中しなかった場合に接近を許してしまう。槍なら自分の体を動かしてなんとかできるかもしれない。
腰を落として足を大きく開くとその動きを観察する。
人間のように綺麗な二足歩行じゃないのか頭の位置がぶれる。
だが。
その動きは規則正しく予想することが可能だ。
「しっ!」
「ぐぎゃぁぁ」
構えていた槍を全力で伸ばすと、その先端は最短距離を走り抜けゴブリンの喉へと命中した。
どさりと倒れる体。口から溢れる鮮血。ビリビリと鼓膜を揺らす断末魔。
「勝ったのか……?」
喉から槍を生やしぴくぴくと痙攣していたゴブリンであったが、やがてその瞳から命の揺らぎは消えていった。
『レベルが2に上昇』
『体術のスキルLvが2に上昇』
『槍術スキルLv1を習得しました』
「おお、レベル上がったぞ。しかし、この変なアナウンスは奇妙な感じがするな」
槍を引き抜くと先端が壊れてしまっていた。
『壊れた槍』
先端の破損した石の槍。
ユゼルは解体を試してみようとゴブリンの死体に近寄ったが、先ほどの石の包丁では解体することができなかった。
少し気味が悪いと思いつつもゴブリンの手から小振りのナイフを引きはがす。
『青銅の短剣』
青銅で作られた短剣。表面にさびが浮いていて切れ味は悪い。
切れ味が悪いと書かれているが、解体を試すと特に問題なくゴブリンの身体は光に包まれ消えていった。
同時に目の前に現れるプレート。
『ゴブリンフード』
ゴブリンが被っているパルサの繊維を編み込んで作られた帽子。
『ゴブリンの肉』
ゴブリンの肉。食べることができるが生臭く不味い。
「こ、これは食いたくはないな。それにフードはどう見ても俺のサイズじゃないし……なによりダサい」
だが、と思いユゼルは考えこむ。
パルサの繊維というものが何かは分からない。
分からないが、これを解いてしまえば紐が作れるのではないか?と考えている。
30秒程考え加工して繊維に戻すことを選択したようだ。
『パルサの繊維』
パルサのツルを腐らせて繊維を取り出し洗浄したもの。非常に丈夫で頑丈。
「よし……これと棒と……そうか、針がいるな」
ユゼルはどうやら釣り竿のような物を作ろうとしている様子。
森を歩き、注意深く観察していた結果、針になりそうなものを発見する。
『ビシの花のガク』
7枚花弁の赤い花を咲かすビシの花のガクの部分。棘があるので注意。
『採集スキルのレベルが2に上昇』
再度しなりそうな棒を探し求め繊維と針を持った状態で加工を行った。
弓を使った時とは少し違う種類の棒だ。
『木の釣り竿』
原始的な木の釣り竿。ただし餌は付いていないのでこのままでは釣れない。
『加工スキルのレベルが4に上昇』
グラディールはハードモードと言っていたがこれではまるでイージーモードだな、と思いつつ今度は大きな岩に目を向けた。
名称 ユゼル
種族 人族
年齢 16歳
レベル 2
職業 鍛冶師
体力 250
魔力 250
攻撃力 15+30
防御力 7
力 110
防御 110
敏捷 45
運 12
魔法
なし
スキル
採集Lv2、加工Lv4、解体Lv2、体術Lv2、剣術Lv2、槍術Lv1
ユニークスキル
アイテムボックス、鑑定、全言語理解(知的生命体のみ)
ミソロジースキル
愉悦の鍛冶Lv0
加護
グラディールの加護
カンカンと小気味の良い音が鳴り、うすらとひび割れていた部分が段々とはがれ始めた
「こんなもんかな?」
小さめの石の破片。先がとがっているのを見てホクホク顔を浮かべている。
それを先ほど学んだ枝と組み合わせ加工を行う。
『石の槍』
先端は石でできた木製の槍。耐久力、攻撃力は低い。
どうやらそれを手に持つことで攻撃力の数値が30程上昇するようだ。
ブンブンと振り回し槍の先が飛ばないか確かめてみるが、そのようなことはない様子。
「俺が自分でやったらこうはうまく作れないよな。こんな細かい結び目……スキル様々ってことか」
じーっと結び目を見ていたユゼルだったが、槍の先を指でツンツンと突いてみるとなんだか自分が強くなったような気がした。
同様に石を割り、先ほどしまいこんだ矢と組み合わせると石の矢というものができる。
『加工スキルのレベルが3に上昇』
「いやはや、サクサクと上がっていくね。とすると……採集なんかももっとしといたほうがいいか」
先ほど槍を作る時にツタに採集を行ってみたようだが、取得物は手で引きちぎった時と何ら変わりがなかったようだ。
手に細い跡がつかず手も汚れないのは便利だと言える。
今度は石ころを拾い上げるときに採集を試してみたようだが、何も起こることはなかった。
そこらに生えている草をちぎるときは採集で取得することができる。
「よく分からんが……使っていると何かが抜けていくような感じがするな」
同時に疲労感も溜まっていっているようだ。
ユゼルはそのことからスキルの使用には魔力が使われているのだと推測した。
なのでおそらくは使い続けることはできない。不必要なものに試すのはあまり得策ではない。
次は……と見回していると森の茂みがガサっと動く。
ドキリと跳ねる心臓。じっと目を凝らすと見えたのは緑色をした怪物だった。
「な……、いや、あれが、まさか、ゴブリンか?」
醜く歪んだ顔、長く伸びた鼻、曲がった背骨に緑の体色。
手には鉄製なのか小さなナイフのような物を所持しており、小汚いフードのような物で頭を覆っている。
「ぎきゃぁぁぁ!」
つんざくような金切り声をあげ、ユゼルに向かって迫ってくる。
当然ユゼル……というより、雄二に生前何かと戦った経験などはなかった。
精々が学校の授業でやった柔道程度の物。
だが、そんなもの何の役にも立とうはずがない。
持っている槍を握りしめる力が強くなる。
ザッザと落ち葉を踏みしめ迫ってくる緑の怪物。
一つ幸いなことと言えばユゼルの身長の半分程度しかないことだろうか。
ここで選ぶ選択肢は二つ。
槍を一度置き弓矢を取り出し矢を放つか、このまま槍を使用し迎えうつかだ。
そして選択したのはそのまま槍を使用することだった。
弓矢は命中しなかった場合に接近を許してしまう。槍なら自分の体を動かしてなんとかできるかもしれない。
腰を落として足を大きく開くとその動きを観察する。
人間のように綺麗な二足歩行じゃないのか頭の位置がぶれる。
だが。
その動きは規則正しく予想することが可能だ。
「しっ!」
「ぐぎゃぁぁ」
構えていた槍を全力で伸ばすと、その先端は最短距離を走り抜けゴブリンの喉へと命中した。
どさりと倒れる体。口から溢れる鮮血。ビリビリと鼓膜を揺らす断末魔。
「勝ったのか……?」
喉から槍を生やしぴくぴくと痙攣していたゴブリンであったが、やがてその瞳から命の揺らぎは消えていった。
『レベルが2に上昇』
『体術のスキルLvが2に上昇』
『槍術スキルLv1を習得しました』
「おお、レベル上がったぞ。しかし、この変なアナウンスは奇妙な感じがするな」
槍を引き抜くと先端が壊れてしまっていた。
『壊れた槍』
先端の破損した石の槍。
ユゼルは解体を試してみようとゴブリンの死体に近寄ったが、先ほどの石の包丁では解体することができなかった。
少し気味が悪いと思いつつもゴブリンの手から小振りのナイフを引きはがす。
『青銅の短剣』
青銅で作られた短剣。表面にさびが浮いていて切れ味は悪い。
切れ味が悪いと書かれているが、解体を試すと特に問題なくゴブリンの身体は光に包まれ消えていった。
同時に目の前に現れるプレート。
『ゴブリンフード』
ゴブリンが被っているパルサの繊維を編み込んで作られた帽子。
『ゴブリンの肉』
ゴブリンの肉。食べることができるが生臭く不味い。
「こ、これは食いたくはないな。それにフードはどう見ても俺のサイズじゃないし……なによりダサい」
だが、と思いユゼルは考えこむ。
パルサの繊維というものが何かは分からない。
分からないが、これを解いてしまえば紐が作れるのではないか?と考えている。
30秒程考え加工して繊維に戻すことを選択したようだ。
『パルサの繊維』
パルサのツルを腐らせて繊維を取り出し洗浄したもの。非常に丈夫で頑丈。
「よし……これと棒と……そうか、針がいるな」
ユゼルはどうやら釣り竿のような物を作ろうとしている様子。
森を歩き、注意深く観察していた結果、針になりそうなものを発見する。
『ビシの花のガク』
7枚花弁の赤い花を咲かすビシの花のガクの部分。棘があるので注意。
『採集スキルのレベルが2に上昇』
再度しなりそうな棒を探し求め繊維と針を持った状態で加工を行った。
弓を使った時とは少し違う種類の棒だ。
『木の釣り竿』
原始的な木の釣り竿。ただし餌は付いていないのでこのままでは釣れない。
『加工スキルのレベルが4に上昇』
グラディールはハードモードと言っていたがこれではまるでイージーモードだな、と思いつつ今度は大きな岩に目を向けた。
名称 ユゼル
種族 人族
年齢 16歳
レベル 2
職業 鍛冶師
体力 250
魔力 250
攻撃力 15+30
防御力 7
力 110
防御 110
敏捷 45
運 12
魔法
なし
スキル
採集Lv2、加工Lv4、解体Lv2、体術Lv2、剣術Lv2、槍術Lv1
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アイテムボックス、鑑定、全言語理解(知的生命体のみ)
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グラディールの加護
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