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5話
「お二人ともー!そろそろお時間ですよー!」
「え……あ、ぶ、ブーケ!わかったー!」
先程離れたブーケの声であった。
目深下に被っていた帽子を外し、服装が使者、のように少しだけ豪華になっている。灰色のウェーブが掛かった、襟足だけが長い髪の毛は、頭の上の大きい耳をより一層目立たせていた。聞いた所によると、この屋敷の万能ネズミ─言い方を選ばないと雑用らしい─なので、困ってなくても、困ってても、何でも頼ってほしい……との事だった。
先程と違う見た目のブーケは、ブンブンと手を振り、奥の方から呼びかけてくれていた。
それに答えるように、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら、アンヌも手を振り返していた。見た目も行動もかわいい少年にしか見えないのだが、夫になる、王子からの国王になる。ということは……もう成人に近いんだろうか?それとも、未成年でも結婚できるのかな。なんてぼけっと考えていると、手を強く引っ張られる。
「ほら、行こう!婚姻書類……というか、本になんだけど。に名前を書くんだ。母様と父様がいるから緊張するかもしれないけど……二人とも君を歓迎してるから、そんなに怖がらないでね」
にこ、と微笑まれ、本当に結婚する。と言う事に覚悟を決める。再婚の申込みがされるまでの間に、どうにか金を稼いでこの後、何処かで数カ月は過ごせるようにしなければ。
□◇□◇□◇□
キラキラとした床を少し歩いて、大きい扉の前に立つ。この中にアンヌの父親と母親がいるのか……
数日しか一緒にいられないが、優しい親なんだろうな。こんなに良い少年が育つには、反面教師では育ちきれない。たっぷりの愛情を注がれて育った、というのをひしひしと感じる。
アンヌと手を繋ぎながら、扉をノックすると、中から、どうぞ。と声が聞こえた。
ゆっくりとアンヌが扉を開くと、そこにはほんの少しだけ見た事のある顔が並んでいた。
「父様、母様お待たせしました。アンヌと……ガード・シャンネラです」
「……こんにちは、はじめまして」
どういう仕草をするのが、正しいのかわからないので一応ペコリ、と頭を下げる仕草をする。
見たことのある、アヤブカレ王国の王妃と国王だった。二人とも遠くから見た事があるのみだったので、顔をしっかりと見たことがなかったが、見た目は若く見えるし、可愛らしく見える。耳は二人とも垂れており、そのせいか身長が小さく見える、という効果もあった。
正直、俺より歳下なのではないか。なんてことも思えるほどだ。
しかし、いくらそう考えても相手は王妃と、国王。カチコチと固まっている俺に、王妃が微笑みかける。
「こんにちは、そんなに畏まらないで。今日はサインをしたら、一緒にご飯を食べて、薔薇園でお話しましょう?そして、一緒にお城の中を巡って、書籍で一緒に絵本を……」
「こらこら、そんなに予定を詰めたら休めないだろう。これからガード君は忙しくなるんだから、今日くらいは休ませてあげないと」
「でも、ずーっと楽しみで、朝からたっくさんクッキーやマフィン焼いたのに!一緒に食べられないんじゃ意味無いわ。美味しい紅茶も教えてあげたいし、こんなに凛々しいなら、騎士団長にも今すぐ、ご挨拶させてあげたいし……」
「ほら、落ち着きなさい。今挙げたものは、この数日がすぎればいくらでも出来るようになる。彼がこの王国に慣れるのが最優先だよ」
「そう言って、貴方だって今日、出来れば宝物庫を一緒に見て回りたいって言ってたのに。私だけ子供扱いするなんて!甲冑を一緒に見るんだー!って言って自分で磨きに行ってたじゃないっ」
「よ、よさないか。恥ずかしい……」
話している内容は、有り難いもので歓迎してくれている。というのをひしひしと感じられた。
それに、やっぱり優しく、仲の良い家族みたいだ。王妃は口を膨らませ、反論し、それに照れながら言葉を返す国王。この国は、いつまでも安泰しているのだろう、という安心感がこの二人から得られる。
「……あ、ごめんなさいね。とりあえずサインに移りましょう。日程はブーケから聞かれた?」
「は、はい。明日挙式、明後日パレード、明々後日は即位式って聞きました」
「うんうん!物覚えがいいわね、本当は結婚式と同じ日に、皆の前でサインして頂きたかったのだけど、外の国からくる関係で、他に出す書類が多くてね……先に頂くことにしました」
そういう事なのか、と納得する。個人的にサインは大勢の前でするもの─聖なる愛を誓う為─だと思っていたので、ここに王妃と国王、ブーケと自分、アンヌしか居ないことは、少しだけ疑問だったのだ。
「この本に名前を書き込んでしまったら、貴方達は夫婦となるのだけど……」
先ほどの微笑んでいた顔が、凛とした顔になり、空気が張り詰める。
「単刀直入に聞くわ。貴方は……住んでいた家、家族を捨てる覚悟がお有りかしら?」
「住んでいた……?」
どういう事か理解ができず、聞き返してしまった。
すると、丁寧に説明してくれる。
「確かに、外交としてあなたの国へ、出向くことはあると思います。しかし……あなたのお家のことは聞いています。酷い仕打ちを受けたとか……それならば、家には帰らなくてよろしい。最終的に、あなたは王妃になります。この家を、この国を、本当の家だと思って頂きたいのです」
思っても見ない提案で、驚愕する。この人達は、うちの事情を─俺がされてきた事─を知っているのか?なぜ知っているのか、なぜそんなに優しくしてくれるのか、何故姉に結婚を申し込んだのか?全てが疑問となり、頭を埋め尽くす。混乱で頭が、クラクラとして、少しよろめくと、横にいたアンヌが支えてくれる。小さい身体が、今は頼もしい。
「……正直言って、あの女より貴方が来てくれて嬉しいのです。本当は貴方に__」
「母様、お話すぎも彼の身にプレッシャーを与えるだけです。それを考えるのは、結婚してからで構わないと思います」
「アンヌ……」
王妃は少し悲しそうな顔をしたが、すぐに顔を笑顔に戻した。
「確かにそうですね、見ず知らずの家を急に本当の家と思え。なんて横暴でした。捨てきれないなら捨てきれないで結構。ね、先ほどの無礼を、許容して……こちらにサインして頂けると、とても嬉しいわ」
「私からも妻の無礼を詫びよう。しかし……それほど君を歓迎していると、考えてほしいんだ。ガード君」
クラクラとする頭で、そっとアンヌの方を見るとじっと、赤い瞳で見つめられていることに気がつく。
「……僕からもお願い、君と、結婚したいんだ」
「……っ!」
「ガード様、私も貴方様に仕えるのは本望です。もしよろしければ、ぜひサインを……」
手をそっと握られ、ペンを握らされる。正直、強制だと思っていたので、相手側から『断られるかも』と、いう雰囲気があるとは思っていなかった。
このガード・シャンネラという男は、なんて幸せ者なのだろう。こんな幸せが、数日しか続かない事に、ショックが拭えず、目に見えて落ち込んでしまう。
そんな落ち込んだ姿を見て、アンヌは不安そうな目をした。違う、違うんだ。と、伝えなければならない。しかし、再婚の話は持ち出せない。そんな事をして、もし再婚の申込みが却下された。となればあいつらは俺の事を、殺そうとさえしてくるかもしれない。
ここで死ぬのは、死後も素敵な街巡りができそうで、いいかもしれない。しかし、あいつらに殺されれば、悪霊としてこの世に残るだろう。
その為、そのことは隠しつつ、文字が書けないことを打ち明ける。
「……ごめん、俺……名前の、文字がわかんな、くて……その……」
「あ、そっか、ごめんね。えぇと、君の名前の綴は……」
何かメモ用紙をブーケに貰おうとする、アンヌの手を引き止め、自分のペンを握っている方へ添える。
「だから、手を添えて書いてくれないか。サイン、今すぐにでもしたいから……」
「……!!すごく嬉しいよ、ありがとう。えっと、ここにペン先を置いて、そう。君の名前は……」
サラサラとペン先が走り、俺の名前─らしい─が書き出される。
「そして……これが僕の名前。よし!これで……僕達は、ふ__」
アンヌが笑顔になり、何かを言おうとした矢先、目の前に立っていた王妃と国王が、テーブルを乗り越え、勢い良く被さってきた。小さいので二人とも腕に収められるが、勢いが凄く少し後ずさる。
「うわぁあ!良かったー!ありがとうね、ガードちゃん!失礼な発言したのにっ、ありがとう、ありがとう……!」
「本当にありがとう、これで我が息子を安心して任せられる!君のような子が相手で良かったっ!」
わんわんと泣いているようで、少し照れくさい。物凄く嬉しく、再婚の話を知っている俺は少しだけ申し訳なくなる。俺がこの国から出ていくとなっても、泣いてくれるのだろうか。いや、泣かしたくない気持ちのほうが強いが……
「ふふふ、アンヌ王子、抱きつくチャンス逃しちゃいましたね」
「う、い、いいんだ。僕にはチャンスがいっぱいあるんだから、今日……くらい……我慢するよ」
泣き喚く二人を宥めていると、ひそひそと話しているブーケとアンヌが目に入る。悪い顔はしてないので、この二人を見て、微笑ましく話しているのかもしれない。
この国に来てから、随分しんみりするようになってしまったので、ここで出来るだけ泣いてる人を見て、心を落ち着けたいところだ。
……国王と王妃が泣きやんだのは、それから約三十分後の事であった。
「え……あ、ぶ、ブーケ!わかったー!」
先程離れたブーケの声であった。
目深下に被っていた帽子を外し、服装が使者、のように少しだけ豪華になっている。灰色のウェーブが掛かった、襟足だけが長い髪の毛は、頭の上の大きい耳をより一層目立たせていた。聞いた所によると、この屋敷の万能ネズミ─言い方を選ばないと雑用らしい─なので、困ってなくても、困ってても、何でも頼ってほしい……との事だった。
先程と違う見た目のブーケは、ブンブンと手を振り、奥の方から呼びかけてくれていた。
それに答えるように、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら、アンヌも手を振り返していた。見た目も行動もかわいい少年にしか見えないのだが、夫になる、王子からの国王になる。ということは……もう成人に近いんだろうか?それとも、未成年でも結婚できるのかな。なんてぼけっと考えていると、手を強く引っ張られる。
「ほら、行こう!婚姻書類……というか、本になんだけど。に名前を書くんだ。母様と父様がいるから緊張するかもしれないけど……二人とも君を歓迎してるから、そんなに怖がらないでね」
にこ、と微笑まれ、本当に結婚する。と言う事に覚悟を決める。再婚の申込みがされるまでの間に、どうにか金を稼いでこの後、何処かで数カ月は過ごせるようにしなければ。
□◇□◇□◇□
キラキラとした床を少し歩いて、大きい扉の前に立つ。この中にアンヌの父親と母親がいるのか……
数日しか一緒にいられないが、優しい親なんだろうな。こんなに良い少年が育つには、反面教師では育ちきれない。たっぷりの愛情を注がれて育った、というのをひしひしと感じる。
アンヌと手を繋ぎながら、扉をノックすると、中から、どうぞ。と声が聞こえた。
ゆっくりとアンヌが扉を開くと、そこにはほんの少しだけ見た事のある顔が並んでいた。
「父様、母様お待たせしました。アンヌと……ガード・シャンネラです」
「……こんにちは、はじめまして」
どういう仕草をするのが、正しいのかわからないので一応ペコリ、と頭を下げる仕草をする。
見たことのある、アヤブカレ王国の王妃と国王だった。二人とも遠くから見た事があるのみだったので、顔をしっかりと見たことがなかったが、見た目は若く見えるし、可愛らしく見える。耳は二人とも垂れており、そのせいか身長が小さく見える、という効果もあった。
正直、俺より歳下なのではないか。なんてことも思えるほどだ。
しかし、いくらそう考えても相手は王妃と、国王。カチコチと固まっている俺に、王妃が微笑みかける。
「こんにちは、そんなに畏まらないで。今日はサインをしたら、一緒にご飯を食べて、薔薇園でお話しましょう?そして、一緒にお城の中を巡って、書籍で一緒に絵本を……」
「こらこら、そんなに予定を詰めたら休めないだろう。これからガード君は忙しくなるんだから、今日くらいは休ませてあげないと」
「でも、ずーっと楽しみで、朝からたっくさんクッキーやマフィン焼いたのに!一緒に食べられないんじゃ意味無いわ。美味しい紅茶も教えてあげたいし、こんなに凛々しいなら、騎士団長にも今すぐ、ご挨拶させてあげたいし……」
「ほら、落ち着きなさい。今挙げたものは、この数日がすぎればいくらでも出来るようになる。彼がこの王国に慣れるのが最優先だよ」
「そう言って、貴方だって今日、出来れば宝物庫を一緒に見て回りたいって言ってたのに。私だけ子供扱いするなんて!甲冑を一緒に見るんだー!って言って自分で磨きに行ってたじゃないっ」
「よ、よさないか。恥ずかしい……」
話している内容は、有り難いもので歓迎してくれている。というのをひしひしと感じられた。
それに、やっぱり優しく、仲の良い家族みたいだ。王妃は口を膨らませ、反論し、それに照れながら言葉を返す国王。この国は、いつまでも安泰しているのだろう、という安心感がこの二人から得られる。
「……あ、ごめんなさいね。とりあえずサインに移りましょう。日程はブーケから聞かれた?」
「は、はい。明日挙式、明後日パレード、明々後日は即位式って聞きました」
「うんうん!物覚えがいいわね、本当は結婚式と同じ日に、皆の前でサインして頂きたかったのだけど、外の国からくる関係で、他に出す書類が多くてね……先に頂くことにしました」
そういう事なのか、と納得する。個人的にサインは大勢の前でするもの─聖なる愛を誓う為─だと思っていたので、ここに王妃と国王、ブーケと自分、アンヌしか居ないことは、少しだけ疑問だったのだ。
「この本に名前を書き込んでしまったら、貴方達は夫婦となるのだけど……」
先ほどの微笑んでいた顔が、凛とした顔になり、空気が張り詰める。
「単刀直入に聞くわ。貴方は……住んでいた家、家族を捨てる覚悟がお有りかしら?」
「住んでいた……?」
どういう事か理解ができず、聞き返してしまった。
すると、丁寧に説明してくれる。
「確かに、外交としてあなたの国へ、出向くことはあると思います。しかし……あなたのお家のことは聞いています。酷い仕打ちを受けたとか……それならば、家には帰らなくてよろしい。最終的に、あなたは王妃になります。この家を、この国を、本当の家だと思って頂きたいのです」
思っても見ない提案で、驚愕する。この人達は、うちの事情を─俺がされてきた事─を知っているのか?なぜ知っているのか、なぜそんなに優しくしてくれるのか、何故姉に結婚を申し込んだのか?全てが疑問となり、頭を埋め尽くす。混乱で頭が、クラクラとして、少しよろめくと、横にいたアンヌが支えてくれる。小さい身体が、今は頼もしい。
「……正直言って、あの女より貴方が来てくれて嬉しいのです。本当は貴方に__」
「母様、お話すぎも彼の身にプレッシャーを与えるだけです。それを考えるのは、結婚してからで構わないと思います」
「アンヌ……」
王妃は少し悲しそうな顔をしたが、すぐに顔を笑顔に戻した。
「確かにそうですね、見ず知らずの家を急に本当の家と思え。なんて横暴でした。捨てきれないなら捨てきれないで結構。ね、先ほどの無礼を、許容して……こちらにサインして頂けると、とても嬉しいわ」
「私からも妻の無礼を詫びよう。しかし……それほど君を歓迎していると、考えてほしいんだ。ガード君」
クラクラとする頭で、そっとアンヌの方を見るとじっと、赤い瞳で見つめられていることに気がつく。
「……僕からもお願い、君と、結婚したいんだ」
「……っ!」
「ガード様、私も貴方様に仕えるのは本望です。もしよろしければ、ぜひサインを……」
手をそっと握られ、ペンを握らされる。正直、強制だと思っていたので、相手側から『断られるかも』と、いう雰囲気があるとは思っていなかった。
このガード・シャンネラという男は、なんて幸せ者なのだろう。こんな幸せが、数日しか続かない事に、ショックが拭えず、目に見えて落ち込んでしまう。
そんな落ち込んだ姿を見て、アンヌは不安そうな目をした。違う、違うんだ。と、伝えなければならない。しかし、再婚の話は持ち出せない。そんな事をして、もし再婚の申込みが却下された。となればあいつらは俺の事を、殺そうとさえしてくるかもしれない。
ここで死ぬのは、死後も素敵な街巡りができそうで、いいかもしれない。しかし、あいつらに殺されれば、悪霊としてこの世に残るだろう。
その為、そのことは隠しつつ、文字が書けないことを打ち明ける。
「……ごめん、俺……名前の、文字がわかんな、くて……その……」
「あ、そっか、ごめんね。えぇと、君の名前の綴は……」
何かメモ用紙をブーケに貰おうとする、アンヌの手を引き止め、自分のペンを握っている方へ添える。
「だから、手を添えて書いてくれないか。サイン、今すぐにでもしたいから……」
「……!!すごく嬉しいよ、ありがとう。えっと、ここにペン先を置いて、そう。君の名前は……」
サラサラとペン先が走り、俺の名前─らしい─が書き出される。
「そして……これが僕の名前。よし!これで……僕達は、ふ__」
アンヌが笑顔になり、何かを言おうとした矢先、目の前に立っていた王妃と国王が、テーブルを乗り越え、勢い良く被さってきた。小さいので二人とも腕に収められるが、勢いが凄く少し後ずさる。
「うわぁあ!良かったー!ありがとうね、ガードちゃん!失礼な発言したのにっ、ありがとう、ありがとう……!」
「本当にありがとう、これで我が息子を安心して任せられる!君のような子が相手で良かったっ!」
わんわんと泣いているようで、少し照れくさい。物凄く嬉しく、再婚の話を知っている俺は少しだけ申し訳なくなる。俺がこの国から出ていくとなっても、泣いてくれるのだろうか。いや、泣かしたくない気持ちのほうが強いが……
「ふふふ、アンヌ王子、抱きつくチャンス逃しちゃいましたね」
「う、い、いいんだ。僕にはチャンスがいっぱいあるんだから、今日……くらい……我慢するよ」
泣き喚く二人を宥めていると、ひそひそと話しているブーケとアンヌが目に入る。悪い顔はしてないので、この二人を見て、微笑ましく話しているのかもしれない。
この国に来てから、随分しんみりするようになってしまったので、ここで出来るだけ泣いてる人を見て、心を落ち着けたいところだ。
……国王と王妃が泣きやんだのは、それから約三十分後の事であった。
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