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1話
とある朝、この日は晴天で、先日降った雨露で揺れる花をキラキラと照らしていた。
「おい、金食い虫。ポストを開けてこい」
金食い虫、と呼ばれることに慣れてしまった俺は、自分の名前はガードだ。と言い返すのは疲れてしまい、言うとおりにする。
貧乏貴族であるシャンネラ家の両親は、姉であるミーナに、愛とあるだけの金─俺が稼いできた日銭に、足りない分は借金をしている─を惜しみなく注いでいる。
ミーナには、聖女の力があるらしく、今は些細な力─擦り傷を治せる程度─だが、いずれは大きな力になり、莫大なる利益を生み出すと、溺愛されているのだ。見た目も可愛らしく、俺とは違う。
澄んだ青色の瞳に、金髪のサラサラと流した髪は、シルクの様で、身長は小さいのに、胸は豊満で、くびれがきゅっ、と締り、顔のパーツもクルミのように愛らしい。
それに対して俺は、曇ったエメラルドの瞳に、乱雑にかきあげた傷んだ金髪と、無駄にでかい図体。くびれはあるが、そのせいで筋肉のある胸が強調され、余計でかく見える。顔のパーツも、キレイとは言えず、眉間に皺を寄せると人が逃げていくほどだった。
それに、俺には魔力が無い。あるのはおのれの筋肉と、図太い精神のみ。文字だって、読めない程で、学さえない。
それから金食い虫と虐げられ、満足に食事もしない日々が続いている。
昔からだったので、もう慣れてしまった。雑用と扱われる俺の横で、柔らかく、温かいパンにバターを塗り、頬張る姉を、指を加え妬ましく見たものである。
早く取りに行かないと、棘のついたムチで叩かれてしまうので、さっさと取りに行く。このあとは暖炉掃除と、日銭稼ぎで街の方に出稼ぎに行かなければいけない。ポストを開け、届けられている手紙を取り出し、軽く見る。文字は読めないが、ここで簡単にでも分けていかないと、無能だと罵られ面倒くさい。
ほとんど借金の催促─数字や、怒りに任せているような筆の走りで、分かるようになってしまった─である。が、その中でひときわ綺麗な手紙を見つける。刻印から見て、どこかの王国からのようだが……読めないので、俺が知ることはないだろう。
借金の催促書と、綺麗な手紙を持って父の元へ帰ると、遅いと水を浴びせられる。予想はしていたので、手紙は背中の方にずらしていたので、手紙は無事だった。
「遅い、何分掛かってるんだ。無能め!」
「ほんとよね~、一刻も争う手紙があったらどうするのよっ!ほんっとガードは使えないわ~」
唯一俺をガード、と呼ぶのはミーナである。手入れのされた爪を眺めつつ、紅茶を啜っていたようで、手持ち無沙汰で俺を貶しているのだろう。
「すみません、見慣れない手紙が入っていて遅れました。これが借金の催促書、これはどこかの王国からのようで……」
「何っ、王国だと……?よこせ!」
差し出すと、借金の催促書はそのままに、手紙を掠め取られる。忙しなく手紙を開けた父は、眉間に皺を寄せていたのに、みるみると頬が緩み、満面の笑みになった。
「見ろミーナ!お前に結婚の申込みが来たぞ!」
「え!本当?王国からのお手紙……ってことは、私、王妃になれるの?」
「あら、素敵な話じゃない!貴方、是非読んで聞かせてちょうだいよ……あんたは見てないで、さっさと暖炉掃除をしなさい!この後の仕事も沢山あるのよ!」
雑巾とバケツを投げつけられ、さっさと暖炉掃除へと向かう。姉の結婚話は、俺は関係が無い。もし姉が居なくなっても、俺はこのまま奴隷として扱われるままなのだろう。
□◇□◇□◇□
水を汲みに外へ行き、井戸から水を組み上げると太陽が気持ちいい。昨日が雨だったから、ジメジメしてるかと思ったが、思いの外カラッと乾いたようだ。
暖炉掃除に必要なモップなども、外にあるので一緒に持っていき、家の中へと入る。煤で汚れるので、この後の仕事は力仕事のみになってしまうだろうか。汚れてなければ店番などもできたのだが……
なんて考えていると、耳に甲高い悲鳴が届いた。この声はミーナだ。
あいつらに何が起きたって構わないが、俺自身の身に危機が及ぶ場合は別だ。泥棒が入ってきた可能性などもある、うちは仮にも貴族なのだ。一応武器としてモップを持って、こっそりとリビングへと移動し、聞き耳を立てる。はっきりと聞こえてきた声は、さっきの三人の声だった。泥棒などにあったわけでは無さそうなので、一安心する。
しかし、その後聞こえてきた単語に耳を疑った。
「嫌よ!私、アヤブカレ王国へなんて、嫁ぎたくないっ!ましてやアンヌ王子なんて、もっと嫌よ!」
「あぁ、愛しいミーナ、分かってるわ。あんなに恐ろしい噂のある王子の元なんて、送ってやるもんですか」
「しかし、アヤブカレ王国は財力も魔力も豊富で、繋がれれば太いパイプになるぞ、それに、断れば命が無いかもしれないし……」
アヤブカレ王国、というのは聞き覚えがあった。
獣人の国で、うさぎの王家が王国を収めており、獣人という関係で、農業や、運送に長けており財力や、食料も豊富。何人も聖人がおり、果てしないほどの魔力で街は平和すぎて、警備も、王家の周りにしかいない。と聞いたことがある。
そして、恐ろしい噂も。
うさぎの王妃、国王の息子。アンヌ王子は、とても恐ろしい獣人という話があった。
めったに人前に現れず─人間との交流の時でも、王妃や国王が現れる─もしかして、物凄く恐ろしい見た目なので、国から出てこれないのではないか。はたまた、人間を残虐に殺したり、食べたりするのが好きで、その衝動が抑えられないから、人間の前には現れないのではないか。という噂もある。
そうか、その国の刻印だったのか。と、考える。素敵な刻印だったので、少しだけ気になっていたのだ。
「それに、結婚を気に王子は国王になる……と書いてある。王子は気がかりだが、実権は握れたも同じだ」
「一万歩譲って見た目は我慢するわ。でも、嫁いだら殺されるかもしれないじゃない!お父様は私が死んでもいいの!?」
「なんて酷い人なの!貴方、断りましょうよ。ミーナの事を思えば、国なんてなんてことないわ。この子は聖女の素質があるのよ?この国で聖女は、希少なのよ!」
「う、ううむ……」
ゴタゴタと口喧嘩している。あんなので嫁がせたって、長続きはしなさそうだが。
なんて他人行儀に考えていると、持ってきたモップをいつの間にか壁に立て掛けてしまっていて、するりと倒れる。ガシャン!と、大きな音を立てて倒れた時には、しまった。と、背筋が凍った。
「誰だ!」
「……すみません、自分です」
「盗み聞きなんていい趣味ね、自分の仕事をサボってまで、私の泣いてる声を聞いて、楽しかった?」
「反省させてあげます、こちらへ来なさい」
母がムチを持って、立ち上がる。絶対に叩かれる、あの痛みだけはどうしても慣れず、少しビクリと体が怯える。
しかし、こうなれば一気に受けてしまったほうが楽だ。決心をして一歩一歩近づく。あと三歩辺りのところで、思いっきりムチを振りかぶろうとする母を、父が止めた。
「待て!そうだ、別にミーナじゃなくてもいいんじゃないか?」
「……はい?貴方、気でも触れたんですか」
「いいや、私はまともだぞ。そうだ、そうじゃないか!断るのでは無く、お前がミーナの結婚を横取りしたことにしよう!そうすればミーナは嫁に行かなくとも、我が家には太いパイプが通るし、こいつはどうなったって構わないだろう?殺されたって嫁にされたってどうだって構わないんだ」
「……確かに、そうじゃない!ガードがお嫁さんに行って、殺されたら断って、生きてたら私が再婚の申込みをすればいいのよ!そうしたら私は安全ね」
「でも、ガードは隠せない程の男ですよ、ミーナになんて、似ても似つかないし、女にさえなれっこないわ」
そういって、三人が俺をじろりと見る。どうやって女にするか考えているのだろうか。
「……いや、別に男のままでも良いんじゃないか?」
「あら、王子ですよ?姫じゃなくて」
「獣人になんて、男女の区別は付かないだろ。このまま送ろう」
「そーね!ねぇガード、ちゃんと気に入られてきてよ?私、王妃憧れだったんだよね~!」
「……ミーナがそう言うなら、そうでしょうね!ちゃんと金食い虫から昇格するのよ」
なんとも都合のいい家族だが、これは、俺にとっても良いことなのかもしれない。
殺されてしまう可能性もあるが、逆に自由になれる可能性もある。これは、神が与えてくれた最初で最後のチャンスなのだろう。
詳細を聞くと、三日後に了承してくれる場合はアヤブカレ王国へ来てほしい。と言うことだったので、それまでに荷物をまとめて出ていけ。ということであった。
喜んで出ていってやる。あと三日の辛抱だ。
「おい、金食い虫。ポストを開けてこい」
金食い虫、と呼ばれることに慣れてしまった俺は、自分の名前はガードだ。と言い返すのは疲れてしまい、言うとおりにする。
貧乏貴族であるシャンネラ家の両親は、姉であるミーナに、愛とあるだけの金─俺が稼いできた日銭に、足りない分は借金をしている─を惜しみなく注いでいる。
ミーナには、聖女の力があるらしく、今は些細な力─擦り傷を治せる程度─だが、いずれは大きな力になり、莫大なる利益を生み出すと、溺愛されているのだ。見た目も可愛らしく、俺とは違う。
澄んだ青色の瞳に、金髪のサラサラと流した髪は、シルクの様で、身長は小さいのに、胸は豊満で、くびれがきゅっ、と締り、顔のパーツもクルミのように愛らしい。
それに対して俺は、曇ったエメラルドの瞳に、乱雑にかきあげた傷んだ金髪と、無駄にでかい図体。くびれはあるが、そのせいで筋肉のある胸が強調され、余計でかく見える。顔のパーツも、キレイとは言えず、眉間に皺を寄せると人が逃げていくほどだった。
それに、俺には魔力が無い。あるのはおのれの筋肉と、図太い精神のみ。文字だって、読めない程で、学さえない。
それから金食い虫と虐げられ、満足に食事もしない日々が続いている。
昔からだったので、もう慣れてしまった。雑用と扱われる俺の横で、柔らかく、温かいパンにバターを塗り、頬張る姉を、指を加え妬ましく見たものである。
早く取りに行かないと、棘のついたムチで叩かれてしまうので、さっさと取りに行く。このあとは暖炉掃除と、日銭稼ぎで街の方に出稼ぎに行かなければいけない。ポストを開け、届けられている手紙を取り出し、軽く見る。文字は読めないが、ここで簡単にでも分けていかないと、無能だと罵られ面倒くさい。
ほとんど借金の催促─数字や、怒りに任せているような筆の走りで、分かるようになってしまった─である。が、その中でひときわ綺麗な手紙を見つける。刻印から見て、どこかの王国からのようだが……読めないので、俺が知ることはないだろう。
借金の催促書と、綺麗な手紙を持って父の元へ帰ると、遅いと水を浴びせられる。予想はしていたので、手紙は背中の方にずらしていたので、手紙は無事だった。
「遅い、何分掛かってるんだ。無能め!」
「ほんとよね~、一刻も争う手紙があったらどうするのよっ!ほんっとガードは使えないわ~」
唯一俺をガード、と呼ぶのはミーナである。手入れのされた爪を眺めつつ、紅茶を啜っていたようで、手持ち無沙汰で俺を貶しているのだろう。
「すみません、見慣れない手紙が入っていて遅れました。これが借金の催促書、これはどこかの王国からのようで……」
「何っ、王国だと……?よこせ!」
差し出すと、借金の催促書はそのままに、手紙を掠め取られる。忙しなく手紙を開けた父は、眉間に皺を寄せていたのに、みるみると頬が緩み、満面の笑みになった。
「見ろミーナ!お前に結婚の申込みが来たぞ!」
「え!本当?王国からのお手紙……ってことは、私、王妃になれるの?」
「あら、素敵な話じゃない!貴方、是非読んで聞かせてちょうだいよ……あんたは見てないで、さっさと暖炉掃除をしなさい!この後の仕事も沢山あるのよ!」
雑巾とバケツを投げつけられ、さっさと暖炉掃除へと向かう。姉の結婚話は、俺は関係が無い。もし姉が居なくなっても、俺はこのまま奴隷として扱われるままなのだろう。
□◇□◇□◇□
水を汲みに外へ行き、井戸から水を組み上げると太陽が気持ちいい。昨日が雨だったから、ジメジメしてるかと思ったが、思いの外カラッと乾いたようだ。
暖炉掃除に必要なモップなども、外にあるので一緒に持っていき、家の中へと入る。煤で汚れるので、この後の仕事は力仕事のみになってしまうだろうか。汚れてなければ店番などもできたのだが……
なんて考えていると、耳に甲高い悲鳴が届いた。この声はミーナだ。
あいつらに何が起きたって構わないが、俺自身の身に危機が及ぶ場合は別だ。泥棒が入ってきた可能性などもある、うちは仮にも貴族なのだ。一応武器としてモップを持って、こっそりとリビングへと移動し、聞き耳を立てる。はっきりと聞こえてきた声は、さっきの三人の声だった。泥棒などにあったわけでは無さそうなので、一安心する。
しかし、その後聞こえてきた単語に耳を疑った。
「嫌よ!私、アヤブカレ王国へなんて、嫁ぎたくないっ!ましてやアンヌ王子なんて、もっと嫌よ!」
「あぁ、愛しいミーナ、分かってるわ。あんなに恐ろしい噂のある王子の元なんて、送ってやるもんですか」
「しかし、アヤブカレ王国は財力も魔力も豊富で、繋がれれば太いパイプになるぞ、それに、断れば命が無いかもしれないし……」
アヤブカレ王国、というのは聞き覚えがあった。
獣人の国で、うさぎの王家が王国を収めており、獣人という関係で、農業や、運送に長けており財力や、食料も豊富。何人も聖人がおり、果てしないほどの魔力で街は平和すぎて、警備も、王家の周りにしかいない。と聞いたことがある。
そして、恐ろしい噂も。
うさぎの王妃、国王の息子。アンヌ王子は、とても恐ろしい獣人という話があった。
めったに人前に現れず─人間との交流の時でも、王妃や国王が現れる─もしかして、物凄く恐ろしい見た目なので、国から出てこれないのではないか。はたまた、人間を残虐に殺したり、食べたりするのが好きで、その衝動が抑えられないから、人間の前には現れないのではないか。という噂もある。
そうか、その国の刻印だったのか。と、考える。素敵な刻印だったので、少しだけ気になっていたのだ。
「それに、結婚を気に王子は国王になる……と書いてある。王子は気がかりだが、実権は握れたも同じだ」
「一万歩譲って見た目は我慢するわ。でも、嫁いだら殺されるかもしれないじゃない!お父様は私が死んでもいいの!?」
「なんて酷い人なの!貴方、断りましょうよ。ミーナの事を思えば、国なんてなんてことないわ。この子は聖女の素質があるのよ?この国で聖女は、希少なのよ!」
「う、ううむ……」
ゴタゴタと口喧嘩している。あんなので嫁がせたって、長続きはしなさそうだが。
なんて他人行儀に考えていると、持ってきたモップをいつの間にか壁に立て掛けてしまっていて、するりと倒れる。ガシャン!と、大きな音を立てて倒れた時には、しまった。と、背筋が凍った。
「誰だ!」
「……すみません、自分です」
「盗み聞きなんていい趣味ね、自分の仕事をサボってまで、私の泣いてる声を聞いて、楽しかった?」
「反省させてあげます、こちらへ来なさい」
母がムチを持って、立ち上がる。絶対に叩かれる、あの痛みだけはどうしても慣れず、少しビクリと体が怯える。
しかし、こうなれば一気に受けてしまったほうが楽だ。決心をして一歩一歩近づく。あと三歩辺りのところで、思いっきりムチを振りかぶろうとする母を、父が止めた。
「待て!そうだ、別にミーナじゃなくてもいいんじゃないか?」
「……はい?貴方、気でも触れたんですか」
「いいや、私はまともだぞ。そうだ、そうじゃないか!断るのでは無く、お前がミーナの結婚を横取りしたことにしよう!そうすればミーナは嫁に行かなくとも、我が家には太いパイプが通るし、こいつはどうなったって構わないだろう?殺されたって嫁にされたってどうだって構わないんだ」
「……確かに、そうじゃない!ガードがお嫁さんに行って、殺されたら断って、生きてたら私が再婚の申込みをすればいいのよ!そうしたら私は安全ね」
「でも、ガードは隠せない程の男ですよ、ミーナになんて、似ても似つかないし、女にさえなれっこないわ」
そういって、三人が俺をじろりと見る。どうやって女にするか考えているのだろうか。
「……いや、別に男のままでも良いんじゃないか?」
「あら、王子ですよ?姫じゃなくて」
「獣人になんて、男女の区別は付かないだろ。このまま送ろう」
「そーね!ねぇガード、ちゃんと気に入られてきてよ?私、王妃憧れだったんだよね~!」
「……ミーナがそう言うなら、そうでしょうね!ちゃんと金食い虫から昇格するのよ」
なんとも都合のいい家族だが、これは、俺にとっても良いことなのかもしれない。
殺されてしまう可能性もあるが、逆に自由になれる可能性もある。これは、神が与えてくれた最初で最後のチャンスなのだろう。
詳細を聞くと、三日後に了承してくれる場合はアヤブカレ王国へ来てほしい。と言うことだったので、それまでに荷物をまとめて出ていけ。ということであった。
喜んで出ていってやる。あと三日の辛抱だ。
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