モンスターを仲間にして世界征服しよう!

まほぴん

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レジスタンス!

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路地裏をでて、街道へと戻った俺はこの国を見て回ることにした。

そして目についたのが1つの建物である。

「冒険者ギルドと書いてある。おそらく、 依頼の請け負いなどを受け付ける場所だろう。入ってみるか。」

ギルドの中へと入ってみると、1人の貧相な格好をした男が受け付けと思われるところでなにやら揉めていた。

「た、頼みます!娘が大怪我を負っているんです!どなたか回復魔法を使える方の派遣をお願いします!」

「失礼ですがあなたのご身分は?」

「わ、私はスラム街で暮らしている貧民ですが…。」

「申し訳ありませんが、貧民の依頼は受け付けておりませんのでお引き取りください。」

「し、しかし娘がこのままでは死んでしまいます!どうか、どうかお助けください…。」

「………くどいんだよ。いいか!お前みたいな汚らしい格好をした貧民のガキのために治療できる奴を派遣するなんて時間の無駄なんだよ!どうせ大した金も払わねーくせにギャーギャー騒いでんじゃねー!」

受け付けの女は男にそう怒鳴り散らすと、ギルド職員と思われる男達に声をかけた。

ギルド職員の男達は男を外に引きづっていった。

「貧民風情が、ギルドなんかに二度と入んじゃねーぞ!」

そう言って男が放り出されてしまった。

(確かにくさってるな。ギルドまで貧民を差別するのか…。)

俺はそう思いながら、ギルドの外へでた。


「うっ…うっ…。」

放り出された男が地面に倒れ込みながら、泣いている。

「おい、あんたの家の場所を教えろ。」

男が泣くのをやめてこちらの顔を見つめる。

「あ、あんたは?」

「いいから場所を教えろ。娘が怪我をしているんだろ?治してやるよ。」

「ほ、ほんとですか!ありがとうございます!ありがとうございます!」

俺は男に家の場所を教えてもらった後、1度外に出てユニコーンを連れて再び男の家へ向かった。

「そ、それはモンスター!?」

「ああ、でも安心しろ。俺に忠実な部下だからな。さすがにここに来るまでにかなりすごい目で見られてたが、だいじょぶだろ。」

そう言いながらユニコーンに男の娘を治療させる。

「おお………!怪我が治っていく……!」

しばらくすると男の娘の怪我は完治した。

「あ、ありがとうございます…!ありがとうございます!ほんとうにありがとうございます…!」

男が嬉し涙を流しながらお礼を言ってきた。

「ああ、別にいいさ。それより何で娘はこんな怪我を負ったんだ?見たところ切り傷のようだけど。」

「………王国の兵士にやられたんです。娘が兵士にぶつかってしまい、それに逆上した兵士が娘を切りつけてきたのです…。」

……まじか。いくらなんでも簡単に切れすぎだろう。

「本当にこの国はくさっているんだな。」

「その通りさ。」

家の入り口から声がしたので振り返ると、そこにはターニャが立っていた。

「この国の兵士も、冒険者も、商人も全員くさってやがる!私達の居場所なんてありゃしないのさ!」

ターニャは怒りに震えている。

「だから私達がこの国を乗っ取る!私達の居場所を作るんだ!」

「……なるほどな。」

俺は少し考え込んでターニャに向かってこう言った。

「俺が手を貸してやる。」

「私達が部下になることでかい?この国に来たばかりの旅人の指示なんて信用できないね。第一あんたにそんなに力があるのかい?」


「ああ、だから仲間に入れてくれ。一緒にこの国を奪おうじゃないか。俺の力をお前達に見せつけてやる!」

ターニャは驚いた顔をした後、笑みを浮かべた。

「ふうん…。面白いじゃないか。見てやるよ。あんたの力ってやつを。」

俺とターニャは握手をした。こうして俺はターニャ達のレジスタンスの仲間となった。
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