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プロローグ
しおりを挟む転生とは、肉体が生物学的に死を迎えた後に(つまり死ぬと)、非物質的な違った形態(スライムやクモなど)や新しい肉体を手に入れることである
そしてある一人の少年が竹蔵翼は、ごく普通の高校生だった。
ある日通学途中、雲の上から落ちてきたちゃぶ台が、頭上に直撃して亡くなってしまったのである。
なぜ、雲の上からちゃぶ台が落ちてきたのか?
それは、その2分前の出来事である。
「ハァ… 可愛くないにゃーちゃぶ台いらないにゃいから雲の下にぽいしよ 」
「えい 」ヒューーーーーー 上空50kmから落とされたちゃぶ台は、真っ直ぐ竹蔵翼に向かって落ちて亡くなってしまい、「これはやばいにゃー」と思ったイザナミは、竹蔵翼の魂を転生させるために、冥界からイザナミ天領に呼び出した。
「うーん ここはどこだろう? 確か、僕は、空から落ちてきたちゃぶ台に直撃した後… そうか 僕は死んでしまったんだ ついてないなー 本当なら入学式だったのに…」
辺りを見回す翼に、着物を着た猫耳の女性と羽が生えた女性が近づいてきた。
「こんにちは 僕、竹蔵翼って言います ここは、天国ですか?それとも地獄ですか? 」
物怖じしない彼に羽の生えた女性がこう言った。
「ここは、イザナミ天領と呼ばれる神様に与えられた天空の領土です。日本や世界のありとあらゆる神様には天領が与えられるのです。天領の真ん中に天照皇大御神様とゼウス様達などが住む最高神府宮が存在し、世界中の神様たちを管理してらっしゃいます」
そう淡々と説明するこの女性は天使なのかそれとも天女なのか それが気になった。
「なるほど あなたは、天女の方なんですか?」
「はい、そうです 私は、天女の雪と言います
イザナミ様のお母様で在られる天照皇大御神様が創造して頂きました。」
「それにしてふわふわしたところですね」
「それは当然だにゃん 死人だから浮遊してるにゃん そして、君を手違えで殺してしまったは私にゃん」
サラッとカミングアウトしてしまったイザナミ それを聞いて固まる天女の雪 イザナミの首を掴んで振り回す翼のカオスな状況になっていた。
「痛いにゃーん そんなに振り回されると目が回る回る」
「このバカ神がーどう落とし前つけてくれるんじゃ あん?」
と、さっきまで丁寧な言葉で話していた翼の口調を変えるほどのカオスぐらいだった
そして、固まっていた天女の雪が止めに入り、何とか収まったものの、怒りと女性を振り回した罪悪感でゴチャゴチャの感情を抱いく翼の3人は、とりあえず、最高神府宮に向かうことに
そこには、世界中の神様が住んでいて、天照皇大御神に相談し、しっかりとした落とし前をつけさせることで納得させた雪だったが、異世界転生のことは、黙っていたのである。
「最高神府宮までは、約2秒で行けます ポータルがあるので、瞬間移動しましょう」
「はい… さっきは、取り乱してしまってごめんなさい」
「そうにゃーん 死ぬかと思ったにゃん」
「あなたは、黙っていなさい イザナミ様には天照皇大御神様からのお仕置を受けてもらいますから ご覚悟をお願いします(満面の笑み)」
ガタガタガタガタ と震えるイザナミは必死にそれだけはと懇願するも雪にあしらわれるイザナミであった
最高神府宮に着いた翼は、天照皇大御神様にいる本宮にイザナミは、嫌がっていたが最終的に雪によって縛られて引っ張られていくとそこには豪華で広い部屋があって、中に入ると神々しい女性が豪華な椅子に座る若い女性がいた。
「天照皇大御神様、イザナミ様と被害者である竹蔵翼様をお連れいたしました。」
「そうですか ご苦労さまでした 翼さんもうちの母がご迷惑をかけてしまい、申し訳ありません」
「いえいえ(お母さんだったんだ)」
「この件については、落とし前につきましては、私の娘である多紀理毘売命 、|市寸島比売命、多岐都比売命の#宗像三女神(むなかたさんじょしん)とイシス、セトの5人を連れて異世界転生をしてもらいたいと思います。」
「どういうことなんですか?」
「はい、1回死んだ人を現在に転生にさせるのは、出来ないのです それが、神様の掟なのです」
「異世界転生…アニメで見た事はあるけど実在するんですね」
「はい 実在します。 ただ、普通の場合、寿命を全うして死んだ人は、来世の人に 事故で死んだに人も同じく来世の人に 病気などで死んだ人は犬や猫などの動物に転生され、犯罪を犯した人は、地獄に落とされます。ただ今回の場合は、神である私のお母様の手違えによって死んでしまったため、異世界転生させることになりました。」
「それで僕は何に転生されるんでしょうか?」
「あなたは、ユグドラシル諸侯連合公国の魔法使いとして異世界転生してもらいます。もちろん、全てのステータスがMAXの状態とスマホを使えるようにしておきます。それでいつでも連絡出来るでしょう。」
「質問なんですが? そいつはどうなりますか?」
と、イザナミに指を指す翼に対して、天照皇大御神は、こう言った。
「もちろん、翼さんが、転生したところに送ります。」
「なるほど?(荷物と何か勘違いしてない?)」
「メルキオールという賢者に会ってください
「そのメルキオールさんって誰ですか?」
メルキオールとは東方の三博士の一人で、イエス誕生時にやってきてこれを拝んだとされる賢者で王権の象徴であり青年の姿をしている。
「あなたにきっと素敵な姿の転生をしてくださいますよ では、私は、お母様をお仕置きしなければ行けないので、雪の案内で向かってくださいね」
そういってイザナミを引っ張ってどこかに消えていく天照皇大御神であった。
「メルキオールさんは、マギと呼ばれ、ギリシャ語で賢者を表すマゴイとも言われるお方なのです。ゾロアスター教の神官をされていて、異世界転生魔術を使えるただ一人のお方なため、滅多にお会いにはなりませんが、たまに私のところに手紙が来るんですよ」
「なるほど なぜ?ユグドラシルにいるんですか?」
「ユグドラシルにあるミーミルの泉にいるとされる賢い巨人で賢者の神様とも言われるミーミル様にあわれているのですよ」
(懐かしいな 北欧神話の神様か)
「確か、アース神族とヴァン神族が長きにわたる戦争をしてたが、のちに和解して、異族間結婚をしたり、共同統治下っていうお話でしたよね」
「はい、そうですね お詳しい」
「いえいえ 本や歴史書の解読とかしていたもんで超天才中学生って言われてました。歴史一般や医学、物理、数学などのありとあらゆる本を読み漁る生活をして、たまに開発、研究して特許を取得したりして生計を立ててましたね。」
生前の竹蔵翼は、世界でも日本でも有名な超天才発明家にして、特許取得数のギネス記録や医学の発展に大きく貢献し、最年少でのノーベル医学・生理学賞を貰うなどの世界の歴史を塗り変える偉業を達成していたのである。
「おぅ それは、なんか色んな闇がありそうですが触れないようにしておきましょう」
そう言う風に話していると、メルキオールがいるミーミルの泉に到着
「ここがミーミルの泉ですね 私も始めて入ります」
「そうなんですか!? 大丈夫かな」
そう思いながらドアのノックして開けてみると、大きい泉に3mぐらいの男の人と160cmぐらいの男の人がお酒を飲みながら|宴(うたげ)を楽しんでいた。
「ちみが、ういぅ イザナミに殺されちゃったっていう子 ういぅ(お酒飲んだ時のしゃっくりの音のつもり)」
「可哀想にね まだ若いのに」
「ここで異世界転生をさせて頂けると聞いたんですがー」
大きい声でそういうと「出来るよ 僕に任せて」
「どんな世界なんでユグドラシル諸侯公国連合が支配する世界は?」
ユグドラシル諸侯公国連合は、40の帝国、40の王国と1000もの諸侯公国と呼ばれる貴族が統治する国があり、全てが絶対君主制又は絶対王政と絶対領主制の二つがある。人間族、獣人族、蛇人族、#龍人族__りゅうじんぞく_#、オーク族、コバルト族、鬼神族、精霊族、エルフ族、ダークウルフ族、ホワイトウルフ、黒狐族、白狐族、巨人族、ケンタウロス族、ラーガルフリョゥトルムリン族(首長竜族)、ユニコーン族(白馬族)、ペガサス族(神馬族)、ホムンクルス族(人造人間族)、神族の20種族以上の種族が存在していて、最も多い種族が人間族なのである。
この世界の通貨は、統一されており、ユーレフットと呼ばれる金貨とユーレアグルムという銀貨の二つで構成されており、1金貨 日本円にして約100万円、1銀貨は約20万円となっている。これは1年間に何回か価格変動が起こり、不安定な通貨なため、庶民では、物々交換が主流
である。
「一応のユグドラシルについての説明は、以上かな 天照皇大御神ちゃんが連絡して詳しいこと説明してくれるはず」
「分かりました。じゃあ異世界転生へレッゴー」
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