太郎くんはいじめっ子

太郎くんはいじめっ子

むかしむかしある小学校で太郎くんはさっちゃんをいじめていました。
太郎くんはさっちゃんの教科書に落書きをしたり体操服を破ったり給食に虫を入れたりしていました。
ある日さっちゃんは学校に来なくなりました。
太郎くんはさっちゃんの家にいき窓ガラスに石を投げたり、家に落書きをしました。
ある日さっちゃんは引っ越しました。
それから1５年がたち太郎くんは結婚しまて子供が出来ました。
それから５年がたち、太郎くんの携帯に電話がかかってきました。
『おとうさんが殺されました。』
太郎くんは急いで病院に向かいました。
おとうさんは包丁で滅多刺しされ、発見された時には亡くなっていたそうです。
近くの防犯カメラには包丁を持った黒い帽子を被った女の人が写っていたそうです。
その2日後、太郎くんのお母さんが滅多刺しにされて殺されました。
近くの防犯カメラにはまたあの黒い帽子の女の人が写っていたそうです。
太郎くんは警察と協力して犯人を捕まえようと決めました。
調べると１年前から黒い帽子を被った女の人の犯行が行われていたそうで、その殺された全員がむかし太郎くんと一緒にさっちゃんをいじめていた友達でした。
太郎くんはさっちゃんが犯人だと思い、さっちゃんについて調べました。
その最中にメールがきました。
『ひとりで来い。』
その文の下には位置情報と縛られた太郎くんの奥さんと子供の写真が送られました。
太郎くんはメールのとおりにひとりでその場所に行きました。
その途中太郎くんは後ろか衝撃を感じ気絶してしまいました。
太郎くんが目を覚ますと両手両足を椅子に縛られていました。
そして目の前には滅多刺しにされた奥さんと子供が倒れていました。
そしてその横にはさっちゃんが立っていました。
太郎くんは言いました。
「どうして俺じゃないんだ。殺すなら俺を殺せよ。」
さっちゃんは言いました。
「勘違いしないで、あなたが犯した罪を償うのはあなただけとは限らないのよ。」
そしてさっちゃんは言いました。
「次はあなたの番よ。」
1週間後、滅多刺しにされた太郎くんの死体が発見されました。
そのあとさっちゃんは自首して死刑判決されました。
めでたし。
めでたし。