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6話
あの後泣きやんだ二人には、城中を連れ回された。
それはもう、目まぐるしいほどに。
甘い香りのするキッチンには、所狭しとクッキーやマフィン、マカロンやフロランタン─と言うらしい多彩なお菓子─などが並んでいたり、天井はどこにあるのか?という程高い図書館へ案内され、絵本コーナーを教えてくれたり─文字の練習にはオススメらしい─宝物庫の甲冑や、絵画を見せてもらい、値段の高さに怯え─うちにある借金を帳消しに出来るほど、高価な絵画があった─たり……
開放されたのは、夕食前のひと時だった。
自分の部屋だと教えてもらった、先程の部屋へ帰ってきて、上着も脱がずに床へ寝転ぶ。
体力には自信があったが、あの二人には叶わない。いや、気持ちが張り詰めていた事もあり、少し体力を消耗していたのかもしれない。
しかし、この城はすごい。凄すぎる。なんで床に寝転んでも痛くないんだろう。このカーペット、柔らかすぎないか……こんな薄いカーペットなのに、うちにあった布切れとは大違いだ。貧乏貴族ではあるが、こんなにも格差があるとは。いや、もしかして俺の待遇の関係かもしれないが……とにかくすごい。ずっと寝ていられるくらいすごい。
ウトウトと微睡んでいると、コンコンと、ノックの音が聞こえる。
「あはは、お疲れみたいだね。紅茶持ってきたんだけど、いらないかな?」
「ん……いや、飲みたい」
アンヌが手にあるおぼんの上には、紅茶と、先程見せてもらったお菓子が一つずつ並んでいた。
「もうすぐご飯だから、少なめだけど。お腹空いたでしょ?僕と半分こしながら食べよっ!母様の手作りお菓子は、すっごく美味しいよ」
そう言って、一人がけ用の椅子が二つある所のテーブル─信じられない事に、この部屋にはテーブルがいくつもある─へ向かい、ポットの中身をカップへと移してくれている。
その後ろ姿を見ていると、白いもふもふとした尻尾が見える。可愛らしい丸みを帯びたもふもふ、見慣れていなかったはずなのに、もうそこにある事に違和感を感じない。
獣人というのは不思議だ、ここに来てから衝撃的な事ばかりだが、何故か嫌な感じがしない。
本当に、本当に姉に変わって、ここにずっといられたらな……なんて思いにしんみりしてしまう。
いや、数日の夢を味わえるだけで十分だ。と、顔をカーペットに埋めた。夕食のあと、どうにか金を稼ぐ手段を考えなければ。
「ふふ、せめてカーペットじゃなくて、ベッドで寝たら?痛いでしょ?お掃除は行き届いてるからきれいだと思うけど……」
「全然痛くない、このカーペット凄いな……」
「あはは!カーペット褒められたのは初めてかも。ほら、おはよう」
手を握り、無理やり起き上がらされる。こんな小さい身体に、どこにこんな力があるのか。と、また一つ不思議ができた。
お菓子が、置いてあるテーブルの前に座り、入れくれた紅茶と、持ってきてくれたお菓子を食べる。
半分に割ってくれたお菓子を受け取り、口に入れる。最初にくれたのはクッキー、だったが予想していた程、バサバサとしているものではなく─作り方を教えてくれた時、パンと同じ仲間だと思っていた─サクサクとしていてほんのり甘く、前食べたパンより何倍も美味しい。
「ん!おいしい……意外と簡単に割れるんだな……」
「でしょ!母様、お料理上手なんだよ。君にも教えるんだって、すごく楽しみにしてた。お料理……多少できるんだ、よね?お菓子から料理まで教えるんだー!って果てしなく意気込んでたけど……苦手だったら遠慮なく言ってね、嫌になりそうだもん」
「……まあ、ほんと多少だけど。苦手かどうかは分からないな」
料理の腕を振る舞ったのは、あの家族の前だけでのみなので、いつも美味しくないと言われ、残される事も多かった。自分の舌にしっかりとした自信もないし、詳しい自分の腕は分からない。
アンヌから、次々と渡される食べ物を、口に入れていくと、全て美味しい。紅茶も飲んでみると、少し不思議な感覚になる。こんなにもフルーツみたいな紅茶があるのか。
一通り食べ終わり、眠たくなりベッド─仮眠用らしいけど、十分すぎる大きさだ─に寝転ぶ。
こんな図体の俺でも─足は曲げてはいるが─横でさえはみ出ない。そんな大きいベッドの柔らかさが、今日経験した中で段違いだった。馬車の椅子や、床のカーペットより柔らかく、これ以上柔らかいものはこの世にあるのか、と疑問に思う。
ぼふ、と聞こえた方を見ると、横にアンヌが寝転んでいた。やはり小さく、俺の胸元辺りまでにしか来ておらず、同い年─先ほど年齢を聞いて、驚愕した─とは思えなかった。
まどろむ俺の横に寝転んでいたアンヌは、覆い被さるように起き上がり、押し倒されている形になる。白い、柔らかい耳が俺の顔の横に垂れ、部屋の明かりを遮る。急な出来事にドギマギとしていると、アンヌは顔を近づけてくる。キスされる……!と思い、目を閉じると、思ってもない事を投げかけられた。
「まだ、僕は怖い?」
「え!ち、ちがう。その……あの、う……」
「本当?そうならいいんだけど。まだ、会って数時間だから……」
最初に戸惑っていた、俺の事を思ってくれているのだろうか。この、目の瞑りは違うと言う事を示す為に、目を開けた。
思ったよりも数倍近いところに顔があったが、怖くないと伝える為、目を見て宣言をする。
「もう、噂には踊らされない。俺は自分の見た物だけを信じる事にする」
「ガード君……」
何故アンヌの親─王妃や国王─が俺の家の事を知りながら、ミーナに結婚の申込みをしたのか?なぜ俺を選んでくれたのか?なぜこんなにも歓迎され、優しくされているのか。
これは、いくら考えても仕方がない。この数日間で分かるかどうかは、分からないが……知れたらラッキーぐらいで生きる、どうせ関わりがなくなってしまうのだ、うじうじ悩むのは自分らしくないと、決心をした。とりあえず、姉が再婚の申し込みに来るまでは、アンヌを極力信じる。
「君の真面目な顔、すごく綺麗だね……エメラルドの瞳も、深い海の底みたいで……」
「ん……?あ、ありが……と」
うっとりと見つめられる瞳にどぎまぎする。このまま、本当にキスしてしまうんじゃないか__
顔がどんどんと近づき、唇が当たりそうになる。性行為以前にキスさえした事がない俺は、また、恥ずかしさで、ぎゅっと目を瞑る。
……が、柔らかい感触がしたのは、おでこだった。
恐る恐る目を開けると、ゆっくりと離れるアンヌの顔があり、その目は先程のうっとりした目ではなく、真剣な眼差しだった。
「ガード君、僕は……君に宣言しておきたいことがあるんだ」
「せ、宣言しておきたい事……?」
そんなに改まって言うことが、何かあるのか。と、少し身構える。お前とは政略結婚だ……と言われたらどうしよう。いや、貧乏貴族と王家が結婚する理由なんて、王家側からは、ほぼ無いと思うのだが……
「即位式の夜、僕は君を抱く。国王になったら僕は、君との性行為を解禁する」
「……!!」
「だから、覚悟して欲しい。その日までは、我慢する。でも、時が来たら……我慢できないと思うから、君を抱き潰すかもしれない。身体が心配だから……この数日はよく眠ったほうがいいよ。忙しいから大丈夫だと思うけど、希望するなら、薬もある」
「ま、待て。お前はミーナと……」
「その事は、あとで話すから……とにかく、僕は君と性行為がしたいし、子供も望んでる。生涯の伴侶も君だけが良いって事、覚えておいてほしいな」
握られたままの手に、真面目な顔をして言われてしまうと、頭で何度も反響してしまう。そんな事を言われてしまったら__
ぐるぐると思考が回っていると、ドアのノックの音が聞こえてくる。
「お二人ともー!こちらにいらっしゃいますかー?お食事のお時間ですよー!王妃と国王が心待ちにして、おいでですー!」
聞き慣れたブーケの声に、少しだけ安堵する。先程言われた言葉は……まだ、咀嚼するのに時間がかかった。
……期待、してはいけない。聖女の力があるという、綺麗で華奢な姉の方が選ばれるに決まっている。俺は魔力など、一切無い筋肉質な男なのだから。いくらこの国が魔力が溢れ幸せでも、王妃となれば話は別だろう。実際に会えば、多少は魔力─特に聖女の力となれば─の強い、女の方がいいに決まっている。
「もうご飯だって、行こっか」
ぱ、と真面目な顔から、優しく微笑み俺の手を引いてくれた。この手は……本当に俺を選んでくれるのだろうか?
それはもう、目まぐるしいほどに。
甘い香りのするキッチンには、所狭しとクッキーやマフィン、マカロンやフロランタン─と言うらしい多彩なお菓子─などが並んでいたり、天井はどこにあるのか?という程高い図書館へ案内され、絵本コーナーを教えてくれたり─文字の練習にはオススメらしい─宝物庫の甲冑や、絵画を見せてもらい、値段の高さに怯え─うちにある借金を帳消しに出来るほど、高価な絵画があった─たり……
開放されたのは、夕食前のひと時だった。
自分の部屋だと教えてもらった、先程の部屋へ帰ってきて、上着も脱がずに床へ寝転ぶ。
体力には自信があったが、あの二人には叶わない。いや、気持ちが張り詰めていた事もあり、少し体力を消耗していたのかもしれない。
しかし、この城はすごい。凄すぎる。なんで床に寝転んでも痛くないんだろう。このカーペット、柔らかすぎないか……こんな薄いカーペットなのに、うちにあった布切れとは大違いだ。貧乏貴族ではあるが、こんなにも格差があるとは。いや、もしかして俺の待遇の関係かもしれないが……とにかくすごい。ずっと寝ていられるくらいすごい。
ウトウトと微睡んでいると、コンコンと、ノックの音が聞こえる。
「あはは、お疲れみたいだね。紅茶持ってきたんだけど、いらないかな?」
「ん……いや、飲みたい」
アンヌが手にあるおぼんの上には、紅茶と、先程見せてもらったお菓子が一つずつ並んでいた。
「もうすぐご飯だから、少なめだけど。お腹空いたでしょ?僕と半分こしながら食べよっ!母様の手作りお菓子は、すっごく美味しいよ」
そう言って、一人がけ用の椅子が二つある所のテーブル─信じられない事に、この部屋にはテーブルがいくつもある─へ向かい、ポットの中身をカップへと移してくれている。
その後ろ姿を見ていると、白いもふもふとした尻尾が見える。可愛らしい丸みを帯びたもふもふ、見慣れていなかったはずなのに、もうそこにある事に違和感を感じない。
獣人というのは不思議だ、ここに来てから衝撃的な事ばかりだが、何故か嫌な感じがしない。
本当に、本当に姉に変わって、ここにずっといられたらな……なんて思いにしんみりしてしまう。
いや、数日の夢を味わえるだけで十分だ。と、顔をカーペットに埋めた。夕食のあと、どうにか金を稼ぐ手段を考えなければ。
「ふふ、せめてカーペットじゃなくて、ベッドで寝たら?痛いでしょ?お掃除は行き届いてるからきれいだと思うけど……」
「全然痛くない、このカーペット凄いな……」
「あはは!カーペット褒められたのは初めてかも。ほら、おはよう」
手を握り、無理やり起き上がらされる。こんな小さい身体に、どこにこんな力があるのか。と、また一つ不思議ができた。
お菓子が、置いてあるテーブルの前に座り、入れくれた紅茶と、持ってきてくれたお菓子を食べる。
半分に割ってくれたお菓子を受け取り、口に入れる。最初にくれたのはクッキー、だったが予想していた程、バサバサとしているものではなく─作り方を教えてくれた時、パンと同じ仲間だと思っていた─サクサクとしていてほんのり甘く、前食べたパンより何倍も美味しい。
「ん!おいしい……意外と簡単に割れるんだな……」
「でしょ!母様、お料理上手なんだよ。君にも教えるんだって、すごく楽しみにしてた。お料理……多少できるんだ、よね?お菓子から料理まで教えるんだー!って果てしなく意気込んでたけど……苦手だったら遠慮なく言ってね、嫌になりそうだもん」
「……まあ、ほんと多少だけど。苦手かどうかは分からないな」
料理の腕を振る舞ったのは、あの家族の前だけでのみなので、いつも美味しくないと言われ、残される事も多かった。自分の舌にしっかりとした自信もないし、詳しい自分の腕は分からない。
アンヌから、次々と渡される食べ物を、口に入れていくと、全て美味しい。紅茶も飲んでみると、少し不思議な感覚になる。こんなにもフルーツみたいな紅茶があるのか。
一通り食べ終わり、眠たくなりベッド─仮眠用らしいけど、十分すぎる大きさだ─に寝転ぶ。
こんな図体の俺でも─足は曲げてはいるが─横でさえはみ出ない。そんな大きいベッドの柔らかさが、今日経験した中で段違いだった。馬車の椅子や、床のカーペットより柔らかく、これ以上柔らかいものはこの世にあるのか、と疑問に思う。
ぼふ、と聞こえた方を見ると、横にアンヌが寝転んでいた。やはり小さく、俺の胸元辺りまでにしか来ておらず、同い年─先ほど年齢を聞いて、驚愕した─とは思えなかった。
まどろむ俺の横に寝転んでいたアンヌは、覆い被さるように起き上がり、押し倒されている形になる。白い、柔らかい耳が俺の顔の横に垂れ、部屋の明かりを遮る。急な出来事にドギマギとしていると、アンヌは顔を近づけてくる。キスされる……!と思い、目を閉じると、思ってもない事を投げかけられた。
「まだ、僕は怖い?」
「え!ち、ちがう。その……あの、う……」
「本当?そうならいいんだけど。まだ、会って数時間だから……」
最初に戸惑っていた、俺の事を思ってくれているのだろうか。この、目の瞑りは違うと言う事を示す為に、目を開けた。
思ったよりも数倍近いところに顔があったが、怖くないと伝える為、目を見て宣言をする。
「もう、噂には踊らされない。俺は自分の見た物だけを信じる事にする」
「ガード君……」
何故アンヌの親─王妃や国王─が俺の家の事を知りながら、ミーナに結婚の申込みをしたのか?なぜ俺を選んでくれたのか?なぜこんなにも歓迎され、優しくされているのか。
これは、いくら考えても仕方がない。この数日間で分かるかどうかは、分からないが……知れたらラッキーぐらいで生きる、どうせ関わりがなくなってしまうのだ、うじうじ悩むのは自分らしくないと、決心をした。とりあえず、姉が再婚の申し込みに来るまでは、アンヌを極力信じる。
「君の真面目な顔、すごく綺麗だね……エメラルドの瞳も、深い海の底みたいで……」
「ん……?あ、ありが……と」
うっとりと見つめられる瞳にどぎまぎする。このまま、本当にキスしてしまうんじゃないか__
顔がどんどんと近づき、唇が当たりそうになる。性行為以前にキスさえした事がない俺は、また、恥ずかしさで、ぎゅっと目を瞑る。
……が、柔らかい感触がしたのは、おでこだった。
恐る恐る目を開けると、ゆっくりと離れるアンヌの顔があり、その目は先程のうっとりした目ではなく、真剣な眼差しだった。
「ガード君、僕は……君に宣言しておきたいことがあるんだ」
「せ、宣言しておきたい事……?」
そんなに改まって言うことが、何かあるのか。と、少し身構える。お前とは政略結婚だ……と言われたらどうしよう。いや、貧乏貴族と王家が結婚する理由なんて、王家側からは、ほぼ無いと思うのだが……
「即位式の夜、僕は君を抱く。国王になったら僕は、君との性行為を解禁する」
「……!!」
「だから、覚悟して欲しい。その日までは、我慢する。でも、時が来たら……我慢できないと思うから、君を抱き潰すかもしれない。身体が心配だから……この数日はよく眠ったほうがいいよ。忙しいから大丈夫だと思うけど、希望するなら、薬もある」
「ま、待て。お前はミーナと……」
「その事は、あとで話すから……とにかく、僕は君と性行為がしたいし、子供も望んでる。生涯の伴侶も君だけが良いって事、覚えておいてほしいな」
握られたままの手に、真面目な顔をして言われてしまうと、頭で何度も反響してしまう。そんな事を言われてしまったら__
ぐるぐると思考が回っていると、ドアのノックの音が聞こえてくる。
「お二人ともー!こちらにいらっしゃいますかー?お食事のお時間ですよー!王妃と国王が心待ちにして、おいでですー!」
聞き慣れたブーケの声に、少しだけ安堵する。先程言われた言葉は……まだ、咀嚼するのに時間がかかった。
……期待、してはいけない。聖女の力があるという、綺麗で華奢な姉の方が選ばれるに決まっている。俺は魔力など、一切無い筋肉質な男なのだから。いくらこの国が魔力が溢れ幸せでも、王妃となれば話は別だろう。実際に会えば、多少は魔力─特に聖女の力となれば─の強い、女の方がいいに決まっている。
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