迷界のアマリリス

wadaken1

文字の大きさ
17 / 22
第四幕

金曜日 ~Bottom of the World~ ⑤

しおりを挟む


「――どうして、六道君はそんなに頑張れるの?」
「へっ?」
 張り詰めた声に名前を呼ばれ、俺は顔を上げた。
 そこは小学校――6年2組の教室だった。
 夕暮れ時らしい。
 カーテンが開け放たれた窓の向こうに見えるのは、空にとろける大きな夕陽。
 それ以外には何もない。
「ゴメンね、迷惑かけちゃって」
 窓際の席に座り、キュッキュッと音を立てて、机の上を一心不乱に拭いているのは一人の少女だった。逆光で、その華奢な輪郭ははっきりと見えるものの、その顔は影になってうっすらとしか見えない。
「井原、なのか……?」
 ゆっくりと俺は彼女に近づいていった。
 そして、彼女が拭き続けている机の上を覗き込んだ。
 そこにはどす黒い染みが広がっていた。そして、その中でアップアップともがいているのは、形すらもままならない、蠢く粘土のような小さな怪物達だった。
「この子達ね、いくら拭いてもいなくならないの」
 言葉を失う俺に、少女は寂しげに言った。疲れ果てたような口調だった。
「……でもね、最初は違ったんだよ? 生まれてきてよかったって思えることばっかりで。毎日毎日が楽しくて。神様は本当にいて、私を守ってくれている――そんなふうに思っていたの」
「…………」
「だけど、本当は違った――」
 そう言って、少女は机を拭く手を止めた。
 次の瞬間――ザザッと音を立てて、机の上の黒い染みが、まるでそれ自体に生命があるかのように黒板に移動した。そして、ジリジリと腐食するような音を立てて、広がってゆく。
「……ね? 最悪でしょ?」
 自嘲するように少女は笑い、席から立ち上がった。ゆっくりと黒板の前に移動し、再び染み拭きを始める。
 しばらくの間――
 キュッキュッと言う、彼女が黒板を拭う音だけが教室に響いていた。
「……なあ、井原」
 近くの椅子に腰を降ろし、俺は少女に語りかけていた。
「お前さ、いつまでそうしてるワケ? まさか、死ぬまでとか言うつもりじゃないよな?」
「そうよ。私はここで死ぬの」
 振り返りもせず、少女が答える。その声は微かに震えていた。
「この子達のこと、放っておけないもの」
「……この子達なんて言うな」
 俺も思わず、声が苦くなる。
「そいつらの存在について、お前が罪悪感を持ったり、変な親近感を持っているなら――お門違いも甚だしいぜ? お前は、そいつらを自分で生み出したつもりなのかもしれないけれど、そいつらは違う。外から入り込んできただけだ」
 正直、自分でも何を言っているのかよく分からない。だが、絶対に間違っていないという自信があった。
「じゃあ――」
 少女が黒板を拭く手を止めた。
「六道君はわたしにどうしろって言うの?」
 やれやれ、やっと本題に入ったよ……。
「もう、放っておけよ」
 溜息をつき、出来るだけ軽い口調で俺は言った。
「確かに世の中って、嫌なことだらけだし、思い通りになる事のほうがすくねえし、ムカつくやつらはなかなかくたばらないわで、ストレス溜まりっぱなしだけどさ。過ぎちまったことをいつまでもリフレインして、自分を苛めたって仕方ないだろ?」
「…………」
 少女は黙っていた。しかし、聞き流している感じでもない。
 思い切って俺は続けた。
「だからさ、もっと気楽に生きるよう努力しようぜ? な?」
「……そんなこと、私には無理だよ」
 水に落ちたように、少女の声が沈んだ。
「六道君にはできるって言うの?」
 おっと、そう来たか……。
 思わぬ返しに、俺は少し考え、そして答えた。
「無理だね」
「何、それ」
 少女の声が鋭くなる。
「私のことを馬鹿にしているのなら――」
「そ、そうじゃねえよ」
 険悪な雰囲気になる前に俺は慌てて言った。
「誰でも生きてりゃ迷いの世界の一つや二つ、抱えるようになるって。それでも、みんながみんな、自殺したりしないのは――それなりに戦う方法があるってことだろ?」
「…………」
「俺はそいつを探したい。見つかるのは、いつになるか分からないけどな」
 そこまで言って俺は言葉を止め、少女の背中を真っ直ぐに見た。
「なあ、井原。こんなふうに再会したのも、何かの縁だろ? お前さえ良けりゃ、一緒に俺と――」
「やめてよ!」
 俺の言葉を遮り、少女が叫んだ。
「私はもう、怖いの! 現実なんて、もう沢山なの! あんな怖いところに帰るなら、ここで怪物達に食べられたほうがまだマシだわ……!」
 その悲痛な声は俺の胸に突き刺さり、キリキリと痛んだ。
 それは偽らざる井原の本音だったのだろう。
 一瞬、俺は自分が、とんでもなく傲慢なことをやらかそうとしているのではないか、と不安になる。このまま、孤独で憂鬱だが、何もない世界にいることが彼女の幸せなのだとしたら……。
 ふと、その時、脳裏に蘇ってきたのはアマリリスだった。
 何度も俺を生命の危機と絶望の淵から救い出してくれた少女……。
 くそ、ふざけんなよ、俺。自分で自分の顔面を殴ってやりたい気分だった。今こそ、あの子に恩を返す時じゃねえか。
「私のことはもう放っておいて」
「ああ、そうかよ……」
 あえて不機嫌に言うと、俺は立ち上がった。そして、足取り荒く、窓のほうへと歩いてゆく。
「六道君……?」
 訝しげに声をかけてくる少女。
「何、してるの?」
 しかし、俺はそれを無視し、大きく窓を開け放った。
 そして――
「おぉおおいっ!」
 声を威枯らせて、叫ぶ。
「俺はここにいるぞ! お前らの大切なご主人様と一緒だ! 来れるもんなら来てみやがれ!」
「六道君! やめて!」
 黒板の前に立ちつくした少女が殆ど悲鳴のような声で俺を制止しようとする。
「一体、何を考えているの!? そんなことをしたら怪物達が……」
「いいんだ。俺はこれから自殺するんだから」
 シレッとして俺は言い放った。
「誘いを振られた傷心のせいでな」
「なっ……!?」
 少女が絶句した時、気持ちのいい夕陽に満ちていた教室が暗くなってゆく。
 そして、何処からか聞こえてくる、何かが押し寄せてくる地鳴りのような轟音も。
 しっかりしろよ、六道歩。死ぬか生きるか。ここからが正念場だ。
 自分にそう言い聞かせ、俺は拳を握り締めた。
 掌にはジンワリ、冷や汗が滲んでいた。
「早く! 早く帰ってよ、六道君!」
 そう叫んだ少女の声は悲鳴に近かった。
「もうすぐ、あいつらがここに来るわ! だから、早く、現実の世界に!」
「無理だね」
 岩のような頑なさで俺は拒否した。
「俺だって、怖いんだ。世の中、思い通りにならないことだらけだしな。……考えてみりゃ、井原の言う通り、死んだほうが楽だわ」
「死ぬなんて、私、そんなこと――」
「同じことだろ」
 冷酷に言って、俺は首を振った。
「一生、こんなところに閉じこもるなんてよ」
 その頃には、完全なる闇が俺達の元を訪れ、窓の向こう側も教室も真っ黒に塗りつぶしていた。そして、聞こえてくる異形の咆哮。そいつが何を言っているのか、分からなかったが、俺を探しているのは明らかだった。
「来たな……」
 懐中電灯の明かりをつけ、俺は教室のドアに視線を向ける。
「俺も後、数秒の命か」
「いい加減にしてよ!」
 バン、と荒々しく少女が机の上を立てた。
「六道君、一体、何がしたいの?」
「だから、ずっと言ってるだろ」
 拗ねたように俺は答えた。
「俺はお前と一緒に現実に帰りたい。だけど、お前に拒絶されたから、ここで面当てに死んでやるんだ」
 そう言ってから、俺は照れたように付け加えた。
「でもな、できたら助けてくれると嬉しい」
「…………!」
 闇の中で少女の肩が震えたのは怒りのせいだろうか。
 ひょっとしたら笑っていたのかもしれない。
 そんな愚にもつかないことを考えた時だった。
 バンッと音を立てて、ドアが弾け飛んだ。ゼェゼェと息を切らして、四つん這いの、犬に似た怪物が入り込んでくる。ただし、その顔はその辺にいそうな、冴えない中年男の顔だ。綺麗にセットされたバーコード頭が実に哀しい。
「やあ、お、おめでとう」
 怪物に向かって俺は精一杯おどけて見せた。声が震えたのはご愛嬌だ。
 こんなやつら、もう、怖くもなんともない……!
「お前が一等賞だ」
 一体、何の因果でこんなことを、と思わなくはない。
 しかし、これは自分で決めたことだ。結果はどうであれ、受け止めるしかない。
 とは言え――クアッ、とオッサンの薄い唇が捲りあがり、気分が悪くなるような牙が見えるとやはり腰が引けた。
 ゆっくりと怪物は俺に歩み寄ってくる。
 俺は目閉じて運命の時を待つ。
 そして――
「やめてええええっ!」
 少女の、井原千夏の血を吐くような絶叫が響いた。
 そして、視界の隅で爆発する眩い光。


 バラバラと雨のように、黄緑色の血が巻き散らかされる。
 誰かに身体を抱き上げられる感じがして、俺はゆっくりと瞳を開く。
「…………!?」
 思わず、俺は絶叫しそうになった。
 俺を抱きかかえ、鉄格子に覆われた上空を飛び上がったのは、あの忌まわしい鎧の死神スローターだった。その手には、ベットリと血に汚れた槍が握られている。
「うわ、何でお前が……?」
 上擦った声で質問し――、俺は下を見る。
 丁度、縦に両断されたナナシが、左右に分かれながらズルズルと台座から滑り落ちてゆくところだった。
「って、ことは……?」
 もう一度、俺はスローターを振り返った。いつの間にか、その顔を覆っていた髑髏の仮面は消え失せていた。
「井原……?」
 呟き、思わず首を傾げた時だった。
 鳥籠の世界の天蓋が弾け飛び、優しく清々しい光が差し込む。それは麻薬のように俺を酷く幸せな気分に浸した。
「きゃは、歩。大成功だったね♪」
 意識が遠のく寸前、どこかでアマリリスの弾んだ声を聞いたような気がした。
 ……どうやら俺は賭けに勝った様だった。

■4■

「――あ、それと一つ、言い忘れていたわ」
 ゆっくりと目を開けた俺に金城が言った。
「この間、貸した手鏡。歴史的にも価値のある物だから、壊したりしないでね。どんなに安く見積もっても、4000万円は下らない品だから」
「……あの」
「あら?」
 少し金城が首を傾げた。
 驚いたことに、その口元には微かな笑みが浮かんでいた。
 何だ、この女、笑うのか……?
 想像以上に綺麗なその笑顔に俺は思わずドキッとしてしまう。
 そんな俺の内心を知って知らずか、金城は言った。
「ひょっとして、もう帰ってきたの? 早かったのね……。と言っても、こっちと向こう側じゃ時間の流れが違うけれど」
 再び、俺は商店街のタバコ屋の前に立っていた。
 店番の婆さんが胡散臭そうな目つきで俺達を見ているところまで元のまんまだ。
 何とか、生還できた……らしい。
 ヘナヘナと俺はその場に座り込んでいた。
「怪我は?」と金城。
「怪我はしていないの?」
「あ、それは大丈夫」
 彼女を見上げながら俺は軽く手を振った。まだズキズキと痛むが鼻血は既に止まっていた。後でコンビニでも行って氷を貰って冷やしておこう。
 そんなことよりも……
「金城さん、俺、ちょっと話が」
「あんたら、さっきから何をしとるんかね?」
 言いかけた俺をさえぎるようにして、話しかけてきたのは店番の婆さんだった。
「この辺でおかしなこと、せんといてよ?」
「大丈夫です。もう、全部終りましたから」と金城。
「ええ、そうです」俺も適当に相槌を打つ。
 首を振りながら婆さんは店の奥に引っ込んでいった。
「金城さん」
 俺は言った。
「言われた通りにしてきたけれど……これで、俺達、助かるのかな?」
「ええ、今日のところはね」
 頷き、金城が言う。
「今回の事件自体がトラウマになっているから、多少の後遺症は残るかも知れないけれど、大した影響力はないはずだわ」
 本当かよ……?
 早くも俺は不安になってきた。しかし、その前に俺は一つ、彼女に言っておかねばならないことがあった。
「それと、金城さん……」
「何?」
「さっきも話に出たんだけど。この間、貸してくれた手鏡」
「ああ、あれ。あれがどうしたの?」
「その、なんて言うか、今、いろいろあって――」
 俺はおずおずと上着のポケットに入っていた、鏡の破片を取り出して言った。
「割っちゃったんだよね……」
 てへっ、と俺は可愛く舌を出してみた。
 舞台にカーテンが引かれていくように、金城の顔からあらゆる表情が消滅していった。
 一瞬、地球上の全てから音と言う音が消える錯覚を覚える。

 ――そして、俺の新たなる恐怖が始まったのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています

浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】 ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!? 激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。 目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。 もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。 セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。 戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。 けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。 「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの? これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、 ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。 ※小説家になろうにも掲載中です。

ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!

クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。 ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。 しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。 ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。 そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。 国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。 樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。

最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である

megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。

【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活

シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!

王女様は聖女様?おてんば姫の大冒険~ペットのドラゴンが迷子なので冒険者になって探しに行きます!~

しましまにゃんこ
ファンタジー
アリシア王国の第3王女ティアラ姫には誰にも言えない秘密があった。 それは自分が全属性の魔力を持ち、最強のチート能力を持っていた「建国の賢者アリシア」の生まれ変わりであること! 8才の誕生日を境に前世の記憶を取り戻したものの、500年後に転生したことを知って慌てる。なぜなら死の直前、パートナーのドラゴンに必ず生まれ変わって会いにいくと約束したから。 どこにいてもきっとわかる!と豪語したものの、肝心のドラゴンの気配を感じることができない。全属性の魔力は受け継いだものの、かつての力に比べて圧倒的に弱くなっていたのだ! 「500年……長い。いや、でも、ドラゴンだし。きっと生きてる、よね?待ってて。約束通りきっと会いにいくから!」  かつての力を取り戻しつつ、チートな魔法で大活躍!愛する家族と優しい婚約者候補、可愛い獣人たちに囲まれた穏やかで平和な日々。 しかし、かつての母国が各国に向けて宣戦布告したことにより、少しずつ世界の平和が脅かされていく。 「今度こそ、私が世界を救って見せる!」 失われたドラゴンと世界の破滅を防ぐため、ティアラ姫の冒険の旅が今、始まる!   剣と魔法が織りなすファンタジーの世界で、アリシア王国第3王女として生まれ変わったかつての賢者が巻き起こす、愛と成長と冒険の物語です。 イケメン王子たちとの甘い恋の行方もお見逃しなく。 小説家になろう、カクヨムさま他サイトでも投稿しています。

【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました

小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。 しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!? 助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、 「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。 幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。 ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく! ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

処理中です...