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第1章 深淵に答えよ
第4話 ゴブリン狩り
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ということで土曜日。今は札幌地下大迷宮の1層の2層に降りる階段の前に立っている。今日からこの札幌地下大迷宮を下りて行くわけだが、ずっと1層で狩りをしていたから1層の地図は大体頭に入っているんだが、2層より下に降りたことがなく、地図が分からないのでこれを買ってきた。
『札幌地下大迷宮10層までの攻略書』
この本は1500円弱で売ってる地下10層までの地図、魔物の情報が載ってる本だ。これを見て攻略を進めて行こうと思う。とりあえず今日中に3層までは行きたいところだ。
2層では、ゴブリンが数匹まとまってエンカウントする。3層では武器もちゴブリンが出てくるみたいだな。今日の目標は武器持ちゴブリンから武器をドロップさせるということだ。武器持ちゴブリンは一応Eランクにクラス付けされていて、Eランクからはアイテムをドロップする。今回は一年以上魔物を狩り続けて初のドロップ品を求めての闘いというわけだ。
さて、階段を降りるとしようか。
そしてついに降り立った。この札幌地下大迷宮の2層に。1層と変わらず地下水路のような見た目の入り組んだ迷路ではあるが、やっぱり1層違うだけで空気の重みが違うというかなんというか。そしてふと左の道を見るとゴブリンが4匹いた。
「『深淵弾』!」
先制で魔法を打ち込む。うまく当たれば全滅させれるが……。まぁさすがにそうはいかずにゴブリンが二体残ってしまった。あとの残りは物理で行くか。
ステータスが上がった今、昔と同じ攻撃をすると爆弾みたいにゴブリンがはじけ飛ぶからな。うまく調節して殴る。一瞬でゴブリン達との距離をつめると、ゴブリン達の驚いている様子がスローモーションで見えた。変わったな、俺も。感傷に浸りながら片方のゴブリンを殴り飛ばし、切り返しでもう片方のゴブリンを蹴り上げる。これでゴブリンは全滅した。
これが普段になるわけか。魔法を使える回数は無限ってわけじゃないから節約していかないとな。
今度は『深淵の剣』で戦ってみよう。マップを見て3層への階段へ向かうついでにゴブリンを探す。まぁ大体道を曲がるといるんだけどな。よし、見つけた。
「『深淵の剣』」
深淵の闇が形作る剣を握る。うん、しっくりくるな。俺はいつもの奇襲と違い、ゆっくりとゴブリン達に近付いていく。今回のゴブリンは5匹。今回は正面から戦う。いつもは奇襲で終わらせていたからここら辺で戦闘経験を身に着けたい。
「ギャギャ!!」
ゴブリン達がこちらに気が付いたようだ。俺は少しずつゴブリン達の元へ歩み寄る。ゴブリン達がこちらによって来る。大体距離が5mくらいまで近づいた瞬間に俺は剣を構える。間合いをよく見て、斬る。
「ギャー!?」
一番先頭を走っていたゴブリンの胴体が分断され空気に溶けていく。そして、剣を構えなおし、二匹目には突きを決める。心臓を貫かれたゴブリンもまた消滅した。残り3匹。
「「ギャ―!!」」
残っている2匹が同時にとびかかってくる。やっぱりステータスの差からなのかかなりゆっくりだ。タイミングを合わせて薙ぎ払い。2匹同時に消滅させる。残った1匹には剣を投げつける。とんだ剣はゴブリンの眉間に突き刺さる。ゴブリンは絶命して消滅し、具現化できる時間が切れた剣もそのまま消滅した。魔法によって生み出した剣だからこういう使い方もできる。
うん、2層に来ても無傷で行けるな。これで母さんに心配をかけずにすむな。さて、ここからは全力で3層まで向かおう。現状一番効率がいいのは『深淵の刃』を外さずにすべて当ててゴブリンを倒すこと。魔力の節約もできるし、何より早い。
それから3層への階段までに出会ったゴブリンは全て『深淵の刃』で倒し、ついに3層への階段の前にたどり着いた。時計を取り出してみると、現在時刻は午後1時。時間はまだまだあるな。
「行こう、3層」
階段を下り3層に入る。1層上がるごと重くなるこの空気。先に進んでいる実感がわくな。ここでエンカウントするのは武器持ちゴブリンか。全ステータスは平均25程度といわれていて、Eランクに分類される。今の俺なら余裕だと思うが、今までとは違い敵が武器を持っていうから今までの中で一番警戒しなければならない。
「ゲギャー!」
ッ! 奇襲か! 急に右からゴブリンに剣で攻撃された。とっさに『深淵の剣』を具現化させて受ける。ステータスの差からか、そこまで重いと感じる剣ではないな。力を込めてはじき返し、そして袈裟斬りをしかける。剣持ちゴブリンは俺の剣に反応し、自らの剣で俺の剣を受け止めたが、やはりステ差がある故、剣ごと真っ二つになった。ドロップ品は……。なしか。
まぁそりゃ剣ごと斬っちゃったしな。察しのいい人なら気が付くことだが、武器持ちゴブリンのドロップ品は武器だ。今回はドロップするはずの武器を壊してしまったからドロップしなかったのだろう。仕方ない。
まさか階層を上がったばかりであったとは言え奇襲を受けるとは。これはもう少し気を引き締めていかないとな。索敵を慎重にやっていかねばなるまい。
目標を達成するために次を探しに行こう。武器持ちゴブリンはなんの武器を持っているかは完全ランダムらしい。一部では武器ガチャゴブリンといわれてるとかいないとか。初めてドロップしたゴブリンの武器を記念にとっておく人も少なくない。売ってもあんまお金にならないしな。
今日はこれ以上先に進む予定もないので、適当にゴブリンがいそうなところを探していると、槍を持っているゴブリンを発見した。今回は壊さないように深淵魔法で遠距離からやろう。
「『深淵弾』」
いくつもの深淵の弾幕が槍持ちゴブリンを貫通する。ステータスが上がったおかげなのか飛んでいく玉の数が増えた。槍持ちゴブリンはそのまま膝をつき、消滅した。後には槍が残る。
落ちた。初めてのドロップ品だ。なんの効果もないただの鉄の槍ではあるが、初めてのドロップ品ということでなんとも言えない感動がある。俺の場合は魔物を倒し始めてから1年以上たっているので感動もひとしおだ。
槍を拾ってじっくり見てみると、ゴブリンが持っていた時の槍とは少し違うのが分かった。なんというか新品っぽい。ドロップするものと武器持ちゴブリンが戦うときに持ってる武器は同じ種類でっも同じものではないということか。だったら折れててもドロップしてよくないか?
『札幌地下大迷宮10層までの攻略書』
この本は1500円弱で売ってる地下10層までの地図、魔物の情報が載ってる本だ。これを見て攻略を進めて行こうと思う。とりあえず今日中に3層までは行きたいところだ。
2層では、ゴブリンが数匹まとまってエンカウントする。3層では武器もちゴブリンが出てくるみたいだな。今日の目標は武器持ちゴブリンから武器をドロップさせるということだ。武器持ちゴブリンは一応Eランクにクラス付けされていて、Eランクからはアイテムをドロップする。今回は一年以上魔物を狩り続けて初のドロップ品を求めての闘いというわけだ。
さて、階段を降りるとしようか。
そしてついに降り立った。この札幌地下大迷宮の2層に。1層と変わらず地下水路のような見た目の入り組んだ迷路ではあるが、やっぱり1層違うだけで空気の重みが違うというかなんというか。そしてふと左の道を見るとゴブリンが4匹いた。
「『深淵弾』!」
先制で魔法を打ち込む。うまく当たれば全滅させれるが……。まぁさすがにそうはいかずにゴブリンが二体残ってしまった。あとの残りは物理で行くか。
ステータスが上がった今、昔と同じ攻撃をすると爆弾みたいにゴブリンがはじけ飛ぶからな。うまく調節して殴る。一瞬でゴブリン達との距離をつめると、ゴブリン達の驚いている様子がスローモーションで見えた。変わったな、俺も。感傷に浸りながら片方のゴブリンを殴り飛ばし、切り返しでもう片方のゴブリンを蹴り上げる。これでゴブリンは全滅した。
これが普段になるわけか。魔法を使える回数は無限ってわけじゃないから節約していかないとな。
今度は『深淵の剣』で戦ってみよう。マップを見て3層への階段へ向かうついでにゴブリンを探す。まぁ大体道を曲がるといるんだけどな。よし、見つけた。
「『深淵の剣』」
深淵の闇が形作る剣を握る。うん、しっくりくるな。俺はいつもの奇襲と違い、ゆっくりとゴブリン達に近付いていく。今回のゴブリンは5匹。今回は正面から戦う。いつもは奇襲で終わらせていたからここら辺で戦闘経験を身に着けたい。
「ギャギャ!!」
ゴブリン達がこちらに気が付いたようだ。俺は少しずつゴブリン達の元へ歩み寄る。ゴブリン達がこちらによって来る。大体距離が5mくらいまで近づいた瞬間に俺は剣を構える。間合いをよく見て、斬る。
「ギャー!?」
一番先頭を走っていたゴブリンの胴体が分断され空気に溶けていく。そして、剣を構えなおし、二匹目には突きを決める。心臓を貫かれたゴブリンもまた消滅した。残り3匹。
「「ギャ―!!」」
残っている2匹が同時にとびかかってくる。やっぱりステータスの差からなのかかなりゆっくりだ。タイミングを合わせて薙ぎ払い。2匹同時に消滅させる。残った1匹には剣を投げつける。とんだ剣はゴブリンの眉間に突き刺さる。ゴブリンは絶命して消滅し、具現化できる時間が切れた剣もそのまま消滅した。魔法によって生み出した剣だからこういう使い方もできる。
うん、2層に来ても無傷で行けるな。これで母さんに心配をかけずにすむな。さて、ここからは全力で3層まで向かおう。現状一番効率がいいのは『深淵の刃』を外さずにすべて当ててゴブリンを倒すこと。魔力の節約もできるし、何より早い。
それから3層への階段までに出会ったゴブリンは全て『深淵の刃』で倒し、ついに3層への階段の前にたどり着いた。時計を取り出してみると、現在時刻は午後1時。時間はまだまだあるな。
「行こう、3層」
階段を下り3層に入る。1層上がるごと重くなるこの空気。先に進んでいる実感がわくな。ここでエンカウントするのは武器持ちゴブリンか。全ステータスは平均25程度といわれていて、Eランクに分類される。今の俺なら余裕だと思うが、今までとは違い敵が武器を持っていうから今までの中で一番警戒しなければならない。
「ゲギャー!」
ッ! 奇襲か! 急に右からゴブリンに剣で攻撃された。とっさに『深淵の剣』を具現化させて受ける。ステータスの差からか、そこまで重いと感じる剣ではないな。力を込めてはじき返し、そして袈裟斬りをしかける。剣持ちゴブリンは俺の剣に反応し、自らの剣で俺の剣を受け止めたが、やはりステ差がある故、剣ごと真っ二つになった。ドロップ品は……。なしか。
まぁそりゃ剣ごと斬っちゃったしな。察しのいい人なら気が付くことだが、武器持ちゴブリンのドロップ品は武器だ。今回はドロップするはずの武器を壊してしまったからドロップしなかったのだろう。仕方ない。
まさか階層を上がったばかりであったとは言え奇襲を受けるとは。これはもう少し気を引き締めていかないとな。索敵を慎重にやっていかねばなるまい。
目標を達成するために次を探しに行こう。武器持ちゴブリンはなんの武器を持っているかは完全ランダムらしい。一部では武器ガチャゴブリンといわれてるとかいないとか。初めてドロップしたゴブリンの武器を記念にとっておく人も少なくない。売ってもあんまお金にならないしな。
今日はこれ以上先に進む予定もないので、適当にゴブリンがいそうなところを探していると、槍を持っているゴブリンを発見した。今回は壊さないように深淵魔法で遠距離からやろう。
「『深淵弾』」
いくつもの深淵の弾幕が槍持ちゴブリンを貫通する。ステータスが上がったおかげなのか飛んでいく玉の数が増えた。槍持ちゴブリンはそのまま膝をつき、消滅した。後には槍が残る。
落ちた。初めてのドロップ品だ。なんの効果もないただの鉄の槍ではあるが、初めてのドロップ品ということでなんとも言えない感動がある。俺の場合は魔物を倒し始めてから1年以上たっているので感動もひとしおだ。
槍を拾ってじっくり見てみると、ゴブリンが持っていた時の槍とは少し違うのが分かった。なんというか新品っぽい。ドロップするものと武器持ちゴブリンが戦うときに持ってる武器は同じ種類でっも同じものではないということか。だったら折れててもドロップしてよくないか?
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