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『腸』――1日目
028.『施設探索(1)』
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――――AM11:45
本堂 空太
(とりあえず、会議室にあった出入口の一つ。
観音開きになってる扉の方をみんなで移動することになった)
「…………廊下だね」
小田切 冬司
「だね」
間宮 果帆
「あれは…………トイレか……」
和歌野 岬
「なんだか……どこもかしこも悪魔の彫刻ばかりね」
八木沼 由絵
「本当~、気持ち悪いよ~、
…………こんな彫刻だらけじゃ、由絵、あそこのトイレは絶対に使えない~……、
ね、勝平?」
千景 勝平
「………………」
八木沼 由絵
「…………勝平~?」
千景 勝平
「…………ああ、悪い」
八木沼 由絵
「勝平? どうしたの? ……気分悪い?」
千景 勝平
「まあ…………よくはないよな」
**(今は、放っといてくれ……頼むよ……)**
白百合 美海
**(…………勝平くん……。
秋尾くんがあんなことになって、人狼なんて引いちゃって……。
無理もないわ…………)**
小田切 冬司
**(勝平くん…………らしくないよ。
まずいな……地味になりすぎて、逆に目立っちゃってる……。
なんとか彼に、声をかけられればいいんだけど……)**
間宮 果帆
「…………由絵、ちょっと」
八木沼 由絵
「なあに~?」
本堂 空太
「…………勝平、大丈夫?」
千景 勝平
「あ……ああ……」
本堂 空太
「なんか、……らしくないよ……」
乃木坂 朔也
「無理もないさ。
勝平は…………秋尾と、仲良かったもんな……。
……秋尾のことは、本当に……なんて言ったらいいか」
千景 勝平
「悪い……俺、気を遣わせてんな。
大丈夫だ。だから少し……放っておいてくれないか。
……時間をくれ…………」
乃木坂 朔也
「……ああ。
空太、行くぞ?」
本堂 空太
「う、うん!」
道明寺 晶
「……ドアがある」
筒井 惣子郎
「ああ。……みんな、まず、俺とアキラが先に行く。
合図を送ったら、入ってきてくれ。
……アキラ、行こう」
道明寺 晶
「ああ」
乃木坂 朔也
「……空太」
本堂 空太
「う、うん!」
(俺、朔也、直斗、竜崎は、
アキラと筒井の合図にすぐ答えられるようにここで待機することになった。。
女子を挟んで最後尾は、勝平と目黒、小田切に任している)
**小田切 冬司
「…………勝平くん」**
千景 勝平
「ああ……、わかってる……」**
目黒 結翔
「………………?」
筒井 惣子郎
「いいぞ、入ってきてくれ」
竜崎 圭吾
「おっけー」
本堂 空太
「…………リビングと、ダイニング?」
有栖川 直斗
「あー、ここなら……、まだ落ち着けそうだな」
和歌野 岬
「悪趣味は変わらないけどね」
有栖川 直斗
「まあ、そう言うなよ」
小日向 花菜
「そうだよ、サキ。
さっきよりは全然いいじゃない?」
和歌野 岬
「まあ、ね」
乃木坂 朔也
「美海、果帆、由絵」
間宮 果帆
「ん?」
乃木坂 朔也
「俺ら、施設周ってくるから。
みんなはここで休んでてな」
白百合 美海
「……でも…………」
間宮 果帆
「ああ、頼んだよ」
八木沼 由絵
「美海、お言葉に甘えちゃおうよ……。
無理しちゃダメだよ~……」
白百合 美海
「……うん……ありがとう」
筒井 惣子郎
「七瀬、……佐倉」
七瀬 和華
「ええ。小桃とここにいるわ」
佐倉 小桃
「筒井くん……みんな、お願いします」
竜崎 圭吾
「あいよー」
道明寺 晶
「じゃ、さっきと同じメンバーで」
筒井 惣子郎
「ああ。……勝平はここで、みんなを頼む」
千景 勝平
「ああ……」
道明寺 晶
「俺らは、さっきの会議室の、もう一ヵ所のドアの方を見てくる。
それが終わったら、こっちに戻ってくるな」
筒井 惣子郎
「わかった。
俺たちは、階段を探して一番上から見てくるよ。
なかったら一番奥から」
有栖川 直斗
「頼んだぜ」
小田切 冬司
「うん。そっちも。
……行こっか、目黒くん」
目黒 結翔
「……ああ」
竜崎 圭吾
「じゃあな~」
本堂 空太
「……じゃ、果帆、行ってくるね」
間宮 果帆
「ああ。……気を付けて」
本堂 空太
「うん」
白百合 美海
「……アキラたちもね?」
乃木坂 朔也
「ああ」
道明寺 晶
「……心配すんなよ、すぐ戻ってくるから」
白百合 美海
「うん……」
有栖川 直斗
「……行くか」
本堂 空太
「うん……」
【残り:16人】
本堂 空太
(とりあえず、会議室にあった出入口の一つ。
観音開きになってる扉の方をみんなで移動することになった)
「…………廊下だね」
小田切 冬司
「だね」
間宮 果帆
「あれは…………トイレか……」
和歌野 岬
「なんだか……どこもかしこも悪魔の彫刻ばかりね」
八木沼 由絵
「本当~、気持ち悪いよ~、
…………こんな彫刻だらけじゃ、由絵、あそこのトイレは絶対に使えない~……、
ね、勝平?」
千景 勝平
「………………」
八木沼 由絵
「…………勝平~?」
千景 勝平
「…………ああ、悪い」
八木沼 由絵
「勝平? どうしたの? ……気分悪い?」
千景 勝平
「まあ…………よくはないよな」
**(今は、放っといてくれ……頼むよ……)**
白百合 美海
**(…………勝平くん……。
秋尾くんがあんなことになって、人狼なんて引いちゃって……。
無理もないわ…………)**
小田切 冬司
**(勝平くん…………らしくないよ。
まずいな……地味になりすぎて、逆に目立っちゃってる……。
なんとか彼に、声をかけられればいいんだけど……)**
間宮 果帆
「…………由絵、ちょっと」
八木沼 由絵
「なあに~?」
本堂 空太
「…………勝平、大丈夫?」
千景 勝平
「あ……ああ……」
本堂 空太
「なんか、……らしくないよ……」
乃木坂 朔也
「無理もないさ。
勝平は…………秋尾と、仲良かったもんな……。
……秋尾のことは、本当に……なんて言ったらいいか」
千景 勝平
「悪い……俺、気を遣わせてんな。
大丈夫だ。だから少し……放っておいてくれないか。
……時間をくれ…………」
乃木坂 朔也
「……ああ。
空太、行くぞ?」
本堂 空太
「う、うん!」
道明寺 晶
「……ドアがある」
筒井 惣子郎
「ああ。……みんな、まず、俺とアキラが先に行く。
合図を送ったら、入ってきてくれ。
……アキラ、行こう」
道明寺 晶
「ああ」
乃木坂 朔也
「……空太」
本堂 空太
「う、うん!」
(俺、朔也、直斗、竜崎は、
アキラと筒井の合図にすぐ答えられるようにここで待機することになった。。
女子を挟んで最後尾は、勝平と目黒、小田切に任している)
**小田切 冬司
「…………勝平くん」**
千景 勝平
「ああ……、わかってる……」**
目黒 結翔
「………………?」
筒井 惣子郎
「いいぞ、入ってきてくれ」
竜崎 圭吾
「おっけー」
本堂 空太
「…………リビングと、ダイニング?」
有栖川 直斗
「あー、ここなら……、まだ落ち着けそうだな」
和歌野 岬
「悪趣味は変わらないけどね」
有栖川 直斗
「まあ、そう言うなよ」
小日向 花菜
「そうだよ、サキ。
さっきよりは全然いいじゃない?」
和歌野 岬
「まあ、ね」
乃木坂 朔也
「美海、果帆、由絵」
間宮 果帆
「ん?」
乃木坂 朔也
「俺ら、施設周ってくるから。
みんなはここで休んでてな」
白百合 美海
「……でも…………」
間宮 果帆
「ああ、頼んだよ」
八木沼 由絵
「美海、お言葉に甘えちゃおうよ……。
無理しちゃダメだよ~……」
白百合 美海
「……うん……ありがとう」
筒井 惣子郎
「七瀬、……佐倉」
七瀬 和華
「ええ。小桃とここにいるわ」
佐倉 小桃
「筒井くん……みんな、お願いします」
竜崎 圭吾
「あいよー」
道明寺 晶
「じゃ、さっきと同じメンバーで」
筒井 惣子郎
「ああ。……勝平はここで、みんなを頼む」
千景 勝平
「ああ……」
道明寺 晶
「俺らは、さっきの会議室の、もう一ヵ所のドアの方を見てくる。
それが終わったら、こっちに戻ってくるな」
筒井 惣子郎
「わかった。
俺たちは、階段を探して一番上から見てくるよ。
なかったら一番奥から」
有栖川 直斗
「頼んだぜ」
小田切 冬司
「うん。そっちも。
……行こっか、目黒くん」
目黒 結翔
「……ああ」
竜崎 圭吾
「じゃあな~」
本堂 空太
「……じゃ、果帆、行ってくるね」
間宮 果帆
「ああ。……気を付けて」
本堂 空太
「うん」
白百合 美海
「……アキラたちもね?」
乃木坂 朔也
「ああ」
道明寺 晶
「……心配すんなよ、すぐ戻ってくるから」
白百合 美海
「うん……」
有栖川 直斗
「……行くか」
本堂 空太
「うん……」
【残り:16人】
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