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――18日目
129.『岬の自白(2)』
しおりを挟む竜崎 圭吾
「…………邪魔だった?
俺から見てもな、お前と小日向の仲は羨ましいくらい睦まじかったんだよ。
それなのに…………邪魔だった?
なんだよ、なんなんだよ、その言い草は!!」
和歌野 岬
「……………………」
白百合 美海
「………………サキちゃんっ、
なんとか言って、お願い!」
和歌野 岬
「……………………」
間宮 果帆
「サキ! あたしはあんたを……許せない!」
和歌野 岬
「…………花菜はね、わたしの心を乱すの。
…………花菜はわたしの太陽だった。眩しすぎて、あったかくて、
照らされてるわたしには、時々目障りでもあったの」
全員
「……………………」
和歌野 岬
「……お察しの通り、わたしは『裏切り者』よ。人狼じゃない。
…………だから美海、本物確定おめでとう」
白百合 美海
「…………な、なに? なんでそんな言い方をするの?」
和歌野 岬
「…………わたしはね、人狼の味方なのよ。
…………村人が勝利したところでね、わたしには死しかないの、わかる?
…………花菜は村人よ。そんなの最初っからわかってた。
あの子がわたしを欺くなんてできるはずないもの。
……それがどういうことなのか、みんなにはわかる?」
乃木坂 朔也
「…………一緒に、生還ができない」
和歌野 岬
「…………そういうことよ。だから、邪魔だったの。
……花菜に嘘を吐かなきゃならない。
……花菜を欺かなきゃならない。
それがわたしにとってどれほ辛いことだったか、みんなにはわかる?
…………わからないでしょうね。
…………わかってもらってたまるか」
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