迷界のアマリリス

wadaken1

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第一幕

火曜日 ~rat in a trap~①

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■1■

「うわっ……!」
 短く悲鳴をあげて、俺は飛び起きた。
 窓から差し込む赤い夕陽に目を射抜かれ、思わず顔をしかめてしまう。
 酷く嫌な夢を見ていたらしい。沼底に沈んでもいたかのように、背中や胸が冷や汗に濡れている。
 レールと車輪が軋む、単調な音を聞きながら、前後に、左右に身体が揺さぶられる。
 それに合わせるかのように、頭上でブラブラ揺れている吊り革や中吊り広告。
 一時間ほど前、地下鉄に乗り込んだことを俺は思い出した。
 クスクス、と低く押し殺した笑い声が聞こえた。
 自然とそっちに険しい目を向けると、地元の高校の制服を着た女が二人。何だか知らないが、慌てた様子で口を押さえ、俺から顔をそむけるところだった。
 げっ、こっち見てる。
 ホントだ目つき悪ーい。怒ってるの? 
 つーか、キモくない? 
 つーか、あんた声大きいよ、迷惑だって。
 何言ってんのあんたのほうが声大きいって。
 あんたのほうがもっと笑ってるじゃん……。
 ヒソヒソと耳障りな囁き声を交し合う二人。どっちがどっちの声か分からないが、会話の内容は丸聞えだ。ひょっとしたら、ワザとか。
 小蝿にたかられるような不快さに舌打ちしながら、俺は首を反らして、肩越しに車窓へと視線を転じた。と言っても、そこに見えたのは、滑るように流れてゆくトンネルの壁と等間隔に備えられた照明だけ。
 そして、窓にはそんな味気ない景色を、死ぬほど詰まらなさそうな表情で見つめている若い男が写っていた。
 痩せ狼を連想させる、ヒョロッとした長身痩躯。髪の毛は全体的に赤味がかっているが、染めたのではなく生まれつきのものだ。顔立ちは特別悪くもなく良くもない凡庸な造型だが、自然と眉間に皺がよっているため、酷く気難しそうな印象を醸し出している。見ようによってはチンピラに見えないこともない、小生意気そうな若造。
 つまり、それが俺――六道歩だ。
 面白くもない自分の顔をしばらく眺めていると、車内アナウンスがかかった。癖のある間延びした口調で次に停車する、夢ノ宮駅が近いことを告げる。俺の下車する駅だ。溜息をつきながら、上着のジャンバーに袖を通し直し、座席から立ち上がった。


 時刻は夕方の六時を少し回った頃。
 長いエスカレーターを昇り、改札口を抜けて、ブティックや飲食店、レコードショップ、それに書店などが立ち並ぶ広い通路の地下街――夢ノ宮プラザへと差し掛かった。
 手頃な飲み屋を物色していると思しき、勤め人。部活帰りで腹を空かせているのか、ファーストフードの店に流れ込む学生。百貨店の大きな買い物袋を片手に、もう片方の手でキャーキャー奇声を張り上げる、小さな子供の手を握り締めている若い母親。
 わんわん、がやがやと喧噪が鼓膜を揺らす。久しぶりに身をひたした日常の空気に俺は心の底から安堵を覚えた。
「うん、やっぱり娑婆はいい……」
 思わず、そんな独り言が口をつく。
 と言っても、別に留置所や刑務所にぶち込まれていたわけじゃない。
 二、三ヶ月前、俺はよそ見運転の軽トラックに撥ねられてしまった。
 人並みの運動神経があり、それなりにタフだったのが幸いし、生命に別状はなかった。だが、さすがに無傷と言うわけにもいかない。
 毎日やることもなく、病院のベッドで過ごすのは静かな拷問にも似ていた。心身ともに腐りきり、嫌な臭いがしてくるんじゃないかと思っていたら、ようやく骨が繋がり、退院許可が出たと言うわけ。
 そして、待ち侘びていた今日、俗世に帰れたささやかな喜びを噛み締めつつ――
 人込みの中、トボトボと俺は地下街を歩き続けた。
 向かうのは東出口、市役所の裏手。そこからバスに乗って、下宿先のある商店街に帰るつもりだ。
 と、
「――六道歩君」
 突然、背後からフルネームで呼びかけられた。
「へっ?」
 不意を突かれ、俺は間の抜けた表情で振り返った。
 そこに立っていたのは、今から葬式にでも出かけるのか、思わせるような黒装束の若い女だった。
 俺より少し年上で、二十歳そこそこといった感じ。
 綺麗なクレオパトラカットがとてもよく似合う顔は、下手な女優やモデルなど相手にならないほど美しく整っている。ジッと俺を見つめている栗色の大きな瞳は、息を飲むほど美しく澄んでいた。
 しかし、そこにどんな感情が巡らされているのか、読み取ることはできない。
 まるで、すましたシャム猫のような、神秘がかった印象の女だった。
 えーっと……、誰だっけ?
 ドギマギしながら、俺は相手の名前を必死で思い出そうとしていた。
 何となく、見覚えはあるのだが。
「あの、どこかで……」
「金城よ」
 オズオズと尋ねかけた俺の言葉を遮り、女は出来の悪い生徒を眺める教師のような眼差しで言った。
「金城多恵。同じ目白アカデミーの」
「あ、ああ、金城さんね……」
 ぎこちなく頷きながら、俺は思い出していた。
 入院していたため、今は休学中だが、目白アカデミーとは、俺が籍を置いているフリースクールだ。
 そして、彼女――金城多恵と俺はそこの同期生というわけ。
 しかし、目が合った時に挨拶する程度で、互いにほとんど口を聞いたこともない。こんな風に街中で出会っても、話しかけられるなんて思ってもいなかった。 
「……ええっと、金城さん」
 居心地の悪い空気に耐えかね、先に口を切ったのは俺のほうだった。
「それで、何か、俺に――」
「一体、何があったの?」
 俺の言葉を払いのけるようにして、金城が問いかける。
 あまりにも唐突だったせいか、その不躾さに腹を立てる暇もなかった。
「エッ? 何がって……」
「ああ、分かったわ」
 小さく頷く金城。「気づかない振りをしているのね」
 思わず、俺は小首を傾げていた。
 訳の分からないことを断定する金城の口調は、相変わらず淡々として平たかったが――、確かな自信に裏付けされた、迫力のようなものを感じさせた。世間で言われているところのカリスマのようなものだろうか。
 それは、ともかく、俺の中で金城に対する評価が決定した。
 美人だけど変なネェちゃん。
 あまり関わりあいにならないほうがいいかも知れない。適当な言い訳を考えて、そろそろ、逃げようかと考えた時だった。
 スッ、と白い繊手が目の前に伸びた。
「えっ……?」
 驚くほど柔らかな感触の手が俺の顔を挟む。
 そして、金城の形のよい額が俺の額にピッタリとくっつけられる。
「ちょっ、何すんだよ!」
 文字通り、目と鼻の先まで迫った、金城の綺麗な顔に俺は慌てた。
 こんな衆人環視のど真ん中で、俺と金城は、まるでキスでもしているような格好だ。全身が石にでもなったかのように強張り、顔が、耳まで真っ赤になったのが自分でも分かる。
「おい、いい加減にしてくれって……!」
「今、話しかけないで」情けなく声を上擦らせた俺に、瞑目した金城が短く命じる。
「集中できないから」
 理不尽な金城の言い草に、俺は思わず呻き声を上げてしまう。
 まるで、『もう少し、空気読んだら?』とたしなめられた様な気分だった。
 これは一体、何なんだ……?
 どんどん身体の体温が上がっていくのを感じながら、俺はさらに混乱していた。
 見ると金城は、俺に額を押し付けたまま、ブツブツ、小さく呪文のようなものを唱え始めている。これじゃ、変なネェちゃんどころか電波女だ。
 しかし、それでも無碍に金城を振り払わなかったのは、否、払えなかったのはふっくらとした唇の動きが余りに甘美な光景だったからにほかならない。悲しい男のサガってヤツだろうか、あははは……。
 頭の中がジンワリと生温かく、ピンク色に染まってゆく。
 危うく悩ましげな溜息をついてしまいそうになった時だった。
「やっぱりね」
 ふん、と小さく鼻を鳴らした金城にトンッと突き放された。
 情けない、まるでお預けを喰った犬になったような気分。露骨にガッカリした表情を浮かべているであろう俺に向かって、金城はやはり淡々とした口調で稿続けた。
「よく今まで無事だったわね。ある意味、強運の持ち主かも」
「は?」
「どこで目をつけられたのか知らないけれど、君に纏わりついている厭な気配。ちょっとやそっとの代物じゃないもの」
 そう言って、金城は切れ長な瞳をスッと細める。
「このままじゃ、間違いなく生命に関わるわね」
 一方、俺は絶句していた。先程とはちょっと違う理由で。同時に高まっていた体温が急に冷えてゆく。
「でも、今日は八件も相談の予約が入っているの」
 ふと思い出したかのように手帳を取り出し、そのページを捲りながら金城が言う。
「悪いけれど明日、私の店に来てくれる? こっちもいろいろ準備しなきゃいけないし」
 私の店? 
 首を傾げている俺に金城は、一枚の名刺を手渡してくる。
 機械的に俺はそれを受け取っていた。

 人生と言う悪夢に迷う貴方に一筋の光を
    占いハウス夢見館 メイデン金城

 ああ、そう言えば、と名刺の文面を繰り返し読みながら俺は思い出した。
 以前、何かの拍子に小耳に挟んだのだが、金城はプロの占い師だそうだ。
 その驚異的な的中率や整った容姿が人気を呼び、地元である夢ノ宮市はもとより、遠方から訪れる相談者も少なくないと言う。最近では、テレビや雑誌にも頻繁に取り上げられているらしい。
 ちなみに俺達が通うフリースクールとは、何らかの事情があって普通の学校に籍を置けなくなった人間のための民間の教育施設だ。目白アカデミーの生徒は大半が俺と同じ十代後半だが、金城のように定職を持ち、その合間に通学する者も別に珍しくはない。
 まあ、それはともかくとして――
「ごめん、金城さん。せっかくだけど、俺、そっち方面の話って全然、理解できないんだわ」
 曖昧な笑みを浮かべ、俺は小さく手を振っていた。
「霊感とか全然、ないしさ。正直、興味もないって言うか」
「…………」
 ペラペラまくし立てながら、慎重な足取りで金城を迂回し始める。
 そんな俺を金城は黙ったまま、ジッと見すえ続けている。……ちょっと、このお姉さん、怖いんですけど。
「そんじゃ、また……」
 引き攣った笑顔のまま、小さく会釈し、俺は金城の傍らを通り過ぎようとした。
 と――
「まぁ、どんな目に遭おうと君の自由だものね」
 俺を見送る金城の溜息混じりの声が耳元で囁く。
「向こう側に取り込まれないように、せいぜい気をつけてね」
 瞬間、全身が鳥肌立った。
 ギョッ、として反射的に背後を振り返る。
 が、既に金城の姿は、雑踏の中に紛れ込んでいた。
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