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22話-2
協会での即位の儀式、というのは凄まじい。と、扉が開いて、心が震えた。
その理由として、人の数が思ったより少ないのに、威圧感がすごい。多分、挙式の様な華々しいものよりも、重たい……というか、責任感が伴うものだからだと思う。いや、俺の結婚も責任を伴うものではあるけど、レベルが違ったのだろう。
いつも優しく笑っている国王が、口を一直線に結び、ピリピリとした空気をまとっていた。国王の後ろには大きく光る椅子があり、その前の足元には魔法陣が敷いてあった。
二人で手を繋ぎながら、赤いカーペットの上をゆっくりと歩いて行き、ブーケが立っている場所へと向かう。
肩に手を添え、アンヌに座らされる。多分、アンヌはあの国王が立っていて、魔法陣が下に敷かれている場所で王冠を渡されると、予測できる。
別れ際に顔を見てみたが、さっきの不安そうな顔よりマシだが、まだ心配そうな顔はしている。どうにか出来ないものだっただろうか。さっき抱きしめただけでは、俺はいつも助けられているのに、助けてあげる事はできなかったのかもしれない。
アンヌは魔法陣の上へと向かい、くしゃくしゃと踏み潰して、国王の前に立っていた。
何か話していて、聞き取れないが真剣な顔をしている二人を見て、多分……多分だけど、儀式がもう始まっている。何もしなくていい。とは言われていたが、俺は如何すればいいんだろう、アンヌに此処からでも安心させられないか……と、そわそわとしていると、ブーケが隣に立って、ボソボソと助言してくれる。
「ここでアンヌ王子を見てれば大丈夫ですよ、落ち着かないですよね」
「……そうか、ありがとう」
「何か後不安でしたら、お隣に居ますから、お気軽に……そのにあります飲み物も、飲んで大丈夫ですよー」
目の前に紅茶のポットや、少しのクッキーがあるが、正直食べる気がしない。美味しそうだが、アンヌの表情を見ることに必死で、食べても絶対に味なんてわからないし。
ハラハラと見ていると、国王の手にアンヌが手をかざし、小さいながらも、強い光が放たれていた。
多分、あれは魔力の放出みたいな物だと思うのだが、なぜあんなのをやっているんだろう。
「ガード様、一応あまり直視しないほうがオススメです。麗しい目が痛みますよ」
「ブーケ、あれは一体……」
「アンヌ様の魔力の表しですね、大きければ大きいほど弱く、小さいほど強い。国王として民や妻、子供を守れるような、強い力と、抑える力が無いといけませんから」
「そう、か……あの魔法陣は?」
「国王の魔力を補助するものです。アンヌ王子が補助してしまったら、本当の力ではなくなるので」
つまりは力の証明、のようなものか。結構小さい─朝食べたスコーンくらいの大きさ─なので、相当強いという事なのか。国王の補助という魔法陣にも少し驚く、結構元気に見えたのだが、魔力が弱いということ?それとも、それほど莫大な魔力が必要ということか。
アンヌは手を下ろして、手を胸の前で合わせる。それを見つめている皆の顔も、心配そうな人物から、つまらなさそうな人物、覚悟を決めているような人物が多々居た。
そのアンヌを見て、国王は王冠を持ち、アンヌの頭にそっと数々の宝石が付いた王冠を、被せた。
少しズルズルと動く王冠が、くるくるとした髪の毛を抑え、重たそうにしている。
手を数秒合わせたあと、アンヌはくしゃくしゃと魔法陣を踏み潰し、アンヌが玉座へと進んで、座った時、大きな拍手が全体を包み、アンヌが覚悟を決めた顔をして、笑顔になっていた。
あぁ、国王になったんだ。と、一瞬でわかる。宝石と縁の金で重たそうな王冠は、少しアンヌの頭には大きそうで、謎の違和感が拭えない。
この違和感が拭える日が、いつか来るのだろうか。
いや、そんなことを考えてる暇なんて、ないのかもしれない。それよりも先に王妃としての仕事として、王冠を被った彼と隣になる事があるだろう。つべこべなんて言ってられない……よな。
王妃や国王は、これを乗り越えてきたのだろう。少し後で……話を聞いてみようかな。
「今日からの国王は我が息子アンヌになる、皆もう一度盛大な拍手を!」
俺もパチパチと手を動かして、アンヌを見つめる。この後すぐには会えないのだが─国王の継続の手続きの関係で、少しごたつくらしい─俺も覚悟を決めて、帰ってきたアンヌが何か落ち込んでいたりした時、大きく抱きしめる気持ちでいなければ。
今日の夜だって、待ちに待ってた。なんて言ったらアレだけど、ずっと楽しみにしていたが、疲れたアンヌを無理やり動かすのではなく、お預けにしても仕方ないと思う。
□◇□◇□◇□
あの後の解散は、ブーケに連れられて─ブーケは忙しいらしく、どこかへ行ってしまったが─図書館で、サンドイッチを食べつつ、元……王妃に絵本を読みながら、文字を教えてもらっていた。
紙にペンで教えてもらった、文字を書きながら、聞き心地の良い声で読まれる絵本に、耳を済ませるのは、先程考え詰めていた頭を緩めるのに、とても調度良かった。
図書館には小さなピアノの音楽がかかっており、木の匂いと紙の匂いが、意外と心を休ませつつ、サンドイッチの相方の紅茶も美味しい。
それも合わせて、よしよしと頭を撫でてくれる元王妃につい、さっき考えていた事を相談してしまっていた。
「あの人が国王になった時のお話?」
「……はい、俺はちょっと、不安っていうか、違和感があるっていうか、荷が重そう……って、難しいんですけど」
「そうねぇ、私は割とあの人の事を信頼してたし、あの人がやらかしても、私がぶっ飛ばそうと思ってたし」
「ぶ、ぶっ飛ばそうって……」
「あの人より私の方が力が強いのよ、ふふ」
ニヤリ、と笑う顔が少し恐ろしい。見た目は俺よりよわ、い……と思うんだけど、いざとなれば負けそうだ。
「まぁ、ガードちゃんは優しいからね、そうはいかないでしょうけど……」
ニヤリとした顔ではなく、ニコリと優しい顔に戻り、サンドイッチ─アンヌが言っていたハニーたまごサンドは、元王妃も好きらしい─を頬張って、一息ついてから、俺の頭を撫でてくれる。
「もし、その謎の違和感が拭えなかったら、アンヌを殴る勇気は……必要なのよ?頑張ってね」
「え、それは良いんですか?その、違和感の原因が、分かってないですけど……」
「それは、あの子には国王は早いって思ってるんじゃない?」
「ん……たし、かに……?」
そう言われればそうかもしれない、いや、あいつにそんな器が無いとかではなく、不安そうな顔で、まだ負担は大きいんじゃないかとか思ったのかも……しれない。
だからさっき俺は落ち込んだ。とか思っていたのかもしれない。
「でしょう。でも……私達もやたら無闇に任せてるわけじゃないの。あの子や、貴方にはもう、大丈夫と思ったからよ」
「……っ!」
「だから、あなたもあの子から、殴られる覚悟が必要だし、あなたが殴る勇気も必要よ。ちゃんと悪い事は怒らないといけないし、良い事は抱きしめないといけないの」
「難しい、ですね。出来る気がしないです」
「貴方達なら大丈夫よ、私が大丈夫って言ってるんだからっ!」
前のようにぎゅっと抱きしめて、安心させてくれる。
勇気を出せなかった俺でも、いつかは勇気を出す……事が必要になるのだろう。
アンヌを殴る、というのは正直無理だろうけど怒るくらいは頑張るしか無い。普段の怒るのとはベクトルが違うのだろう……
頭を悩ませながらも、文字の勉強に戻る。今度は文字に頭を悩ませることになり、時間は着々と過ぎていった。
その理由として、人の数が思ったより少ないのに、威圧感がすごい。多分、挙式の様な華々しいものよりも、重たい……というか、責任感が伴うものだからだと思う。いや、俺の結婚も責任を伴うものではあるけど、レベルが違ったのだろう。
いつも優しく笑っている国王が、口を一直線に結び、ピリピリとした空気をまとっていた。国王の後ろには大きく光る椅子があり、その前の足元には魔法陣が敷いてあった。
二人で手を繋ぎながら、赤いカーペットの上をゆっくりと歩いて行き、ブーケが立っている場所へと向かう。
肩に手を添え、アンヌに座らされる。多分、アンヌはあの国王が立っていて、魔法陣が下に敷かれている場所で王冠を渡されると、予測できる。
別れ際に顔を見てみたが、さっきの不安そうな顔よりマシだが、まだ心配そうな顔はしている。どうにか出来ないものだっただろうか。さっき抱きしめただけでは、俺はいつも助けられているのに、助けてあげる事はできなかったのかもしれない。
アンヌは魔法陣の上へと向かい、くしゃくしゃと踏み潰して、国王の前に立っていた。
何か話していて、聞き取れないが真剣な顔をしている二人を見て、多分……多分だけど、儀式がもう始まっている。何もしなくていい。とは言われていたが、俺は如何すればいいんだろう、アンヌに此処からでも安心させられないか……と、そわそわとしていると、ブーケが隣に立って、ボソボソと助言してくれる。
「ここでアンヌ王子を見てれば大丈夫ですよ、落ち着かないですよね」
「……そうか、ありがとう」
「何か後不安でしたら、お隣に居ますから、お気軽に……そのにあります飲み物も、飲んで大丈夫ですよー」
目の前に紅茶のポットや、少しのクッキーがあるが、正直食べる気がしない。美味しそうだが、アンヌの表情を見ることに必死で、食べても絶対に味なんてわからないし。
ハラハラと見ていると、国王の手にアンヌが手をかざし、小さいながらも、強い光が放たれていた。
多分、あれは魔力の放出みたいな物だと思うのだが、なぜあんなのをやっているんだろう。
「ガード様、一応あまり直視しないほうがオススメです。麗しい目が痛みますよ」
「ブーケ、あれは一体……」
「アンヌ様の魔力の表しですね、大きければ大きいほど弱く、小さいほど強い。国王として民や妻、子供を守れるような、強い力と、抑える力が無いといけませんから」
「そう、か……あの魔法陣は?」
「国王の魔力を補助するものです。アンヌ王子が補助してしまったら、本当の力ではなくなるので」
つまりは力の証明、のようなものか。結構小さい─朝食べたスコーンくらいの大きさ─なので、相当強いという事なのか。国王の補助という魔法陣にも少し驚く、結構元気に見えたのだが、魔力が弱いということ?それとも、それほど莫大な魔力が必要ということか。
アンヌは手を下ろして、手を胸の前で合わせる。それを見つめている皆の顔も、心配そうな人物から、つまらなさそうな人物、覚悟を決めているような人物が多々居た。
そのアンヌを見て、国王は王冠を持ち、アンヌの頭にそっと数々の宝石が付いた王冠を、被せた。
少しズルズルと動く王冠が、くるくるとした髪の毛を抑え、重たそうにしている。
手を数秒合わせたあと、アンヌはくしゃくしゃと魔法陣を踏み潰し、アンヌが玉座へと進んで、座った時、大きな拍手が全体を包み、アンヌが覚悟を決めた顔をして、笑顔になっていた。
あぁ、国王になったんだ。と、一瞬でわかる。宝石と縁の金で重たそうな王冠は、少しアンヌの頭には大きそうで、謎の違和感が拭えない。
この違和感が拭える日が、いつか来るのだろうか。
いや、そんなことを考えてる暇なんて、ないのかもしれない。それよりも先に王妃としての仕事として、王冠を被った彼と隣になる事があるだろう。つべこべなんて言ってられない……よな。
王妃や国王は、これを乗り越えてきたのだろう。少し後で……話を聞いてみようかな。
「今日からの国王は我が息子アンヌになる、皆もう一度盛大な拍手を!」
俺もパチパチと手を動かして、アンヌを見つめる。この後すぐには会えないのだが─国王の継続の手続きの関係で、少しごたつくらしい─俺も覚悟を決めて、帰ってきたアンヌが何か落ち込んでいたりした時、大きく抱きしめる気持ちでいなければ。
今日の夜だって、待ちに待ってた。なんて言ったらアレだけど、ずっと楽しみにしていたが、疲れたアンヌを無理やり動かすのではなく、お預けにしても仕方ないと思う。
□◇□◇□◇□
あの後の解散は、ブーケに連れられて─ブーケは忙しいらしく、どこかへ行ってしまったが─図書館で、サンドイッチを食べつつ、元……王妃に絵本を読みながら、文字を教えてもらっていた。
紙にペンで教えてもらった、文字を書きながら、聞き心地の良い声で読まれる絵本に、耳を済ませるのは、先程考え詰めていた頭を緩めるのに、とても調度良かった。
図書館には小さなピアノの音楽がかかっており、木の匂いと紙の匂いが、意外と心を休ませつつ、サンドイッチの相方の紅茶も美味しい。
それも合わせて、よしよしと頭を撫でてくれる元王妃につい、さっき考えていた事を相談してしまっていた。
「あの人が国王になった時のお話?」
「……はい、俺はちょっと、不安っていうか、違和感があるっていうか、荷が重そう……って、難しいんですけど」
「そうねぇ、私は割とあの人の事を信頼してたし、あの人がやらかしても、私がぶっ飛ばそうと思ってたし」
「ぶ、ぶっ飛ばそうって……」
「あの人より私の方が力が強いのよ、ふふ」
ニヤリ、と笑う顔が少し恐ろしい。見た目は俺よりよわ、い……と思うんだけど、いざとなれば負けそうだ。
「まぁ、ガードちゃんは優しいからね、そうはいかないでしょうけど……」
ニヤリとした顔ではなく、ニコリと優しい顔に戻り、サンドイッチ─アンヌが言っていたハニーたまごサンドは、元王妃も好きらしい─を頬張って、一息ついてから、俺の頭を撫でてくれる。
「もし、その謎の違和感が拭えなかったら、アンヌを殴る勇気は……必要なのよ?頑張ってね」
「え、それは良いんですか?その、違和感の原因が、分かってないですけど……」
「それは、あの子には国王は早いって思ってるんじゃない?」
「ん……たし、かに……?」
そう言われればそうかもしれない、いや、あいつにそんな器が無いとかではなく、不安そうな顔で、まだ負担は大きいんじゃないかとか思ったのかも……しれない。
だからさっき俺は落ち込んだ。とか思っていたのかもしれない。
「でしょう。でも……私達もやたら無闇に任せてるわけじゃないの。あの子や、貴方にはもう、大丈夫と思ったからよ」
「……っ!」
「だから、あなたもあの子から、殴られる覚悟が必要だし、あなたが殴る勇気も必要よ。ちゃんと悪い事は怒らないといけないし、良い事は抱きしめないといけないの」
「難しい、ですね。出来る気がしないです」
「貴方達なら大丈夫よ、私が大丈夫って言ってるんだからっ!」
前のようにぎゅっと抱きしめて、安心させてくれる。
勇気を出せなかった俺でも、いつかは勇気を出す……事が必要になるのだろう。
アンヌを殴る、というのは正直無理だろうけど怒るくらいは頑張るしか無い。普段の怒るのとはベクトルが違うのだろう……
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