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第10話 明日は女の子からプレゼントを貰えるかも!?
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それから数週間経った、ある日の夜。星子さんから『明日は女の子からプレゼントを貰えるかも!? 放課後は一人で帰ると吉!』とメールが届いた。
え……明日って俺の誕生日じゃないか!!! マジか……相手は誰だろ? 今までの流れからして、星恵さんだったりして! 俺はワクワクしながら、眠りについた。
──占いの通り、俺はソワソワしながら一人で校門を出た。すると「光輝、待って」と女子に声を掛けられる。
え、誰? 俺は足を止め、後ろを振り返った。
「光輝、歩くの速いよ」と、息を切らして言ったのは、幼馴染の圭子《けいこ》だった。
「そんなに速いかな?」
「速いよ! 光輝さ。今日、誕生日だったよね? これ、あげるよ」
圭子はそう言って、可愛くラッピングされた袋を差し出す。圭子とは小中と一緒だっただけで、そんなには親しくない。今となっては疎遠に近い状態だったのに「──どうして?」
「どうしてって……そんなの気にしないでよ。何にも無いし、御礼とかも良いから受け取って」
「そう……分かった。ありがとう」
「うん!」
俺が袋を受け取ると、圭子は「じゃあね!」と、手を振りながら去っていく──俺はリボンを解き、中身を見てみた。
クッキーか……もしかして手作りか? ちょっと形が歪んでいるものが混ざっている。でも、どうして? 俺はモヤモヤした気持ちを抱えたまま、家に帰った──。
結局、その日。女子からプレゼントを貰えたのは圭子だけだった。
※※※
それから一カ月以上の月日が流れる。その間、星子さんからメールが届くことは無かった。こんな事は初めてだ。
それに……何故か誕生日の日から星恵さんの様子がおかしい。何だか元気がなくて、話し掛け辛い雰囲気だ。
俺は授業をそっちのけにして、斜め前に座る星恵さんを見つめる──せっかく仲良くなれたのに、このままで良いのかな? 疎遠になりそうで、凄く怖い……。
星恵さんは星子さんの事を知り合いのお姉さんと言っていた。今までの事を振り返ると、星子さんのメールが届くと、必ずその先には星恵さんが居る……。
星恵さんが俺の血液型を知っていたのも考えると、星恵さんと星子さんが繋がっている事は間違いないと思う……。
じゃあ何であの時は圭子だったんだ? もしかしてあの時は、外れていたんじゃ? ──考えていても仕方がない! ちょっと動いてみよう!
※※※
休み時間になると俺は一旦、教室を出る──廊下で『最近、メールが届かなくなりましたが、大丈夫でしょうか? 進展があるか心配してます』と、星子さん宛てにメールを打った。
廊下から教室の中を見ながら、メールを送信してみる──すると、ボォー……っと、黒板を見つめていた星恵さんが動き出し、ブレザーから携帯を取り出した。
何だか落ち着かない様子で左右を見て、操作を始める──偶然にしては、タイミングがバッチリ合ってないか?
俺は廊下で様子を見る事にした──だけど、始業のチャイムが鳴っても、返信が届くことは無かった。
──昼休みに入り、ジュースを買いに廊下を出ると、携帯にメールが届く。
廊下の端に寄って直ぐに確認すると、星子さんからのメールで『今日の放課後に女の子から御誘いがあります。誕生日プレゼントを貰った女性との関係を、全てその子に話せない様なら、断りましょう』と書かれていた。
誕生日プレゼントを貰った女性って、圭子の事だよな? 何で星子さんが……それに全て話せって……あの時、圭子がどんな気持ちで渡してきたか何て分からないんだけど──仕方ない、勇気を出して聞いてみるか。
え……明日って俺の誕生日じゃないか!!! マジか……相手は誰だろ? 今までの流れからして、星恵さんだったりして! 俺はワクワクしながら、眠りについた。
──占いの通り、俺はソワソワしながら一人で校門を出た。すると「光輝、待って」と女子に声を掛けられる。
え、誰? 俺は足を止め、後ろを振り返った。
「光輝、歩くの速いよ」と、息を切らして言ったのは、幼馴染の圭子《けいこ》だった。
「そんなに速いかな?」
「速いよ! 光輝さ。今日、誕生日だったよね? これ、あげるよ」
圭子はそう言って、可愛くラッピングされた袋を差し出す。圭子とは小中と一緒だっただけで、そんなには親しくない。今となっては疎遠に近い状態だったのに「──どうして?」
「どうしてって……そんなの気にしないでよ。何にも無いし、御礼とかも良いから受け取って」
「そう……分かった。ありがとう」
「うん!」
俺が袋を受け取ると、圭子は「じゃあね!」と、手を振りながら去っていく──俺はリボンを解き、中身を見てみた。
クッキーか……もしかして手作りか? ちょっと形が歪んでいるものが混ざっている。でも、どうして? 俺はモヤモヤした気持ちを抱えたまま、家に帰った──。
結局、その日。女子からプレゼントを貰えたのは圭子だけだった。
※※※
それから一カ月以上の月日が流れる。その間、星子さんからメールが届くことは無かった。こんな事は初めてだ。
それに……何故か誕生日の日から星恵さんの様子がおかしい。何だか元気がなくて、話し掛け辛い雰囲気だ。
俺は授業をそっちのけにして、斜め前に座る星恵さんを見つめる──せっかく仲良くなれたのに、このままで良いのかな? 疎遠になりそうで、凄く怖い……。
星恵さんは星子さんの事を知り合いのお姉さんと言っていた。今までの事を振り返ると、星子さんのメールが届くと、必ずその先には星恵さんが居る……。
星恵さんが俺の血液型を知っていたのも考えると、星恵さんと星子さんが繋がっている事は間違いないと思う……。
じゃあ何であの時は圭子だったんだ? もしかしてあの時は、外れていたんじゃ? ──考えていても仕方がない! ちょっと動いてみよう!
※※※
休み時間になると俺は一旦、教室を出る──廊下で『最近、メールが届かなくなりましたが、大丈夫でしょうか? 進展があるか心配してます』と、星子さん宛てにメールを打った。
廊下から教室の中を見ながら、メールを送信してみる──すると、ボォー……っと、黒板を見つめていた星恵さんが動き出し、ブレザーから携帯を取り出した。
何だか落ち着かない様子で左右を見て、操作を始める──偶然にしては、タイミングがバッチリ合ってないか?
俺は廊下で様子を見る事にした──だけど、始業のチャイムが鳴っても、返信が届くことは無かった。
──昼休みに入り、ジュースを買いに廊下を出ると、携帯にメールが届く。
廊下の端に寄って直ぐに確認すると、星子さんからのメールで『今日の放課後に女の子から御誘いがあります。誕生日プレゼントを貰った女性との関係を、全てその子に話せない様なら、断りましょう』と書かれていた。
誕生日プレゼントを貰った女性って、圭子の事だよな? 何で星子さんが……それに全て話せって……あの時、圭子がどんな気持ちで渡してきたか何て分からないんだけど──仕方ない、勇気を出して聞いてみるか。
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