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後輩が好きだけど君は気づいてくれない
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セミが鳴き始める7月、学校の放課後私は決まって美術室に向かう。
別に私は美術部って訳ではない、私は好きな人がいるから、美術室に行く。
そして、いつも私が美術室に行くと決まって彼は笑顔で私に話しかけてくる。
彼は一つ下の1年生の下野 幸喜、知り合ったのは小学校4年生の頃だったけど好きになったのはつい最近、小学校のころ、友達がいない私に何の前触れもなく笑顔で話しかけてくれたのが、始まりだった。
あれから、4年未だに友達はできないけど、それでもいいや、って思う。
だって、私には彼がいるから。
そんな事を考えながら今日も美術室のドアを開けた。
別に私は美術部って訳ではない、私は好きな人がいるから、美術室に行く。
そして、いつも私が美術室に行くと決まって彼は笑顔で私に話しかけてくる。
彼は一つ下の1年生の下野 幸喜、知り合ったのは小学校4年生の頃だったけど好きになったのはつい最近、小学校のころ、友達がいない私に何の前触れもなく笑顔で話しかけてくれたのが、始まりだった。
あれから、4年未だに友達はできないけど、それでもいいや、って思う。
だって、私には彼がいるから。
そんな事を考えながら今日も美術室のドアを開けた。
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