233 / 373
第4章
51.森の城の幹部達
しおりを挟む
エイクがエルフの侍女に案内されたのはさほど広くない部屋で、中央に大きな正方形のテーブルが置かれていた。
その周りにフィントリッドとその配下と思われる者達が全部で6人立っている。
(謁見の間のようなところに通されるかと思ったが、一応対等な協力者という態度で迎えてくれるわけか)
エイクはそんな感想を持った。
確かに、にこやかな笑顔を見せているフィントリッドの様子に限れば、それは対等の立場にある客人を迎えるもののように見える。
「ようこそ、我が城へ。改めて歓迎しよう」
フィントリッドは笑顔のまま、軽く両腕を広げつつそう言った。その様子も本当に歓迎の意を表しているように見える。
「正面の席へお進みください」
エルフの侍女が静かな声で告げる。
エイクは侍女の言葉に従ってテーブルへと歩みを進めながら、室内にいる者達の様子を伺った。
まずフィントリッドは、エイクの真正面、テーブルの向こう側の中央に立っている。
室内だというのに、丸く膨らんだ大きな帽子を被っていた。これはいつものとおりだ。
だが、服装は先ほどまでのものと代わって豪奢なものになっており、深い緑色の重厚なマントを纏っていた。
フィントリッドの左にはフェンリルのストゥームヒルトが小柄な少女の姿で立っている。
輝くような白い肌、白銀の髪、澄んだ青色の瞳。その冷たく美しい容姿は変わらない。
彼女はフィントリッドが住むロアンの屋敷で頻繁に顕現しており、その時は一応目立たない為の配慮なのか、平民が着るような普通の服装をしていた。しかし、今は初めてエイクの前に現れた時と同じ純白のドレスを身に纏っていた。
そして、いつも同様に冷たい美貌を見せている。
フィントリッドの右側には10歳ほどに見える黒いドレスを着た女児がいた。
耳が隠れる程度の長さで赤みがかった黒髪を整えているが、その頭にはミュルミドンたちと同じ形の触覚が生えている。
触覚などという異物があってもなおその姿は可憐なもので、赤茶色のつぶらな瞳でエイクを見ていた。だが、その表情からは緊張を見てとることも出来た。
立つ場所もマントに触れるほどフィントリッドに近く、彼に身を寄せているようだ。
その様子は、力弱き女児そのものに見える。
実際エイクが見ても、その女児は、少なくとも今この場にいる者の中では最もか弱い存在であるようだ。
その更に右にもう1人女が立っている。
外見上は20歳代中頃に見える、これもまた特別に美しい女だった。
その女はストゥームヒルトと対を成すかの様な赤色を身に纏っている。
肌は白かったが、緩やかに波打って長く伸びる髪は真紅で、魅力的な曲線を描く体のラインを際立たせるようなドレスも鮮やかな赤色だ。
赤い手袋を嵌め、腰にはベルトを帯びてそこに短剣を佩いているが、その柄も鞘も赤かった。
その女は、切れ長の鋭い視線でエイクを見ている。その瞳も鮮やかな赤色だ。
その表情は、この場にいる者達の中でもっとも険しい。ほとんどエイクをにらみ付けていると言ってもいいほどである。
その存在感は相当のもので、エイクはフェンリルのストゥームヒルトとほぼ同格であるように感じられた。
つまり、今の自分では到底勝てないだろうという印象を持ったのである。
(戦士としての強さ、というよりは強力な魔物のような強さという感じだ。武器の扱いも相当出来そうだが、多分それ以上に身体能力が桁違いなのだろう)
エイクはそんな印象を持っていた。
テーブルの、エイクから見て右側にも男女が1人ずつ立っている。
そしてエイクは、その2人の事を凝視しないように、己を強く律していた。
その2人の方が、正面に立つ4人よりも、更に驚愕すべき存在だったからだ。
エイクから見て奥のほう、フィントリッドらに近い側に男がいた。
その男は、この場にいる中では最も普通に見えた。
40歳前後に見える人物で、魔術師が良く着ている茶色のローブを身に纏っている。
その容貌は整っていると言えるだろうが、他に抜きん出て美しいというほどではない。黒髪を丁寧に撫で付けているが、それも平凡な印象を与えており、市井にいてもそれほどは目立たないだろう。エイクを見る表情も穏やかで、特別な印象を与えない。
如何にも普通の魔術師といった印象だった。
だが、エイクは、その男が普通に見える事に驚愕していた。
その男から、怖気を奮うほどの、桁外れに強大なアンデッド特有のオドを感知していたからだ。
エイクは、フィントリッドの城に近づいた時点でそのオドに気付いていた。
だが、そのことで驚くことはなかった。最初にテティスからフィントリッドの事を紹介された時に、フィントリッドの配下には恐ろしく強大なアンデッドもいると聞いていたからだ。
そのオドが、フィントリッドが重臣達と共に待っている部屋の中にあることを察した時にも、当然のことと思った。
これほど強力なオドを持つアンデッドならば、フィントリッドの配下の中でも有数の実力者であって当然だからだ。
しかし、実際に目にしたそのオドの持ち主が、普通の人間にしか見えないことには驚愕した。
化け物そのものとしかいいようがないオドを持つアンデッドが、まるで普通の人間のように振舞っている。それは、それだけで恐怖すら感じさせるものだ。
その男の左隣、エイクに近い方に女が立っている。
これも非常に美しい女だった。歳の頃は20歳前後に見える。
黄色を基調にしたドレスを身にまとい、淡く光る純白の宝玉の周りに特徴的な装飾をあしらった、明らかに魔法を帯びたペンダントを首から提げていた。
豊かに波打つ金髪が長く伸び、卵型の優しげな美貌を縁取っている。
にこやかな笑みを浮かべており、最もエイクに対して友好的なように見える。
しかし、エイクはこの女に対してこそ、最大の畏怖を感じていた。
その身に宿すオドの強さが、桁違いだったからだ。
この部屋にいる強者達の中でも、格が違うのである。
エイクは最近オドの質や量も感知出来るようになっており、それをあわせてオドの強さと呼んでいたのだが、それは非常に大まかな感覚でしかない。
例えば正面に立つフィントリッド達4人を見れば、他に比べて女児のものは弱いと分かるが、他の3人は大体同じ程度にしか感じられない。
どれも、間違いなく強大なオドではあるが、だいたい同じくらいとしか察せられないのだ。まだまだ、その程度の大まかな感覚なのである。
だが、そのような大まかな感覚でみても、その机の右側に立つ女のオドは抜きん出ている事が分かる。主であるはずのフィントリッドと比べてすら、格が違うといえるほど強いのだ。
その事は、この女の物理的な攻撃の威力と身体的な耐久力は、この部屋にいる者の中でも段違いで強いという事を意味している。
(攻撃の威力と耐久力に優れているというだけでは、強いと断言は出来ない。攻撃があたらなければ意味がないし、簡単に敵に攻撃を当てられてもいずれ負けてしまう。
だが、この女はそんなでくの坊ではないだろう)
エイクは、その女からも戦士としての強さというよりは、強大な魔物のような強さを感じていた。それもやはり、今の自分では勝てないほどのものだ。
(この場にいる者の中で、多分身体的な戦闘ではこの女が最強だ)
エイクはそう判断した。
そして、驚くべきものはそのオドだけではなかった。
(しかもあのペンダント、“言葉乱しの首飾り”で間違いない。とんでもない魔道具を持っていたものだ)
“言葉乱しの首飾り”とは、それを装備した者を標的とした、全ての古語魔法を完全に無効化するという効果を持つ、極めて貴重な魔道具だ。
古語魔法による援護を受けられなくなる代わりに、古語魔法によって害を受ける事も一切なくなる。魔術師に対しては無敵になれる魔道具といってよい品物である。
(もし、この女と戦うなら、精霊魔法や神聖魔法を効果的に使う必要がある。と、そう思い込ませたいんだろうな)
エイクはそんな事も考えた。“言葉乱しの首飾り”は、別に目に見えるところに装備しなくても良い品物だからだ。
隠して装備していても効果を発揮するのに、わざわざ誰からでも良く見えるところに、そうと分かるように装備する。それは、自分には古語魔法が効かないと宣言しているに等しい。
当然、この女と戦おうとする者は、古語魔法が効かないことを承知の上で対処しようとするだろう。
そして、そのように対処しようとしてくるのが明らかなのだから、この女は、更にそれに対応できる策を用意しているはずだ。
(下手をすると、精霊魔法や神聖魔法を使うと、逆に不利になるような仕掛けがあるのかも知れない。こいつに対してはうかつに魔法は使えない。
そして、身体的な戦闘能力は多分最強クラスだ。全く隙がない)
エイクはそのように考え、強い畏怖を感じていたのだった。
その周りにフィントリッドとその配下と思われる者達が全部で6人立っている。
(謁見の間のようなところに通されるかと思ったが、一応対等な協力者という態度で迎えてくれるわけか)
エイクはそんな感想を持った。
確かに、にこやかな笑顔を見せているフィントリッドの様子に限れば、それは対等の立場にある客人を迎えるもののように見える。
「ようこそ、我が城へ。改めて歓迎しよう」
フィントリッドは笑顔のまま、軽く両腕を広げつつそう言った。その様子も本当に歓迎の意を表しているように見える。
「正面の席へお進みください」
エルフの侍女が静かな声で告げる。
エイクは侍女の言葉に従ってテーブルへと歩みを進めながら、室内にいる者達の様子を伺った。
まずフィントリッドは、エイクの真正面、テーブルの向こう側の中央に立っている。
室内だというのに、丸く膨らんだ大きな帽子を被っていた。これはいつものとおりだ。
だが、服装は先ほどまでのものと代わって豪奢なものになっており、深い緑色の重厚なマントを纏っていた。
フィントリッドの左にはフェンリルのストゥームヒルトが小柄な少女の姿で立っている。
輝くような白い肌、白銀の髪、澄んだ青色の瞳。その冷たく美しい容姿は変わらない。
彼女はフィントリッドが住むロアンの屋敷で頻繁に顕現しており、その時は一応目立たない為の配慮なのか、平民が着るような普通の服装をしていた。しかし、今は初めてエイクの前に現れた時と同じ純白のドレスを身に纏っていた。
そして、いつも同様に冷たい美貌を見せている。
フィントリッドの右側には10歳ほどに見える黒いドレスを着た女児がいた。
耳が隠れる程度の長さで赤みがかった黒髪を整えているが、その頭にはミュルミドンたちと同じ形の触覚が生えている。
触覚などという異物があってもなおその姿は可憐なもので、赤茶色のつぶらな瞳でエイクを見ていた。だが、その表情からは緊張を見てとることも出来た。
立つ場所もマントに触れるほどフィントリッドに近く、彼に身を寄せているようだ。
その様子は、力弱き女児そのものに見える。
実際エイクが見ても、その女児は、少なくとも今この場にいる者の中では最もか弱い存在であるようだ。
その更に右にもう1人女が立っている。
外見上は20歳代中頃に見える、これもまた特別に美しい女だった。
その女はストゥームヒルトと対を成すかの様な赤色を身に纏っている。
肌は白かったが、緩やかに波打って長く伸びる髪は真紅で、魅力的な曲線を描く体のラインを際立たせるようなドレスも鮮やかな赤色だ。
赤い手袋を嵌め、腰にはベルトを帯びてそこに短剣を佩いているが、その柄も鞘も赤かった。
その女は、切れ長の鋭い視線でエイクを見ている。その瞳も鮮やかな赤色だ。
その表情は、この場にいる者達の中でもっとも険しい。ほとんどエイクをにらみ付けていると言ってもいいほどである。
その存在感は相当のもので、エイクはフェンリルのストゥームヒルトとほぼ同格であるように感じられた。
つまり、今の自分では到底勝てないだろうという印象を持ったのである。
(戦士としての強さ、というよりは強力な魔物のような強さという感じだ。武器の扱いも相当出来そうだが、多分それ以上に身体能力が桁違いなのだろう)
エイクはそんな印象を持っていた。
テーブルの、エイクから見て右側にも男女が1人ずつ立っている。
そしてエイクは、その2人の事を凝視しないように、己を強く律していた。
その2人の方が、正面に立つ4人よりも、更に驚愕すべき存在だったからだ。
エイクから見て奥のほう、フィントリッドらに近い側に男がいた。
その男は、この場にいる中では最も普通に見えた。
40歳前後に見える人物で、魔術師が良く着ている茶色のローブを身に纏っている。
その容貌は整っていると言えるだろうが、他に抜きん出て美しいというほどではない。黒髪を丁寧に撫で付けているが、それも平凡な印象を与えており、市井にいてもそれほどは目立たないだろう。エイクを見る表情も穏やかで、特別な印象を与えない。
如何にも普通の魔術師といった印象だった。
だが、エイクは、その男が普通に見える事に驚愕していた。
その男から、怖気を奮うほどの、桁外れに強大なアンデッド特有のオドを感知していたからだ。
エイクは、フィントリッドの城に近づいた時点でそのオドに気付いていた。
だが、そのことで驚くことはなかった。最初にテティスからフィントリッドの事を紹介された時に、フィントリッドの配下には恐ろしく強大なアンデッドもいると聞いていたからだ。
そのオドが、フィントリッドが重臣達と共に待っている部屋の中にあることを察した時にも、当然のことと思った。
これほど強力なオドを持つアンデッドならば、フィントリッドの配下の中でも有数の実力者であって当然だからだ。
しかし、実際に目にしたそのオドの持ち主が、普通の人間にしか見えないことには驚愕した。
化け物そのものとしかいいようがないオドを持つアンデッドが、まるで普通の人間のように振舞っている。それは、それだけで恐怖すら感じさせるものだ。
その男の左隣、エイクに近い方に女が立っている。
これも非常に美しい女だった。歳の頃は20歳前後に見える。
黄色を基調にしたドレスを身にまとい、淡く光る純白の宝玉の周りに特徴的な装飾をあしらった、明らかに魔法を帯びたペンダントを首から提げていた。
豊かに波打つ金髪が長く伸び、卵型の優しげな美貌を縁取っている。
にこやかな笑みを浮かべており、最もエイクに対して友好的なように見える。
しかし、エイクはこの女に対してこそ、最大の畏怖を感じていた。
その身に宿すオドの強さが、桁違いだったからだ。
この部屋にいる強者達の中でも、格が違うのである。
エイクは最近オドの質や量も感知出来るようになっており、それをあわせてオドの強さと呼んでいたのだが、それは非常に大まかな感覚でしかない。
例えば正面に立つフィントリッド達4人を見れば、他に比べて女児のものは弱いと分かるが、他の3人は大体同じ程度にしか感じられない。
どれも、間違いなく強大なオドではあるが、だいたい同じくらいとしか察せられないのだ。まだまだ、その程度の大まかな感覚なのである。
だが、そのような大まかな感覚でみても、その机の右側に立つ女のオドは抜きん出ている事が分かる。主であるはずのフィントリッドと比べてすら、格が違うといえるほど強いのだ。
その事は、この女の物理的な攻撃の威力と身体的な耐久力は、この部屋にいる者の中でも段違いで強いという事を意味している。
(攻撃の威力と耐久力に優れているというだけでは、強いと断言は出来ない。攻撃があたらなければ意味がないし、簡単に敵に攻撃を当てられてもいずれ負けてしまう。
だが、この女はそんなでくの坊ではないだろう)
エイクは、その女からも戦士としての強さというよりは、強大な魔物のような強さを感じていた。それもやはり、今の自分では勝てないほどのものだ。
(この場にいる者の中で、多分身体的な戦闘ではこの女が最強だ)
エイクはそう判断した。
そして、驚くべきものはそのオドだけではなかった。
(しかもあのペンダント、“言葉乱しの首飾り”で間違いない。とんでもない魔道具を持っていたものだ)
“言葉乱しの首飾り”とは、それを装備した者を標的とした、全ての古語魔法を完全に無効化するという効果を持つ、極めて貴重な魔道具だ。
古語魔法による援護を受けられなくなる代わりに、古語魔法によって害を受ける事も一切なくなる。魔術師に対しては無敵になれる魔道具といってよい品物である。
(もし、この女と戦うなら、精霊魔法や神聖魔法を効果的に使う必要がある。と、そう思い込ませたいんだろうな)
エイクはそんな事も考えた。“言葉乱しの首飾り”は、別に目に見えるところに装備しなくても良い品物だからだ。
隠して装備していても効果を発揮するのに、わざわざ誰からでも良く見えるところに、そうと分かるように装備する。それは、自分には古語魔法が効かないと宣言しているに等しい。
当然、この女と戦おうとする者は、古語魔法が効かないことを承知の上で対処しようとするだろう。
そして、そのように対処しようとしてくるのが明らかなのだから、この女は、更にそれに対応できる策を用意しているはずだ。
(下手をすると、精霊魔法や神聖魔法を使うと、逆に不利になるような仕掛けがあるのかも知れない。こいつに対してはうかつに魔法は使えない。
そして、身体的な戦闘能力は多分最強クラスだ。全く隙がない)
エイクはそのように考え、強い畏怖を感じていたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる