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番外編 本部長霧山悠斗の恋
激ギレ若頭、動く頭脳(ブレーン)
しおりを挟むそうは問屋が卸さないとばかりに引き起こされた『美優の拉致』。その緊急事態に霧山が密かに動き出す。
すぐさま会長の笛木に連絡を入れてその旨を報告すると、返って来たその言葉に絶句した。
『…馬鹿な野郎もいるモンだ。女を奪われた今の清水は正に『手負いの野獣』同然…それこそ相手を殺っちまったって気が晴れやしねぇ。まず今のアイツを外には出すな…相当な血の雨が降る事になる、確実にな。』
「…ッ…」
『拉致した首謀者には目星が付いているのか?』
「ッ、はい…情報屋に探らせました。…玄武の若頭、京極の仕業です。」
『…、…わかった。霧山は引き続き美優さんの監禁場所を探せ。…急げよ?じゃねぇと清水は堪え性なく探し出す、無関係な人間まで血ぃ見る羽目になっちまうからな。…俺もすぐ戻る。』
「はい…お気を付けて。」
日頃の笛木は物腰柔らかく紳士的な人物だが、ひと度『事』が起これば言葉が荒くなり昔からの地が顔を見せる。…要するに、普段の彼は何重にも猫を被っているのだ。
数十年前の昔には一晩で大規模の暴走族を潰したという逸話まである。その恐ろしさたるや半端ない。
なので霧山は指示された通りにさっさと仕事に取り掛かる。情報屋達に手当たり次第に連絡を入れると、特別報酬を条件に玄武組の若頭京極の隠し根城を探させる。
折り返しの吉報を待つ間、ふと彼の胸中と脳裏に過ったほのかの無邪気な笑顔…いつもなら既に事務所を出て、2人で他愛もない会話を楽しんでいる時間だ。
『はいもしもし!悠斗さん?』
「…おう。ほのか悪りぃ…ちょっと帰るの、遅くなるかもしんねぇ。」
『へ?!…何、どうしたの?…何かあったの?』
「…。まぁな…野暮用が出来ちまった。メシ、出来てんなら先食っちまってていいからな。…何だったらタクシー拾って帰っても良いし。小遣い、またやるから…」
『ヤダ。帰んないっ…悠斗さん帰って来るの、待ってるっ…』
「…ハァ。そう言うと思ったぜ…ったく、わかったよ…もう好きなだけそこにいろ。」
『ん!…ていうか悠斗さん?もしかして…危ない事になってる?』
「ちょっとだけな。でもそれは俺じゃねぇ人間だ。今回俺は蚊帳の外だから心配しなくて良い。」
『…蚊帳の外?…ハッ!もしかしてっ…悠斗さん、みんなからハブられちゃってるの?!…ふぇーん、私の悠斗さんがイジメられてるぅ~…』
「おいコラ待て。別に俺はハブられてるワケでもねぇし、虐められてるワケでもねぇ。…ったくなぁ…」
『…うぇっ…違うの?』
「ったり前だろがっ。ただ単に現場では行かずに情報収集して縁の下の力持ちになってやってるだけだ。…いつも言ってんだろ、俺は会の本部長…『頭脳(ブレーン)』とも言われてる男だぜ?」
『やーん♪私の悠斗さんはやっぱりカッコイイ!きゃー♪』
「…。ありがとな、お前のそういう…ちょっとズレたっていうか、おマヌケなとこが良い所だな。…じゃあ、連絡入るとマズいから切るぞ。」
ひと時の安らぎを得て携帯を切るや、すぐさま再び別の人物へと繋ぐ。…相手は若頭と一緒にいるであろう『真次』だ。
状況を確認すると同時にこちら側の動きも知らせ、情報屋からの連絡が入れば全てをまとめて精査しネットマップを用いて場所を特定する。
そうもしていると会長の笛木が事務所に到着、監禁場所と思しき割り出しに成功した事を報告すると会長自らが電話連絡をし出した。
途中、電話を代わった霧山は思わず苦笑ってしまう。…会長の言っていた通り、そして自分の想像通り…いやそれ以上に若頭の清水はイライラを募らせ、今にも噛み付かん勢いだったからだ。
そんな若頭と話しつつ、作成したマップをその携帯へと送信すると、二、三言話して切れてしまった。
「…会長。若頭からの伝言で『迎えに行って来る。』…との事です。」
「わかりました。しかし…解せませんねぇ、玄武の京極という男。性懲りもなく清水を未だに目の敵にして。女を攫ったからといってアイツを跪かせられる訳もないというのに…玄武の組長も呆れていました。」
「……。極道にとって『女』は最大の弱点となりますからね…」
「ですがね霧山。そんな極道には常に『危険』と『孤独』が付き纏います。逃げる事は叶わない…だからこそ、女を求め癒しを得ようとするのですよ。」
“本当の癒しをくれる女なんて、数少ないですがね。”と会長は力無く笑う。そして後の玄武の動向を伺おうとしていたその時…
「…ん?何やら足音が聞こえて来ますね…ッ、まさか…霧山、私はひとまず隠れます。後は頼みましたよ。」
「は?!か、隠れるって…会長っ。」
颯爽と立ち上がった笛木は、会長室へ入ると備え付けられているロッカーに嬉々として入ってしまう。らしくないその行動に戸惑い、思わず本音が漏れる。
「…隠れんぼして遊ぶガキかっての…」
「何か言いましたか、霧山。」
「何でもねぇっすよ。」
次の瞬間…ガン!と凄まじい勢いでドアが吹っ飛ばんばかりに開き、入ってきた人物に眉根を寄せた。
「若頭っ…おどかさないで下さい。向かったんじゃ…?」
先程の電話で『行って来る。』と言っていた若頭が怒りそのままにズカズカと入って来るや、霧山のデスク前に仁王立ち…質問に答える事なく言い放つ。
「おいキリ。…開けろ、鍵出せ。」
「……は?」
「鍵を開けろっつってんだよ。」
始めこそ意味がわからなかった霧山だが、顎を動かす清水の仕草を見てハッとする。
…示した先には、彼のみが管理する“ある物(ブツ)”を収納している鍵があるのだ。
「…っ、今の貴方に渡すブツなんかありませんよ…」
「いいから鍵を出せ。開けろ。」
「っ、てめぇの立場わかってんのか?!仮にも若頭だろがァ!」
ただ『鍵を出せ、開けろ』としか言わない清水に、さすがに霧山もキレて怒鳴りつける。とはいえ、そうかと黙る相手ではなく…
「…その『若頭』が開けろっつってんだよ!このスットコドッコイがァ!てめぇの始末くらいてめぇでつけてやらぁ!!」
スットコドッコイはてめぇだ!と思いながら尚も互いに睨み合う。…引く訳にはいかないのだ。
察して付いて来た司らも止めに入るが、頭に血が昇り腹わたが煮えくり返っている『兄貴』には届かない。
「てめぇらは黙ってろ!…オレはな、キリ…あの野郎に一発ブッ放してやらねぇと気が済まねぇんだよ…今回ばかりは“遊んでやる”気は更々ねぇぜ…」
「……っ…」
「…もし…美優にもしもの事があったそん時は…、…アイツ連れて一緒に『死ぬ』だけだ。…“南雲”はそんなオレの姿なんか見たくもねぇだろうし、嫌がるだろうけどな。」
「っ?!」
不吉めいた言葉を口にした圭介が鍵を奪い向かう先は会長室。迷いなくその中から『トカレフ』を選び掴むと、弾倉の中身を確認してガシャン!と填(は)める。
向けているその背中には尋常じゃない程の覚悟か滲んでいて…後を追った霧山は思わず引き止めるように叫ぶ。
「…若頭!」
「……。会長に何か言われたら、オレに『持って行かれた』って言えや。…実際そうだからな。」
「…っ、…何でっ…女なんかの為にそこまで…。今までのアンタはこんな事1度だって…」
口から漏れる清水のこれまでの姿。気のままに…何より『本能』で生きてきた男とは掛け離れていたからだ。だが清水は悟すように言う。
「…キリ…てめぇにも『本気で惚れた女』が出来りゃ、わかる時が来るぜ…」
…その言葉は妙に重く突き刺さり、そして霧山に再び愛しい女(ひと)を想わせた。
結果的に銃は持ち出されてしまい送り出す形となってしまった彼ではあるが、さりとてそうもしてはいられない。会長の指示の下、若衆頭を始めとする面々に事の次第を一斉送信のメールを送って知らせ、銃使用の阻止もしくは証拠隠滅を命じ向かわせたのだった。
全てが決したのはそれから数時間後。美優が清水の手の内に無事戻った事に会長共々安堵して帰宅した。
『待ってる。』などと可愛い事を言ってはくれたほのかだったが、さすがに次の日を思えば寝てるのでは?…という時間に帰った霧山。
「お、お帰りなさい!悠斗さんっ。」
…蓋を開けてみると、彼女は起きていた。しかも玄関が開いたとわかるやすっ飛んで来た。
「…。てっきり帰ってるか寝てるモンだと思ってたぜ…」
「何で?待ってるって言っといてそんな事しないもん。問題は無事解決?」
「ひとまずはな。若頭がキレてチャカ持ち出した上1発弾いちまったみてぇだけど、怪我人死人は出なかった…マジギレすると手ぇ付けれねぇからな、あのヒト。」
「……わお。気性荒いねぇその人。でも…何でキレちゃったの?」
「…。若頭の『女』が拉致られたんだ、敵対する組の若頭にな。でもまぁ、何事もなく『無事に』取り戻したみてぇだから。」
「でも…それじゃあ無理ないよ。私は若頭さんの気持ちすごくわかるっ。しかもすっごく好きなんだねー、彼女さんの事♪」
「…。ほのか…近頃俺が『チャカ』だとか『物騒な事』を言っても平然と聞いてるよな。…おっかなくないのか?」
「?…んー、確かにおっかないけど…でも大丈夫!私には『悠斗さん』がいるもーん♪」
「……。」
そう言うほのかの目がキラキラと輝く。こういう時、大概は何かに興味を示し強請っている時と相場が決まっていた。
「…お前、本物のチャカを見てみたい…とか思ってるだろ。…駄目だからな。」
「えー…」
「仕方ねぇなぁ。そんじゃ、とっておきのヤツを見せてやる。」
「いいの?!」
「おう。…俺所有の『チャカ』を、な。」
恥ずかしげもなく親父ギャグ丸出しで腰に手を置き仁王立つ霧山を、ほのかは意味不明とばかり言葉なくしばらく見つめ…やがて意味を理解するとポン!と赤くなりクルリと反転した。
「わわわ!や、やっぱ良い!見たくない!!」
「…。んだよ…萎えるなぁおい…」
そんな出来事を経ながらも日々が通常通りに戻り始めたある日。若衆の春原や笹木らの白い視線にも構わず事務所内の一角に書類で巨大タワーを作り上げ、してやったりとばかり満足気に見つめる。
『若頭さんにやり返しちゃえば?』…というほのかの提案に応えたものなので、こんだけのモノを作ったぜ!と知らせるべく画像を撮り、メールしようとしたその時…そのスマホが突然鳴り響いた。
相手の名は『南雲瞬』…若頭清水の古くからの友人で会のお抱え医師を務める男だ。会長笛木とも知り合いであり、会とは切り離せない関係でもある。
「…はい、霧山です。」
『やぁ霧山くん、忙しい時に悪いね。』
「いえ…どうなさいました?南雲先生。まさかウチの若衆の誰かが…」
『いやいや、そうじゃないよ…そうじゃないんだけど、ね…』
「…先生?」
『…。霧山くん…今って事務所の中、だよね?…1回そこ、離れようか。』
「……ハイ?何なんですか?いったい。」
『いいから。事務所から出て、誰もいないようなトコ行ってくれる?』
南雲の有無を言わせないその様子を訝しく思いながらも、霧山は言葉に従って事務所を出るとやや離れた階段へとやって来る。
「…事務所出ましたよ。何なんですか?」
『うん…すまないね、ありがとう。って俺が礼を言うのもおかしな話だけどね。』
「……。」
『んーと、実はさ…今ウチの病院に霧山くんの彼女…ほのかちゃんだっけ?来てるんだよね…』
「…は?ほのかが?…確かに風邪引いたみたいな事は今朝言ってましたけど…」
『いやいや、それは“嘘”だから。…彼女、内科じゃなくて『産婦人科』に来てるんだ。健の診察受けにね。俺もさっき問診表確認したんだけど…『妊娠検査』を希望してる。』
「ッ!にんっ…、…はぁ?!」
『は、はは…やっぱ知らなかったんだ。とりあえず若いとはいえね、事がコトだから確認はしなくちゃね。今色々と検査に回ってもらってるみたいだけど…ちらっと見かけた時、相当辛そうだったよ?顔色悪いし。』
「…ッ…」
『色々考えちゃって不安なのかもね。まだ卒業も数ヶ月は先だろ?…おまけに君に怒られるって思ってるんだろうし、最悪…』
「わざわざ連絡頂いてありがとうございます。今からそちらに行きますので。」
『……うん。わかった…健にも伝えとく。じゃあ待ってるよ。』
ブチッと電話を切った霧山は、ドアを開けると所内に向かって出掛ける旨を叫ぶとすぐさま車に乗って南雲の病院へと向かう。
…待合には、青白い顔色で身体を小さく丸めるほのかの姿があった。
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