幼馴染

レイティア

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◯◯side

告白〜阿山 千佐子

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教室には瀬島君が1人、座って待っていてくれた

ガラッ

瀬島君が私の方を見る

「これ、君?」

私が頼んで入れてもらった手紙をヒラヒラとさせる

「そう、です」
「ふぅん、で、話って?
俺、人待ってるから手短にお願いね」
「は、はい…あの…私、3組の阿山 千佐子って言います…その…」

緊張で変な汗がでる

喉もカラカラで、言おうと思っていたことも、喉につっかえて出てこない

言うんだ!千佐子‼︎

「‼︎瀬島君!好きです、付き合ってください‼︎」

言えたぁ!

「…俺、君のことあんまり知らないから、ごめん」
「なら!これから知ってよ」

まだ、私の事が分からないから、だからダメなんだったら、知ってもらえれば…

「…無理、俺、好きな奴が居るから」
「‼︎」

目の前が真っ暗になった

「そっ…か…」

あぁ、琴真の言う通りだ

私、振られちゃった…

私は瀬島君に泣いてるところを見られたくなくて、琴真の居る昇降口に走った


昇降口で、私は琴真に勢いをそのままに抱きついた

琴真は私の突撃に、よろけながらも受け止めてくれた

阿山「フッ…ヒック…グス…」
死野宮「千佐子…だから振られるって言ったでしょ?」
阿山「…」

私は頷くことしか出来ない

琴真は私の背中を優しく撫でてくれた

私達は昇降口の近くにある、特別教室に入った

琴真は私を抱きしめてくれてる

死野宮「千佐子、千佐子は瀬島君が好きで突っ走って知らないと思うけど、瀬島君、幼馴染の関川君が好きだって噂よ」
阿山「⁉︎でも…グス…関川、君って…男の子じゃ…」

驚いて私の涙は止まった

死野宮「千佐子、好きって気持ちに性別なんて関係ないよ
好きになったなら、それが全て」
阿山「…」
死野宮「ふぅ、これ、貸してあげる」

袋に入った四角いもの

多分本だ

阿山「ありがとう…」
死野宮「はいはい」

私は琴真と別れ、家に帰った


琴真が貸してくれたのは男の子同士でくっついてる漫画だった

所詮BLと呼ばれるもの

好き会い付き合ったが、それがバレ、虐められる恋人を守り合い、親に否定されながらも一緒に居続ける2人

最後は親も受け入れられ、幸せに暮らしていく話


あぁ、好きに性別は関係ないって、本当だな…


私は胸がキュンキュンして止まらなかった






こうして…阿山 千佐子と言う腐女子が誕生した
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