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18話
ニコニコと近づいてきてくれていた二人が、一緒に行きたい。と言ってくれたので、アンヌと二人っきりではなく、みんなで行く。
デート、という感じでは無くなってしまった─朝からそうだったかも─けれど、俺は改めて、この人達が好きだと思う。だから、嫌じゃなかった。逆に、嬉しい。家族は愚か、一人で祭りの夜に外に出る事は無かった……というのもあるが、気持ちが楽なのが大きい。
俺には、疑問はあるが、心配することは無い。ずっとミーナの事が気がかりだったが、アンヌは俺とずっと一緒にいてくれるし、この後に……解決しに行くつもりだ。これで晴れてアンヌの問いかけにも、堂々と返事ができる。
「うー、夜のデート……二人きりの予定だったのに」
「二人きりじゃなくてもいいだろ、俺は嬉しい」
「うふふ、ガードちゃんは嬉しいってー!」
「そうだぞ、これから何回も出来るんだから、アンヌは我慢しなさい」
「両脇を母様と父様が、取ってるのもずるいよ!パレードは今日だけなんだよっ!どっちか譲ってよ」
「やだ!今日は私の隣で見るのよ!」
両脇を王妃と国王に掴まれ、隠れスポット、というところに向かっていた。
馬車ではいけない、少しだけ辺鄙な場所にあるらしく、計五人でぞろぞろと向かっているので、少しだけ邪魔なんじゃないか。とは思ってしまう。邪魔ならちょっと、無理やり引き剥がさなきゃ……なんて思っていたが、案外道は空いていて、広い。三人で幅になっていても大丈夫そう……とは思う。ので、無理に引き剥がす必要もないだろうと、そのままにしていた。
アンヌは国王にぽかぽかと、反発しているが可愛いので放っておこう。もふもふとした毛並みの二人に囲まれるのは、そうそう無いだろうし。
「アンヌ王子は、私と手でも繋ぎます?ブーケのおてては空いてますよー」
「ブーケよりガード君の手!ガード君の手以外握らないんだからっ!」
「何言ってるんだか……ほら、繋いじゃいますよー」
「わー!がぁどぉっ~~~!」
「もー、それくらいでわあわあしてたら、先が思いやられますよっ」
無理矢理ブーケに引っ張られ、連れ去られていくアンヌを見て、笑ってしまう。心配な気持ちもある─離れ離れに数日別れたら、如何なるのかなんて思う─けれど、それだけ愛されてると思っていいだろう。
「ね、あんな息子だけど……お願いね。甘えん坊で、少し頼りないけど」
「あれでも明日国王になって、君は王妃になるからな。君のほうが大変だと思うけれど、愛の力で、なんとか……な!」
「もう!それ無責任よ。あ、私元王妃になるから、分からなかったら何でも聞いてね、ガードちゃんになら何でも教えちゃうわ」
「ありがとうございます……気になってたんですけど、なんで変わるんですか?そのまま王妃……じゃなくて、マ、ママ……のままでも良いんじゃないですか……」
ママと呼ぶと、ものすごく恥ずかしくなる。せめてアンヌの様に母様とか、お母様とかにさせてほしかったんだが……
そう呼ぶと、ママ─もとい王妃─は目をぱちぱちとさせ、嬉しそうに抱きしめる力を強め、ニコニコとしながら話してくれた。笑ってる顔はアンヌそっくりで、一瞬隣にはアンヌが居たんだっけ?なんて思ってしまった。
「うふふ、私達はもう時代遅れなの。若い人に継いで、新しい時代に追いついていかなければいけないのよ」
「はあ……そんな歳取ってなさそうですけど……」
「時代とは、ゆっくり変わっていくように見えて、すぐに変わってしまうのだよ」
そういう、ものなのだろうか。時代が変わる、というのは分かるが、二人とも若く見えるからそんなに、な気がするが……
「それに疲れちゃったしねー、若い子に任せちゃおっ!て思ったのよ」
「そうそう、明日が終わったら、のんびりさせて貰おうと思ってるんだよ」
「そっか、お疲れ様です」
やはり国をまとめるというのは疲れるのだろう、休ませてあげられればいいが、明日から全く慣れない俺が王妃か……正直安心より不安が勝る。
「な、お疲れというより、私の事もパパと呼んでくれないか」
「えぇ!なんで……?」
「かわいいお嫁さんからパパ♡って呼ばれたら幸せよ~!幸せに勝るお薬は無いのよ」
「は、はあ……」
「ほらほら、パパって呼んでくれたまえ」
「パ、パパ……?」
「うーん!いいなぁ、もっと呼んでほしい。もう一度頼む!」
「待って、私の事も呼んでほしいんだから!交互、交互にしてもらいましょ」
「単体で呼ぶ事ありますかね……」
パパ、ママと呼んでいるうちに目的の場所に到着したらしく、アンヌとブーケ達が草の中で立ち止まっていた。
「ここ!もうすぐ始まるよー!」
「ほら、ガード様、あそこら辺を見ててくださいね。おっきい花火が見られますよ」
「花火、見たことある?」
「いや、初めて見ます。本とかの絵で見た事はあるけど」
「これ見たら他の花火見れなくなっちゃうかも。ほんとに凄いんだよ!」
大きな口で笑うアンヌの近くによると、街の灯りが見える。数が少ないのは、花火を見る為に外に出ている人が多いからだろうか。
こんなにこの国は大きいのか、なんて感動していると何か光が上へと上がっていく。なんの明かりなのか、と見つめていると目の前に、様々な場所に光が散り、ドォン、と大きな音が何度も繰り返されるのに、色が違う光が散ったり、大きさや形が違う物がパラパラと消えていく。
「すげぇ綺麗……」
「うふふ、まだまだ続くのよ」
「あー、何か持ってこればよかったねー、お酒とか」
「ガード様の飲める量調べたいですもんねー、買ってきますか?」
「ブーケ見れないよ?」
「長く生きてますしね、音だけで十分です、一応下でも見られますし」
「んー……じゃあ、お願い!お酒と何かイイ感じのご飯系もほしいかも」
ブーケが下の方にそそくさと降りていき、食べ物の調達に向かっていった。
ちょっと腹が空いてたので、ありがたい。と、思っていたら両脇から二人が離れる。
「ま、長い時間続くしお二人でイチャイチャしてね。私達もイチャイチャしてくるから~帰ってきたらまた、腕組ませてねっ」
「パパとママもデートしてくるよ、じゃあな~」
「え!な、あ、ありがと……!」
思いがけず二人きりになってしまった、急に綺麗な花火と、アンヌと二人になるのは、恥ずかしいかも、しれない。
「……えへ、二人きりになれたね」
「お、う……なんでそんなニヤニヤするんだよ」
「一緒に花火が見られてるのが嬉しくて、かな?」
花火の逆光で揺れるアンヌも綺麗で、ドキドキと鼓動がしてくる。つい見惚れていると、正面からアンヌが、頬に手を添えキスをしてきた。
「ふふ、ずっとしたかった。さっきもしたかったけど、走っていっちゃうんだもん」
「……っ、悪かったな、できなくて」
「ここでもする予定だったから、良いんだけ……」
「ん……」
「!んあ~~かわいい、早く即位式したいかも……早く抱きたい……」
キスし返すとギューッと抱きしめられる。恥ずかしい事言うので、少し恥ずかしい。
「昨日はびっくりしたけど、余計抱きたいって思っちゃったし……僕を昂ぶらせるのが得意だね、ガード君は」
「そんな事無いだろ、お前が特殊なだけだ」
良い思い出を思い出しながら、温かいアンヌの頭にそっと触れる、くるくるとしたくせ毛のような髪の毛が柔らかく、耳と似ている感触で好きかもしれない。
ずっと気になっていたことを、聞いてみてもいいだろうか?怒られないと思うが、タイミング次第では答えられないこともあると思う。
「アンヌは、明日の即位式……怖くないのか?」
「怖い?」
「国王になるんだぞ、王子とはちょっと違うと思うんだが……」
「……確かに怖い、けど、隣に君がいるから大丈夫。君も、僕がいるから大丈夫だと思ってほしいな」
撫でていた頭が動かされ、こちらへ目を向けたアンヌに胸がぎゅっとなる、俺なんかでいいんだな。と思うとまた涙が出そうだ。
「ふふ、このまま……もう少しいさせて」
「ん……」
花火も綺麗で、好きな人に抱きしめられている、今の状態を断るやつは、いるのだろうか。
デート、という感じでは無くなってしまった─朝からそうだったかも─けれど、俺は改めて、この人達が好きだと思う。だから、嫌じゃなかった。逆に、嬉しい。家族は愚か、一人で祭りの夜に外に出る事は無かった……というのもあるが、気持ちが楽なのが大きい。
俺には、疑問はあるが、心配することは無い。ずっとミーナの事が気がかりだったが、アンヌは俺とずっと一緒にいてくれるし、この後に……解決しに行くつもりだ。これで晴れてアンヌの問いかけにも、堂々と返事ができる。
「うー、夜のデート……二人きりの予定だったのに」
「二人きりじゃなくてもいいだろ、俺は嬉しい」
「うふふ、ガードちゃんは嬉しいってー!」
「そうだぞ、これから何回も出来るんだから、アンヌは我慢しなさい」
「両脇を母様と父様が、取ってるのもずるいよ!パレードは今日だけなんだよっ!どっちか譲ってよ」
「やだ!今日は私の隣で見るのよ!」
両脇を王妃と国王に掴まれ、隠れスポット、というところに向かっていた。
馬車ではいけない、少しだけ辺鄙な場所にあるらしく、計五人でぞろぞろと向かっているので、少しだけ邪魔なんじゃないか。とは思ってしまう。邪魔ならちょっと、無理やり引き剥がさなきゃ……なんて思っていたが、案外道は空いていて、広い。三人で幅になっていても大丈夫そう……とは思う。ので、無理に引き剥がす必要もないだろうと、そのままにしていた。
アンヌは国王にぽかぽかと、反発しているが可愛いので放っておこう。もふもふとした毛並みの二人に囲まれるのは、そうそう無いだろうし。
「アンヌ王子は、私と手でも繋ぎます?ブーケのおてては空いてますよー」
「ブーケよりガード君の手!ガード君の手以外握らないんだからっ!」
「何言ってるんだか……ほら、繋いじゃいますよー」
「わー!がぁどぉっ~~~!」
「もー、それくらいでわあわあしてたら、先が思いやられますよっ」
無理矢理ブーケに引っ張られ、連れ去られていくアンヌを見て、笑ってしまう。心配な気持ちもある─離れ離れに数日別れたら、如何なるのかなんて思う─けれど、それだけ愛されてると思っていいだろう。
「ね、あんな息子だけど……お願いね。甘えん坊で、少し頼りないけど」
「あれでも明日国王になって、君は王妃になるからな。君のほうが大変だと思うけれど、愛の力で、なんとか……な!」
「もう!それ無責任よ。あ、私元王妃になるから、分からなかったら何でも聞いてね、ガードちゃんになら何でも教えちゃうわ」
「ありがとうございます……気になってたんですけど、なんで変わるんですか?そのまま王妃……じゃなくて、マ、ママ……のままでも良いんじゃないですか……」
ママと呼ぶと、ものすごく恥ずかしくなる。せめてアンヌの様に母様とか、お母様とかにさせてほしかったんだが……
そう呼ぶと、ママ─もとい王妃─は目をぱちぱちとさせ、嬉しそうに抱きしめる力を強め、ニコニコとしながら話してくれた。笑ってる顔はアンヌそっくりで、一瞬隣にはアンヌが居たんだっけ?なんて思ってしまった。
「うふふ、私達はもう時代遅れなの。若い人に継いで、新しい時代に追いついていかなければいけないのよ」
「はあ……そんな歳取ってなさそうですけど……」
「時代とは、ゆっくり変わっていくように見えて、すぐに変わってしまうのだよ」
そういう、ものなのだろうか。時代が変わる、というのは分かるが、二人とも若く見えるからそんなに、な気がするが……
「それに疲れちゃったしねー、若い子に任せちゃおっ!て思ったのよ」
「そうそう、明日が終わったら、のんびりさせて貰おうと思ってるんだよ」
「そっか、お疲れ様です」
やはり国をまとめるというのは疲れるのだろう、休ませてあげられればいいが、明日から全く慣れない俺が王妃か……正直安心より不安が勝る。
「な、お疲れというより、私の事もパパと呼んでくれないか」
「えぇ!なんで……?」
「かわいいお嫁さんからパパ♡って呼ばれたら幸せよ~!幸せに勝るお薬は無いのよ」
「は、はあ……」
「ほらほら、パパって呼んでくれたまえ」
「パ、パパ……?」
「うーん!いいなぁ、もっと呼んでほしい。もう一度頼む!」
「待って、私の事も呼んでほしいんだから!交互、交互にしてもらいましょ」
「単体で呼ぶ事ありますかね……」
パパ、ママと呼んでいるうちに目的の場所に到着したらしく、アンヌとブーケ達が草の中で立ち止まっていた。
「ここ!もうすぐ始まるよー!」
「ほら、ガード様、あそこら辺を見ててくださいね。おっきい花火が見られますよ」
「花火、見たことある?」
「いや、初めて見ます。本とかの絵で見た事はあるけど」
「これ見たら他の花火見れなくなっちゃうかも。ほんとに凄いんだよ!」
大きな口で笑うアンヌの近くによると、街の灯りが見える。数が少ないのは、花火を見る為に外に出ている人が多いからだろうか。
こんなにこの国は大きいのか、なんて感動していると何か光が上へと上がっていく。なんの明かりなのか、と見つめていると目の前に、様々な場所に光が散り、ドォン、と大きな音が何度も繰り返されるのに、色が違う光が散ったり、大きさや形が違う物がパラパラと消えていく。
「すげぇ綺麗……」
「うふふ、まだまだ続くのよ」
「あー、何か持ってこればよかったねー、お酒とか」
「ガード様の飲める量調べたいですもんねー、買ってきますか?」
「ブーケ見れないよ?」
「長く生きてますしね、音だけで十分です、一応下でも見られますし」
「んー……じゃあ、お願い!お酒と何かイイ感じのご飯系もほしいかも」
ブーケが下の方にそそくさと降りていき、食べ物の調達に向かっていった。
ちょっと腹が空いてたので、ありがたい。と、思っていたら両脇から二人が離れる。
「ま、長い時間続くしお二人でイチャイチャしてね。私達もイチャイチャしてくるから~帰ってきたらまた、腕組ませてねっ」
「パパとママもデートしてくるよ、じゃあな~」
「え!な、あ、ありがと……!」
思いがけず二人きりになってしまった、急に綺麗な花火と、アンヌと二人になるのは、恥ずかしいかも、しれない。
「……えへ、二人きりになれたね」
「お、う……なんでそんなニヤニヤするんだよ」
「一緒に花火が見られてるのが嬉しくて、かな?」
花火の逆光で揺れるアンヌも綺麗で、ドキドキと鼓動がしてくる。つい見惚れていると、正面からアンヌが、頬に手を添えキスをしてきた。
「ふふ、ずっとしたかった。さっきもしたかったけど、走っていっちゃうんだもん」
「……っ、悪かったな、できなくて」
「ここでもする予定だったから、良いんだけ……」
「ん……」
「!んあ~~かわいい、早く即位式したいかも……早く抱きたい……」
キスし返すとギューッと抱きしめられる。恥ずかしい事言うので、少し恥ずかしい。
「昨日はびっくりしたけど、余計抱きたいって思っちゃったし……僕を昂ぶらせるのが得意だね、ガード君は」
「そんな事無いだろ、お前が特殊なだけだ」
良い思い出を思い出しながら、温かいアンヌの頭にそっと触れる、くるくるとしたくせ毛のような髪の毛が柔らかく、耳と似ている感触で好きかもしれない。
ずっと気になっていたことを、聞いてみてもいいだろうか?怒られないと思うが、タイミング次第では答えられないこともあると思う。
「アンヌは、明日の即位式……怖くないのか?」
「怖い?」
「国王になるんだぞ、王子とはちょっと違うと思うんだが……」
「……確かに怖い、けど、隣に君がいるから大丈夫。君も、僕がいるから大丈夫だと思ってほしいな」
撫でていた頭が動かされ、こちらへ目を向けたアンヌに胸がぎゅっとなる、俺なんかでいいんだな。と思うとまた涙が出そうだ。
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