人狼ゲーム『Selfishly -エリカの礎-』

半沢柚々

文字の大きさ
45 / 389
――2日目

043.『朝の時間(3)』

しおりを挟む

八木沼 由絵
「由絵もさ~っぱりわからないなあ……」

和歌野 岬
「…………わたしは、怨恨なのではと思ってるけれど」

間宮 果帆
「怨恨…………?」

和歌野 岬
「そう。
 …………心当たりがある人もいるんじゃない?」

千景 勝平
「……なんで俺を見るんだよ」

和歌野 岬
「…………あなたが一番可能性が高そうだから」

千景 勝平
「…………お前なぁ……」

八木沼 由絵
「サキちゃん!
 勝平のこと悪く言ったら由絵が怒っちゃうんだからねー!」

和歌野 岬
「ふふ、ごめんなさい。他意はないわ」

小日向 花菜
「とととりあえずさ!
 この話は保留なんでしょ?
 いいじゃん、ご飯食べよう!

 …………うん! 美味しい!」

白百合 美海
「…………うん! 難しい話は今は抜き!
 食事を楽しみましょう!」

千景 勝平
「……そうだな」

八木沼 由絵
「うん! ほんと、美味しい~!」

七瀬 和華
「喜んでもらえて嬉しいわ」

佐倉 小桃
「ふふ」

竜崎 圭吾
「俺もう食い終わったわ」

目黒 結翔
「俺も。…………そこに残ってるの食っていい?」

白百合 美海
「いいよ。はい、結翔くん、竜崎くん」

目黒 結翔
「あ、ありがと///」

竜崎 圭吾
「さんきゅー!」

本堂 空太
(すこし険悪になりかけた雰囲気が柔らかくなった。…………よかった。
 …………和歌野。意外と場を乱すってゆーか、空気読めないんだな……。
 この状況じゃ、仕方ないのか…………)

有栖川 直斗
「夜の投票までどうする?」

間宮 果帆
「そうだよな、時間はかなりあるし」

乃木坂 朔也
「…………各自、自由に過ごすって形でいいんじゃないか?」

佐倉 小桃
「…………ねえ、提案なんだけど」

七瀬 和華
「どうしたの?」

佐倉 小桃
「カラオケセットがあるんでしょ?
 気晴らしに、どうかしら」

道明寺 晶
「カラオケか。まあ俺は構わないけど」

目黒 結翔
「いいんじゃね?
 やろーぜ!」

小日向 花菜
「いいじゃん! やろうやろう!
 ね、サキ」

和歌野 岬
「わたしは歌うより演奏する方が好きだわ」

白百合 美海
「サキちゃん、せっかくだしやらない?
 声を出せば、もうすこし気が楽になるかも」

和歌野 岬
「美海は歌うの上手だものね。
 …………いいわ、やりましょうか」

有栖川 直斗
「お、サキちゃんが乗ってきた」

筒井 惣子郎
「まあいいだろう。
 時間はあるし、俺は賛成するよ」

七瀬 和華
「筒井くんがそう言うなら、わたしも構わないわ」

竜崎 圭吾
「ひゅー、いいねえー!
 ま、今日からは何事もないだろうし、楽しもうぜ!」

本堂 空太
「えぇえ~……俺、聞く専門ならいいけど」

間宮 果帆
「バーカ、空気読め! やるぞ!」

本堂 空太
「えぇえぇ~、そんなぁ~」

千景 勝平
「とりあえず片付けるか」

有栖川 直斗
「そうだな」

千景 勝平
「じゃ、俺らに任せろ」

小田切 冬司
「そうだね。一仕事してくるよ」

竜崎 圭吾
「おーし、やるぞ~」

道明寺 晶
「空太、行くぞ」

本堂 空太
「お、おう!」
(俺も料理手伝ってないから片付けくらいはしないと)

間宮 果帆
「それじゃ、あたしらはリビングにいるな」

白百合 美海
「ふふ、よろしくね」

和歌野 岬
「わたしと花菜もリビングで待ってていいかしら?」

小日向 花菜
「あ、いや、うちは手伝うけど」

和歌野 岬
「花菜…………」

小日向 花菜
「サ、サキ…………わかったよ。
 頼んでいいかな?」

筒井 惣子郎
「いいぞ。女子はリビングにいてくれ」

八木沼 由絵
「由絵は手伝う~!
 勝平~、これ持ってって~」

筒井 惣子郎
「おいおい」

間宮 果帆
「由絵は言い出したら聞かないから。
 コキ使ってやってよ」

道明寺 晶
「由絵、これも持ってけー」

八木沼 由絵
「アキラが自分で持ってってよーもう~」

間宮 果帆
「じゃ、あっちにいるな」

七瀬 和華
「よろしくね」

白百合 美海
「ふふ、みんな、ありがとう」

本堂 空太
「ちょちょちょ、みんな待ってよ」
(誰もいなくなってしまった…………。
 ちゃんと持ってけよな、まったく……)

佐倉 小桃
「本堂くん」

本堂 空太
「わっ、さ、佐倉!
 なに? どうしたの?」

佐倉 小桃
「…………あのね。
 乃木坂くん、すこし様子がおかしいみたいなの。
 ……気を遣ってあげてくれる?」

本堂 空太
「え? そう? う、うん、わかった」

佐倉 小桃
「よろしくね」

本堂 空太
「…………どうして俺に?」

佐倉 小桃
「…………話しやすいから、かな?
 心配なの。…………よろしくね」

本堂 空太
「あ、ああ。わかった」
(朔也…………? 特別、変わった様子はないと思ったけど…………、
 佐倉がそういうならそうなのかな。
 …………佐倉はやっぱり、まだ朔也のことが……?

 いや、俺には関係ないだろ。
 今は俺には、果帆がいるんだからな!
 …………そこは、気にしないでおこう)





【残り:16人】
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

処理中です...