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辞めるつもり
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かつて国を救った英雄と言えど道を踏み外し、国もしくは民によって裁かれる事がある。
それはその者の行いにもよるが、時には妬み嫉妬もしくは不要になったという理由だけで処刑される。それでも裁く側にまだ人の心が残っているならば、誰も入ることが出来ず、外に出れないような場所に閉じ込められ、そこでひっそりと人生を閉じる事もある
6万の大軍に1人で立ち向かい、味方を逃がし英雄になったウエタケ・ハヤトだったが、ハルツールの首都サーナタルエに戻ったその日の内に、完全に魔力を封じられる檻の中に投獄されていた。
その中で彼は考える、どうして自分がこのような目に遭わなければならないのか? と‥‥‥
◆◇◆◇
俺があの日マシェルモビア兵に立ち向かってから5年が過ぎていたそうだ。
大きな傷を負った俺は、暫く深部で傷を癒しつつ、たまにマシェルモビア本国に入り込んでいた。そして帰って来てみれば、大陸中部ハルツール緩衝地帯の東よりの地区にも関わらず兵士同士が戦っているのが見えた。
どうしてここにマシェルモビアの兵士がいるのだろうと少し考えてしまったが、ふと見覚えのある杖を持つ者が今にもやられそうだったので急降下したのだが‥‥‥
杖を渡したはずのノース・ビベルではなく、知らない男がその杖を持っていた。直ぐに軍学校の後輩であるドルバだという事が分かったが、普通の髪型で眉毛の生えているドルバはまるで別人だった。
何となく落ち着かずよそよそしい態度になってしまった俺の気持ちを察し、ドルバはその場で眉毛をそり落としていた
ドルバが何故俺が作った杖を持っているかを聞き、どういった経緯でその杖を手にしているのかを知った。
そうか‥‥ノースが死んだか
俺の部隊からも死者が出るだろうとは思ってはいたが、実際にその事を聞いてしまうと何とも言えない気持ちになる。
ハルツールにたどり着けたのは約300人程度で、その中にドルバと同じ軍学校の後輩でポンドラスとユーロスはいなかった
欧米ズの中で唯一生き残ったドルバはその後、ノースの妻だったマースと結婚し、ノースの子供と3人で暮らしていると聞いた。
ノースに渡した杖をいつかは返してもらおうと思っていたが、ノースの形見として持っていると言われてしまうと返してと言える雰囲気ではなかった。
まぁ、それはいいだろう、それにしても‥‥‥たった300人程しか生き残れなかったのか。
出発する時には1万人以上いたのにハルツールに戻れたのはたったそれだけ、大陸西部の深部は集団で横断するには過酷だったのだろう
そうだ‥‥‥
「ソルセリーはどうした?」
最も重要な事がある、俺があの場所に残ったのはソルセリーの身代わりとして残っている。もしソルセリーが帰れなかったとしたら自分は一体何のために、となってしまう
「大丈夫っす、破壊の一族は無事に本国に戻る事が出来てるっす」
「そうか」
よかった‥‥俺が残ったのは無駄ではなかったみたいだ
「今は軍を退役してて、先輩の部隊だった人と結婚して子供も1人生まれたそうっすよ、先輩その人に先輩のお気に入りの刀渡しましたよね? その人っす」
相手はライカだな、アイツも無事に戻れたか‥‥俺の言ったことを最後まで守り通したんだな。しかも子供がいるとか
「先輩なんだかホッとしてないっすか?」
「普通するだろう、ソルセリーも生き残って血も次に繋いだんだし」
「いやぁ‥‥先輩なんか色々と噂があったじゃないですか、ほら‥‥ソルセリー絡みで‥‥」
何だよその噂、何の噂だよ
「その絡みの噂はただの噂。それ以上の事は無いよ、誰だよ、その変な事広めたやつ」
「あっ、はぁ‥‥そすか」
とは納得はしたものの、ドルバはそれでも少し思う所があったらしく
「でも先輩、ソルセリーって美人じゃないですか? 育ちがよくて家柄もいいし‥‥先輩としてはもったいないとは思わないんすか? 先輩にぞっこんだってみんな知ってましたよ」
全くこの子は‥‥しょうがないな、まったくまったく
「あのねぇドルバ、美人で家柄が良かったらお前はその女性を好きになるのかい?」
「それはもちろん━━‥‥‥‥‥‥そうでもないっすね」
多分今嫁のマースの事が頭をよぎったんだろう、一瞬肯定しそうになって否定した。
人の嫁の事をとやかく言わないが、マースが育ちがいいと言われたら俺は疑問だ。筋肉的には物凄く育ちはいいが
「そうだろ? 心と心が通じ合える相手こそ好きになるんだ」
「先輩それ言ってて恥ずかしくないっすか?」
「全然? 恥ずかしくなるんだったらその人はそんな経験が無いからだよ、可哀そうに‥‥‥」
久しぶりの後輩との会話でつかの間の安らぎを感じていたが、ソルセリーとライカ、それとノースの事は聞いたが、それ以外の隊員の事は聞く事が出来なかった。
聞けばドルバは教えてくれただろうが、ノースの死亡、そしてポンドラスとユーロスの事を聞きそれ以上は怖くて聞く事ができなかった。
他の隊員は生きていて欲しいが、その内嫌でも聞く事になるだろう
ドルバのいる部隊は、死者は辛うじて出なかったものの、負傷者が出ているので拠点としている砦に戻る事になった。俺はここから近い移転門に向かいそのまま首都のサーナタルエに戻っても良かったのだが、心配だったのでそのままドルバのいる部隊と一緒に帰還する事にした。
帰還中に聞いたことだがハルツール側は今、大敗に大敗を続け、移転門一つと都市2つが陥落していたと聞かされた。
俺がいない間にそこまで押されていた事に驚いたのだが、それでこの場所にまでマシェルモビア兵がいたのかと同時に納得する
どうやら本当に不味い事になっている様だ。でも軍を辞める予定の俺にはもう関係のない話なんだけどね。
俺はこれからどこか田舎にでも移り住んでスローライフというものをしてみたいんだよ。正直もう疲れたし、あとは有り余る稼いだお金を使って楽に生きたい。
かなり頑張ったよね俺? だったらいいじゃない
という気持ちで帰ってきたのだが‥‥今のこの状況ではそれも怪しくなってきた。
拠点としている砦に付いた時にはドルバのトコの隊長さんが連絡を入れていたらしく(当然撤退するなら連絡は入れるんだけど)、砦に着くなりハルツールの旗を持った兵士が両サイドに並び、出て来れる兵士は全てそこに整列していた。
ビシッとした姿勢で俺を含むドルバの部隊は向かい入れられ、『随分と大事にされているんだな、ドルバの部隊は』と思ったのだが、そこの建設中の砦で一番偉い方が
「よくぞ戻って来られました!」
と、俺に向かって言って来た。中には泣いている人もおり━━
あっ、これは不味い
と感じた。ドルバが「帰ったら凄い事になるっすよ!」と言っていたが‥‥‥
ホントに凄いよ、この流れだと軍を辞めるとか言えない雰囲気だよ、完全に逃げ場を閉じられる前に先に辞表を出そう。
軍を辞め辛くなる前に!
そのためには一刻も早く軍本部に出向き
「辞めます!」
と言わなければならない
善は急げとドルバに「また今度ね」とお別れを言い一番近い移転門を目指そうとしたが‥‥‥
「待って欲しい2日後に迎えが来るからそれまでここにいてくれ、竜騎士に一人で向かわせる訳にはいかない」
と言われてしまった
「我々にはこれしか出来ないがあなたはこの国の英雄だ、せめてサーナタルエまで送らせてくれ」
偉い人にそう頭を下げられ、そうするしかなくなってしまった
いえいえ結構ですと何度も断ったが、どうしてもどうしてもと言われてしまってはしょうがない
それで2日後、迎えが来た
「これは‥‥‥ぁ」
「凄いっすね先輩、あの竜翼機って政府専用の奴じゃないですか」
迎えに来た竜翼機は自分達が普段見慣れている中型機ではなく、政府専用の豪華な竜翼機だった。
普段、ハルツール政府の偉い方立ちは殆どサーナタルエにおり、移動も移転門があるので専用の竜翼機など使わないのだけれど、それでも一応という事で存在している。
その竜翼機が機体の先っちょにハルツールの旗を掲げてやってきてしまった
機体の中からこれまたピシッとした恰好の官僚さんが降りて来て中に案内される。機内はとてつもなく広々しており、小さなバーなども併設されている。そこで飲み物や軽い食事などもとれるそうだ。
これでサーナタルエまで戻るらしい
いや! 移転門使った方が早いじゃん!
と思ったが、普通こんな政府専用の竜翼機など乗る機会が無いだろうという事で、特別にサーナタルエまで飛んでくれるらしい
とても良い迷惑であった
機体の外で手を振るドルバを尻目に竜翼機は首都のサーナタルエへと飛び立った
それはその者の行いにもよるが、時には妬み嫉妬もしくは不要になったという理由だけで処刑される。それでも裁く側にまだ人の心が残っているならば、誰も入ることが出来ず、外に出れないような場所に閉じ込められ、そこでひっそりと人生を閉じる事もある
6万の大軍に1人で立ち向かい、味方を逃がし英雄になったウエタケ・ハヤトだったが、ハルツールの首都サーナタルエに戻ったその日の内に、完全に魔力を封じられる檻の中に投獄されていた。
その中で彼は考える、どうして自分がこのような目に遭わなければならないのか? と‥‥‥
◆◇◆◇
俺があの日マシェルモビア兵に立ち向かってから5年が過ぎていたそうだ。
大きな傷を負った俺は、暫く深部で傷を癒しつつ、たまにマシェルモビア本国に入り込んでいた。そして帰って来てみれば、大陸中部ハルツール緩衝地帯の東よりの地区にも関わらず兵士同士が戦っているのが見えた。
どうしてここにマシェルモビアの兵士がいるのだろうと少し考えてしまったが、ふと見覚えのある杖を持つ者が今にもやられそうだったので急降下したのだが‥‥‥
杖を渡したはずのノース・ビベルではなく、知らない男がその杖を持っていた。直ぐに軍学校の後輩であるドルバだという事が分かったが、普通の髪型で眉毛の生えているドルバはまるで別人だった。
何となく落ち着かずよそよそしい態度になってしまった俺の気持ちを察し、ドルバはその場で眉毛をそり落としていた
ドルバが何故俺が作った杖を持っているかを聞き、どういった経緯でその杖を手にしているのかを知った。
そうか‥‥ノースが死んだか
俺の部隊からも死者が出るだろうとは思ってはいたが、実際にその事を聞いてしまうと何とも言えない気持ちになる。
ハルツールにたどり着けたのは約300人程度で、その中にドルバと同じ軍学校の後輩でポンドラスとユーロスはいなかった
欧米ズの中で唯一生き残ったドルバはその後、ノースの妻だったマースと結婚し、ノースの子供と3人で暮らしていると聞いた。
ノースに渡した杖をいつかは返してもらおうと思っていたが、ノースの形見として持っていると言われてしまうと返してと言える雰囲気ではなかった。
まぁ、それはいいだろう、それにしても‥‥‥たった300人程しか生き残れなかったのか。
出発する時には1万人以上いたのにハルツールに戻れたのはたったそれだけ、大陸西部の深部は集団で横断するには過酷だったのだろう
そうだ‥‥‥
「ソルセリーはどうした?」
最も重要な事がある、俺があの場所に残ったのはソルセリーの身代わりとして残っている。もしソルセリーが帰れなかったとしたら自分は一体何のために、となってしまう
「大丈夫っす、破壊の一族は無事に本国に戻る事が出来てるっす」
「そうか」
よかった‥‥俺が残ったのは無駄ではなかったみたいだ
「今は軍を退役してて、先輩の部隊だった人と結婚して子供も1人生まれたそうっすよ、先輩その人に先輩のお気に入りの刀渡しましたよね? その人っす」
相手はライカだな、アイツも無事に戻れたか‥‥俺の言ったことを最後まで守り通したんだな。しかも子供がいるとか
「先輩なんだかホッとしてないっすか?」
「普通するだろう、ソルセリーも生き残って血も次に繋いだんだし」
「いやぁ‥‥先輩なんか色々と噂があったじゃないですか、ほら‥‥ソルセリー絡みで‥‥」
何だよその噂、何の噂だよ
「その絡みの噂はただの噂。それ以上の事は無いよ、誰だよ、その変な事広めたやつ」
「あっ、はぁ‥‥そすか」
とは納得はしたものの、ドルバはそれでも少し思う所があったらしく
「でも先輩、ソルセリーって美人じゃないですか? 育ちがよくて家柄もいいし‥‥先輩としてはもったいないとは思わないんすか? 先輩にぞっこんだってみんな知ってましたよ」
全くこの子は‥‥しょうがないな、まったくまったく
「あのねぇドルバ、美人で家柄が良かったらお前はその女性を好きになるのかい?」
「それはもちろん━━‥‥‥‥‥‥そうでもないっすね」
多分今嫁のマースの事が頭をよぎったんだろう、一瞬肯定しそうになって否定した。
人の嫁の事をとやかく言わないが、マースが育ちがいいと言われたら俺は疑問だ。筋肉的には物凄く育ちはいいが
「そうだろ? 心と心が通じ合える相手こそ好きになるんだ」
「先輩それ言ってて恥ずかしくないっすか?」
「全然? 恥ずかしくなるんだったらその人はそんな経験が無いからだよ、可哀そうに‥‥‥」
久しぶりの後輩との会話でつかの間の安らぎを感じていたが、ソルセリーとライカ、それとノースの事は聞いたが、それ以外の隊員の事は聞く事が出来なかった。
聞けばドルバは教えてくれただろうが、ノースの死亡、そしてポンドラスとユーロスの事を聞きそれ以上は怖くて聞く事ができなかった。
他の隊員は生きていて欲しいが、その内嫌でも聞く事になるだろう
ドルバのいる部隊は、死者は辛うじて出なかったものの、負傷者が出ているので拠点としている砦に戻る事になった。俺はここから近い移転門に向かいそのまま首都のサーナタルエに戻っても良かったのだが、心配だったのでそのままドルバのいる部隊と一緒に帰還する事にした。
帰還中に聞いたことだがハルツール側は今、大敗に大敗を続け、移転門一つと都市2つが陥落していたと聞かされた。
俺がいない間にそこまで押されていた事に驚いたのだが、それでこの場所にまでマシェルモビア兵がいたのかと同時に納得する
どうやら本当に不味い事になっている様だ。でも軍を辞める予定の俺にはもう関係のない話なんだけどね。
俺はこれからどこか田舎にでも移り住んでスローライフというものをしてみたいんだよ。正直もう疲れたし、あとは有り余る稼いだお金を使って楽に生きたい。
かなり頑張ったよね俺? だったらいいじゃない
という気持ちで帰ってきたのだが‥‥今のこの状況ではそれも怪しくなってきた。
拠点としている砦に付いた時にはドルバのトコの隊長さんが連絡を入れていたらしく(当然撤退するなら連絡は入れるんだけど)、砦に着くなりハルツールの旗を持った兵士が両サイドに並び、出て来れる兵士は全てそこに整列していた。
ビシッとした姿勢で俺を含むドルバの部隊は向かい入れられ、『随分と大事にされているんだな、ドルバの部隊は』と思ったのだが、そこの建設中の砦で一番偉い方が
「よくぞ戻って来られました!」
と、俺に向かって言って来た。中には泣いている人もおり━━
あっ、これは不味い
と感じた。ドルバが「帰ったら凄い事になるっすよ!」と言っていたが‥‥‥
ホントに凄いよ、この流れだと軍を辞めるとか言えない雰囲気だよ、完全に逃げ場を閉じられる前に先に辞表を出そう。
軍を辞め辛くなる前に!
そのためには一刻も早く軍本部に出向き
「辞めます!」
と言わなければならない
善は急げとドルバに「また今度ね」とお別れを言い一番近い移転門を目指そうとしたが‥‥‥
「待って欲しい2日後に迎えが来るからそれまでここにいてくれ、竜騎士に一人で向かわせる訳にはいかない」
と言われてしまった
「我々にはこれしか出来ないがあなたはこの国の英雄だ、せめてサーナタルエまで送らせてくれ」
偉い人にそう頭を下げられ、そうするしかなくなってしまった
いえいえ結構ですと何度も断ったが、どうしてもどうしてもと言われてしまってはしょうがない
それで2日後、迎えが来た
「これは‥‥‥ぁ」
「凄いっすね先輩、あの竜翼機って政府専用の奴じゃないですか」
迎えに来た竜翼機は自分達が普段見慣れている中型機ではなく、政府専用の豪華な竜翼機だった。
普段、ハルツール政府の偉い方立ちは殆どサーナタルエにおり、移動も移転門があるので専用の竜翼機など使わないのだけれど、それでも一応という事で存在している。
その竜翼機が機体の先っちょにハルツールの旗を掲げてやってきてしまった
機体の中からこれまたピシッとした恰好の官僚さんが降りて来て中に案内される。機内はとてつもなく広々しており、小さなバーなども併設されている。そこで飲み物や軽い食事などもとれるそうだ。
これでサーナタルエまで戻るらしい
いや! 移転門使った方が早いじゃん!
と思ったが、普通こんな政府専用の竜翼機など乗る機会が無いだろうという事で、特別にサーナタルエまで飛んでくれるらしい
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