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本編
46 好き好き愛してる
「……待って、ねえ、待って! だって、だって、あたしエミさんのことそれほど知らないし……」
「はあ……聞かなかったから言わなかっただけだ。それもこれから知っていけばいい。……恋人になるんだから」
もう何も言うなとばかりに、エミリオの形の良い唇に自分のそれを塞がれた瞬間、スイは全身の力が抜けてしまう。イケメンずるい。エミリオはずるすぎる。
何度か啄む様な軽いキスののち、すう、と息を吸い込んだエミリオが、「んっ……」と甘ったるくて官能的な声を出して、今度は深くスイの唇に噛みつくみたいなキスをしてきた。
今までずっと優しい啄むみたいなキスしかしてこなかったのに、大体、スイからも全然そんなこと許していないのに。
「あん、ぅ、んんっ……、はぁ、エミさ……っ」
「なあスイ……舌、出して……んぅ、ふぅ、……ん」
エミリオの声が色っぽ過ぎる。まるで魅了されたみたいに反射的に言うことを聞かされてしまうが、最後の抵抗とばかりに押しとどまったのに、それは無駄な抵抗でしかなかった。すぐに追いかけてきたエミリオの舌がスイの舌をあっという間にからめとってしまう。
ぬらぬら、チュパチュパという卑猥な音をわざとらしく立てながら、エミリオに唇と舌と口腔内を蹂躙されていく。
ちゅばっと最後に舌同士で唾液の糸を引きながら唇を離したエミリオが、恍惚とした表情で熱に浮かされたようなうわごとめいた言葉で言うのだ。
「はあ……思っていた通りだ、スイ。キスしただけで、すごい魔力を感じる。君の魔力が、俺にぐんぐん入って……ああっ、堪らない……これで、体まで繋げたら、一体どうなってしまうんだろうな……っ」
「エミ、さん、あ、んんっ……!」
ディープキスによる唾液の交換。それも粘膜同士のふれあいのひとつだ。今までずっと避けてきた行為だったというのに。
最初はエミリオの酸欠を心配して軽いキスだけという縛りできていたのが、最近になったらブレーキが利かなくなりそうで、オーラルセックスだけじゃ終わらない気がしたので、「キスは軽いものだけ!」と言い張ってきたのだが。
――やばい。深いキス、気持ちいい……。なんか、すっごいエッチな気分になっちゃう。ふわふわして……これが魔力回復してるってことなのかなあ……?
「はっ……あぁん……えみしゃ……」
「ん、スイ……ああ、甘いな……ん、んぅっ……ああ……」
最後に舌をぢゅっと強く吸われて、スイはこれで完全にエミリオに堕ちた。
――ま、まあ、いいか、なあ? こんなイケメンといちゃいちゃするなんてもう二度とないかもしれないし……恋人に、っていうんだから……まあ、嘘でも、いい、かな……? 今だけでも……思い出だけでもさあ……。
完全回復したのならエミリオは王都へ帰るのだ。スイを置いて。恋人になろうなんて耳障りのいい言葉をスイに残して。
じゃあいい。それなら思い出だけでも。
「灯りは……消したほうがいい、よな……?」
「あー……うん……」
あー、うん、じゃねえよと頭では思いながら何も文句が言えない。
とろんとしたスイの火照った表情を見て満足げなエミリオは、すっかり勝手知ったるとばかりに、ベッド脇のサイドテーブルにあるテーブルランプのタッチセンサーに手を触れて、寝室に唯一灯されていた優しい灯りをふっと消した。
暗闇にまだ目が慣れないけれど、うっすらとエミリオの顔が見える。上に覆いかぶさるエミリオの笑顔がやけに悲し気だ。電気消したとたんこうだなんて、一体本当に何があったのか。
――悲しい顔して抱くなんて、やっぱりそんなの本意じゃないんでしょう?
まだ短い付き合いでしかないけれど、エミリオはすぐ顔に出る。今にも泣きだしそうなターコイズブルーが哀れで一気に冷静になって、思わずその頬を両手で包み込んでスイは改めて聞いた。
「エミさん……その前にお願い教えて。何があったの……? 抱いてもいいから、教えてほしい」
「……っ」
「いいよ、怒らないから。エミさんの好きにしていいから……恋人でしょ? さっきエミさんがなろうって言ったんだよ」
「スイ……」
エミリオの焦燥感を見抜いたらしいスイが、ひどく優し気な声で尋ねたので、エミリオはそれまでこらえていたものが堰を切ってあふれ出したように、スイに抱き着いてその肩口に顔を埋めてきた。
ぐっ、と堪えながらもぶるぶると震え、そのぎゅっと閉じた目から涙があふれてスイの肩ぐちを濡らした。
スイがしばらくエミリオの大きな背中をあやすように撫でていると、男泣きした恥ずかしさに顔を上げられないのか、エミリオはその体勢のままスイに話し始めた。
エミリオがあの時王都へ強制帰還させた友人が、今回の任務失敗の責任を取って自害させられそうだということ。一番の罪とされたのが、なんと国で珍重されている魔術師の中で、規格外の魔力持ちであるエミリオを魔力枯渇にさせてしまったことが国の損害とみなされたらしいのだと。
強制帰還させたのはエミリオの独断であって友人には何の罪もない。
そんな友人の自害を止めるには、魔力を全回復させた自分が王都へ戻り、友人の減刑を希うしかないということ。
だから焦った。一日も早く魔力を回復しないと、友人が死んでしまうと。
「……そうだったんだね」
「ごめん……スイ……。俺は、自分勝手だ……。自分を優先して、スイの気持ちを無視して、無理矢理ことに及ぼうとした。情けない……情けないよな……!」
「エミさん」
「こんな情けない、自分勝手な男に抱かれるなんて、嫌に決まってるよな……!」
「……ねえ、エミさん」
「……?」
「好き」
突然何を言われたのか分からなくなったエミリオは、スイの言葉を反芻するように何度も考えてから、やおら両手をついて上半身を上げ、涙目ながら虚を突かれたような表情でスイを見下ろした。
「…………? スイ……?」
そんなエミリオに手を伸ばし、スイは指の甲でエミリオの滲んだ涙をぬぐいながら言葉を重ねて言う。
「好きだよ、エミさん。初めて会った時から多分ずっと好きだった。今も好き」
「…………!」
「エミさんは? あたしの事好き?」
何を聞かれたのは思考がストップしてしまったように固まるエミリオに、上半身起き上がって、改めて向かい合ってから「うん?」と答えを促すように聞く。
「…………好き……好きだ、スイ。愛してる」
その整った顔にハラハラと涙をこぼしながらのすごくすごく不器用な愛の告白だった。
エミリオらしいといえばらしいかもしれない。彼はカッコ悪いのが可愛いのだから。
「あは、好きを通り越して愛してくれちゃってるんだ?」
「うん……うん……! 愛してる、魔力枯渇のせいじゃない、俺、一応ずっとアピールしてたよな? 発情してないときだって……」
「あー、あの甘えん坊な感じ、わかりづらいよ。どこまで本気かわかんなかったもん」
「ごめん……でも俺はそんな複雑な性格じゃないから……」
「うん、それはよくわかった。……じゃあ両想いだね。恋人でいいんじゃない?」
「スイ……!」
感極まってスイを引き寄せ、顔を近づけたエミリオだったが、唇が重なり合うか合わないかという寸前でぴくりと留まり、控えめに鼻先だけでスイの鼻先に触れた。
「ごめん……また強引にしようとした」
「今の強引なの? ふふ、エミさん可愛い」
「……ごめん」
「もう、ごめんは無しにしよう? ね、エミさん、ちゃんとキス、しよっか」
「うん……」
改めてふわりと唇が重なる。触れては離れを繰り返して、唇をはむはむするような、今までずっと行ってきたエミリオとの軽いキスの繰り返し。
さっきのディープキスも熱くてどきどきしたけれど、エミリオとはこのキスのほうが気持ちいい気がする。
「好きだよエミさん」
「俺も、愛してるスイ」
「エミさんのこと、もっと抱きしめたいな。ね、しよっか、恋人なんだから最後まで」
「ああ、スイ……! 今俺、すごくすごく優しく、スイのこと抱きたい。甘やかして甘やかして、どろどろに蕩けさせたい……」
「あれれ、お付き合いすると相手と思考が似るのかな?」
「ん?」
「エミさんをどろどろに蕩かせて、あんあん言わせちゃう」
「そ、そうか……ん、スイが、そう、言うなら……」
「あは、やっぱり可愛いなエミさん! 大好き! 大好き!」
「わわっ……!」
スイは思いっきりダイブするみたいにエミリオの首に腕を回して飛びついて、そのまま彼をベッドに押し倒してやった。
「はあ……聞かなかったから言わなかっただけだ。それもこれから知っていけばいい。……恋人になるんだから」
もう何も言うなとばかりに、エミリオの形の良い唇に自分のそれを塞がれた瞬間、スイは全身の力が抜けてしまう。イケメンずるい。エミリオはずるすぎる。
何度か啄む様な軽いキスののち、すう、と息を吸い込んだエミリオが、「んっ……」と甘ったるくて官能的な声を出して、今度は深くスイの唇に噛みつくみたいなキスをしてきた。
今までずっと優しい啄むみたいなキスしかしてこなかったのに、大体、スイからも全然そんなこと許していないのに。
「あん、ぅ、んんっ……、はぁ、エミさ……っ」
「なあスイ……舌、出して……んぅ、ふぅ、……ん」
エミリオの声が色っぽ過ぎる。まるで魅了されたみたいに反射的に言うことを聞かされてしまうが、最後の抵抗とばかりに押しとどまったのに、それは無駄な抵抗でしかなかった。すぐに追いかけてきたエミリオの舌がスイの舌をあっという間にからめとってしまう。
ぬらぬら、チュパチュパという卑猥な音をわざとらしく立てながら、エミリオに唇と舌と口腔内を蹂躙されていく。
ちゅばっと最後に舌同士で唾液の糸を引きながら唇を離したエミリオが、恍惚とした表情で熱に浮かされたようなうわごとめいた言葉で言うのだ。
「はあ……思っていた通りだ、スイ。キスしただけで、すごい魔力を感じる。君の魔力が、俺にぐんぐん入って……ああっ、堪らない……これで、体まで繋げたら、一体どうなってしまうんだろうな……っ」
「エミ、さん、あ、んんっ……!」
ディープキスによる唾液の交換。それも粘膜同士のふれあいのひとつだ。今までずっと避けてきた行為だったというのに。
最初はエミリオの酸欠を心配して軽いキスだけという縛りできていたのが、最近になったらブレーキが利かなくなりそうで、オーラルセックスだけじゃ終わらない気がしたので、「キスは軽いものだけ!」と言い張ってきたのだが。
――やばい。深いキス、気持ちいい……。なんか、すっごいエッチな気分になっちゃう。ふわふわして……これが魔力回復してるってことなのかなあ……?
「はっ……あぁん……えみしゃ……」
「ん、スイ……ああ、甘いな……ん、んぅっ……ああ……」
最後に舌をぢゅっと強く吸われて、スイはこれで完全にエミリオに堕ちた。
――ま、まあ、いいか、なあ? こんなイケメンといちゃいちゃするなんてもう二度とないかもしれないし……恋人に、っていうんだから……まあ、嘘でも、いい、かな……? 今だけでも……思い出だけでもさあ……。
完全回復したのならエミリオは王都へ帰るのだ。スイを置いて。恋人になろうなんて耳障りのいい言葉をスイに残して。
じゃあいい。それなら思い出だけでも。
「灯りは……消したほうがいい、よな……?」
「あー……うん……」
あー、うん、じゃねえよと頭では思いながら何も文句が言えない。
とろんとしたスイの火照った表情を見て満足げなエミリオは、すっかり勝手知ったるとばかりに、ベッド脇のサイドテーブルにあるテーブルランプのタッチセンサーに手を触れて、寝室に唯一灯されていた優しい灯りをふっと消した。
暗闇にまだ目が慣れないけれど、うっすらとエミリオの顔が見える。上に覆いかぶさるエミリオの笑顔がやけに悲し気だ。電気消したとたんこうだなんて、一体本当に何があったのか。
――悲しい顔して抱くなんて、やっぱりそんなの本意じゃないんでしょう?
まだ短い付き合いでしかないけれど、エミリオはすぐ顔に出る。今にも泣きだしそうなターコイズブルーが哀れで一気に冷静になって、思わずその頬を両手で包み込んでスイは改めて聞いた。
「エミさん……その前にお願い教えて。何があったの……? 抱いてもいいから、教えてほしい」
「……っ」
「いいよ、怒らないから。エミさんの好きにしていいから……恋人でしょ? さっきエミさんがなろうって言ったんだよ」
「スイ……」
エミリオの焦燥感を見抜いたらしいスイが、ひどく優し気な声で尋ねたので、エミリオはそれまでこらえていたものが堰を切ってあふれ出したように、スイに抱き着いてその肩口に顔を埋めてきた。
ぐっ、と堪えながらもぶるぶると震え、そのぎゅっと閉じた目から涙があふれてスイの肩ぐちを濡らした。
スイがしばらくエミリオの大きな背中をあやすように撫でていると、男泣きした恥ずかしさに顔を上げられないのか、エミリオはその体勢のままスイに話し始めた。
エミリオがあの時王都へ強制帰還させた友人が、今回の任務失敗の責任を取って自害させられそうだということ。一番の罪とされたのが、なんと国で珍重されている魔術師の中で、規格外の魔力持ちであるエミリオを魔力枯渇にさせてしまったことが国の損害とみなされたらしいのだと。
強制帰還させたのはエミリオの独断であって友人には何の罪もない。
そんな友人の自害を止めるには、魔力を全回復させた自分が王都へ戻り、友人の減刑を希うしかないということ。
だから焦った。一日も早く魔力を回復しないと、友人が死んでしまうと。
「……そうだったんだね」
「ごめん……スイ……。俺は、自分勝手だ……。自分を優先して、スイの気持ちを無視して、無理矢理ことに及ぼうとした。情けない……情けないよな……!」
「エミさん」
「こんな情けない、自分勝手な男に抱かれるなんて、嫌に決まってるよな……!」
「……ねえ、エミさん」
「……?」
「好き」
突然何を言われたのか分からなくなったエミリオは、スイの言葉を反芻するように何度も考えてから、やおら両手をついて上半身を上げ、涙目ながら虚を突かれたような表情でスイを見下ろした。
「…………? スイ……?」
そんなエミリオに手を伸ばし、スイは指の甲でエミリオの滲んだ涙をぬぐいながら言葉を重ねて言う。
「好きだよ、エミさん。初めて会った時から多分ずっと好きだった。今も好き」
「…………!」
「エミさんは? あたしの事好き?」
何を聞かれたのは思考がストップしてしまったように固まるエミリオに、上半身起き上がって、改めて向かい合ってから「うん?」と答えを促すように聞く。
「…………好き……好きだ、スイ。愛してる」
その整った顔にハラハラと涙をこぼしながらのすごくすごく不器用な愛の告白だった。
エミリオらしいといえばらしいかもしれない。彼はカッコ悪いのが可愛いのだから。
「あは、好きを通り越して愛してくれちゃってるんだ?」
「うん……うん……! 愛してる、魔力枯渇のせいじゃない、俺、一応ずっとアピールしてたよな? 発情してないときだって……」
「あー、あの甘えん坊な感じ、わかりづらいよ。どこまで本気かわかんなかったもん」
「ごめん……でも俺はそんな複雑な性格じゃないから……」
「うん、それはよくわかった。……じゃあ両想いだね。恋人でいいんじゃない?」
「スイ……!」
感極まってスイを引き寄せ、顔を近づけたエミリオだったが、唇が重なり合うか合わないかという寸前でぴくりと留まり、控えめに鼻先だけでスイの鼻先に触れた。
「ごめん……また強引にしようとした」
「今の強引なの? ふふ、エミさん可愛い」
「……ごめん」
「もう、ごめんは無しにしよう? ね、エミさん、ちゃんとキス、しよっか」
「うん……」
改めてふわりと唇が重なる。触れては離れを繰り返して、唇をはむはむするような、今までずっと行ってきたエミリオとの軽いキスの繰り返し。
さっきのディープキスも熱くてどきどきしたけれど、エミリオとはこのキスのほうが気持ちいい気がする。
「好きだよエミさん」
「俺も、愛してるスイ」
「エミさんのこと、もっと抱きしめたいな。ね、しよっか、恋人なんだから最後まで」
「ああ、スイ……! 今俺、すごくすごく優しく、スイのこと抱きたい。甘やかして甘やかして、どろどろに蕩けさせたい……」
「あれれ、お付き合いすると相手と思考が似るのかな?」
「ん?」
「エミさんをどろどろに蕩かせて、あんあん言わせちゃう」
「そ、そうか……ん、スイが、そう、言うなら……」
「あは、やっぱり可愛いなエミさん! 大好き! 大好き!」
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