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第2章
第64話
かなり早く引き上げて来たつもりでは有ったが、それでも時刻は既に21時を回っていた。
ダンジョンゲートを出て、隣接するダン協の建物に入る。
すっかり顔見知りになった警察官に目礼し、足早に買い取りカウンターに向かう。
今日は年かさの男性職員が担当のようだ。
……あれ?
この人、どこかで顔を見たことが有るんだけど……誰だったかなぁ?
「買い取りですね。では、こちらに……ん? ひょっとして、神社の宗像さん家ちの英俊君かい?」
う……やっぱり、知られてる。
ウチの実家を知ってるってことは、ご近所さんだったか。
「はい……お久しぶりです」
「和俊君も元気してるかい?……っと、とりあえず買い取りだよね。失礼、失礼」
あっ!
失礼、失礼……って、なんか聞き覚え有るぞ。
うーん……どこの人だっけなぁ?
兄のことも知ってて……失礼、失礼…………あ!
「はい、コレお願いします。森脇さん。えっと……いつからダン協さんに?」
ようやく思い出した、森脇(下の名前はそもそも知らない)さんという名のこの男性は、小学校の時の用務員さんだ。
しかも、オレ達兄弟の母校に配属されていたのは偶然だったらしいが、それ以前にこの町内の人でもある。
さすがに20年ぐらい経ってるので、知っていた顔よりは老けてしまっているが、ませた女子生徒からバレンタインにチョコレートを貰うぐらいには整った顔立ちをした人なので、それで顔を覚えていたのだろう。
まぁ、口癖のように『失礼、失礼』と言っていたのが、どこか記憶に残っていたからというのもある。
兄や友達と学校の備品倉庫でヤンチャしてたら、この人に見つかって怒られたんだよなぁ……。
倉庫の中に有ったリアカーに誰か1人を乗せて、残りの皆でギッタンバッタンと持ち手を上下に漕いで大騒ぎ…………そりゃ叱られるわ。
「母親の介護が理由で早期退職してね……母が亡くなった後からだから、もう何だかんだで8年ぐらいになるね。えーと、買い取りは魔石とポーション類……と。鑑定するものなどは無いですか?」
……あ、そうだ。
【鑑定】スキルの取得申請しなきゃだ。
他は別に開示しなくて良いんだろうけど、こればっかりは隠しといた方が、後々のことを考えたら厄介だからなぁ。
「えーと、幸運にも【鑑定】スキルを取得することが出来まして……」
「本当かい!?」
「え、えぇ……まぁ。それで今日はスキル取得の申請も行いたいのですが、何か書類とか書く必要は有りますか?」
「おっと、失礼、失礼……では、こちらにお名前と住所、連絡先のご記入をお願いします。あとは、ご希望さえ有ればすぐにでも、当ダンジョン探索者協同組合にて、鑑定員として雇用するご用意もさせて頂けますので、こちらのパンフレットに目を通して頂けると助かります」
「……と、これで良いでしょうか? それで今のところ、そういった希望は有りませんので、こちらはお返し致しますね」
「はい、ご記入事項はこれで問題有りません。……そうですか。もし、気が変わりましたらいつでも、お申し付け下さい。もちろん私を通してくれたら、スムーズに話が進められるように手配はしておきます。それから、一応これは規則なので、お持ち帰り下さい」
せっかく頂いたパンフレットだが、せいぜいがライフラインが途絶えた時の、焚き付けにしかならない。
返しておいた方が良いかと思ったのだが、規則だというのなら仕方ないか。
「では、これで失礼します」
「はい、ご利用ありがとうございました。皆さんにも宜しくね」
森脇さんに挨拶し、ダン協を辞したオレは、そのまま帰ることにした。
本当なら併設されている武具販売店で、新しいポーションストッカーを物色したかったのだが、残念なことに営業は20時までだったらしい。
人気のあるダンジョンに隣接するダン協支部なら、24時間営業しているところもザラなのだが、ここの支部ではまぁこんなもんだろう。
夜道をトボトボと歩いていると、進行方向に黒い光が渦巻いているのが見える。
悪いことに、今オレが歩いている歩道ではなく車道の真ん中だ。
モンスター災害発生以前よりは、目に見えて交通量も少なくなっているが、依然として交通の要衝と言える地域であることに変わりはなく、この時間帯でも先ほどから少なくない車が行きかっている。
とてもでは無いが、車道の真ん中に立って待ち構えるわけにはいかない。
……仕方ないな。
オレはモンスターの発生に備えて得物をインベントリーから取り出し、歩道上から車道に向けて油断なく構えを取っておくことにした。
黒い光は既にハッキリと集束を終え、今にもモンスターを吐き出そうとしている。
それがギリギリ実体化する直前に、直上を通過した車のドライバーは運が良かったと言えるだろう。
……明らかにスピード違反してたけどな。
街灯に照らされながら、黒い光が消えた場所からおもむろに現れたのは、リビングアーマーというモンスター。
サイズこそ普通の成人男性ほどだが、動く全身鎧と言えるモンスターだ。
鎧の材質は総金属製。
まんま西洋の騎士甲冑といった姿で、ピカピカ光る銀色。
当然ながら夜道でも目立っていたのが幸いしてか、上り車線を通る車も下り車線の車のドライバーも、リビングアーマーの急な出現にも関わらず、無事にブレーキを踏んで止まることが出来ていた。
即席だが、夜道に現れた小さなコロシアムの様相だ。
まるで周囲を睥睨するように見回しながら、腰から騎士剣を抜いたリビングアーマーの、この不出来な闘技場での対戦相手は…………まぁ、オレだよなぁ。
車のヘッドライトが当たって、銀ピカの鎧が酷く眩しく見えるが、オレは急いでリビングアーマーと正対する位置に進み出た。
ボヤボヤしてたら、いつリビングアーマーが得物の騎士剣を手近な獲物(この場合は最も近くに停車した軽自動車のドライバーさん)に向けるか、分かったものではないからだ。
無事、オレを敵と認識させることに成功したのか、リビングアーマーは見るからに重たそうな身体を揺すって、信じられないような速さで斬りかかってきた。
もちろん硬さと怪力、疲れ知らずという点がセールスポイントのモンスターにしては……という但し書きはつくが。
あっさり回避して、後ろからガラ空きの頭部に鎗を突き刺し、そのまま時計回りに鎗を動かすことで、アスファルトの地面に引き倒す。
すかさずグッと右足で踏みつけ、とにかく滅多刺し……急所らしい急所の無いモンスターなのだから、ダメージを蓄積させて倒すしかない。
……とはいえ踏まれながらでも凄い力で暴れ続けているので、いつまでもこうして抑えてはいられないだろう。
変に頑張って、下手に引っくり返される前に、自分からホールドを解く。
騎士剣を握る腕を中心にズタズタにしてやったが、穿った穴の中から夜闇より暗い色の煙が這い出して来ては、片っ端から穴を塞いでいくので、残念ながら目的は果たせなかった。
この漆黒の煙こそが、リビングアーマーなどの魔法生物系と言われるモンスターの、いわゆる本体というヤツだ。
煙には当然ながら物理的な攻撃は通用しないのだが、不思議なことに物理的な穴を塞ぐ力は有るらしい。
とんだご都合主義だと思う。
いったん騎士剣の間合いからは離れて、仕切り直す。
戦いの趨勢を見守りながらも、ドライバー達なりに気を効かせてくれたのか、少しずつ戦いの場は広がって来ている。
後続車がどんどん来る中で、ジワジワと車をバックさせてスペースを作ってくれているのだ。
それでも長剣の中でも長い部類の騎士剣や、普通の物よりは短いとはいえオレの鎗を、お互いが存分に振り回せるほどではない。
スピードで遅れを取ることは無いだろうが、オレがリビングアーマーの攻撃を回避することで、乗用車はともかく運転している人にまで被害が及ぶような事態は、避けられるなら避けたいところだ。
そんなオレの躊躇を見て取ったのか、リビングアーマーは大振りかつ、横薙ぎの一撃を放って来る。
回避すれば軌道上に位置する、焼き鳥の移動販売車に当たるどころか、運転手にも確実に当たるが、受け流そうにも横薙ぎでは似たような結果にしかならない。
覚悟を決めて、鎗を縦に構え直して受け止める……ズリズリと引き摺られるが、どうにか受け切れた。
そのまま鍔迫り合あいのような格好になったが、幸い僅かながらオレの膂力が勝っていたようで、渾身の力で押し返してやると、バランスを崩したリビングアーマーは、たたらを踏んでよろめいている。
オレは追いかけながら、コンパクトに鎗を振り上げ鋭く一閃……リビングアーマーの頭部を地面に叩き落とした。
そして追撃の連続突きを、隙だらけの胴体に食らわせてやる。
『ピキッ!』
途中で何やら嫌な音がしたが、無事にリビングアーマーは白い光に包まれて消えていった。
ドロップアイテムは『魔鉄の破片』……どうせなら、丸ごと置いてって欲しかった。
何人か車から降りてきたドライバー達が鳴らす拍手の音を聞きながら、愛用のポーションストッカーに続いて、どうやら相棒まで失いかけているらしいオレは、途方に暮れていたのだった。
ダンジョンゲートを出て、隣接するダン協の建物に入る。
すっかり顔見知りになった警察官に目礼し、足早に買い取りカウンターに向かう。
今日は年かさの男性職員が担当のようだ。
……あれ?
この人、どこかで顔を見たことが有るんだけど……誰だったかなぁ?
「買い取りですね。では、こちらに……ん? ひょっとして、神社の宗像さん家ちの英俊君かい?」
う……やっぱり、知られてる。
ウチの実家を知ってるってことは、ご近所さんだったか。
「はい……お久しぶりです」
「和俊君も元気してるかい?……っと、とりあえず買い取りだよね。失礼、失礼」
あっ!
失礼、失礼……って、なんか聞き覚え有るぞ。
うーん……どこの人だっけなぁ?
兄のことも知ってて……失礼、失礼…………あ!
「はい、コレお願いします。森脇さん。えっと……いつからダン協さんに?」
ようやく思い出した、森脇(下の名前はそもそも知らない)さんという名のこの男性は、小学校の時の用務員さんだ。
しかも、オレ達兄弟の母校に配属されていたのは偶然だったらしいが、それ以前にこの町内の人でもある。
さすがに20年ぐらい経ってるので、知っていた顔よりは老けてしまっているが、ませた女子生徒からバレンタインにチョコレートを貰うぐらいには整った顔立ちをした人なので、それで顔を覚えていたのだろう。
まぁ、口癖のように『失礼、失礼』と言っていたのが、どこか記憶に残っていたからというのもある。
兄や友達と学校の備品倉庫でヤンチャしてたら、この人に見つかって怒られたんだよなぁ……。
倉庫の中に有ったリアカーに誰か1人を乗せて、残りの皆でギッタンバッタンと持ち手を上下に漕いで大騒ぎ…………そりゃ叱られるわ。
「母親の介護が理由で早期退職してね……母が亡くなった後からだから、もう何だかんだで8年ぐらいになるね。えーと、買い取りは魔石とポーション類……と。鑑定するものなどは無いですか?」
……あ、そうだ。
【鑑定】スキルの取得申請しなきゃだ。
他は別に開示しなくて良いんだろうけど、こればっかりは隠しといた方が、後々のことを考えたら厄介だからなぁ。
「えーと、幸運にも【鑑定】スキルを取得することが出来まして……」
「本当かい!?」
「え、えぇ……まぁ。それで今日はスキル取得の申請も行いたいのですが、何か書類とか書く必要は有りますか?」
「おっと、失礼、失礼……では、こちらにお名前と住所、連絡先のご記入をお願いします。あとは、ご希望さえ有ればすぐにでも、当ダンジョン探索者協同組合にて、鑑定員として雇用するご用意もさせて頂けますので、こちらのパンフレットに目を通して頂けると助かります」
「……と、これで良いでしょうか? それで今のところ、そういった希望は有りませんので、こちらはお返し致しますね」
「はい、ご記入事項はこれで問題有りません。……そうですか。もし、気が変わりましたらいつでも、お申し付け下さい。もちろん私を通してくれたら、スムーズに話が進められるように手配はしておきます。それから、一応これは規則なので、お持ち帰り下さい」
せっかく頂いたパンフレットだが、せいぜいがライフラインが途絶えた時の、焚き付けにしかならない。
返しておいた方が良いかと思ったのだが、規則だというのなら仕方ないか。
「では、これで失礼します」
「はい、ご利用ありがとうございました。皆さんにも宜しくね」
森脇さんに挨拶し、ダン協を辞したオレは、そのまま帰ることにした。
本当なら併設されている武具販売店で、新しいポーションストッカーを物色したかったのだが、残念なことに営業は20時までだったらしい。
人気のあるダンジョンに隣接するダン協支部なら、24時間営業しているところもザラなのだが、ここの支部ではまぁこんなもんだろう。
夜道をトボトボと歩いていると、進行方向に黒い光が渦巻いているのが見える。
悪いことに、今オレが歩いている歩道ではなく車道の真ん中だ。
モンスター災害発生以前よりは、目に見えて交通量も少なくなっているが、依然として交通の要衝と言える地域であることに変わりはなく、この時間帯でも先ほどから少なくない車が行きかっている。
とてもでは無いが、車道の真ん中に立って待ち構えるわけにはいかない。
……仕方ないな。
オレはモンスターの発生に備えて得物をインベントリーから取り出し、歩道上から車道に向けて油断なく構えを取っておくことにした。
黒い光は既にハッキリと集束を終え、今にもモンスターを吐き出そうとしている。
それがギリギリ実体化する直前に、直上を通過した車のドライバーは運が良かったと言えるだろう。
……明らかにスピード違反してたけどな。
街灯に照らされながら、黒い光が消えた場所からおもむろに現れたのは、リビングアーマーというモンスター。
サイズこそ普通の成人男性ほどだが、動く全身鎧と言えるモンスターだ。
鎧の材質は総金属製。
まんま西洋の騎士甲冑といった姿で、ピカピカ光る銀色。
当然ながら夜道でも目立っていたのが幸いしてか、上り車線を通る車も下り車線の車のドライバーも、リビングアーマーの急な出現にも関わらず、無事にブレーキを踏んで止まることが出来ていた。
即席だが、夜道に現れた小さなコロシアムの様相だ。
まるで周囲を睥睨するように見回しながら、腰から騎士剣を抜いたリビングアーマーの、この不出来な闘技場での対戦相手は…………まぁ、オレだよなぁ。
車のヘッドライトが当たって、銀ピカの鎧が酷く眩しく見えるが、オレは急いでリビングアーマーと正対する位置に進み出た。
ボヤボヤしてたら、いつリビングアーマーが得物の騎士剣を手近な獲物(この場合は最も近くに停車した軽自動車のドライバーさん)に向けるか、分かったものではないからだ。
無事、オレを敵と認識させることに成功したのか、リビングアーマーは見るからに重たそうな身体を揺すって、信じられないような速さで斬りかかってきた。
もちろん硬さと怪力、疲れ知らずという点がセールスポイントのモンスターにしては……という但し書きはつくが。
あっさり回避して、後ろからガラ空きの頭部に鎗を突き刺し、そのまま時計回りに鎗を動かすことで、アスファルトの地面に引き倒す。
すかさずグッと右足で踏みつけ、とにかく滅多刺し……急所らしい急所の無いモンスターなのだから、ダメージを蓄積させて倒すしかない。
……とはいえ踏まれながらでも凄い力で暴れ続けているので、いつまでもこうして抑えてはいられないだろう。
変に頑張って、下手に引っくり返される前に、自分からホールドを解く。
騎士剣を握る腕を中心にズタズタにしてやったが、穿った穴の中から夜闇より暗い色の煙が這い出して来ては、片っ端から穴を塞いでいくので、残念ながら目的は果たせなかった。
この漆黒の煙こそが、リビングアーマーなどの魔法生物系と言われるモンスターの、いわゆる本体というヤツだ。
煙には当然ながら物理的な攻撃は通用しないのだが、不思議なことに物理的な穴を塞ぐ力は有るらしい。
とんだご都合主義だと思う。
いったん騎士剣の間合いからは離れて、仕切り直す。
戦いの趨勢を見守りながらも、ドライバー達なりに気を効かせてくれたのか、少しずつ戦いの場は広がって来ている。
後続車がどんどん来る中で、ジワジワと車をバックさせてスペースを作ってくれているのだ。
それでも長剣の中でも長い部類の騎士剣や、普通の物よりは短いとはいえオレの鎗を、お互いが存分に振り回せるほどではない。
スピードで遅れを取ることは無いだろうが、オレがリビングアーマーの攻撃を回避することで、乗用車はともかく運転している人にまで被害が及ぶような事態は、避けられるなら避けたいところだ。
そんなオレの躊躇を見て取ったのか、リビングアーマーは大振りかつ、横薙ぎの一撃を放って来る。
回避すれば軌道上に位置する、焼き鳥の移動販売車に当たるどころか、運転手にも確実に当たるが、受け流そうにも横薙ぎでは似たような結果にしかならない。
覚悟を決めて、鎗を縦に構え直して受け止める……ズリズリと引き摺られるが、どうにか受け切れた。
そのまま鍔迫り合あいのような格好になったが、幸い僅かながらオレの膂力が勝っていたようで、渾身の力で押し返してやると、バランスを崩したリビングアーマーは、たたらを踏んでよろめいている。
オレは追いかけながら、コンパクトに鎗を振り上げ鋭く一閃……リビングアーマーの頭部を地面に叩き落とした。
そして追撃の連続突きを、隙だらけの胴体に食らわせてやる。
『ピキッ!』
途中で何やら嫌な音がしたが、無事にリビングアーマーは白い光に包まれて消えていった。
ドロップアイテムは『魔鉄の破片』……どうせなら、丸ごと置いてって欲しかった。
何人か車から降りてきたドライバー達が鳴らす拍手の音を聞きながら、愛用のポーションストッカーに続いて、どうやら相棒まで失いかけているらしいオレは、途方に暮れていたのだった。
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