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第3章
81.報復行為
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レイダーとトニーニョが運び込まれたのは、娼館“精霊の泉”の奥にある建物。
かつてセレナ自身が囚われていた建物だった。
セレナ達は、レイダーとトニーニョをその中の一室に転がした。室内には錆びた鉄の臭いを濃くしたような不快な臭いが漂っている。
そこで、セレナがイリーノに声をかけた。
「ところで一つ言っておくことがあるわ」
「何でしょう?」
「新しく私が立ち上げるギルドの幹部にしてあげると言ったでしょう?あれは嘘よ」
「は?」
「当然でしょう?
といっても、それを当然と思えないからこちらについたのよね。
だから、あなたがこちらに寝返るとことを承諾した時に、私がどれほど激しい怒りに襲われたか、それを悟らせないためにどれほど苦労したかも分からないのよね」
「な、何を言って……」
「こちら側に寝返ったという事は、私があなたの行いを許したと思ったという事でしょう?
つまりあなたは、あなたたちが私にしたあの行為は、簡単に許される程度のものだと思っていたという事よね?
随分と軽く見てくれたものね。
そしてあなたは、私があなたを寝返らせるために語った言葉を全て信じたということでしょう?
私がそんな事を考えたと、本気で思ったのよね?
それは要するに、私の事をそんな事を考える頭のおかしな女だと思ったという事よ。
そんなはずがないでしょう。
いったいどれほど私の事を愚弄すれば気が済むの」
イリーノはセレナの平坦な口調からもにじみ出る、強い怒りと憎悪に気付いてたじろいだ。
そしてセレナの嘘が、幹部にはしない程度の事にはとどまらないことを察した。
彼は必死の思いで言い返した。
「て、手前、こんな騙しをしたら、二度と手前の味方になる奴はいなくなるぞ!」
「そんな心配は無用よ。
あなたたちと違って私たちは信頼しあえる仲間なの。
皆は私の不利になる事を決して口にしないわ」
セレナが皆と呼んだ彼女の部下たちは、既にイリーノの周りで配置についている。
セレナは改めてイリーノに告げる。
「もちろん、あなたはもう直ぐしゃべる事が出来なくなるから、その点も問題はないわ」
「くそっ」
イリーノは思わずそう口にしつつ逃走を図った。
一か八か出入り口の前に立つセレナに体当たりを食らわせて、あわゆくばそのまま逃げ去ろうとしたのだ。
そのイリーノに少女が足払いを放つ。
それを避けたイリーノだったが、体勢を崩したところを後ろから年配の男に掴まれ、そのまま倒されてしまった。
「畜生共が!ごぁ…」
悪態をつこうとしたイリーノの口に布切れが突っ込まれ、その体にも縄が打たれた。
こうしてイリーノも速やかに捕らえられ、彼もまた床に転がる事になった。
今や3人揃って床に転がされたレイダー達に向かってセレナが告げた。
「あなた達には、予めこの後どうなるか見せてあげるわね」
そしてセレナが目配せをすると、彼女の部下である少女が、部屋の奥の方に敷かれていた布を取り去った。
レイダーたち3人は一斉に目を見開いた。
その表情は最初に驚きを示し、その後恐怖に歪んだ。
布の下にあったのは、どこかに逃げたと思われていた幹部の1人ハシムと、最初にセレナに捕らえられていたもう1人の幹部の、残骸だった。
その物言わぬ生首の表情と、ばらばらにされた体に残る傷は、彼らがどれほどの苦痛と恐怖の果てに息絶えたかを如実に物語っている。
セレナが更にイリーノに向かって告げた。
「ごめんなさい。また嘘をついてしまったわ。
今さっき、直ぐにしゃべれなくなると言ったけれど、あれも嘘。本当は、しゃべれなくなるのは大分時間が経ってからになるわ。
簡単に終わりにするわけがないものね」
レイダーたちは恐怖に打ち震えることしか出来なかった。
それから大分時間が経ち、一通りすべきことをしたセレナは、レイダーたちに自分の考えを語って聞かせていた。
「これでも私、いろいろと考えたのよ。
あなた方に犯された直ぐ後は、恐怖と屈辱と憎悪で他の事は何も考えられなかった。
少し経ってから復讐を考えるようになった。
でも、もう少し時間が経って、私には復讐をする資格なんてないんじゃあないか、とも思ったの。
だって、うちのギルドのメンバーの中にも、女を犯すような者は何人もいたのだから。
うちのギルドは基本的に穏健だったけれど、それでも敵対した組織に属する女を犯す者は何人もいたわ。
実際、“呑み干すもの”や“夜明けの翼”が私達のギルドと戦った時、もし私達が勝っていたら、カテリーナやルイーザは彼らに犯され、私は眉一つ動かさずにそれを冷酷に見ていたことでしょう。
つまり、私がやられた事はお互い様ということ。
それに、今私が仕えているボスも、何人もの女を犯している男。
そんな男に仕えて、彼が他の女を犯すのを手伝っている私が、自分を犯した者たちに復讐するなんて、筋が通らないし、滑稽よね?
でも、最終的にそんな事は考えるだけ無駄だって気が付いたわ。
資格だの権利だの筋だの、そんなものは一切関係ないのよね。
要するに強いものが弱いものを好きなように扱っている、ただ単純にそれだけの話なのよ。
あの時、私はあなた達よりも弱かった。だからあなた達に犯された。
ボスは強いから女を犯している。ただそれだけの事。
それなら、私が強くなったなら、好きなように復讐しても構わない。
要するに自分が強くなれば良い。それだけが大事な事なのよ。そうでしょう?
そして私はあなた達より強くなった。その事を証明してみせたわ。だから心置きなく復讐をしている、というわけ。
それにもっと実際的な理由もあるわ。
あの時私は、あなたたちに随分と無様な姿を見せてしまったわよね?
あなた達も、とても楽しそうに笑って喜んでいた。
私のあんな姿を知っている者に生きていられると、今後の仕事に差し障りが出るから困るのよ。
だから、どちらにしても死んでもらうしかないの。
でも、あなた達には少しだけ同情しないでもないのよ。
だって私は、私を最初に犯した“夜明けの翼”の連中や、私が手を下す前に死んでしまっていた男たちの分まで、あなた達に復讐しようとしているのだもの。
他の男の分まで復讐されるなんて理不尽よね?
でも、仕方がないのよ。その連中はもう死んでしまっているんですもの。
……ねえ、ちょっと、聞いているの?」
セレナはそう問いかけたが、レイダーたちは「ああああ」とか「ううう」とか意味のない呻き声をあげる事しか出来なくなっていた。
だからセレナの長広舌は、実質的に独り言だった。
「困ったわね。やっぱり私にも神聖魔法が使えたらよかったのに……」
セレナは心底残念そうにそう言った。
「仕方がないから、もったいないけれど回復薬を使いましょう」
そして、そう続けた。
彼女の報復行為はまだ終わらないのだ。
かつてセレナ自身が囚われていた建物だった。
セレナ達は、レイダーとトニーニョをその中の一室に転がした。室内には錆びた鉄の臭いを濃くしたような不快な臭いが漂っている。
そこで、セレナがイリーノに声をかけた。
「ところで一つ言っておくことがあるわ」
「何でしょう?」
「新しく私が立ち上げるギルドの幹部にしてあげると言ったでしょう?あれは嘘よ」
「は?」
「当然でしょう?
といっても、それを当然と思えないからこちらについたのよね。
だから、あなたがこちらに寝返るとことを承諾した時に、私がどれほど激しい怒りに襲われたか、それを悟らせないためにどれほど苦労したかも分からないのよね」
「な、何を言って……」
「こちら側に寝返ったという事は、私があなたの行いを許したと思ったという事でしょう?
つまりあなたは、あなたたちが私にしたあの行為は、簡単に許される程度のものだと思っていたという事よね?
随分と軽く見てくれたものね。
そしてあなたは、私があなたを寝返らせるために語った言葉を全て信じたということでしょう?
私がそんな事を考えたと、本気で思ったのよね?
それは要するに、私の事をそんな事を考える頭のおかしな女だと思ったという事よ。
そんなはずがないでしょう。
いったいどれほど私の事を愚弄すれば気が済むの」
イリーノはセレナの平坦な口調からもにじみ出る、強い怒りと憎悪に気付いてたじろいだ。
そしてセレナの嘘が、幹部にはしない程度の事にはとどまらないことを察した。
彼は必死の思いで言い返した。
「て、手前、こんな騙しをしたら、二度と手前の味方になる奴はいなくなるぞ!」
「そんな心配は無用よ。
あなたたちと違って私たちは信頼しあえる仲間なの。
皆は私の不利になる事を決して口にしないわ」
セレナが皆と呼んだ彼女の部下たちは、既にイリーノの周りで配置についている。
セレナは改めてイリーノに告げる。
「もちろん、あなたはもう直ぐしゃべる事が出来なくなるから、その点も問題はないわ」
「くそっ」
イリーノは思わずそう口にしつつ逃走を図った。
一か八か出入り口の前に立つセレナに体当たりを食らわせて、あわゆくばそのまま逃げ去ろうとしたのだ。
そのイリーノに少女が足払いを放つ。
それを避けたイリーノだったが、体勢を崩したところを後ろから年配の男に掴まれ、そのまま倒されてしまった。
「畜生共が!ごぁ…」
悪態をつこうとしたイリーノの口に布切れが突っ込まれ、その体にも縄が打たれた。
こうしてイリーノも速やかに捕らえられ、彼もまた床に転がる事になった。
今や3人揃って床に転がされたレイダー達に向かってセレナが告げた。
「あなた達には、予めこの後どうなるか見せてあげるわね」
そしてセレナが目配せをすると、彼女の部下である少女が、部屋の奥の方に敷かれていた布を取り去った。
レイダーたち3人は一斉に目を見開いた。
その表情は最初に驚きを示し、その後恐怖に歪んだ。
布の下にあったのは、どこかに逃げたと思われていた幹部の1人ハシムと、最初にセレナに捕らえられていたもう1人の幹部の、残骸だった。
その物言わぬ生首の表情と、ばらばらにされた体に残る傷は、彼らがどれほどの苦痛と恐怖の果てに息絶えたかを如実に物語っている。
セレナが更にイリーノに向かって告げた。
「ごめんなさい。また嘘をついてしまったわ。
今さっき、直ぐにしゃべれなくなると言ったけれど、あれも嘘。本当は、しゃべれなくなるのは大分時間が経ってからになるわ。
簡単に終わりにするわけがないものね」
レイダーたちは恐怖に打ち震えることしか出来なかった。
それから大分時間が経ち、一通りすべきことをしたセレナは、レイダーたちに自分の考えを語って聞かせていた。
「これでも私、いろいろと考えたのよ。
あなた方に犯された直ぐ後は、恐怖と屈辱と憎悪で他の事は何も考えられなかった。
少し経ってから復讐を考えるようになった。
でも、もう少し時間が経って、私には復讐をする資格なんてないんじゃあないか、とも思ったの。
だって、うちのギルドのメンバーの中にも、女を犯すような者は何人もいたのだから。
うちのギルドは基本的に穏健だったけれど、それでも敵対した組織に属する女を犯す者は何人もいたわ。
実際、“呑み干すもの”や“夜明けの翼”が私達のギルドと戦った時、もし私達が勝っていたら、カテリーナやルイーザは彼らに犯され、私は眉一つ動かさずにそれを冷酷に見ていたことでしょう。
つまり、私がやられた事はお互い様ということ。
それに、今私が仕えているボスも、何人もの女を犯している男。
そんな男に仕えて、彼が他の女を犯すのを手伝っている私が、自分を犯した者たちに復讐するなんて、筋が通らないし、滑稽よね?
でも、最終的にそんな事は考えるだけ無駄だって気が付いたわ。
資格だの権利だの筋だの、そんなものは一切関係ないのよね。
要するに強いものが弱いものを好きなように扱っている、ただ単純にそれだけの話なのよ。
あの時、私はあなた達よりも弱かった。だからあなた達に犯された。
ボスは強いから女を犯している。ただそれだけの事。
それなら、私が強くなったなら、好きなように復讐しても構わない。
要するに自分が強くなれば良い。それだけが大事な事なのよ。そうでしょう?
そして私はあなた達より強くなった。その事を証明してみせたわ。だから心置きなく復讐をしている、というわけ。
それにもっと実際的な理由もあるわ。
あの時私は、あなたたちに随分と無様な姿を見せてしまったわよね?
あなた達も、とても楽しそうに笑って喜んでいた。
私のあんな姿を知っている者に生きていられると、今後の仕事に差し障りが出るから困るのよ。
だから、どちらにしても死んでもらうしかないの。
でも、あなた達には少しだけ同情しないでもないのよ。
だって私は、私を最初に犯した“夜明けの翼”の連中や、私が手を下す前に死んでしまっていた男たちの分まで、あなた達に復讐しようとしているのだもの。
他の男の分まで復讐されるなんて理不尽よね?
でも、仕方がないのよ。その連中はもう死んでしまっているんですもの。
……ねえ、ちょっと、聞いているの?」
セレナはそう問いかけたが、レイダーたちは「ああああ」とか「ううう」とか意味のない呻き声をあげる事しか出来なくなっていた。
だからセレナの長広舌は、実質的に独り言だった。
「困ったわね。やっぱり私にも神聖魔法が使えたらよかったのに……」
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