剣聖じゃありません!!

かんたろう

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シャル・ラックス

久々の二人きり?

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当日の朝、フレームは帰って来なかった。
天使は天使としての生活が有るのだろうか。
荷物はほとんど船に送ったので、楽に移動できる。
ギルド長の家にはしばらく来ないだろう。
「お世話になりました。」
「いいの、いいの!こちらこそ楽しかったよ!」
「じゃ、また顔出します!」
「はーい!」
ギルド長は少し悲しそうだった。
お土産でも買ってきてあげよう。

ユイのアパートへ向かう途中、伝達係がすれ違う時にポケットに紙を入れてきた。
紙には、❝『ムロタイイ『ライ。ン『ノトゲフ』ノケンメ』❞と書いてあった。
わざわざ暗号化しなくていい文章だが…… 村の呪いとけた。原因不明
「よかった。」
そう言って紙をくちゃくちゃにしてポケットに入れた。

しばらく歩くとユイのアパートが見えてきた。
女性専用アパートの敷地内に一人で入ると事案になりそうなので少し離れた所で待つ。離れた所でアパートを見てるのも怪しいが…
少しも立たない内に、ユイがアパートから出てきた。
普段よりかわいい服を着ていた。ヒラヒラしているロングスカートを履いていた。
「ハルくん、おはよー!お待たせ!」
「うん、大丈夫、今日は一段とかわいいね。」
「ふふんっ♪」
「今日はなんでスカートなの?」
「ああ、しっぽが隠れるから…」
「なるほどね。」
ユイはしっぽに感情が出やすいから隠したいのだろう。
「さ、いこ!船見せてよ!」
「よし、いくか。」
ユイの荷物を持ち、船へ向かう。

十分後……
港に着き、自分?の船を探す。
「あ、これだ。」
「え、これなの?」
「うん。」
「す、すごい!早く乗ろ!乗ろ!」
「わかった、落ち着いて!スカート!」
「あっ!」
ユイがしっぽを抑える。
しっぽを振りすぎてめくれかかっていた。
「しっぽ、乗ったら出したら?」
「そうする…」
早速船に乗り込み、部屋へ移動する。
改装の時に作ってもらった、1LDKルームだ。
「ここだよ。」
ドアを開ける。
「おおー!すごい!入っていい!?」
「いいよ。」
ユイが船ではしゃぐかわいい一面と、スカートがめくれてピンクと白の縞パンが見れた。
「おー!すごい!お風呂もトイレもキッチンも中にある!」
「うん、ユイ、パンツ…」
「へ、あ…見た?」
「見てな……いや、見えちゃった。ごめん。」
「う……ちょっとあっち向いてて、しっぽ出すから…」
「わかった。」
「うんしょっと…」
「ユイ、あっちにソファーあるから、いつものしない?」
「いいよ、人がこないからゆっくりできるね。」
「うん。何か久しぶりだな…二人でどっか行くの。」
「そうだねー。私の卒業式以来かな。あ、こっち向いていいよ。」
「お、やっぱ、しっぽ出てるほうがいいな。」
「そう?」

続く……
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