異世界陸軍活動記

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精鋭部隊

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 召喚獣ニュートンの重力攻撃により、空に舞いあげられた命、草木や虫、それに兵士達がその攻撃魔法の効果を終え、地面に向けて落下してくる。

 俺とニュートンの頭の上には『土』魔法で作った傘がある、ニュートンは一度魔法を発動させるとクールタイムがあり、その間は殆ど動くことも、魔法陣に戻る事も出来ない。

 ドン!
 という音と何かが弾ける音が傘の上から聞こえた、これは木だろう。こうして守っておかないとニュートンがダメージを受けてしまう。

 ドサッ!
 落下した物がへばりつくような音、多分これは‥‥‥兵士だろうか?

 そして舞い上げられた命が一斉に地上に落下し血や肉へと変わる。いくつもの木々や兵士達、比較的俺達の近くに落下した者が地面に衝突した際、その衝撃で土が吹き飛び俺の体や顔にぶつかり、思わず目を閉じる。
 音が止んだ瞬間土で作った傘を消し、即座にニュートンを戻しコスモを再び呼び出す

「撤収、撤収!」
 このままいたら敵に囲まれてる、ここからすぐに逃げ出さなければならない。
 コスモにまたがりすぐに急上昇、上に視線を向けるとそこには落下を免れた者、『風』魔法を使えることにより、何とか生き残る事が出来た者達がスピードをを殺して落下してくる

「7人?」
 パッと見ただけで7人の兵士を確認、即座にその7人に対し『雷』魔法を放った

「そらっ!」
 どの魔法よりも攻撃速度の速い『雷』魔法は、一瞬で相手を捉える、焦った様な声が聞こえてくるが、その内の一人は同じく『雷』魔法を使えたのか上手く相殺していた。
 回避出来た者が一人いた事も確認、その他は全て直撃し、『風』魔法を使い落下していた事もあり、俺の放った『雷』魔法とぶつかり爆発を起こしていた。

 そして爆発した直後、落下する兵士達と上昇するコスモが交差する。

 この急に起きた出来事に対処するのに精いっぱいだったのか、敵兵からの攻撃は無かった。
 敵兵の一人と目が合ったが、大きく目を見開き俺とコスモを見ていた。

 落下していく敵兵を目で追ったが、一人だけ爆発の余波で魔法のコントロールを失ったのか、それともダメージを失ったのかは分からないが、そのまま地面に激突していた。
 高さ的に命までは失わないだろうが、あれでは重傷は間違いないだろう、その他の兵士達は何とか着地出来たようだった。
 激戦地で戦っている兵士達だけあって、練度も高い者達ばかりのようだ、急な攻撃にも何とか順応していた。
 少しの間が空き、地上からの攻撃が俺に向かって襲ってきたが、命中させるのには困難な場所にまで上昇している、時折進路を変えて向かってくる魔法もあるがそれを難なく躱す

「結構ギリギリだったな‥‥‥」
 もう少し上昇するのが遅かったら、俺も少し危うかったかもしれない。
 不意打に近いやり方で敵の後方の隊をかく乱する事が出来たとは思う、とは言っても後方の部隊の一部に穴を開けたくらいなので、この後敵はどうするか‥‥‥

 ハルツール軍の拠点に向け移動しようとすると、敵部隊から信号弾が上がった
「撤退‥‥するのか?」
 信号弾が上がると同時、味方拠点を攻めていた敵前衛の部隊が撤退を開始する

「うーん、ハルツール軍が砦の外に出てきたな、追い打ちをかけるのかな?」
 だったら俺も上空から仕掛けようか

 上空に敵竜翼機がいないのをもう一度確認し、弓を取り出す、矢筒も同時に出しその中から一本の矢を掴む、横に射るなら不安が残るが、真上から射る分には大丈夫だろう、なんせ落とすのと同じだし。
 
 弓を構え狙いを定め、矢筒に残っている矢全てに『追尾』魔法を掛ける、追尾の精度はバラバラに‥‥‥
 精度を高める程その通りの軌道を描くが、その設定を緩くした場合、矢を雨のように降らす攻撃が出来る。
 
 ニュートンの攻撃で落下した敵兵に駆け寄る者達がいる、撤退前に遺体を回収しようとしているのか、それとも命がある者達を助けようとしているのか?

 俺はその場所に集まる敵兵達に狙いを定めた。
 目一杯弦を引いた後、矢を放った。

 矢が弓から放たれると、矢筒から次々にその後を追って行き矢の雨が地上に降り注ぐ

「おまけで」
 魔力をかなり込めた『土』魔法を使い、土から石並みの硬さに変える、更に『硬化』を付与した塊を次々に上空から落としていった。

「次々いくよー」
 敵前衛部隊に攻撃すると、自軍の兵に当ててしまいそうなので、後衛の部隊に集中して魔法を放つ、土埃が舞い下の状況がよく分からないが、動いている者達を狙い集中的に魔法を放った。
 






 ◆◇◆

「様子を見に行っただけじゃなかったのか?」

 マシェルモビア軍が完全に撤退した後、そのままハルツールの砦に移動した。そこにはエクレールが到着しており、彼女を見つけた俺はエクレールの元に降り立った。
 そして開口一番の言葉がそれだった

「そのはずだったんだけどさ、何となくやれそうな気がしたんだよ」

 何故だか怒っているような顔のエクレール
「やれそうな気がした‥‥ではすまないだろう、上空から何やら落としていたみたいだが、あれは敵兵のど真ん中だったろう?」

「位置的にはど真ん中だけど、高さ的にはかなり離れていたよ? それにニュートンの力を試してみたかったし」
 新しい武器を手に入れたから殺してみたい‥‥までは言わないけど、試してみたいじゃない?

「ふぅ」と軽くため息を吐かれ
「隊長の実力は分かっているつもりだ、私もそうやって助けられたりしたからな」

「?‥‥ ! ああ、あのお漏らしの━━」
「それは言わないでくれ!」

 恥ずかしさなのか、それとも大きな声を出したせいだろうか? エクレールの顔が瞬間的に真っ赤に染まる。
 一瞬で顔を赤く出来るエクレールは正直凄いと思う、普通は急に顔の色なんか変わらないのに‥‥
 多分いつも姿勢の正しい彼女だからこそなんだろう、血行が良いに違いない、俺もあの姿勢の正しさは見習いたいものだ。

「な、何にせよ隊長にもし何かあったらソル‥‥他の皆に何と言ったらいいか」

「あー分かった分かった気をつけるよ(棒)」

「その返事は適当過ぎないか?」

 何て言われたが、何やら注目を集めている、ガヤガヤと周りが騒がしい、

「ハヤト! ハヤトじゃないか!」
 その時俺の名前を呼ぶ声、誰かな? と思い呼ばれた方向を見ると1人の男性兵士

 ‥‥‥‥だれ?

 ‥‥あっ!
「先輩!? 先輩じゃないですか!」

「覚えててくれたのかい? 久しぶりだね」

「忘れるわけないですよ、お久しぶりです」

 一瞬誰だか分からなかったが、この男性は軍学校の上級生でもあったカップル先輩だった。実は顔も忘れていたんだけど、今見て思い出した。
 同じ召喚者の先行隊だったカップル先輩の男性の方、常に同じ先行隊だった彼女と一緒に行動していた。
 よく話しかけてくれていたが、その彼女とのやり取りも同時に見せられるという、独り身の者には目の毒にもなる先輩だった。

「やっぱりハヤトだったか、飛び回る姿を見て絶対そうだと思ったんだよ、来るとは聞いていたけど本当に来てくれるとは思ってなかったよ」
 カップル先輩は軍学校の時と変わらず、爽やかな笑顔を見せてくれた。

「君の活躍も聞いてるよ、破壊の一族の隊長になったんだって!? 凄いじゃないか! 召喚者で隊長ってだけでも快挙なのに!」

 捲し立てるように話続ける先輩に
「ええ」とか「はい」ぐらいしか言葉を挟めずにいる中

「私にも紹介してもらえないかな?」
 先輩の後ろから少し低い声がした

「あっ隊長」
 先輩の所属する隊長らしい
「軍学校時の後輩だったハヤトです」

 隊長と呼ばれた男性の階級は少尉の印、胸には中隊長のバッチが輝いていた。

「ハヤト分隊、隊長のウエタケ・ハヤトです」
 先輩に紹介されたのでそのまま自己紹介する

「私はリクレク中隊隊長のカシ・ヒタミア、あの有名な竜騎士と一緒に戦えた事を光栄に思う、先程の攻撃、実に見事だった。おかげでこちらは大した犠牲も無く撃退出来たよ」

 リクレク中隊と言った所で、視界の隅にいたエクレールが姿勢を正したように見えた

「たまたま不意打がうまくいっただけですから」

「不意打でも素晴らしかったよ、流石竜騎士と言われるだけある」

 ‥‥‥‥あれ? 褒められているよね? もっと褒めて欲しい

「隊長、まずは先に到着の報告をすべきでは」
 エクレールの言葉に「ああ! そうだった」と思い出す、いつもタクティアに丸投げしていたので忘れていた。
 この報告、忘れるとかなり怒られる。
 軍にしては結構緩い陸軍だが、到着の報告に関してはかなりうるさい、タクティアがいない時に報告を忘れた事があったが、その時はかなり怒られた。

「おっと、報告の邪魔をしてしまったか、それはすまなかった」
 カシ・ヒタミア中隊長は顔を近づけ
「ここもうるさいからな‥‥」
 小さな声で呟いた。

「それでは後処理があるので私も失礼する」
「ハヤト、後で時間を取って欲しい、話したいこともあるしね」

 カシ中隊長と先輩はそう言い残し、その場を離れる、そして俺も挨拶に向かわなきゃと思いそちらに向かう
「‥‥‥エクレールは何で付いてくるの? 一緒に報告するの?」
 別に来なくてもいいのにエクレールが何故か付いてくる

「隊長は何も思わなかったのか? あのリクレク隊だぞ!」

「部隊の名前と隊長の名前が違うと思ったよ」

「それもそうだがそっちではない、リクレク隊だ! リクレク隊!」
 興奮しているらしく、時折唾が飛んでくる。
 唾を掛けられて喜ぶような上級者ではないので、勘弁してもらいたい、顔に掛かった唾をあからさまに拭いたらエクレールがショックを受けそうなので、バレないように『洗浄』を使いキレイにする

「有名な部隊だった?」

「知らないのか!」

「知らない」

「何故知らないのだ!」

 え? 怒られてる?


 ・・・・

 ・・・・


  一方、その場から離れたカシ・ヒタミアはその顔に笑みを浮かべていた

「中隊長、なにやら嬉しそうですね」

「もちろんだ。普通はリクレク隊の名を聞けば誰だって顔色を変えたり、何かしらの反応を示すものだが‥‥あの竜騎士、眉の一つも動かさなかったからな、お前の言った通り大物だ」

「そうでしょう? 軍学校の頃から神経は太かったですから、しかも実績もあるし」

「うん、破壊の一族が一緒じゃないのが残念だが、彼一人だけでも今は助かる。この砦の雰囲気も彼のおかげで変わりそうだからな」

 この砦を落とされた場合、ハルツールはマシェルモビアに対し奥深くまで侵入を許してしまう事になる。リクレク隊は砦を死守するため、大陸東部の東側から急遽招集された。
 しかし、敵の攻撃は激しく、リクレク隊が加わっても死守は難しかった。 
 日に日に落ちていく士気に対し、リクレク隊の隊長でもあるカシ・ヒタミアはその心に焦りを浮かべていた所だった。
 そんな中、現代の竜騎士と言われたハヤト隊がこの砦に来ると聞いた時、砦を死守する全兵士が歓喜した。 
 現に先ほどの戦闘でその力を存分に見せてもらい、今、砦の兵士達の士気は最高潮にある

「実際助かりましたね」

「正直我々でも不安だったからな、助かったよ‥‥本当に助かった」






 ・・・・

 ・・・・

「へぇー、凄いんだね」
 感心するよ

「凄いという言葉以上なのだ、名誉なんだ、何故隊長はそう簡単に言える!?」

 最初怒られているのかと思ったが、どうやら興奮してるだけらしい
 なんでもリクレク隊というのは、その初代隊長の名がリクレクと言う人で、その名を代々受け継いでいるとの事、そしてこのリクレク隊はハルツールで最も輝かしい戦績を残す部隊だそうだ。

 常に最前線で戦い、数々の勝利を収めてきた。つまりこの部隊がいるという事は勝利したものと同等と思われるらしい。その部隊と一緒に戦えることは軍人としての名誉に尽きると。

 つまりカップル先輩は超エリートという事になる、凄いねぇ‥‥でもね、エクレール
 
「名誉‥‥なるほど、それは何かい? 破壊の一族の部隊よりも名誉なのかい?」

「えっ‥‥あ、それは‥‥」

「分かった、ここが終わったらソルセリーにそう言っとくよ」

「いやいや! 待ってくれ隊長!」

「なんなら着任の報告をしたらすぐにタクティアに連絡を━━」

「まて! 待ってくれ! それだけは止めてくれ!」

 ソルセリーに頭の上がらないエクレールは、必死になって俺を止めようとする、それを知っている俺は面白がってやっているだけだったりする。
 が、ここで一つ気が付いたことがある、今、ハヤト隊はソルセリーがいないので破壊の一族の部隊ではない、という事は

「ねぇエクレール」

「な、何だ! 何でもするから勘弁してくれ!」

 な、何でも! 
 は、置いといて。
「今は破壊の一族の部隊では無くなったんだけどさ、給料減るね」

「‥‥‥」
「‥‥‥」

「あっ!」

「支払いとか大丈夫?」

 エクレールは何やら高い住宅ローンを組んでいるらしく、生活が結構厳しいらしい、贅沢をしなければやっていけるらしいが‥‥‥

「チョコレート、大人買いしなければ良かったね」

「そう‥‥だな」
 女性だから色々欲しい物とかあるだろうに、俺もデュラ子がいるから分かる、女はやたらと金を使う。

「ちゃんと返してくれるならお金貸すからね」

「その時は頼む‥‥」

 あれほど興奮していたエクレールは、見事なまでに落ち込んでしまった。

「隊長、チョコレートを出してくれないか? 酒入りの奴を」
 その佇まいからはいつもとは違う哀愁を感じた。
 
 酒に溺れたい気分のときもあるのだろう、俺はチョコレートを取り出す為ラグナを呼び出した。






 ◆◇◆◇

 着任の挨拶も終えた。
 正式な着任は明日からになっているので、働いている他の者達には悪いが、まずはこの砦と周辺を確認することにした。
 元々は大陸東部・西側地区の最前線の砦の一つの為、規模は大きい方になる。しかし、マシェルモビアの攻勢が激しく、砦には改造工事を施されているが、戦闘があまりにも多いため工事は遅れている、補修箇所も多いし、工事は中々終わらないだろう。
 
 そして砦の外、そこにはかなり悲惨な状況にあった。
 いくつもの攻防の後があるのは分かるが、悲惨なのはそこら中に兵士の遺体が散乱しているのだ。
 そのほとんどは敵兵の物だろう、こういった場合この砦を守るハルツールが遺体を回収するのだが、その回収が追い付かずこうして放棄されている。
 今年に入り一度、この砦付近だけ一時休戦し、マシェルモビアの兵士達が遺体を回収に来たようだが、それでもまたこの遺体が増えてしまった。

 俺はそのまま召喚獣で攻撃した場所に行って見る、土埃が立ち込めその時は良く見えなかったが、地上から見るとそれはかなりの惨劇だった。
 まっとうな人の形を残している者は少なく、そのほとんどが体のどこかを失っていた。
 自分でした事だが、少しだけ胃液が込み上げてくる、そうなるのは自分がまだ正気で居られているからだろうか?
 これに慣れてしまい、普通の考えが出来なくなってしまえば
「ヒャーッハッハッ! 消毒だぁぁぁ!!」
 なんて笑うようになるのか? 自分はそうはなりたくない

 そう考えながら見ていると、ふと視線を感じ、そちらに振り返った。
 そして目が合う、そのマシェルモビアの兵士は目を見開き俺を見ていた。だたその兵士の体には穴が開いており、既に息絶えていた。

「そうか‥‥お前も死んだのか」
 あの時空中で目が合った兵士、その時と同じ顔で亡くなっている。

 『収納』から遺体を保管できる棺桶を取り出し、その敵兵を中に入れた。何か身分を証明できる物がないか確認した所、首に掛けられているタグから、『カーダ』という氏である事が分かった。

「カーダか‥‥‥200人の勇者の一人がそんな氏をもってたような、お前も勇者の末裔なのか?」

 かつてグラースオルグと戦ったとされる勇者達、この棺桶の中にいる兵士もその末裔の一人だったのかもしれない。
 棺桶を回収し砦の方へと足を進めた









 ◆◇

 その頃マシェルモビアでは、ハヤト隊が大陸東部、西側地区の砦に配属になった事が知らされ、その直後、実際に目撃された。

 グースと言われるウエタケ・ハヤト、その者に殺された者は魂まで喰われ再び生まれ変われることは無いとされている。
 その事を知ったマシェルモビアの兵士達は皆、悲壮感を漂わせた。特にそのグースがいる砦を攻略しようとしている部隊には最悪の報告だった。
 ただでさえ死傷率が高いあの砦の攻略、遺体さえ回収してもらえない場所に赴かなければならない兵士達の士気は、下がりに下がった。

 しかし、その中で一人歓喜する者がいた。
 グースがいると思われていたパルドラ要塞は、あまりにも堅固な要塞の為、攻略不可とされていたが、今度は別の砦にグースが移っている。
 そしてその砦は今まさにマシェルモビアが落とそうとしている砦の最重要攻略箇所に当たる、その事を知った一人の兵士は、すぐさま部隊の移動の申請をした。
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